Aqoursとifにつながる不思議な扉   作:浦風晴斗

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聖杯合戦 第10話

 ―聖杯合戦 リンク継続中―

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

果「鞠莉!!」

 

 真人のパンチをまともにくらい、宙を舞う鞠莉。

 果南は鞠莉の落下地点にスライディングし、受け止める。

 パンチの衝撃でベルトからフォンが外れ、鞠莉の変身も解ける。

 

鞠「果南…ゴメンね、一人しか倒せなかった…ゴメンなさい…」

 

果「そんなこといいから!」

 

真「なんだぁ?そいつの仲間か?見たところまた弱そうなのが来たが」

 

果「また?」

 

真「最強の俺の前にしたらみんな弱いのは当たり前か。だけどそいつはあんまし骨がなかったな」

 

 その言葉に、果南の中で何かが切れた。

 

果「鞠莉をこんなに傷つけて、その上弱いだなんて聞き捨てならない」

 

 果南はアタッシュケースからカイザギアとは別のベルトを取り出して腰に巻く。

 

果「最強かなんだか知らないけど、私はあなたを許さない。今ここで、私がぶっ潰してやる!!」

 

 果南は二つ折りの携帯電話を開き、5 5 5とコードを入力する。

 

Standing by(スタンディングバイ)

 

果「変身!!」

 

 天高く上げた携帯をベルトに差し込むと

 

Complete(コンプリート)

 

 という声と共に果南の体が赤い光に包まれ、仮面ライダーファイズへと変身する。

 

真「お前もライダーってやつか!」

 

果「だったら何!?」

 

 果南はダッシュで真人との距離を詰め、そこからパンチのラッシュを浴びせる。

 元々鞠莉より力がある上、バーサーカーによる補正を受けた果南のパンチは強く、さしもの真人でさえもダメージを受けていく。

 

真「はっはぁっ!中々やんじゃねぇかよ!これは面白くなってきたぜ!!」

 

 対する真人もやられっぱなしではなく、鍛え上げられた筋肉による重いパンチで応戦する。

 ファイズの装甲に守られた果南はそれに怯むことなく、果敢に立ち向かう。

 いつしか戦いは、ゼロ距離での殴り合いへと発展していた。

 

真「そらそらそらそら!」

 

果「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

 幾度とないパンチの直撃、だがお互いに引こうとはしない。

 

果「しぶといね…なら!」

 

 果南は腰からファイズショットを取り出し、メモリーを装填して右手に構え、エンターキーを押す。

 

Exceed Charge(エクシードチャージ)

 

 エネルギーが送られたショットでアッパーカットを繰り出す果南。グランインパクトは真人の腹に直撃し、ついにその体を宙に浮かせる。

 

果「まだまだ!」

 

 果南はすばやくメモリーをファイズポインターに付け替え、再度エンターキーを押す。

 

Exceed Charge(エクシードチャージ)

 

 果南が飛び上がり、真人に向けて赤いマーカーを出現させる。

 

果「クリムゾン……スマーーーーッシュ!!!」

 

 空中で防御体勢を取れない真人に向けて、必殺の蹴りを放つ果南。

 マーカーごと真人を蹴り抜くが、完全に倒した感覚は掴めなかった。

 クリムゾンスマッシュの直撃を受けながらも、真人はなお倒れ込みはしなかったのだ。

 

真「ははは、やるじゃねえか。それでこそ倒しがいがあるってもんよ」

 

果「つべこべ言ってないで早く降参したら?私はまだまだやれるよ?」

 

真「降参ねぇ…それをするのはてめぇの方だぜ!」

 

 先ほどとは比べ物にならないスピードで真人は果南に肉薄し、これまた比べ物にならない力を込めてストレートパンチを放つ。

 果南はそれを避けきれず、またも殴り合いへともつれ込むが、今度は真人が優勢だった。

 

果「あなた…さっきより強くなってない?」

 

真「お前が弱くなったんじゃねぇか?さっきの蹴りで決着着けたつもりだったんだろうが…甘いぜ!」

 

 確かに真人の魔力はこの戦いの中で練り上げられ、時を追う毎に増大していた。

 対する果南はファイズの力があるものの、魔力の総量では真人に及ばない。

 ましてライダークラスに比べ、ベルトへの適応度が低いためにその力を最大限に発揮出来ていないのだ。

 

果「だけど…私は!!」

 

 鞠莉のために、真人を倒さなければならない。今の果南はそれが力の全てになっている。

 その想いは、果南にさらなる力を与える。

 徐々に果南の魔力が増していき、ファイズの力もそれに呼応して強くなっていく。

 

真「へっ!そうこなくっちゃなあ!」

 

果「言ったはずだよ、今ここであなたを倒すって!!そのためなら、私は…私は!」

 

 たとえ負荷がかかっても、使えるものは全て使う。

 果南は覚悟を決めて、メモリーを装填したポインターを脚に装着する。

 そして、左腕のファイズアクセルから新たなメモリーを抜き、ファイズフォンへと装填する。

 

Complete(コンプリート)

 

 胸の装甲が開き、赤いラインが白へと変色する。

 仮面ライダーファイズ・アクセルフォームの力を解放した果南、残された時間は35秒。

 

果「一気に決める!!」

 

 防御力を犠牲にパンチとキックの力を上げたアクセルフォームの前に、さしもの真人も苦戦を強いられる。

 

真「やるじゃねえか…姿が変わったのは伊達じゃねえな!!」

 

果「これで終わりと思ったら、大間違いだよ」

 

 10秒ほどの格闘、そこで果南はファイズアクセルの赤いボタンを押す。

 

Start Up(スタートアップ)

 

 アクセルモードを発動した果南の速度が1000倍に引き上げられ、超加速状態となって真人に肉薄する。

 あまりに速すぎる果南の動きに真人はもちろんついていけない。

 

真「なっ…」

 

果「でぇぇぇりゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

 超加速による5方向からのクリムゾンスマッシュ、全てがクリティカルヒットし、真人の指輪が破壊される。

 

『3…2…1…Time Out(タイムアウト)

 

 着地したところで10秒が経ち、アクセルモードが解除される。

 

Reformation(リフォメイション)

 

 それと同時にアクセルフォームも解除され、果南は変身を解除する。

 

真「なんなんだ…今のは…」

 

果「さあ、一体なんでしょうか?明日までに考えておいてね」

 

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聖杯合戦現状

 

 

Aqours脱落者 セイバー(2名)・アーチャー・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン

 

リトルバスターズ脱落者 セイバー(2名)・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカー(2名)

 

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