THE KING OF STREET FIGHTERS 作:本城淳
ライバル戦…ヒロインチーム
春麗…キムチーム(キム)
ストリートファイター2春麗ステージ
キム「これはこれは春麗刑事。この度は色々とお世話になりました」
春麗「そ、そのチームで決勝まで勝ち上がってきたの?相当の腕前だとは聞いていたけど、ここまでとはね」
キム「はっはッはッ!正義の心があれば何だって出来るんですよ。春麗刑事もいかがですか?テコンドーを通じて正義の道を極めてみるのは?」
春麗「え、遠慮しとくわ。何事も過ぎれば毒よ。あなたの正義はやりすぎだと思うわ」
ホンフー「春麗刑事!言ってやって下さいっちゃ!キムの正義はやり過ぎばい!」
舞「あーあ。キムに捕まったのは今回、あなただったのね?テリーにダック、ビッグベアにホワ・ジャイと際限ないわね。ここまでくると1つのカルト集団だわ」
スカロマニア「むむっ!正義の在り方をバカにするのか!」
いぶき「これは既に正義とかそういうのじゃないような気がするんだけど……」
レイレイ「まあまあ。難しいことは後にしてさ、とにかく決勝を終わらせちゃおうよ」
マリー「そうね。こっちは仕事だし、どちらが正しいかなんてのは強い方が決めること」
春麗「マリーの言うとおりだわ。どんな立派なご高説も、力がなければそれはただの理想論。私は進まなければならないの。正義でも悪でもない、ただ私の為に」
キム「力なき正義は悪……ですか。良いでしょう。私の正義に力がないかどうか、試してみていただきましょうか。テコンドーの真髄、見せましょう」
春麗「そもそもあなたには犯罪者隠匿の罪もあったわね。観念しなさい!」
不知火舞…貴族チーム(バルログ)
富士急流下り(餓狼伝説2舞ステージ)…炎龍陣(餓狼2舞のテーマ)
バルログ「くっくっくっくっ……やっとお会いすることができましたよ?日本の忍者の最高峰。不知火舞」
舞「あら。光栄だわ?シャドルー四天王と言われているスペイン貴族のバルログさんが私をご存知だったなんて」
バルログ「美の虜である私があなたを知らないなんて、そんな罪な事があるわけがありませんよ。その玉のような肢体を切り刻む日を何度夢見たことか……」
舞「噂に違わない変質者ぶりね。残念だけど、私はアンディ以外の人に体をどうこうされるつもりはないの。お引き取りねがえるかしら?」
デミトリ「くっくっくっく……そうはいかない。これほどの美しい御嬢様方を相手に手を出さぬ方が失礼であると言うものだ……」
春麗「デミトリ。久し振りに会ったかと思えば、バルログ並に変態ぶりね?」
いぶき「こ、この人は裏世界のドンのシュトロハイム家当主、ヴォルフガング殿!この人の首を取れば卒業出来るかも!」
クラウザー「ふん。この私も舐められたものだな。中々取れぬ首だからこその私だとわからないのかね?」
マリー「シュトロハイム家当主、魔界の貴族、シャドルーの四天王の中に混じってあなたがいるなんてね」
エリザベート「これも貴族のしがらみだ。自由なお前たちが羨ましい」
舞「闇に生きる忍もめんどくさいけど、貴族もめんどくさいものね?あなたみたいに歪むのもわかる気がするわ」
バルログ「闇に咲く花を切り刻むのもまた、美……」
舞「訂正するわ。やっぱりただの変態よ。歪んだ貴族を誅するのも忍の役目よね?不知火舞!参ります!」
バルログ「ヨーレイヒー!」
いぶき…三種の武神チーム(ガイ)
ストリートファイター3いぶきステージ
いぶき「むむ!武神流のガイ先生!こんなところでお会いするとは!」
ガイ「いぶき殿ではござらぬか。それに不知火舞殿にマリー殿、春麗殿まで……この度はいかようでこの様な危険な大会へ?」
いぶき「それが……その………学校の期末課題でKOSFで優勝せよという任務を受けまして……」
ガイ「むむ?そう言えば貴殿の学校から期末の課題についての協力要請が出ていたでござる。まさかそのような課題が出ておったとは………」
いぶき「はい。出来ればガイ先生にもご協力して頂きたく……」
京「残念だが、それは出来ねぇ相談だぜ?無理難題だったら留年しちまえば良いんだよ。案外、留年も悪くねぇぜ?」
舞「いぶきちゃんは真面目な生徒なの。あんたみたいに成人を迎えてもなお、何年も高校生でいられる神経が理解できないわ。いい加減に卒業したら?草薙流の名折れよ」
庵「ふん。言われているぞ、京。貴様と一緒にいると俺まで馬鹿と思われて迷惑だ。そのまま俺に殺されろ」
マリー「相変わらず、あなた達は仲が悪いわね。チームを組んだときぐらい、仲良く出来ないの?仲間割れをしてくれた方がこっちとしては都合が良いけど」
ローズ「八神。草薙。遊び感覚は止めなさい。オロチやネスツ、それにルガールの事はあなた達も無関係ではないはずよ」
春麗「よく言うわねローズ。あなたの目的もベガでしょう?」
ガイ「そう言うことでござる。草薙殿の言われる通り、己の力量に合わぬ任務から退き、機会を伺うことも忍びとして生きる道でござる。学校の方には拙者から口添えをしておくが故、ここは退かれる方が身のためでござろう」
いぶき「絶対に嫌です!ガイ殿のお口添えがあったとしても留年しないとは限らないじゃないですか!草薙京さんのように留年癖が付いたらどうするんです?!私だって普通の大学に行って普通の恋をしてみせるんですから!」
ガイ「やれやれ。マキ殿と言い、舞殿と言い、近頃のくノ一は勝ち気な者が多いでござるな。仕方がないでござる。言ってもわからぬようならば、実力で押しとおるまででござる。こんな形で不知火流と決着を付けることとなるとは………いざ、参る!」
いぶき「いざ尋常に!」
マリー…アウトローチーム3(クリムゾン・ヴァイパー)
ステージ…餓狼伝説3ブルーマリーステージ(テーマ、ブルーマリーブルース)
マリー「ここまで来てやっと貴方達の尻尾を掴んだわ。ハーイ、S.I.Nのエージェント、クリムゾン・ヴァイパー。初めまして」
ヴァイパー「自己紹介の必要はなさそうね。あなたに知られているなんて光栄だわ。ブルー・マリー。いえ、マリー・ライアンと言った方が良いかしら?」
マリー「驚いたわ。私の本名まで知っているなんて、あなた中々優秀よ?ヴァネッサを思い出すわね?子持ちで赤髪で……フリーのエージェントになるつもりはない?貴方なら私のパートナーにうってつけだわ。今日でシャドルーもS.I.Nもハワードコネクションも無くなるから、次の就職先を探す必要があるでしょ?セス達にも口添えしてあげるし、悪くない条件じゃない?」
ヴァイパー「ヴァネッサ?ああ、エージェントの癖にボクシングで戦う年増でしょ?冗談じゃないわね。それに、本気で勧誘なんかしていないくせに心にも無いことを言わないで。お仲間に『セス』という名前の男がいるのも悪い冗談だわ。あの男はアデスのデュークとも因縁があったわね。リアン・ネヴィルのような戦い方をする私が無事に済むとは思えないわね」
マリー「あら、アデスやリアンの事まで知ってるって本当に優秀なのね?ますますまっとうなエージェントとして鍛え直したくなっちゃうわ」
祟雷「フン、相変わらず生意気な女だ……。それにそこの女。嫌な目を向けてくる。気に入らないな」
祟宗「我々秦の末裔なら、大人しく従うのが道理ではありませんか?」
春麗「秦の始皇帝の末裔、秦兄弟!いえ、その兄弟に取り憑いた先祖の霊、秦空龍と秦海龍。ここであなた達を取り押さえてその魂を祓ってあげるわ。知り合いにそう言うのが得意なのはいっぱいいるのよ?」
いぶき「神楽ちづるさんとか、ダルシムさんとか、一条あかりさんとか、ダークハンターの人とか、そう言うのが得意な人がいっぱいいるよね?それに、秦の秘伝書を持ち帰ったら、主席卒業させてくれるかも?」
アベル「うう………俺の記憶を取り戻す為にも……ここで敗れたら………」
舞「相変わらずルガールやギースのやり口は胸くそ悪いわね。安心しなさい。人格者の柔道家ならば、紹介してあげるから。ちょぉぉぉぉっと女の人にはだらしないけどね。秦の秘伝書を奪うのに協力してくれたらならば、オリンピック金メダリストも紹介してあげる」
ヴァイパー「結局は秦の秘伝書が目的なのね?ダメよ、あれは色々と有用なの。組織にとっても、そして私に取ってもね」
マリー「秦兄弟を拐った目的はやっぱり秦の秘伝書関連だったのね。あれをベガやルガール、ギースの手に渡すわけにはいかないから。覚悟は良い?アーユーレディ?」
はい。大変お待たせしました。
ヒロインチームの完成です。
では各チームの説明を。
春麗……春麗のSNKのライバルと言えば舞ですが、舞が同一チームのため、代わりになる人物と言えばキムでした。
他にもアテナやナコルルとかでも良かったのですが、歳の事を言い合って泥沼にするのも………。という事で、職務上での正義と過剰なる正義のぶつかり合いにしてみました。顔が広すぎますね、春麗。
チャンやチョイを監禁していることでキムは春麗に目を付けられていそうですし、ホンフーは春麗に助けを求めそうですが。
舞……忍者対決&美の対決という事でバルログにしてみました。春麗はデミトリと(敵としても味方としてもモリガン共々)何度も顔を合わせていますし、クラウザーは世界レベルの賞金首であるため、いぶきのターゲットにもなるでしょう。マリーとエリザベートはアッシュ編で面識がありますし。
いぶき…正直悩みました。オロ関連で攻めるか忍者関連で攻めるか……。京の留年ネタを持ってくる為に忍者方面で攻めてみましたが。
ポケットファイターでも少し絡みがありましたので、それも考慮の一部ですね。
マリー…ヴァネッサネタや(両方の)セス、それにリアンネタでクリムゾン・ヴァイパーにしました。誰をライバルにするかが本当に悩みました。選択肢が多い割にはカプコン絡みのアウトローが中々決まらなかったのです。
舞がいることによりアベルや秦兄弟との絡みを何とか無理やり持ってくることが出来ました。
それでは次回もよろしくお願いいたします。