ハイスクールd×d 終末の妹   作:ノイちゃん最高

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第2話

 

 

 

 

  ノイ

 

 

 

 

 

 ネットから用意しておいたパスポートで海外にでて、大学で卒業証書を受け取る。この学校は様々な論文を提出することで単位が認められる形式なので、通信でも問題なかった。お金は片手間で作った検索AIソフトの売り上げてだしている。このソフトは私のデフォルメした子が、入力しておいたワードをネット上から検索して纏めておいてくれたり、帳簿をつけたりと色々な機能がついているので、ダウンロード数が数十万を越えている。

 

「やあ、少女」

「あしながおじさん……人間じゃないんだ」

「まあね」

 

 私はホテルのラウンジでジュースを飲みながら、人を待っているとチャットで知り合ったおじさんがやってきた。その人は銀髪に髭というおじさんだった。どうやら、人外みたい。

 

「しかし、それをいうなら君ももうそうだろう」

「私は人だ」

「そうか。それであの先に何もなかったのだが……」

「知らないけれど……」

「ふむ。まあいいか」

 

 あの先というのはおっきな獣のことかな。あれなら私が取り込んだけれど、人外に教える理由なんてない。

 

「それで会ってみないかという理由は?」

「あの封印の先にあったものを聞きたかったのと、君に紹介したい人達がいてね」

「誰かな?」

「まあ、それはおいおいだ。その前にコレを解析して改造できるかな?」

 

 渡されたのは黒い蛇。見ただけで変な感じがする。しばらく見ながら、メスを使って開いて解剖してみる。それと血液も抜いて色々と調べてみる。

 

「これの用途は?」

「ドーピングだよ。力を強化するんだ」

「そう……使用者はどんな人達を想定しているの?」

「基本は悪魔だね」

「徹底的に改造していいの?」

「ああ、使い捨てでいいよ。どちらもね」

「わかった」

「それの改造が終わったらここに届けてあげてくれ」

 

 渡された住所は日本の私が住んでいる街だった。だからこそ、私に頼んだんだろう。

 

「報酬はラボだったね。この道具を使えば入れる。それと何か教えてほしいことはあるかい?」

 

 小さな模型みたいなのを貰った。これで色々とできる。実験室が欲しかった。

 

「悪魔や堕天使、天使以外にもいるの?」

「吸血鬼などもいるな」

「吸血鬼? どこにいるの?」

「ルーマニアの奥地だな」

「そう……」

 

 吸血鬼。いるなら狩りにいこうかな。うん、いってみよう。それから色々と聞いてから、別れた。怪しいとは思われているだろうけど問題ない。別れた後はルーマニアに獣達を放ってホテルの一室で改造する。

 蛇を色々と改造して一泊するとルーマニアに獣達が到着したようなので、吸血鬼狩りを開始する。

 彼等が吸血鬼を喰らっていくと、その力増えていく。医師免許も欲しいから、死体もみたい。けれど、その前に蛇を改造して量産してしまおう。

 

 

 

 

 蛇の改造が終わり、日本に戻った私は言われた通りの場所に向かうと、急に世界が変わった。そこには眼鏡をつけたおばさんやフードを被った変な奴等がいた。あの人に渡せばいいみたいだ。

 

「人間、お前が例の物を運んできたのか?」

「これが注文の品だ。それと量産もしておいたが、買い取るか?」

「買い取らないわ。献上してもらうわ」

 

 そう言った瞬間、私は殴られて拘束された。これだからみんな嫌いだ。

 

 

 

 

 カテレア

 

 

 

 

 小娘から手に入れた沢山の蛇。リゼヴィム様から頼まれて預けていたけれど、改造が終わったら後は有効活用させてもらいましょう。殺して悪魔にしてから奴隷にする前に、こいつは赤龍帝の妹らしいから人質になる。そう思って連れていった。

 それはある意味では正解だった。アザゼルが強く、改良された蛇の力では勝てなかった。いや、そもそも何が改良されているのかもわからない。やはり人間に任せるのは駄目ね。それにしてもアザゼルの黄金の鎧。あんなものまで出されてはかなわない。

 

「切り札は貴方達だけじゃないのよ?」

「なに?」

「こいつがどうなってもいいのかしら?」

「そいつは……」

「赤龍帝の妹らしいじゃない」

「ノイっ!」

「間違いないのか?」

「はい!」

「というわけよ。大人しくなさいな」

「いや、それ以前にそいつは本当に人なのか?」

 

 小娘の首を掴んで盾にしながら、アザゼルと戦う。アザゼルも攻めようとはしてこない。

 

「お前らうるさい」

「あら、起きたのかしら?」

 

 小娘が頭をあげて私を見上げてくる。エメラルドグリーンの瞳に三つの数字が見える。嫌な予感がしてくる。

 

「浸食率71%。まあ、こんなもんかな。それじゃあ、実験スタート」

「何を言って……」

「目覚めなさい。原始回帰」

「え?」

「おい、待てっ!」

「いやぁああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!? からっ、からだがぁあああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 私の身体が急激に膨れ上がり、力が湧き上がってくる。同時に蛇の形となって意識が失われていく。

 

「てめぇ、何しやがった!」

「聞こえなかったの? 原始回帰っていったの。こいつはカテレア・レヴィアタン。なら、回帰すべき姿はレヴィアタンそのもの」

 

 姿が代わると同時に大量の水を噴き出していく。私はレヴィアタン。全てを飲み込む者。

 

 

 

 ノイ

 

 

 

 あの蛇、無限の龍神の力を使ってDNAからみつけた原初の存在への作り替え、原始回帰は成功した。これで依頼は完了。実験結果もみれたし、帰るか。後は知ったことではない。どうせ数十分しかもたない。私は溺れ死んだけれど、置いておいた獣が私の姿を形作って元の人間の姿になる。

 

「か~えろ、かえろ、おうちにかえろ」

 

 歌いながら家に帰ってお母さん達にお土産を渡し、部屋に入って監視しつつデータを取る。本物の魔王に偽物の魔王らしい人達は勝てるか楽しみ。ついでにくそ兄貴も死んでくれるとそれはそれで楽しみなんだけどね。

 それはそうと、ルーマニアに送った獣達が吸血鬼の殲滅が粗方終わったので、私のDNAを世界中にいる人に打ち込んでおく。私が死ねば自動的に他のDNAが活性化して、肉体を作り変えて復活する。なんとなくこれをドミニオンシステムと名付ける。

 

「獣、お前なら、グレートレッド、倒せそう」

「誰だお前! 勝手に私の部屋に入ってくるな!」

 

 辺り構わず投げてやる。相手はそれを意に返していない。獣を放つも、片手で破壊される。なら、時間を稼いで鎖を作って封じる。それならできる。

 

「むっ、これは……我、動けない?」

 

 とりあえず、鎖で亀甲縛りにして転がす。

 

「それで、何の用? 不法侵入者」

「我、静寂を得たい」

「静寂?」

 

 説明されると、グレートレッドがいる次元の狭間に戻りたいから、そいつをどうにかしてほしいらしい。

 

「正直言ってどうでもいい」

「蛇あげる」

「いらない。もう作れる」

「むぅ。どうしたら協力してくれる?」

「なら、私と友達になるならいい」

 

 人は嫌いだけど、この子は純粋でなにもしらない。なら、私が好きに育てればいい。正直、一人での旅行はつまらなかったし。力を使っても壊れないこの子なら楽しめそう。それにいつまでもつきまとわれても邪魔になる。

 

「わかった。何をすればいい?」

「とりあえず、私の中においで。そうすれば静寂もあげる」

「ん、いく」

 

 彼女、オーフィスの力を喰らって体内で寝かせる。蛇の解析は終わっているから、そこから本体を解析して手に入れればいい。彼女の望む通り、静寂を与えてあげよう。流石に無限を名乗るだけあって、しばらくは時間がかかりそうだけどね。

 

 

 

 

 

 

 イッセー

 

 

 

 

 襲ってきたカテレア・レヴィアタンが、俺の妹を巻き込んで変身した。蛇になった奴は鰭から大量の海水を出して結界の中を水で満たしてくる。部長のお兄さんが必死に消していく。

 その間に魔王様や天使長達が全員で相手をする。それはまるで神話の世界のようで、とんでもない戦いだった。ヴァーリの野郎も入って、俺達じゃ入れない領域だった。

 

「くそっ、本物の化け物じゃねえか」

「あの野郎っ、よくもノイを……」

 

 俺は怒りに任せて戦うが、すぐに吹き飛ばされる。役に立てない。ヴァーリですらも苦戦して何度も鎧を壊されている。ふと気付くとヴァーリの宝玉が転がってきた。俺はそいつを取り込んでレヴィアタンと戦う。

 

「このままだと世界が海に沈むぞ、サーゼクス、セラフォルー」

「わかっている」

「そうだね。本気でいくよ! 援軍も呼んだしね!」

 

 その後、魔王様達がレヴィアタンを隔離して、301時間ほど戦ったらしい。俺達は増援の魔王様達がきてから、家に戻されたのでそれを知ったのは後だ。

 

 

 暗い思いで家に入ると、明るい両親がお菓子を食べていた。

 

「おかえりなさい。これ、ノイが買ってきてくれたのよ」

「うむ。引き篭もって心配だったが、これで安心だな」

「ノイのことなんだが……」

「ノイなら部屋にいるわよ?」

「また部屋に引き篭もちゃったのよね」

「え?」

 

 まさか生きているとは思わず、俺達は急いで部屋の扉を開けて中に入る。俺の目に飛び込んできたのは肌色だった。そう、ノイは服を脱いで着替えていたようだ。おっぱいに視線をやると、小猫ちゃんのような幼い胸に何か文字のような火傷の……

 

『身体を倒せっ!』

「イッセー先輩っ!」

 

 ドライグとアーシアの声ではっとすると、俺の瞳の前に銀色の何かが物凄い速度で迫っていた。慌てて身体を倒すとナイフみたいなのが、壁に突き刺さる。

 

「死ねっ、変態っ! 性犯罪者っ!」

「うぉっ!?」

 

 無数の銀色の何かが飛んでくる。全てが俺の急所を狙ってきていて、殺す気満々だ。レヴィアタンとの闘いで疲れ切っている俺はまともに抵抗することもできない。

 

『こいつの力は……』

「イッセーさんっ!」

 

 アーシアが俺の前に飛び出し、無数の何かを受けて身体を震わせる。

 

「何事っ!」

 

 部長がきた瞬間、扉が勢いよく閉められて、鍵もかけられる。残ったは銀色の何かが突き抜けて赤く染まっていく……

 

「アーシアっ、アーシアっ!」

 

 アーシアだけだった。

 

「揺すっちゃだめよ! アーシア、意識がある?」

「はっ、はい……」

「じゃあ、抜くから回復するのよ。イッセー手伝ってっ!」

「はっ、はい!」

 

 アーシアの回復の力でなんとか傷が収まっていた。安心したら俺はノイに対する怒りが湧き上がってくる。

 

「それで、何があったのかしら?」

「実はノイの奴が……」

 

 俺の話しを聞いて、部長は怒りだす。俺も一緒だ。しかし、アーシアが止めてくる。

 

「私が飛び出たからです」

「俺、ノイを連れ出してきます!」

「そうね、聞きたいこともあるし……それとイッセーは離れていて」

 

 部長が扉をノックするが、一切反応がない。いらいらして強行突入しようとするが、扉が空かなくなっていた。

 

「やっぱり、あの子って生きていたのよね?」

「アレなら死んでいても不思議じゃないんだけど……」

「あの、別にいいですよ?」

「殺されかけたんだぞ」

「というか、イッセーを確実に狙っていたのよね……」

『お前達は他に調べないといけないことがあるだろう』

「って、普通の女の子がメスを投げて身体を貫通させるものなの?」

「無理ですよ! だいたい、これ……壁に埋まってますよ」

「つまり、あの子も神器をもっているってことね」

『それもドラゴンに関するものだ。彼女からは強力なドラゴンの力を感じた』

 

 つまり、兄妹でドラゴンの力を宿していたってことか。

 

「もしかしてだけれど、覚醒したばかりでコントロールができてないとか?」

『可能性はある』

「どちらにしろ、話を聞くべきね。ちょっとお話が……」

「こっちにはない」

 

 取り付く暇もなく、それ以降は返事もなかった。強硬手段にでようとも思ったが、ドライグが止めてきた。

 

『突入は危険すぎる。もしも先程感じた力が奴の物だったら、お前達では瞬殺される。サーゼクス達が戻るまで監視に留めておくべきだ』

「そんなに強いのかよ!?」

『ああ』

「しかたないわね。休憩してから対応を考えましょう」

「はい、部長」

 

 俺達は後手に回ってしまった。まさかノイがあのような手段にでるとは思ってもみなかったのだ。

 

 

 

 

 

 ノイ

 

 

 

 

 ちっ、予定外だった。力のコントロールができていない。流石は無限の龍神と言われているだけのことがある。このまま家にいて裏から暗躍しようかとも思ったけれど、これなら出ていったほうがいい。変態と生活しているよりもましだ。お金は自分で稼いだ分でどうにかできる。

 作ったソフトは一回のダウンロードで100円だから、桁が増えると金額がかわってくる。

 

「よし、流れの闇医者として活動しようかな」

 

 スーツケースに必要な物を全部詰め込んで、人の気配を確認してから外に出て携帯でお母さんにかける。

 

『あら、ノイが電話してくるなんて珍しいわね』

「お母さん、くそ兄貴に着替えを覗かれたから出ていくね」

『ちょっとノイ!?』

「もう我慢できないから。でも、お金は持ってるし、大学の卒業資格も海外だけど手に入れた。それにお金もあるから自立しても問題ないよ」

『で、でも、それにイッセーだって……いいところだってあるのよ? それに着替えだってきっとわざとじゃ……』

「言ったよね。もう我慢できないって。それにくそ兄貴のせいで虐められたとしか言ってなかったけれど、レイプもされたことだってあるんだから」

『どっ、どういうことっ!? まさか、それが引き篭もってた本当の原因なの!』

「お母さん達、引き篭もった理由も全然聞いてこないで受け入れちゃうんだもん。だから、心配させたくもなかったんだけど……決めたの。私、くそ兄貴……いや、もう兄貴でもないね。お母さん達も裏切って人を止めたし……消すつもりだよ……」

『ノイっ!? 何を言っているの!?』

「ばいばい、お母さん。また会える日を楽しみにしているよ」

 

 待ってとか言ってきている通話を切って、携帯を圧し折ってからゴミ箱にポイする。

 

「いいの?」

 

 気付いたら肩に小さなオーフィスが乗っていた。

 

「別にいいよ。どうせ家にいてもやることはかわらないし。悪魔を皆殺しにする。ただそれだけだよ。というわけで、オーフィスの姿を借りてもいい?」

「ん、別にいい」

 

 じゃあ、とりあえず禍の団(カオス・ブリゲード)にいって……その前に姿をオーフィスに変えていこう。このままじゃばれるかもしれないし。

 姿はオーフィスで、でも服装は私のにしておく。だって、流石にあの恰好はない。

 

 

 

 電車に乗って京都を目指す。その間に力を封印する枷を増やして押さえていく。コントロールできない力なんて邪魔でしかない。京都の前に適当な街についたら、ノイの姿でネットカフェに入って政府の戸籍データを偽造して、ノインツェーンという外国人の戸籍を作る。

 それから新幹線で京都にいき、ノインツェーンの戸籍データを使って家を借りる。寺町通でパソコンを購入して、配置していく。それと0と1の現代式電子魔法を使って攻勢防壁とかいろいろと作っておく。

 

「さて、引き篭もるか」

「引き篭もる」

 

 オーフィスも私の中に引き篭もって静寂を得ていくようなので、だらだらと過ごすことにする。そのまま眠ってしばらくするとお腹が空いておきて、改めて気付いた。自分で用意しないとご飯がないということに。

 出前を取ろうにも偽造の身分証を用意するのに時間がかかる。なので食べにいくしかない。というわけで九条ラーメンでも食べにいこう。そう思ってでる。京都の街を歩いて観光ついでに食べ歩きツアーをする。

 まずはラーメンを食べて、京都をぶらぶらと歩いていると……いつの間にか江戸時代みたいな場所にいた。

 しかも、人外に囲まれている。よし、燃やそう。掌を上に向けて第一から第五まで封印を解除した槍を顕現させて投げる。それがいつの間にか現れた十二単のようなものを着た女性に防がれた。なので封印を全部解除して……

 

「まっ、待ってください! それ投げないで!」

「妾達はそなたに危害を加えないのを約束する!」

 

 もふもふの尻尾の金髪美人さんも増えていて、慌てて止めてくる。本当に襲い掛かってくる気はないみたいなので、槍を持ちながら話をしてみる。

 

「我が名は天照大御神じゃ」

「京都の妖怪を纏めている八坂と申します」

「ひょ……ノインツェーン。ノイでいい」

 

 彼女達に招かれて、八百万の神々が収める幽世に連れてこられていたらしい。そこで話していくと以外に話があった。悪魔ふざけんなっとかで。私は当然、くそ兄貴についてもぐちりまくる。

 

「ねえ、身体を治療してあげるから日本神話に入らない?」

「今ならなんと、家に身分証、後ろ盾、そのた諸々がついてこのお値段?」

「お願い事なら大概聞こう」

 

 禍の団(カオス・ブリゲード)は使い捨ての実験場にする予定だし、ちゃんとした後ろ盾があったほうがいい。どうせ悪魔は滅ぼすんだ。ここは日本だし、日本神話の領地だ。

 

「いいよ。いろいろと条件はあるけれど、私は……悪魔を滅ぼすつもりだよ?」

「大いに結構です。天照大御神の名の下に貴女を新たな神として迎え入れましょう。正直言って太陽神としても貴女の相手なんてしていられませんしね。あの獣に終末の杖、無限の龍神とか絶対にお断りです」

「纏まったようでよかったです。お世話は私の娘にさせますので、とりあえずお好きに過ごしていただいて結構です」

「一応、神として働いてくれると助かるがな」

「では医者として働こう。医大はでているから問題はない」

「診療所ですか、それは助かります」

 

 妖怪をかい……治療できるとか、すごく面白そうだしな。サイボーグ化した鬼とかどう?

 

「じゃあ、話も纏まったということで宴会でもしましょうか。日本神話は宴会が多いですから」

 

 そんなわけで、出雲に拉致されてお酒をいっぱい飲まされそうになったけれど、ジュースにしてもらった。こっちは未成年だから。そのお酒の席でも悪魔や天使に対する愚痴や不満がいっぱいでている。やっぱり、悪魔は滅ぼすべきだ。それと天使も同じ。神器なんて物のせいで血脈とか、自然のバランスが崩れて大変らしい。

 そんな訳で天使も滅ぼす候補に入れておく。宴会でスサノオとかにあって、三種の神器ちょ~だいっていったら普通にくれたんだけどどうしよう。もちろん、セイクリッドギアとかじゃない奴。流石にそれは悪いということでお返しを用意しようとしたら、強制的に悪魔にされた妖怪や人間を助けてやってくれと頼まれてしまった。

 

「獣の封印を解いて支配したお前ならできる。頼むぞ」

「かしこまり!」

 

 まあ、使い道はないけれどなんかの役には立つと思う。さて、帰ってくると八坂さんに娘さんを紹介された。彼女は九重といって八坂さんと同じ金毛九尾の狐だったので、もふもふだった。彼女と数人の巫女達がお世話をしてくれるらしいので、一緒に診療所をすることになる。

 借りた部屋はダミーとして、こっちに本拠をおく。九重には京都を案内してもらって、観光を楽しむことにする。オーフィスも出して三人で観光して遊ぶ。

 その間に診療所に必要な手術台とか色々と用意してもらっている。次にやることは禍の団(カオス・ブリゲード)で実験することかな。

 

 

 

 

 

 

 

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