Aqoursとifにつながる不思議な扉   作:浦風晴斗

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聖杯合戦 第6話

 ―聖杯合戦 リンク継続中―

 

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 来ヶ谷と葉留佳を難なく退けた果南。

 次なる相手を探し、一人校内を歩き回る。

 

果「うーん、やっぱり当てもなしに歩き回るもんじゃないなぁ…誰も見つからないよ」

 

 ただでさえ人数が減ってきているリトルバスターズ、広い校舎内から彼らを探し出すのは容易ではなかった。

 そう、彼女から探すのは容易ではない。

 だが、バーサーカーになっているからなのか、そもそもの彼女の特性なのかは分からないが、今の果南は気配と闘志が漏れ出ている。

 それを察知されれば、もちろん相手が近づいてくる。

 

恭「よう。あんたがAqoursのバーサーカーかい?」

 

 果南が振りまく気配に誘われたのは恭介だった。

 

果「あなたは…リーダーの棗恭介だね。てっきりあなたがマスターなのかと」

 

恭「今のリーダーは理樹さ、名実ともにな。俺はそれを支えるアーチャーさ。悪いが、これ以上仲間をやらせる訳にはいかないな」

 

 恭介は懐からエアガンを取り出し、両手で構える。

 対する果南はやはり素手。

 

果「あなたはダイヤとルビィを倒した宿敵、あなたは、今ここで、倒す」

 

 両者が睨み合い、静寂を破ったのは恭介だった。

 アーチャーならではの射程の長さを生かして先手必勝の射撃を放つ。

 バーサーカーは全てのクラスに対して特攻を持つが、その代わり全てのクラスから特攻を受ける。つまり、「打たれ弱い」のだ。

 だが、それも当たればの話である。

 果南は全ての弾丸の軌道を読み、当たらない位置を正確に割り出しながら恭介に接近していく。

 

果「ほら、どうしたの?当たらないならそんな攻撃意味無いけど?」

 

恭「くっ、伊達に来ヶ谷を宝具無しで倒してないな!」

 

 いくらエアガンと言っても、接近されればその有利性は失われる。

 恭介はエアガンをしまい、アーチャーらしからぬ肉弾戦で果南を迎え撃つ。

 

果「ほらほらほらほら!」

 

恭「なんの!」

 

果「甘いよ!」

 

 伸ばして来た腕を掴みあげ、果南はそのまま恭介を背負い投げする。

 倒れ込んだ恭介に踏みの追撃を繰り出すが、恭介はそれを間一髪避け、ついにエアガンで反撃する。

 

果「ーーっ!」

 

 足元からの射撃に反応が遅れ、果南は脚に被弾する。

 

恭「脚にばかり気を取られていると…上がガラ空きになるぞ!」

 

 体勢を整えた恭介は両手から銃撃を繰り出す。

 脚への被弾から踏み込みが遅れた果南はその銃撃をまともに受ける。

 

果「それでも、まだ致命傷にはなってない!」

 

 再度、弾丸の軌道を読み、反撃の糸口を探す果南。だがさっきよりも恭介の弾丸は威力と精度を増し、避けきれなかった弾丸でダメージを受ける。

 恭介が宝具を再使用出来るまでの時間は残り1分。果南は恭介が宝具を使う前に自らの宝具で倒すか、恭介の宝具を相殺させるために宝具を発動させるか悩んでいた。

 

果「まだ、やれるよね、私!」

 

 果南は脚の痛みに耐えながら、恭介が宝具を発動する瞬間を待ち続ける。

 それまでに幾度となく恭介にダメージを与えるが、相手が男性なのもあって中々倒すことが出来ない。

 

恭「恐ろしいやつだぜ…本当に己の身体一つでこんなに戦うなんてな」

 

果「褒めてもらってありがとう。あなたもそろそろ余裕が無くなって来てるんじゃないかな?」

 

恭「はっはっは、そこまでお見通しとは。それじゃ、決めさせてもらいますか」

 

 恭介は懐から白い仮面を取り出し、顔に付ける。

 宝具を発動し、闇の執行部部長・時風瞬としての力を手に入れた恭介の戦闘力はさっきまでとは比べ物にならない。

 ダイヤとルビィの戦いを見ていたわけではないが、果南にはそれがはっきりと分かった。

 

果「ー後ろは振り返らない、前を向いてイマを生きよう、そして未来へ向かおう、ココロに刻めその海の蒼さを!『青い海の先にある世界(ウォーターブルーニューワールド)!』ー』」

 

 対する果南も宝具を発動させる。WATER BLUE NEW WORLDの衣装に身を包み、怒涛の勢いで地を蹴る。

 踏み込みの勢いで床にヒビが入り、窓ガラスが割れていく。

 

恭「おいおい、自己強化型の宝具にしてはちっとばっかし強すぎないか?」

 

 あまりの放出魔力の多さに恭介も驚きを隠せない。

 それほどまでに果南のバーサーカーとしての能力が強化されている。

 

果「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 振り下ろされる拳、恭介はそれを上体を反らして避けるが、拳が当たった床はクレーターのように凹む。

 

恭「くっ!!」

 

 恭介はバックステップで距離を取り、貫通能力が付与された弾丸を放つ。

 果南はそれを最小限の動きで避けながら、なおも接近する。

 

恭「本当は顔なんか狙いたくないんだが…」

 

 いくら戦いとはいえ、女子の顔に狙いを定めるほど恭介は非情ではない、しかし今の果南相手では迷いが負けに繋がる。

 果南の左頬めがけて放たれた弾丸、果南はそれを見るや当たらないギリギリを見極めて顔を背ける。

 だが宝具による強化を受けた弾丸は少しだけ頬を掠め、血が流れる。

 

果「やるじゃん」

 

恭「こうでもしないとお前は倒せないと判断しただけだ、ばーさーかなん!」

 

果「だから妙に語呂が合っててなんだかなぁ…」

 

 恭介自身も覚悟を決め、ついに果南の額目掛けて引き金を引く。

 真っ直ぐ飛んでいく弾丸は通常であれば防御を貫く。

 だが、果南はそれを手の平で受け止める。

 

果「なかなか…強いね、この弾!」

 

恭「そうそう何発も止められないだろ?」

 

 連続で弾を放つ恭介、最初の弾をまだ受け止めている果南にそれを避ける術はない。

 

果「ふっ!」

 

 果南は受け止めていた弾丸をはたき落とすと、腕と脚の要所要所に魔力を込め、迫り来る弾を次々と落としていく。

 

恭「うおおおおおお!!」

 

果「やぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 両者一歩も譲らない宝具のぶつかり合い、それを制したのは……

 

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聖杯合戦現状

 

 

Aqours脱落者 セイバー・ランサー・キャスター・アサシン

 

リトルバスターズ脱落者 セイバー・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカー

 

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