機動戦士ガンダムオンライン~電脳世界に生まれ堕ちたOS~   作:FlandoleRitter

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お久しぶりです!フランドールリッターです(* ̄∇ ̄*)

遅くなってしまい申し訳ありません!

コラボの方の会議していたら遅くなりました!それでは第3話、お待たせしました、どうぞ!




第3話 初陣 Ⅰ

山岳地域 橋梁地帯

 

「ローゼ!左に一機逃した!」

 

「任せてクロエ!」

 

二人が駆るMSが集団で動く敵を一掃していくなか抜けていった一機をローゼに任せるクロエ。

 

さて、なぜ二人はまたMSを駆っているのか、それは約15日前のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから二人はここが電脳世界であることを認識した二人は簡易的にハッキングを行い、一先ず自己進化型AIという枠内に収めた。AIの名前は『トリス』と『ローズ』という名前で登録され現在はとあるゲームに潜入していた。そこでトリスことクロエ(男なのにクロエなのは気にしてはいけない)はしばらくの間情報収集を行うためにローゼも含めたアカウントをそのゲーム内に作成し潜伏した。キャラクター名はもちろん『クロエ』と『ローゼ』。

 

「ねえローゼ、あれ・・・・・。」

 

「うん、クロエ・・・あれってもしかして。」

 

「「トーリスリッター(クィン・マンサ)だよね!?」」

 

二人は倉庫で埃を被っていた2機を見つけるとすぐさまそこにいた整備士に話を聞きに行った。

 

すると、その整備士の話によれば『ある人が使えないと捨てていったらしいから欲しがったら持っていって良いよー。』と言ってくれたので二人はすぐさま譲ってもらい予め作った小隊用のドックに持っていった。

 

ドックについた二人は直ぐ様持ち前のハッキング能力でスペックデータの確認を始めた。元々はMSのオペレーションシステムだった二人。ましてやクロエことトリスはHADESという特殊システムの中枢区を管理していたのだ、その処理能力は伊達じゃない。しばらくして解析が終わった二人の顔には、

 

「「((あっ、これ俺(私)の反応速度に追い付いてこれないやつだ。))」」

 

声に出さないほど浮き彫りになっていたその問題の対処から二人は始めることになった。

 

 

 

小一時間ほどたつと二人はデータの書き換えを終えていた。マザーコンピューターにデータ改竄がばれないよう外部からは通常数値に見える特殊改竄を施されたトーリスとローゼマンサは化け物じみた数値となっていた。

 

「ふぅ、手始めに改造したらこんなもんか。」

 

「それでも並みのやつよりかは使える機体だと思うけどね。」

 

一般的なパイロットが使うMSの耐久値は約3500程度。一方、二人のMSはトリスの方が20万、ローゼの方は25万などというおかしい数値に改造されていた。最高速度はあまり改造せず1400程度にトーリスは、1750程度にローゼマンサは落ち着いたが容量はどちらも3400を越える数値となっていた。冷却装置の性能も改竄され数値が約5倍ほど跳ね上がっていた。

 

 

「クロエ、武装はどんな感じになったの?」

 

「うーん、3つまでしか選べなかったから取り敢えずトライブレードとマシンキャノンを同時に発射できるようにして20発まで同時発射できるように改造はしたよ?」

 

「さらっと火力がヤバそうな改造をあっさり話さないでよ・・・・まあ、私も胸部のメガ粒子砲の限界まで改良したおかげで並の狙撃機体並みの射程を得られたけどね。」

 

「ただでさえ高出力なメガ粒子砲をなんちゅー改造してるん・・・・・。エネルギーが持たないぞ・・・。」

 

クロエがいうとおり武装改造はメリットもあるがデメリットも伴う。例えば射程を強化すると集弾率の低下、弾体の縮小に伴う攻撃力の低下。ミサイルならば誘導性能を向上させると敵機に当たりやすくはなるが火薬量が減るので爆風の低下や威力の低下などがデメリットで入る。

 

なのになぜ、二人はわざわざ極端な強化を施すのか。

 

「ふっふーん、射程をあげると共に面倒だから後ろのファンネル・コンテナを排除して代わりにジェネレーターを20基直列配置してみました!」

 

「ファッ!?」

 

この二人はハッキング、つまり、データの改竄が行える。つまりは機体のデータも弄れるのだ。それによりローゼは邪魔だと判断したファンネルを全撤去、ジェネレーターを配置することによりエネルギーの効率化、高出力化に成功した。

 

さらに、二人の機体は改造によるデメリットの無効化が施されているのできがねなく改造が出来るのだ。

 

そうこうして7日後、二人の初めての戦闘が起ころうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人は戦闘前の会議に出るべくロビーに来ていた。

 

「うわあ・・・・・。」

 

「人見知りな私たちにとってはすこし堪えるね・・・・・。」

 

「だ、駄々だだダイジョウブだろローゼ。」

 

「クロエの方が怯えてるじゃない・・・・・。」

 

周囲にはさまざまな服装を着た今回の戦闘に参加する人々で一杯だった。ダウンジャケットを来ている人もいれば今の時期水着の人、ちゃんとした正装の連邦軍服を着た人もいればサンタの服装をしている人もいるというなんとも奇妙な光景だった。ちなみに、二人の服装はクロエは蒼をメインとしたジャケットに黒のラインが所々に入っているものを着用し上から濃い灰色のマントを着込んでおり、ローゼは赤を貴重とするダウンコートを身につけている。

 

「さて、ローゼ。取り敢えず席を確保するぞ。」

 

「わかったわ。なるべく地味な席をよろしくね。」

 

「わかってる。」

 

二人は数分席を回って地形全体が見渡せる窓側の席に座って指揮官の到着を待った。すると数分後、一人の青年が前に座って体をこちらに向けてきた。一瞬二人は驚くもすぐに安心した。なぜなら、

 

 

 

 

 

 

「よっ、あのとき以来だな?」

 

「ヤミちゃん!」

 

「お前も今回の戦闘に参加するのか?」  

 

あのときMSを譲ってくれた整備兵のヤミナだった。彼は整備ができるだけでなく一級品の実力を有しており、今回の戦闘でも最高階級である少佐に属していた。ちなみに二人の階級はクロエが大尉でローゼは中尉である。

 

「お前らも参加するのか、今回はちと厳しそうだけどな。」

 

「?」

 

クロエが首をかしげる。ヤミナがため息をつくと手に持っていたタブレット端末を操作して敵の情報を提示した。

 

「今回の戦闘は相手さんは手練れだらけだ。最高階級は中将であるシュンタ・ラキ。前線指揮においては右に出るものが居ない手練れだよ・・・・。」

 

クロエとローゼも一度は聞いたことのある名前だった。改造中の時にさらっと敵軍のデータをハッキングして全データを盗んで見たところ郡を抜いて戦績がすごいパイロットがいたのでマーキングはしていた。

 

「ああ、こいつはちと厳しそうだ。」

 

「それにな、今回の指揮官は新兵が行うらしい・・・・・。」

 

「ええ!?新兵がやるって・・・・・大丈夫なの!?」

 

「全然だよ、指揮官の名前はシュンペというやつなんだが指揮をさせたら必ずボロ負けすることで知られているからな。」

 

ヤミナの受け答えに二人はすこし不安感を覚えた。クロエはなんとかローゼを安心させようと手を握った。

 

「大丈夫だ、俺とローゼが改造した機体がkszk連邦に負けるわけがない、そうだろ?ローゼ。」

 

「うん!二人で限界まで改造したこの子達が負けるわけがない!」

 

そう呟いていたとき、奥のドアが開いて今回の指揮官であるシュンペが入ってきた。

 

「済まんな!遅れてしまった!」

 

「クソザコが、さっさと消えろよ!」

 

「そうだそうだ!お前の指揮で負けたくは無いんだよ!」

 

「・・・・ひどい言われようね・・・・。」

 

「だろ?それだけ酷い戦績なんだ・・・。」

 

指揮官がブーイングを食らっているなか三人は呆れたようにその様子を傍観していた。そんなことは気にせずシュンペは強引に推し進めていく。

 

「これ以降、命令に逆らったやつは運営に報告してBANしてもらうからな!」

 

「それがなんだ!俺らは命令には従いませんからね!」

 

「そうよ・・・・!あんたの命令には従えないわ!」

 

「・・・・・・・ローゼ!?」

 

クロエの隣にローゼの姿はなく、騒ぎの中枢にいた。指揮官であるシュンペは顔を真っ赤にさせながら

 

「貴様・・・・・・命令には従わないと言ったな・・・・!」

 

「そうよ、あんたの噂は聞いているわ、こんなクソザコ指揮に従うより私が指揮した方がよっぽどましだといってるのよ?」

 

「・・・・・・戦闘が終わったら処刑を覚悟するんだな・・・・・。」

 

「その言葉・・・・・そのままそっくり返してあげるわよ・・・・ガキ。」

 

ローゼの一言で言い争いが集束したが他の群衆は言い争いについてこれるわけもなくポカンとしていた。

 

「あー、今回の戦場は鉱山都市だ。初動は都市部本拠点から真っ直ぐ直進し真反対に位置する敵軍都市部本拠点を破壊してもらいたく思う。」

 

「はあ!?そんなことしてる合間に敵は拠点を2こ落とすぞ!?相手には名将と名高きシュンタ・ラキがいるんだぞ!?作戦の考え直しを要求する!!」

 

「ダメだ、この命令は絶対だ。それにな、拠点をやられる前にこっちも都市部本拠点を破壊後南北に位置する山岳部本拠点を同時に破壊すれば良いんだよ!わかったか!」

 

「くっ・・・・・。」

 

ヤミナの反論空しく作戦は強引に推し進められ戦闘開始時刻になった。

 

「・・・・すまんな、こんな溝に投げたような戦闘をさせることになっちまって・・・・・。」

 

ヤミナが通信越しに謝罪してくるが二人は明るい笑顔で

 

「「全然だよヤミナ、やつを負けさせることができるように勝たせるだけだから(ね)。」」

 

そう告げた。ヤミナは少し顔をひきつらせたが直ぐ元の顔に戻した。

 

「それでは、戦闘開始!各機!破壊しなかったやつは指揮官権限で降格処分だからな!」

 

「けっ、良い面しやがって・・・・・ヤミナ、専用試作2号機エルサリス!発進する!」

 

通信を皮肉げにうざがりながら発進していったヤミナ。それに続くように二人もカタパルトに出る。

 

「クロエ、良いわね?」

 

「分かってる、あのガキを黙らせるぞ。」

 

「了解、・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロエ・リッター、専用トーリスリッター!」

 

 

 

 

 

 

 

「ローゼンハイン、専用クィン・マンサ!」

 

「「出撃します!!!!」」

 

 

 

 

 

そして、蒼き騎士と紅き薔薇が大空へ舞い上がった。

 

 

 

 

 

 

今、二人の初陣が始まったのである・・・・・。

 

 

 

To be continued.......................





はい、如何だったでしょうか!!!

二人の機体データ、ヤミナの機体データは次回にて紹介します!


次々回予告!!


鉱山都市に降り立った二人、立ちふさがるは強大な歩兵と言う名の壁!果たして二人はこれを突破しガキに一泡吹かせてやることができるのか!?

次々回! 初陣 Ⅱ お楽しみに!
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