ハイスクールd×d 終末の妹   作:ノイちゃん最高

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第10話

 

 

 

 

 オーディンがロキ達を連れて帰ってしまった。そのせいで、戦力がたりないかもしれない。流石に二体で充分かと思ったし、これだけしか用意できなかったので倒し切れなかった。それでも若手のほとんどは死んだようだし、よしとする。どうせ殺す手段はいっぱいある。

 廊下を歩いていると、フランツィスカがこちらにやってきた。どうやら両親が起きたみたいだ。二人がいる部屋に向かって翻訳機を起動して話をする。

 

「ヴィクトール・グッドマンさんとカティア・グッドマンさん。そしてフランツィスカ・グッドマンさんで間違いないですか?」

「ああ、間違いない」

 

 彼はベッドの上で抱き着いているカティアを撫でている。その姿は親子にしか見えない。妻であるカティアさんはフランツィスカと同じで身長がかなり低くて子供にしかみえない。

 

「家族旅行中に襲われたところまでは理解しているのか?」

「ああ、なんか意味がわからない連中に襲われて、フランを逃がしてカティアの盾になったところまでは覚えている」

「なるほど。それでどうする? 選択肢としてはこのまま全てを忘れて帰るか、私達に協力するか。ただし、帰った後までは面倒はみられない。それとフランツィスカに関しては別になるかもしれない。二人の治療の代金があるのだから」

「それなんだが、本当に死んでいたのか?」

「本当のこと。お父さん、いっぱい穴が空いてた」

「あなた……」

「こちらが治療時の映像」

 

 見せた映像はいくつも身体に穴が空いている奴だ。カティアさんは恐怖に震える。

 

「その後、逃げた彼女を保護した。貴方達を蘇生させる条件にお手伝いをしてもらうつもりだけれど、その前にあなたの職業は? 一般人じゃないよね?」

「民間軍事会社、つまり傭兵だ」

「なら、雇うことはできるかな?」

「可能だ。助けてもらった恩もあるしな」

「じゃあ、雇おう。ただし、人の世界の敵と戦うけれど、人の世界の戦いじゃない。それでもいいなら強力な兵器を預けよう」

「わかった。では、こちらにどうぞ」

「カティアとフランは……」

「「いく」」

「わかった。三人でも構わないか?」

「大丈夫。それとそちらの所属している組織にもいっておかないとね」

「フリーだから問題ない」

「そう」

 

 彼等を格納庫に連れていく。そこにはレオナルドが楽しそうにACを量産していっている。

 

「おいおい、なんだこれ」

「ロボット?」

「アニメみたい」

「レオナルド、どんな感じ?」

 

 私は機体を生み出しているレオナルドに声をかける。彼が作っているのはアンチモンスターでもあるACだ。

 

「問題ない。でも武器はいいのか?」

「武器はこちらで作る」

 

 武器は私が科学技術を利用して作りあげた方が効率がいい。だからこそ、ガンダムのビームライフルとか作りあげ……ることはできなかったが、放射能を収束して内部で核爆発を起こさせ、その力を複数の円錐状に配置させた八咫鏡で反射させて収束しガンマ線ビーム砲として作成する。このビームは物質透過率の高いガンマ線なのでレーザー自体は不可視であり、命中すると全身が即座に沸騰、破裂し死亡する。アンチモンスターの特性を手に入れた私の獣だからこそ核爆発にも耐えられるビームライフルが完成した。これをわかりやすくいうと、相手を即座に電子レンジでチンする。

 

「核兵器禁止条約、完全に無視じゃねえか」

「うわぁ……」

「すごいけど……」

「なぁ、やばくね?」

「ふはははは、問題なし! 悪魔に慈悲など必要はないのだよ! あと、ガトリングも作っておいた。近接戦闘用の武器はビーストブレード」

 

 こちらのビーストブレードは私の獣を剣や槍の形にしただけの簡単な物だ。ただし、ゴッドイーターというゲームをご存知だろうか? 言ってしまえばアレだ。ぱくんと食べる上に形も好きに作れる。

 

「っと、レオナルド。パイロットスーツは問題ないか? パイロットも放射能汚染されたらしゃれにならないが……」

「アンチモンスターで作った。これを着こめば大丈夫。ただ、運転の仕方をどうするかだな……」

「どっちも意思があるんだから、思念を読み込んで伝える魔獣を作ればいい。ヘッドセットタイプとか、それこそ腕輪でいいんじゃないかな~」

「なるほど……ゴッドみたいなトレースシステムみたいな感じだな」

「もしかしなくてもこれを指揮するのか?」

「お願い。お二人は衛星からの情報収集とかでもいいけれど……」

「現場にでる」

「私は邪魔になりそうだから、情報収集で」

 

 グッドマンさんとフランツィスカが戦場に出て、カティアさんがオペレーターとかだね。

 

「了解。それと曹操達の指揮もお願いするから、よろしくね」

「それが誰かはわからないが、いいだろう」

 

 曹操とか、ちゃんと指揮の勉強とかしていないだろうし、個人の戦闘力が高くても集団で戦うほうがいい。そもそも人が化物を狩るのは個ではない。

 

「じゃあ、訓練がてら冥界でゲオルグ達を連れて実働試験してきたらいいよ。レオナルド、みんなを集めて行ってきて。私は今の間に行くところがあるから」

「了解」

「どこ行くの?」

「ドラゴンに会いに」

「行きたい」

「ん~いいよ。どうせなら九重も連れていこう」

 

 フランと九重を連れて冥界に転移する。冥界は至る所で反乱が起きている。増援としてACやゴジラ、曹操達を投入する。投入する場所は中心部である首都や魔王の領地は無視し、それ以外の悪魔達の領地にしてヒットアンドアウェイで襲撃を繰り返す。それが可能な絶霧は便利である。

 これで魔王達が兵力を動かしたら、そこを突くようにゴジラ達を放りこめばいい。アジュカ・ベルゼブブの研究施設は大概破壊したし、中央も簡単に動くことはできないだろう。後は放置すれば貴族共がこぞって反乱を起こしてくれる。互いに殺し合って自滅するか、それともこのまま滅びるかは自由にさせる。まあ、放っておいても他の勢力が救援にくるだろう。

 

 

 やってきました冥界。その中でも反乱が起きていない珍しい最上級悪魔の地域。ここを治めるのはタンニーン。ドラゴンの悪魔がいるところだ。だからか、速攻で囲まれた。

 

「おお、大きいのじゃ」

「凄い」

 

 二人は感激して平気そうにしているけれど、それもそのはずである。私の隣に全力モードのオーフィスが立っているからだ。他のドラゴン達はすでに伏せの状態。タンニーンだけが耐えている状態だ。

 

「貴様ら……」

「なあ、ドラゴンさん。ドラゴンに戻らない?」

「なに?」

「これから冥界は死の世界になる。ドラゴンアップルだっけ。あれも汚染されて使い物にならなくなる。」

「ん。これ、なくなる」

「くっ、貴様等……」

「別に私はどっちでもいい。ドラゴンも一緒に全滅する?」

「ノイ、九重、フラン、これ美味しい」

 

 オーフィスがドラゴンアップルを食べている。差し出してきたので、食べてみるとそれなりに美味しかった。

 

「我々は……どちらにも参戦せぬ。恩があるゆえ、今はそれしかできぬ」

「勝てなかった場合が怖いのかな」

「戦術的には正解。でも、その後が大変」

「フランの言う通りだ。協力するかしないかを選ぶがいい」

「どちらにせよ、話し合う時間が欲しい」

「わかった。いずれにしてもドラゴンアップルは少しもらっていく。こちらでも増やせるかもしれないからな」

 

 さて、にとりが作ってくれた衛星が充分に冥界の空に飛んで監視体制が完成したので、そこからの情報を基にして各地を攻め込んで、目的の子を探していく。そして、グラシャラボラス家のところに目的の子を発見した。少名毘古那神(すくなびこなのかみ)にも確認してもらったら、間違いないらしいのですぐに部隊を陽動部隊と救出部隊に編制する。

 陽動部隊はタンニーンの領地以外に冥界各地に核魔獣を放ち、ヴィクトール・グッドマンや曹操達に頼み、本隊は俺とフランツィスカことフラン、九重、オーフィス、私、八坂さん、日本妖怪一同、天照大御神率いる日本神話の軍神の方々。ちなみに軍神の方々はあげたACに乗ってくる。天照大御神は冥界を消毒する準備をにとり達としている。

 

 

 

 

 

 

 

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