THE KING OF STREET FIGHTERS   作:本城淳

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戦場のヒートガイ
ラルフ・ジョーンズ…マーシャルアーツ+ハイデルン流暗殺術
(タンク、怒シリーズ、KOFシリーズ)

戦場のクールガイ
クラーク・スティル…マーシャルアーツ+ハイデルン流暗殺術
(怒シリーズ、KOFシリーズ)

元マシンソルジャー
キャミィ…デルタレッド格闘術
(ストリートファイターシリーズ)

理想の国家の建国
ロレント…軍隊格闘術
(ファイナルファイト)


新・怒チーム

ロレント(くっ…軍人が統治する完全平和を守るための理想国家の建国、その志半ばにして我輩が帝国主義の者共に捕獲されようとは不覚!)

 

アメリカ空軍の営倉にロレントは拘束され、たくさんの厳重な監視の元に座らされていた。

そこに彼を捕まえた三人の人物が現れる。

 

ラルフ「ムチ子。奴はどうだ?」

 

ウィップ「私はムチ子ではありません。いい加減にしてください。アックス小隊のサリー、またはウィップです」

 

ラルフ「わかったわかった。覚えていたらそう呼ぶぜ」

 

ウィップ「そう言いながら1度も直したこと無いじゃないですか………」

 

ぶつくさ言いながら監視に戻るウィップ。

 

ラルフ「よう、元マッドギアのコマンダー、ロレント。相変わらず世間を騒がせているみてぇだな?」

 

ロレント「貴様のような奴がいるとはな。この我輩がたった三人に敗れるなどメトロシティ以来の事だ。デルタレッドのキャミィは知っているが、貴様ら二人の名を聞きたい」

 

ラルフ「おいおい。ジュネーブ規定で質問に答えるのは捕虜の方の義務だぜ?ましてやお前の扱いは捕虜ではなく国際テロリストの扱いだ。立場がわかってるのか?」

 

ロレント「名前くらいならよかろう?いずれ我輩が軍事国家を建国した際には貴様ら三人とデザートイーグルを構えるそこの女をスカウトしたい」

 

ハイデルン「私の自慢の部下達を引き抜かれては困るのだがね。ロレント」

 

ハイデルンの登場に姿勢を正して敬礼するラルフ達。

 

ロレント「貴様は『怒』部隊のハイデルン。そうか、貴様らが伝説のラルフとクラークか」

 

ラルフ「俺達も有名になったもんだ。なぁ?クラーク」

 

クラーク「ほとんど大佐の功績ですがね。まったく、普通なら命がいくつあっても足りないことばかりですよ」

 

ロレント「高名なハイデルン司令直々に登場とは…我輩の国家に協力する気になったのか?」

 

ハイデルン「魅力的な誘いは有り難いが、生憎と部下達が私を手放さないのでな。それで本題なのだが」

 

ロレントの皮肉を巧みに返して返答するハイデルン。

そんな言葉遊びをする暇はハイデルンにはなく、進行中の作戦準備を進めなければならない彼は、早速本題に入る。

 

ハイデルン「本来なら君はFBIに引き渡され、然るべき法に照らし会わされる存在だが、彼らと取引をして君にはある作戦の手助けをしてもらうこととなった」

 

ロレント「我輩が作戦の手助けだと?ふんっ!帝国主義の犬になれと言うか!」

 

ラルフ「まぁまぁ、最後まで聞けよ。これを見てみろって」

 

ラルフは招待状のコピーをレオナに渡す。

レオナはプロジェクターに映し出し、拘束具で身動きの出来ないロレントにも出来るようにする。

 

ロレント(シャドルーにR&B…どちらも兵器製造、密造や横流しで儲けている世界的犯罪組織と企業。そこのラインを押さえれば我輩の理想国家建国に一歩近付く。それに、きゃつらを野放しにしては我輩の国の障害になりかねん連中だ。今のうちに潰しておけば一石二鳥となるだろう)

 

ロレント「なるほど、どちらも我輩の邪魔となる組織だ。それを潰す作戦なのだな?」

 

ラルフ「悪くねぇ話だろ?俺達はお前を戦力にできる。お前は邪魔者の排除ができるし、働き次第じゃ減刑も夢じゃねぇ」

 

ロレント「良いだろう。このままFBIに引き渡されても死刑になる未来しか見えん。それならば貴様達に協力した方がまだ建設的だろう」

 

ハイデルン「決まりのようだな。それでは、貴様の身柄はラルフとクラークに移す。後は頼んだぞ?ラルフ」

 

ラルフ「了解だ。とりあえず、大会までは現状維持だ。逃げられると思うなよ?」

 

ロレントを放置して退室する怒部隊の面々。

 

ロレント(ふんっ!利用するだけした後はFBIに引き渡すつもりだろうが、そうはいかん!隙を見て逃げ出してやる)

 

ロレントの黒い笑みが営倉に響いた。

 

 

廊下

 

キャミィ「働き次第では減刑。そんな取引をしてよろしかったのですか?ラルフ大佐」

 

ラルフ「そんな取引なんてしてねぇぜ?キャミィ。かもしれない…とは言ったがよ」

 

クラーク「キャミィちゃん。大佐はただの脳筋ではない。詐欺紛いの話術程度はできる脳筋なんだ」

 

キャミィ「なるほど。考えられる脳筋…というわけですか。覚えておきます」

 

ラルフ「そういうことだ…ってクラーク!誰が脳筋だ!誰が!キャミィも可愛くねぇな!うちのレオナみてえだぜ!」

 

キャミィ「怒部隊の隊風に合わせてみました」

 

レオナ「キャミィ。それで良いわ」

 

ラルフ「レオナてめぇ!」

 

キャミィ(どことなくデルタレッドと同じ雰囲気がある。戦闘時でなければ冗談も言うしアットホームなところもある。伝説の傭兵と聞いて緊張したけど、上手くやれそうだ)

 

ラルフ(デルタレッドのお嬢さんも、変な緊張が取れたみてぇだな。それに、ロレントさんよ、簡単に俺達を出し抜けるなんて思うんじゃねぇぜ?)

 

 

 

 




かなり難産でした。ジョジョの方も(。・ω・。)

このチームはバランスが取れてるチームですね。
飛び道具が無いこと以外は。
パワーファイターのラルフ、投げキャラクラーク、スピードのキャミィ、トリッキーファイターのロレントと意図した訳ではなかったのですが、いいチームが出来ました。
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