???「ここがオラリオ………」
???「ここがオラリオかぁ〜!!」
一人。オラリオに初めて来た少年がいる。
名を ディーン・バーナード。
ダンジョンの完全攻略をゆめみ、冒険者となるべくオラリオにやってきた少年。
一人。同じくオラリオに初めて来た少年がいる。
名を ベル・クラネル。
祖父の語ってくれた冒険の物語に憧れ、夢見て冒険者となるべく同じくオラリオにやってきた少年。
ベル、ディーン「「ん??」」
ディーン「君も初めてオラリオに来たのかい?」
ベル「え、えあ、うぁ、は、はい!!そうです!」
ディーン「ハハハッ。そんなにカチコチしなくてもいいよ。初心者同士仲良くしようよ。あ、自己紹介がまだだったね。僕はディーン・バーナード。」
ベル「あ、ああ。うん。宜しくディーン君。僕はベル。ベル・クラネル。ベルって呼んで。」
ディーン「ベル君。僕の名前は呼び捨てで構わないよ。同じ初心者なんだからね。」
ベル「うん、わかった。じゃあ僕もベルって呼んで。
宜しくディーン。」
ディーン「宜しくな!ベル!」
これが後に最強の二人組と称されるベル・クラネルとディーン・バーナードの出会いである。
ディーン「ベルはどこのファミリアに入りたいとか決まってるのかい?」
ベル「いやー、それが全然決まってなくって。どうしようか迷っているんだよね。」
ディーン「なら一緒に回ろうよ。僕も全然決まってなくってさ、いろんなところを見て回りたいと思っているんだけど、いいかな?」
ベル「うん!いいy「話は聞かせてもらった!!」
???「フッフッフッフッフ。話は聞かせてもらった!」
話しながら歩いていた二人の間に、突然話に割って入ってきて、二度同じことを言った胸囲以外は小柄で白い服と黒髪ツインテールが似合う少女。
ベル「あの〜。どちら様でしょうか。」
ディーン「待ってくれ、ベル。この娘。いや、この方。もしや団員募集中のファミリアの人か、タダのチンピラかだ。」
ベル「ええ!?」
ヘスティア「チンピラなんかじゃないよ!!
僕の名前はヘスティア。
ヘスティアファミリアの主神さ。
眷属がいないからファミリアとしては動いてはいないけど、オラリオにいる主神は数多くあれども、入団条件が一切ないのはこのヘスティアファミリアだけなのだよ。アーッハッハッハッハッハッハ、ハ、ハ、ハ、ハハハ。グズん(泣)」
ディーン「要は人がほしいから入団条件が一切ないってことですよね?」
ヘスティア「グワアアアアアア。なんで、なんでそんなこと言うんだよぉおぉおお!!!一番、いちばんきにしてることなのにぃいぃ!!うわああああん!!!」
ベルはオロオロし、ヘスティアは泣き、トドメの一言を放ったディーンは苦悶の表情を浮かべていた。
そんなとき、
???「ハァ
、別に泣くのは構わないが、せめて中央通りでやるのだけはやめてもらおうか。周りを見てみたまえ。神々は嘲笑い、人々は迷惑し、困り等様々な感情で君たちを見ているぞ。恥ずかしいとは思わないのかね?」
どこからか声がした。低くいものの鮮明に聞こえる男性の声。そして呆れているとそのため息だけで理解できる。
ヘスティア「く、クロノスぅ…………」
ベル、ディーン「「ええっ!!」この方がクロノス様。」
クロノス「そう。私がクロノス。クロノスファミリアの主神であり、時折、時計を直している技師でもある。ファミリアの話をしているのだったかな?なら少し話そう。そこで自分にあったファミリアをみつけるといい。
しかし、ここでは話をするには外野が多い。少し場所を移そうか。ついてくるといい。」
そう言ってにクロノスに言われるがままついていき、中央通りからダイダロス通りを通り抜け、たどり着いたのは大きな時計塔が目印の洋館のような建物。
クロノスファミリアの本拠地である。
ベル「おっきいなー。このホーム。」
クロノス「ガネーシャやヘファイストス、フレイヤのファミリアなんかに比べると小さい方だがね。」
闘技場をもつガネーシャファミリアや、一人一つずつ鍛冶工場のあるヘファイストスファミリア、最大派閥の一つでもあり、ハベルの塔内にファミリアをもつフレイヤファミリアに比べれば小さい。とクロノスは言うが比較対象が上位派閥である以上、それなりの強さと大きさを持っているということだろう。
クロノスがホームを開け、中に二人を招き入れる。
中はレンガと木目がきれいに並んでおり不思議と落ち着く作りになっていた
ヘスティアも機嫌が良くなったのか、鼻歌を歌いながらお茶をいれている。
今の時間帯は昼間だからかクロノスファミリアの眷属達の姿はなかった。
クロノス「ではまず、名前を聞こうか。」
ディーン「ディーン・バーナードです。年は15。夢はダンジョンの完全攻略です。」
ベル「ベ、ベル・クラネルです。年は14。祖父の語る冒険談に憧れてオラリオにきました。」
クロノス「ディーン君とベル君か。では、ファミリアを探しているといったが、どんなファミリアがお望みかな?
ミアハのように薬師として働くこともできるファミリアや、ヘファイストスのように鍛冶師としても働けるファミリア、それとも、ソーマのように酒のために働くファミリアか?はたまた、私やロキ、ヘスティアなどのように特に何も特化していないが故に自由なファミリアか?」
ベル「ぼ、僕は祖父の語る冒険の物語に憧れて、このオラリオにきました。祖父は何処のファミリアでも出会いは等しくある。だからこそ、運命的な出会いを大切にしろ。っていわれてて、それで今日ヘスティア様に出会って、まさにこれが運命的な出会いなんじゃないかなって、思って、
だから、ヘスティアファミリアに入ります!」
ディーン「ベル…」
ヘスティア「ベル君。」
クロノス「ふむ。ベル君はヘスティアファミリアに入団。なるほど。ではディーン君はどうしたいのかね?」
ディーン「ああ、はい。ですけどその前にすいません。後ろからなんか見られている気がするんですけど………。」
クロノス「何?後ろには石像しかないが?」
ディーンの後ろにはゲムデウスの石像があるが初めて来た人はその存在感に驚くぐらいで気配などはしない。という。
もちろん後ろには人も神もいない。
そこでクロノスはもしやと思い、
クロノス「ふむ。では、後ろの石像を触ってみてくれ。」
クロノスに言われ、ディーンがゲムデウスの石像に触れた瞬間、ゲムデウスの目が赤く光り石像が砕け、石像から出た粒子が、ディーン目や鼻、口、耳などから体内に入っていった。
ディーン「うぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛うぅあぅ。」バタッ
ベル「ディーン!!うぅっ!!」バタッ
クロノス「なんだと!?」
ディーンは意識を失い、ディーンに触れたベルもまた意識を失った。
ヘスティア「ど、どうするのさ!!せっかく僕の初めての眷属になるかもしれないのに!こんなことして逃げられたらどうしてくれるのさ!!」
クロノス「私にもどうなるかはわからなかった。故に、どうしょうもなかったのだよ。仕方ない。意識が回復するまではうちで様子を見ることにしよう。そして彼らな意識が戻り、決意が変わらなければファミリアに入団ということにしよう。」
こうして彼ら二人のオラリオでの一日目が終わっていった。
後半の方は投げやりだったんで加筆修正あるかもです。