ゲーマーな俺と現実[リアル]ダンジョン   作:真田エギ

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第25話

今、俺は決闘部屋に来ていた。

生徒会の皆で大会の運営と設営をするためだ。

「そこのマイクはそっちに、このダンボールは片付けて」

第二学園や第三学園の生徒会も皆大急ぎで動いている。

「拓海、そっちの掃除は終わったか?」

「こっちは終わった。後はギャラリーの掃除だけだ」

「了解」

そんな感じであっという間に時間が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん、すべての作業が終了しました。解散してください」

「やっと終わったか」久保の言葉で俺はため息をつきながら言葉を溢す。

「疲れましたね・・・」ユランも手の甲で汗をぬぐいながら声を発した。

向こうからも拓海と美香がやってきた。

「お疲れさん!」

「だいぶ時間がかかったわね」

「これから食堂に戻って朝食を食べに行くか」

「「「賛成!」」」

俺たちは食堂に向かって歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺はクラブサンドイッチとコーヒーで」

「わたしはスパゲティとアイスティーを」

「おれは和食セットで」

「私はフレンチトーストとレモンティーを」

「はいよ、少し待ちな」

俺たちは食堂のおばさんにそれぞれ注文をしていた。

少し時間がたってから料理を受け取り俺たちは空いている席に座ってほっと一息つく。

「ふう、やっと少し休めるな」拓海が座るなりそういった。

「まさか当日に準備をするとは思いませんでした」

「それに関しては俺のミスだな」

そう、俺の予想ではクラス編成と施設準備にこんなにもかかるとは思わなかったのだ。

この世界は、妙にマニュアルチックで瞬時にクラスを変えることなどできなかったのだ。

学園の改築は生徒会にあるパソコンを使えばできるのだが、必要な道具とマニュアルだけ手配されて結局は自分たちで部屋の模様替えや何やらをしなくてはならなかったのだ。

ここまでリアルを追求するとここがゲームではないように思えてくる。

実際にもうここはゲームではなくなったが・・・

「まあ、ギリギリ間に合ったのだから良いんじゃないの?」美香が軽い調子で言う。

「そうだな、大会が始まったらおれ達はライバルだからな、ぜってぇ負けねぇぞ、司!」

「あっちの世界ではほとんどのゲームで勝っていたけどな、俺が」

「う、うるせぇ!」

この後もたわいも無い話をしながら時間が過ぎ去るのを待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり決闘部屋

 

「第一回学園対抗バトルロワイヤルを始めます!」葉桜さんが元気よく宣言した盛大な拍手と歓声が起こった。

「それではルールを説明します」

・本大会は2対2のタッグマッチで行われる

 

・勝利条件は相手のHPをゼロにすること

 

・持ち物数は制限するが自由に持っていける

 

・決勝戦は各学園の代表者が三組合同のバトルロワイヤルになる

 

 

「以上です、それでは解散してください」

その後、控え室に向かおうとしたら虚原にばったり出くわした。

「今日の試合、必ず俺と戦うまで負けるなよ」虚原は憮然とした態度で言った。

「当然、お前は必ず俺が倒してやるよ」俺もそれに乗ってやった。

 

 

 

 

俺とユランは第一試合なのでそのまま控え室に向かった。

「ちょっと緊張してきたな」

「そうですね」

「第一試合の方は所定の位置についてください」

係員が俺たちを呼んできた。

「さて、がんばりますか!」

「はいっ!」

 




最近、生活が忙しくなってきて更新も遅くなってしまいました。
やっと次はバトルです!
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