―聖杯合戦 リンク継続中―
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梨「きゃあっ!」
謙「そろそろおしまいか、セイバーもアーチャーもまとめて俺が倒す」
曜「梨子ちゃん避けて!!『
一か八か、曜は梨子の影から宝具を放つ。
一直線に走る巨大な魔力の剣は巻き込むもの全てを破壊するが、それでも謙吾の虚を突くことは出来なかった。
剣を降り終え、息が上がった曜と痛みで動けない梨子の元に謙吾が詰め寄る。
謙「さあ、このまま指輪を破壊されるか、それともまだ抗って痛みを受けるか、どちらかを選べ」
曜「そんなの…こんなところで諦める訳には…」
謙「…無闇矢鱈と立ち向かうのは時に身を滅ぼすぞ」
?「そうね、私もそう思うわ」
謙「む?」
曜「その声…」
梨「鞠莉…ちゃん?」
鞠「チャオ~。二人とも、よく頑張ったわね」
謙「Aqoursのライダーか、その様子だと誰とも戦っていなさそうだが」
鞠「ええ、だってみんな想いを持って戦っているんだもの、正義のヒーローが邪魔をするのは無粋でしょ?」
謙「だがこの状況はどうなのだ?そこの二人もマスターのために戦うという想いは持っているように見えるが」
鞠「ボロボロになった仲間を助けるのもヒーローよ?それでね、セイバーさん。マリーと取引しない?」
謙「取引?」
鞠「そ、私はこの二人が傷つくのを見たくない、けどあなたはチームのために二人を倒さなくちゃいけない。だから、ここで二人の指輪をあなたに渡す。そして私と仕切り直しで戦うの」
曜「ちょっと鞠莉ちゃん!?」
鞠「さっき梨子も言ってたでしょ、曜が傷ついてもチカっちは悲しむわ、当然、梨子もね」
梨「けど…」
鞠「大丈夫、あなた達の分まで私は戦える。だって私はライダーよ?」
曜・梨「………」
謙「そちらの話がまとまれば、俺はそれでも構わん」
曜「ライダーだから何が大丈夫なのかよく分からないけど…確かに私は千歌ちゃんが悲しむ顔は見たくない、だから託すよ、鞠莉ちゃんに」
梨「私も、また鞠莉ちゃんに任せてしまうのは気が引けるけど…」
二人はそう言って、指輪を鞠莉に渡す。
この時点で、Aqoursのサーヴァントは鞠莉=ライダーのみになった。
鞠「はい、セイバーさん」
二人から受け取った指輪を鞠莉は謙吾に向かって投げる。
謙吾はそれを竹刀で簡単に破壊する。
謙「それでは、仕切り直しと行こうか」
鞠「まだ気が早いわよ、私の準備が整っていないもの」
鞠莉は片手に持っていたベルトを腰に巻き、今となっては珍しくなったガラケーを取り出す。
曜「ま、鞠莉ちゃん?」
鞠「まあ見てなさいって」
鞠莉はガラケーをスライドさせ、テンキーを9 1 3の順に押し、エンターキーを押す。
『
野太い男の音声が響き、キュインキュインという機械音を発するガラケー、鞠莉はそれを天高くかざす。
鞠「変身!!」
天高くかざしたガラケーをベルトの穴に差し込み、しっかりとはめる。すると
『
という音声と共に鞠莉の体が金色に包まれ、黒い装甲に金のラインが走る姿へと変わる。
謙・曜・梨「ライダーってそういうこと!?」
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校庭の端に作られた、脱落者用のスペース。
そこにはAqoursで脱落した面々と千歌がいた。
千「残り1人、鞠莉ちゃん…」
果「相手は?」
千「残り3人、セイバーとアーチャーと筋肉さん」
ダ「そろそろ復活枠を誰にするか決めないとならないのではないですか?全員が脱落する前に復活させないと、負けになってしまう可能性もありますわ」
千「それもそうか、うーーん」
その時、校舎の裏側から金色の光が瞬く。
その光を見た者の内、反応したのは果南とダイヤだけだった。
果「まさか、鞠莉!」
ダ「鞠莉さん!」
千「二人とも、鞠莉ちゃんがどうかしたの?」
果「千歌、鞠莉のクラスはライダーだよね!?」
千「う、うん。そうだけど」
ダ「ライダークラスであの光…果南さん、鞠莉さんは…」
果「間違いなく使ったね、あのベルトを」
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鞠「このカイザギアは小原家の総力を集めて作ったの。まさかこんな所で使うことになるとはネ~」
梨「いや、むしろ普段使うことなんてありえないんじゃ…」
謙「仮面ライダーか、相手にとって不足なし」
曜「いや、不足なしどころか並大抵の人間じゃ歯が立たないと思うけど」
鞠「ちゃんと武器も揃ってるの、だから…」
鞠莉は腰にぶら下げたカイザブレイガンを取り外し、ガンモードにして光弾を放つ。
謙「せやぁっ!」
謙吾はその光弾を竹刀で叩き落とす、12発全てを落とし切った所で今度は謙吾が仕掛ける。
謙「てぇぇぇぇぇ!!」
ブレイガンを持つ手を狙って小手を打つが、それは新たに放たれた弾丸によって阻まれる。
謙「何っ!?」
鞠「ふっふーん、すごいでショ?」
鞠莉はベルトからカイザフォンを取り外し、ブラスターモードにして謙吾を牽制する。
鞠「さらにこれをこうして…」
カイザフォンをベルトに戻し、フォンに付いているミッションメモリーをブレイガンに装填する。
するとブレイガンの下部から刀身が伸び、ブレードモードへと変わる。
逆手にブレイガンを構え、鞠莉は謙吾の竹刀と幾度となく切り結ぶ。
謙「やるなライダー、その姿、伊達ではない!」
鞠「あなたも相当やるわね、さすがセイバーなだけあるわ」
謙「だが、俺にも譲れぬ矜恃がある。倒させて貰うぞ、仮面ライダーカイザ!!」
謙吾は竹刀を正面に構え、魔力を練り上げる。
謙「宝具発動!」
練り上げられた魔力によって、謙吾自身のスピードも上がる。
曜と梨子の眼には追えない速度で謙吾が必殺の面を繰り出す。
謙「『めぇぇぇぇぇん!!』」
それを鞠莉はガンモードにしたブレイガンで応戦しながら後ろに飛んで避ける。
一度目の面を振り終えた謙吾は竹刀を再度持ち上げ、鞠莉に肉薄する。
謙「『うめぇぇぇぇぇん!!』」
鞠「梅ですカ!?」
口ではそう言いながら、鞠莉はブレイガンを腰に戻し、逆側からカイザショットを取り外してミッションメモリーを装填する。
鞠「
フォンをスライドさせ、エンターキーを押す。
『
音声と共にショットへエネルギーが送られ、必殺技の準備が整う。
鞠莉は振り下ろされる竹刀にタイミングを合わせて、竹刀とショットがぶつかる瞬間にボタンを押す。
鞠「インパクト!!」
ショットから解放されたエネルギーは鞠莉のパンチに合わせて竹刀へ繰り出される。
物凄い衝撃が空気を震わせ、突風が起こるが、二人とも止まることは無い。
謙吾は反動で上へ上がった竹刀を握り直し、三度目の面を放つ。
謙「『むめぇぇぇぇぇん!!』」
鞠「まだ来るんですカ!」
鞠莉はショットをしまい、再びブレイガンを手に取る。
メモリーを装填し、エンターキーを押す。
『
鞠「スラッシュ!!」
ブレードモードになったブレイガンに貯まったエネルギーと、竹刀とがぶつかり合い、鍔迫り合いの状態で二人は睨み合う。
謙「まさか俺の宝具を単なる武器で相殺させるとはな!」
鞠「今のマリーにとってはこれが宝具のようなものよ」
謙「なるほどな…だが、最後の一撃は簡単には行かないぞ!」
お互いに後ろへ飛び退き、最後の一手の構えを取る。
謙吾はその竹刀に己の全力を込め。
鞠莉はブレイガンを捨て、カイザポインターにメモリーを装填して脚に装着し、エンターキーを押す。
『
謙「『まーーーーーん!!!』」
謙吾は最後の面を気合いと共に繰り出す。
対する鞠莉は垂直に飛び、脚先から黄色のマーカーを出現させそれに向かって両足で蹴りを繰り出す
鞠「スマーーーーーッシュ!!!」
お互いに一歩も引かずに、渾身の技をぶつけ合う。
謙「くっ……うぉぉぉぉぉぉ!!」
鞠「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
謙吾の竹刀が鞠莉を押し返そうと前に動いた所で、強大な力に耐えかねた竹刀が半分に折れる。
謙「な、馬鹿な…!」
鞠「セイバー、討ち取ったりーー!!」
剣を失った謙吾の胸に、マーカーの先端が突き刺さる。
ドリルのように回転しながら、マーカーが謙吾の身体を貫通し、鞠莉はすり抜けるようにして謙吾の背後に着地する。
Xの文字が浮かび上がると同時に、謙吾の指輪が壊れた。
鞠「はーい、あなたの負けネ♪とってもいい戦いだったわ!」
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聖杯合戦現状
Aqours脱落者 セイバー(2名)・アーチャー・ランサー・キャスター・アサシン・バーサーカー
リトルバスターズ脱落者 セイバー(2名)・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカー
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