リサに連れられ、道を歩く。
既に夕日が落ちてきているので空は暗くなってきている。
そんな中、リサは突然と足を止めた。
リサが足を止めた場所は、1つの公園だった。
そこには、1人のアイスグリーン色の髪の女性がベンチに座っていた。
「ごめんね、紗夜、遅くなっちゃった」
「いえ、そこまで長く待っていないので問題ないです」
「....なんで紗夜さんがいるんですか?」
氷川紗夜。
Roseliaのギター担当で、高い技術力を持つ人。
とても真面目で風紀委員もやってる。
「久しぶりね、正人さん」
「....お久しぶりです」
「露骨に嫌そうな顔ね、まあ、それもそうでしょう私が湊さんに出会ってから1度も連絡してきませんでしたから」
「いや、本当、それに関しては申し訳ないとおもってます」
「え?何、2人って知り合いだったの?燐子とあこはネトゲで知り合ってたのは知ってたけど....」
リサはそう言いながら戸惑う表情をこちらに向けてくる。
「あー、いや、それは....ねぇ?」
「私が湊さんに会う前はこの人にギターを教えて貰ってたんですよ」
「ええ!?そうなの!?」
「そうだけど、もうだいぶ前の事だから」
「ちなみに連絡しなかった理由は?」
「姉さんに知られたら嫌だったから」
「あ、そういうこと」
納得したような顔でリサは言った。
そう、確かに俺は紗夜さんにギターを教えていた。
でも、姉さんとバンドを組むと聞いた次の日から俺は紗夜さんの前から姿を消した。
「あれ?でも、その頃はまだライブやってなかったんだよね?」
「その頃はスタジオだけ借りてやってたんだよ、それで、紗夜に俺のギターを聞かれて、教える事になったんだよ」
「あー、なるほど....」
「それで、俺をここに呼んだ理由をぞろぞろ教えてほしいんだけど」
「え、あー、そうだ、言ってなかった」
リサは申し訳なさそうな表情をしそう言った。
しかし、ほんと、何があるんだか。
「それじゃ私から本題に入らせて貰うわね」
そう言うと紗夜は真剣な表情になり、口を開いた。
「私に、もう一度、ギターを教えてください」
「......本気で言ってるんですか?紗夜さん」
「本気に決まってるじゃないですか」
「....ごめんなさい、紗夜さん今の俺にそんな資格はありません、そもそも今日のライブで、俺はギターから、いや、音楽から去るつもりでした」
「!?どういうことなの、正人」
リサが会話に割って入ってくる。
流石に黙っちゃいられないか、姉さんにもこれは、説明しなかったし
「どういうことって言われて、言ったとうりだけど....用がそれだけなら俺は帰るね」
俺はそう言って足を進めた。
そうだ、これだけは言っておいておう。
「これだけ言っておくね....俺はもう長くない」
そう言い残して俺はその場から去っていった。
そう、これでいい、俺は誰にも心配をかけさせられない。
だけど、何故か、突然と俺の目からは、涙が流れ落ちていた。
……To be continued
という訳でいかがだったでしょうか?
今回からシリアスに入りましたよー
というかこれだとちょっと変かな....
もしかしら、前回までの話を少し修正加えるかも知れません。
ただ、話自体は特に変わらないのでそこはあしからず。
それではまた次回お会いしましょう