THE KING OF STREET FIGHTERS   作:本城淳

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ライバル戦…女子高生チーム

麻宮アテナ…魔界1チーム(ジェダ)

中国古寺院(KOF94サイコソルジャーチーム)

 

ジェダ「ああ……なんと清き魂……アースランド家やアンブロジャが好みそうな魂よ。しかしながら、人間界とはかくも罪深き事か……。かのヴィクトリア王国のアテナ姫の末裔も、人間の罪の中ではかくも穢れてしまうのか………」

 

アテナ「な、なに?この人達は人間じゃない……。それにオロチ八傑集!この人達は三種の神器が倒した筈なのに!」

 

ジェダ「お前達人間の常識で物を語らないでもらおうか。魂の救済の前に、このような事は造作でもない」

 

アテナ「そんな……ルガールやベガは、こんな人達も呼び寄せてしまうなんて………」

 

キュービィ「オイシソウ……コレ、タベテモイイ?」

 

さくら「この女王蜂みたいなの……見たことがある!あの魔界村での戦いの時に乱入してきた子達だよ!リュウさん達が倒したはずなのに!」

 

ゲーニッツ「救いがたいものです。目の前の現実を受け入れられないとは……。人間は自然を破壊し、文明を手に入れた事により退化してしまったようですね。ああ、やはり人間は滅ぼすべき存在のようです」

 

あきら「英雄先生が言っていた「魔界」とかいうやつらみたいね。聞いていた通り、気持ち悪い奴等だよ」

 

雛子「あのぅ………皆さんがおっしゃられる事のほとんどがわからないのですけど………そんなにつんけんしていないで、お相撲を取ればよろしいのでは無いですか?特に白い頭のあなた、非常にお相撲向きですよ?」

 

社「良いぜ………いくらでも投げてやるよ。そのまま死んじまっても知らねぇけどなぁ!」

 

アテナ「もしかして、来るべき災厄と言うのは魔界や常世の侵略?私達の力はこういう時の為に………」

 

ジェダ「さぁ、時が満ちたようだ。今こそ魂の救済を始めるとしよう」

 

アテナ「私のサイコパワーは、あなた達のような人からみんなを守るためにあるの!私達は決して負けないわ!麻宮アテナ、いっきまーす!」

 

 

四条雛子…日本武術チーム(エドモンド本田)

遊園地ステージ(KOF2002UM美少女格闘家チームステージ)

 

雛子「あ、あ、あなたは!」

 

本田「ほう、いつかは会ってみたいと思っていたぞ。おなごでありながら相撲を格闘スタイルにする女子高生がKOFで戦っておるなんて、世界は広いのぅとな!」

 

雛子「はい!大ファンです!エドモンド本田さん!ストリートファイターとしての活躍もお聞きしておりましたわ!いつか一緒に取り組みが出来る日が来ると夢見ていました!」

 

本田「おおっ!ワシもそう考えていたんじゃ!角界も伝統や格式ばかりを気にせんで、おなごを参加させるべきじゃのう!あんさん見とったら、益々そう思うて来たわ!その為にももっと相撲の素晴らしさを世に広める為に、ストリートファイトの世界巡業は必要じゃのう!」

 

あきら「まぁ、岩の奴も相撲をスタイルにしてるし、良いんじゃない?大門五郎もそうして日本チームの顔になっているわけだし」

 

大門「うむ!やや賛成だ!」

 

さくら「やっぱりストリートファイトって気持ちいいよね?ほくとさん?」

 

ほくと「どちらでも良い」

 

香澄「むむむ……私だって女子高生なのに何故このチームに呼ばれない!それに麻宮アテナ!お前はいつまで女子高生なんだ!草薙京よりも女子高生歴が長いんじゃないのか?」

 

アテナ「そ、そんなことありません!だって私、永遠の女子高生なんですから!もぅ、怒りますよ!?ねぇ?さくらさん?」

 

さくら「あれ?そう言えばあたし、時々大学生だったり体育教師だったりすることがあるような………」

 

雛子「そうですね。長い人は40年、短い人でも20年は高校生をしていると思いますよ?」

 

アテナ「ストーップ!KOFの世界は20年以上時間が止まってるから良いんだよ?雛子ちゃん!」

 

本田「う、うむ………これ以上は触れてはならん会話になりそうだから、とっとと始めるぞ?四条のお嬢さん」

 

雛子「はい♪憧れのエドモンド本田さんとの大一番、胸をお借りしますね?よー!ドスコーイ!」

 

 

春日野さくら…弟子チーム(矢吹真吾)

東京杉並区公園(ストリートファイターゼロ3 さくらステージ(BGMはストゼロ2))

 

さくら「えっと……草薙京さんの弟子の矢吹真吾さん…ですよね?KOFでの活躍はいつも見ていますよ?」

 

真吾「こ、光栄ッス!俺も春日野さんの事は草薙さんから聞いているッスよ?年下で草薙さんと戦える人は中々いないって喜んで語ってました!」

 

さくら「そうなんですか?草薙さんはとても強かったです!私の心の師匠のリュウさんの動きを真似しただけなんですけどね?そう言えば真吾さんも草薙さんと動きが似てますよね?そういう点では私と真吾さんは似てると思いませんか?」

 

真吾「俺もそう思っていたところッス!まるで鏡の中の自分を見ているようッスよ!草薙さんと俺、リュウさんと春日野さんの師弟コンビチームとか組みたかったッスね!」

 

ダン「待て待て待てオラァ!さくらの師匠は俺だコラァ!なんなら真吾とショーン!オメェもサイキョー流の門下生として迎えてやっても良いんだぜ!?」

 

あきら「止めておきなよ。さくらが辟易しているのがわからないの?あんたはむしろ極限流あたりの弟子になるべきじゃないか?」

 

ダン「んだとコラァ!ショーンからも言ってやれ!」

 

ショーン「えっと………俺はむしろサイコソルジャーチームのアテナさんに興味があると言いますか……」

 

アテナ「私に……ですか?」

 

ショーン「はい。カポエラ使いの桃子ちゃんはサイコソルジャーチームのメンバーでしたよね?俺、カポエラ使いの家に産まれたんで、彼女のチームメイトのアテナさんにすごく興味があるんですよ!歌手としても有名ですし!」

 

アテナ「そうなんですか?じゃあファンの為にも失望させないように頑張らないといけませんね!」

 

アリス「じゃあ私は雛子さんですね!キングさん、舞さん、香澄さん、香排さんと一緒に女性格闘家チームを組んでいた雛子さんは私の先輩です!是非とも胸をお借りしたいでーす!」

 

雛子「あらまぁ。私が女性格闘家チームの先輩だなんて光栄ですぅ。頑張りませんといけませんねぇ」

 

真吾「良い感じで盛り上がってますね!そう言えば俺にはライバルがまだいなかったッス!春日野さん、俺のライバルになってくれないですか?一流の格闘家にはライバルが必要ですし!本当は八神さんの弟子が良いッスけど、あの人は弟子とか取りそうにないですし……」

 

さくら「ライバルかぁ……うん!真吾さんなら神月さんのように良いライバルになれそうだよ!じゃあ早速、ライバル同士で優勝を決めよっか!」

 

真吾「わかりました!クールに行こうぜ……真吾」

 

さくら「行くよ真吾さん!負けないからね!真の格闘家を、私も目指してるんだから!」

 

 

風間あきら…ヤンキーズチーム(風間醍醐)

 

あきら「兄さん……やっと見つけた……」

 

醍醐「あきらか……今更合わせる顔が無かったのだがな……」

 

あきら「兄さん……何で何も言わず、姿を消してしまったの?外道高校のみんなは兄さんの帰りを待っているのよ?」

 

醍醐「外道高校にはエッジや岩がいる。それにお前はもはや俺よりも立派だ。外道高校にとっても、お前にもとっても俺はもう不要だろう」

 

雛子「ダメですよ?ご学友や家族という物は、とても大切なものなんです。そうですよね?あきらさん」

 

バツ「良いことを言うぜ?四条雛子。俺も親父や学校の友達との間には色々とあったけど、大切な人であることには変わりがないからな。一度は向き合った方が良いぜ?」

 

アテナ「そうですよ。ほら、学校も卒業しなくちゃいけませんし。私の知り合いの草薙京さんのように何年も卒業しないというのはダメですよ?」

 

溝口「せやな!ワシももう十年以上卒業してへんわ!流石は40年以上も高校生をやってる麻宮アテナや!言葉の重みが違うで!」

 

アテナ「何を言ってるんですか!私は一度も留年なんてしてません!私は永遠の女子高生なんです!」

 

キサラ「あれ?そう言えば私も何年女子高生をやってるんだろ?まぁいっか。働くとかダルいし。あたしは条さえいれば文句ないからね」

 

さくら「ジョーさんってムエタイ使いのバツさんやデミトリさんや天童剴さんに声が似た人ですか?意外!」

 

キサラ「ジョー東の事じゃないから!流石はリュウやケンとかいう半蔵や風魔に似た変な奴に憧れてる枯れた女だよね?あんた」

 

さくら「むっ!リュウさんは変な人じゃありません!」

 

キサラ「どっちでも良いよ。ほら、家族の事とか、留年がどうとかはもう後にしてさ。どっちのチームが世界最強の高校生か決めようじゃん?元々そういう大会だし」

 

醍醐「そうだな。偶然にもここには高校生しかいない。一人、高校生と言うには無理がある奴がいるが、世界の最強の高校生を決めるのも悪くはないだろう」

 

あきら「ふふふ。世界の番長を決める戦いね?だったらここで兄さん達に勝って、世界一のスケバンとして兄さんに命令するわ。家や学校に帰ってきてって……だから、しっかりしなくちゃ………行くよ!」




はい、今回はここまでです。

それでは説明を。

アテナ
長いこと語られている割には来るべき災厄の事に触れられていないアテナや拳崇のサイコパワー。
なので明らかな災厄である魔界の住人やオロチ復活の原因となっているジェダをライバルに持ってきました。姫のアテナでも良かったのですが、丁度さくら(とかりん)がNAMCOXCAPCOMでキュービィと戦っている事や、同時にジャスティス学園の英雄&響子、バツも同シリーズで魔界に関わっていたことからあきらも魔界の存在を知っているという事にしています。更に突っ込めば恭介もモリガンやらデミトリと関わっていますし。
雛子は(乾いた大地の)社と投げキャラ同士の共通点から無理矢理ですね(^_^;)

雛子
日本武術チームでも触れましたが、相撲対決という事でエドモンド本田との対戦となります。関係的にはストゼロ3におけるザンギエフとレインボー・ミカのような関係となるでしょうか?
もし香澄と雛子を入れ換えていたならば、レインボー・ミカがライバルとなっていたかも知れません。エドモンド本田対ザンギエフ(師匠対決)、雛子とレインボー・ミカ、大門五郎とライデン(SNK投げキャラ対決)、ほくととラモン(暗殺者対エージェント)。あれ?そっちの方がむしろ自然のような?
代わりに女子高生チームに香澄だったとしたならば香澄対リョウ(アンチ極限流)、アテナ対リュウ(アンチサイコパワー)、さくら対ユリ(フラワー対決)、あきら対ケン(無理矢理ひなたつながり?)。
うん、チーム編成を間違えましたかね?(今更)
途中のメタなやり取りについてはKOFMI2における京とアテナのやり取りのオマージュです。

さくら
リュウと京がカプエスの主人公同士ならば、その弟子とも言えるのはさくらと真吾という事で、この組み合わせになりました。雛子とアリスは舞を通じて女性格闘家チームの先輩と後輩の間柄。一方でダンはさくらからあきらの事は聞いているでしょうし、ショーンはアテナ(と桃子)の事は知っているでしょうから一方的にライバル視されていそうです。さくらとダンが中心になっていそうなチームですね。

あきら
ある意味では風間兄弟を間に挟んだ高校生チーム対決とも言えます。同時に雛子戦でもあったメタなネタをぶちこむ内容となりましたが。
あきらは風間兄弟と、アテナは溝口とのメタネタを、雛子はバツとの岩を通じたネタを、さくらはキサラとの熱血対ギャル対決を……といったかんじでしょうか?

それでは次回もよろしくお願いいたします。
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