O-Life   作:MOGIぴー

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新キャラクター
佐和東海斗(さわとううみと)
音村の友人で、なんと生徒会長。メガネ男子。登場人物の中では、真面目なほう。

本編どうぞ。


第3話 生徒会長

「さようなら~」

朝、教室入って早々、音村が挨拶をした。ただし、帰るときの。

「さようなら? ふーん、帰れば?」

地味に冷たい田倉。

「そんなこと言うなって。あっ、そうそう。明日、転校生来るってさ」

「音村、こういう物語の中で言うのタブーだから」

「あっ、わたくし、『預言者』です」

「人狼じゃねえんだから」

「転校生、男子か女子か。まあ、いずれにせよ、ユニークな方が来るのは間違いない」

「否定はしないよ。とりあえず、その話は終わり」

「・・・うーん。何言ってるか分かんない」

「頭大丈夫?」

そこへ、火祀が参加。

「ああああ」

「チャットじゃねえぞ」

初めて音村がツッコむ。

「今日、生徒会長からおはなしがあるってさ」

と火祀が言う。

「おはなし? 何、お説教? 最近の中学生は、勉強が足りていない!!って?」

音村が教師っぽくしゃべる。

「お前だろ、勉強足りてないの。・・・まあ、本人に聞けば分かるっしょ」

と田倉が言い終わった瞬間だった。

「わーーー!!!」

「ぎえ~~~~!?」

4つの悲鳴が重なって不協和音に。

「わー」と言って驚かしたのは、生徒会長の佐和東だった。佐和東は言い出す。

「びっくりした」

「何で驚かした本人がびっくりしてんの?」

火祀が笑って言う。そして、おふざけ名人の音村が、

「わっ、セイトカイチョーが現れた。HP9999999!!」

・・・。

 

「今日は生徒会長の佐和東君からお話があるそうです」

担任が言うと、佐和東はスタスタと教卓の前へ歩いていく。

足を止めると、

「生徒会長の佐和東です。言いたいことがあります。ズバリ、テストにやる気が全く出ない! そこで私が考えた提案。そう、テスト撤廃条約を結ぶことです! これで、この世界は新しい時代を迎えることとなるのです」

「新しい時代って、何。まあ、ある意味新しいけど」

火祀が小声で言う。

「頭が病んでらっしゃる」

田倉も小声で言う。どうやらみんな反対らしい。

しかし、一人だけみんなの意見とは逆のことを言う人物がいた。

「賛成!」

無論、音村舌人、この男である。

「ありがとう! どうか私に清き一票を!」

と佐和東。

「この人、出馬でもしてんの?」

矢作が田倉に、小声で話しかける。

「仮に出馬してるとしても、落選でしょ」

たしかに田倉の言うとおりである。

人物紹介で「真面目なほう」って書いたのは誰だよ。・・・俺だよ。

 

「どう? テスト撤廃条約。めっちゃ良くない?」

佐和東は、結構自信ありげに話すが、

「何言ってんの? やっぱ、生徒会長ダメだなー」

火祀は酷評。

「右に同じ」

火祀の左にいる田倉も、同感らしい。

「いや! 生徒会長やっぱ天才っすわ!!!」

一人だけ、好評する人物もいるが。

「ついでに、佐和東教っていう宗派でも作るか」

佐和東は言う。支持者がいて嬉しかったのか、顔が紅潮している。

「ホント、この学校まともなやついないよね」

「たしかに」

田倉と火祀は、ニヤニヤしている佐和東と、目を輝かせる音村を見比べながら呟いた。

 




箸はちゃんと持てるのに、鉛筆はちゃんと持てないMOGIぴーです。
はやく「文化祭編」やりたいよ~。
さて、話の中で音村がネタバレをしてしまったが、転校生来ます。
・・・はやっ。
今のところ、クソみたいな話ばっかですが、今後もよろしくお願いします。
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