大怪獣バトルレジェンド Gの伝説   作:キューマル式

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今回はマン兄さんから、この『世界』について語られます。


第12話 緯度0度の島 ヴィンセント島へ(後編)

『驚かせてすまない』

 

 翔と絵美の前の巨人の石像……『ウルトラマン』は頭の中に直接響く声、テレパシーでまずは翔と絵美に驚かせてしまったことを詫びた。その柔らかい声色は、その巨大な姿とは裏腹になかなかにフレンドリーな印象を受ける。

 

「まぁ、驚いたには驚いたが……十分にあり得る話か」

 

「よくよく考えれば、人型怪獣が話しかけてきた程度の話だものね」

 

『そう言って慣れてもらえるのは、私も話しやすくて助かるよ』

 

 すぐに順応したように頷く2人に、栄一と雅は少々あきれた顔だ。『ウルトラマン』すら、その口調には苦笑の色が見て取れる。

 

「それでウルトラマンさんよ、俺たちに何か話があるのかい?」

 

『ああ、君たちにどうしても話したいことがある……』

 

「何を話してくれるんだ?」

 

 その翔の問いに、『ウルトラマン』は一呼吸おいてからはっきりと言った。

 

『どうしてこの世界に『怪獣』たちが現れたのか……この世界に起こった真実を』

 

 そして、『ウルトラマン』はその途方もない話を語り出したのだった……。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 ここではない、極めて近く限りなく遠い世界の宇宙には宇宙の征服を企む邪悪な宇宙人が存在した。

 その名は『レイブラッド星人』。怪獣たちを操る能力を持ち、その絶大な力で宇宙の征服に乗り出したのである。

 その野望は一度は潰えることになるが、レイブラッド星人は用意周到であった。自分の因子を全宇宙にばら撒き、自らの後継者となるものが現れるのを待ったのである。

 そして再びレイブラッド星人の野望は動き出した。

 その因子を受け継ぎ、レイブラッド星人に支配された『怪獣使い』たちによって四次元怪獣『ブルトン』を使い、さまざまな世界から呼び出された怪獣たちが暴れまわる大事件……『ギャラクシークライシス』と呼ばれる戦いが起こったのである。

 

 

『レイブラッド星人が復活と宇宙の征服を画策したその戦いは私を含めたウルトラの兄弟たち、そして正しい心を持った正義の怪獣使いである『レイ』の活躍によって防がれた。

 しかし……私たちはレイブラッド星人の用意周到さをまたも甘く見ていたのだ……』

 

 

 その『ウルトラマン』の声色に、翔と絵美は後悔を感じ取る。

 追い詰められたレイブラッド星人は最後の瞬間、全ての力を使って四次元怪獣『ブルトン』を『EXブルトン』へと進化させた。そして自爆同然にそのすべての力を解放させたのだ。

 次元を操る怪獣である『ブルトン』、それがさらに進化した『EXブルトン』の暴走とも言える次元操作……それは本来ならばあり得ない、『並行世界』の壁を突き破ったのである。

 

 その行為を『ウルトラマン』は分かりやすく建物に例えた。

 同じ階にある隣の部屋から物を持ってくる行為が通常の『ブルトン』の次元操作だ。

 対して『EXブルトン』の行った次元操作は、本来行き来ができないようになっている他の階をコンクリートの天井を突き破って無理矢理行き来をした行為だという。

 本来あり得ない、とんでもない無茶な行為であることは間違いないだろう。

 

 

『結果、その先にあった『並行世界』には私のいた世界だけではない、多種多様なさまざまな『並行世界』からの怪獣たちが溢れかえることになってしまった。

 そしてその『並行世界』こそ……』

 

「俺たちの……この『世界』だってことだな?」

 

『……その通りだ』

 

 

 怪獣など存在しない平和だったこの『世界』に突如として怪獣だたちが溢れだした原因がついに明らかになった。

 しかしその真実というのが『並行世界の悪い宇宙人のせい』という、あまりにもあまりにもな内容のため、翔と絵美は何とも言えないというのが本音だ。

 

 

『そして最悪なことに……追い詰められたレイブラッド星人はこの『並行世界』にも自分のバックアップともいうべき因子をばら撒いたのだ』

 

「その因子を受けたのが、私たち『怪獣使い』のことね」

 

『そうだ。

 自分の後継者として、いつか復活し宇宙の支配者となるという野望の種……それが君たち『怪獣使い』だ。

 だが、正しき心を持つ『怪獣使い』は大いなる希望になる。

 私はそれをあの正義の怪獣使い『レイ』を見て知ったのだ……』

 

 

 追い詰められたレイブラッド星人の行動にいち早く反応した『ウルトラマン』はレイブラッド星人のばら撒く因子の何割か……それほど多くはないだろう数にレイブラッド星人の邪悪な意思ではなく、『レイ』のような正しき意思が宿るように干渉したのである。

 

 

「そうやってレイブラッド星人の悪しき意思の干渉を免れた因子を継いだのが、『こちら側』の怪獣使いだ」

 

「わたくしや栄一さんはもちろん、あなたたちもそうですわ」

 

「それはどこで分かるんだ?」

 

「簡単だ。

 レイブラッド星人の邪悪な意思は復活のために戦いと混乱を求める。

 そして囁くんだよ、怪獣使い同士の戦い……『レイオニクスバトルを行って勝ち続ければ宇宙の支配者になれる』とな」

 

「お2人は『レイオニクスバトル』のことも『宇宙の支配者』という話も知りませんでした。

 レイブラッド星人の邪悪な意思のこもるバトルナイザーなら、拾った瞬間に使い方以上にその情報が頭に入ってきます。

 それがない以上、お2人は間違いなく『こちら側』の怪獣使いですわ」

 

「なるほどね……」

 

 

 翔と絵美は今まで出会った『怪獣使い』たちの言っていた単語の数々の意味に納得がいったと頷く。

 それらの理解を待ってから、『ウルトラマン』は話を続けた。

 

 レイブラッド星人の行動に割り込んだ『ウルトラマン』だが、それによって力を使い果たした『ウルトラマン』は『EXブルトン』の引き起こした次元暴走に巻き込まれ、この『世界』へと吐き出されてしまったのである。

 

 

『ほとんどの力を使い果たした私は、見ての通り石像のようになって休眠するしかなかった……。

 人々が怪獣によって次々に命を落としているというのに、戦うことができなったのだ……。

 すまない……』

 

「……この世界の現状はあんたのせいじゃないだろ」

 

 自らが戦って人々を守れなかったことに自罰的な『ウルトラマン』に、翔はどこか慰めとも言える言葉を返す。

 するとそれに同意するように栄一と雅が口々に言った。

 

「そうです。 あなたのおかげで『正しき怪獣使い』はこの世界に生まれた。

 そしてあなたはその知識でこの島に使われている技術を授けてくれ、さらにはこの島に怪獣たちが近付かないように結界まで張ってくれている」

 

「あなたが私たち人類を救うためになさってくれたことの数々はよく分かっています。

 だからそのようにおっしゃらないで下さい……」

 

 聞けば、この島で見た外界とは隔絶したような科学技術の数々は『EXブルトン』によってさまざまな『並行世界』から怪獣たちと同じようにこの世界に流れ着いたものらしい。それらの並行世界技術を『ウルトラマン』はその卓越した頭脳で解析に手を貸し、技術を与えてくれたのだ。

 さらに特殊な結界をこの島に張ることで、野良の怪獣たちがこの島に来るのを防いでくれているのだ。

 そのために、この島は例外的な平和な時を過ごせているのである。

 

「いつか怪獣たちを退け、ここの技術を使って生き残った人類に黄金の時代を……」

 

「それが私たち『ノア』の……この島に住む者の願いですわ」

 

 この怪獣によって荒れ果ててしまった世界を再び蘇らせるというこの島の、そして栄一や雅たちの所属する組織である『ノア』の目的に翔と絵美は変な意味や皮肉ではなく、素直に立派だと感心する。

 

「だが……あいつらを野放しにしていたら、そんなことは夢のまた夢だ」

 

「あいつら……『教授(プロフェッサー)』たちのことだな?」

 

 翔の言葉に、栄一は頷く。

 

「今までの流れからすると、やっぱり『教授(プロフェッサー)』はレイブラッド星人の意思に従った怪獣使いってこと?」

 

「まぁ、『こちら側』の怪獣使いでないことは間違いありませんが……」

 

「……完全にレイブラッド星人の邪悪な意思と融合していて、もはや『教授(プロフェッサー)』は純粋な人間と言っていいのかあやしいところだ。

 少なくとも、他のレイブラッド星人の意思に触れた怪獣使いを率いて、あんなことをしようとしているのはもう、マトモじゃない……」

 

「ただのイカレ野郎じゃなくて、超宇宙級のクソッたれイカレ野郎だってことかい……」

 

 吐き捨てる翔の言葉を継ぐように、『ウルトラマン』が言葉を繋げる。

 

『『教授(プロフェッサー)』……彼の目的は超エネルギー物質のパワーを吸収させることで、ブルトンを進化させてもう一度『EXブルトン』を作り出し、並行世界の壁を破壊することだ。

 もう一度並行世界の壁が破壊されたら、その時に引き起こされる災禍はギャラクシークライシスの比ではないだろう。

 そしてその被害の範囲はこの世界、そしてそこから連なるだろうすべての並行世界の危機になる。

 そうなる前に、何としても彼を倒してほしい』

 

 そんな『ウルトラマン』に、翔は答える。

 

「ああ、言われなくてもやってやるよ。

 父さんの仇……『教授(プロフェッサー)』のクソ野郎は、必ずこの手でブチ殺す!」

 

 そう宣言する翔の視線には、復讐の黒い炎が渦巻いていた。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 『ウルトラマン』の前には栄一と雅だけが残っていた。翔と絵美はいろいろ見て回りたいと言ってすでにドームから出ている。

 そして、雅はため息交じりに言った。

 

「翔さんですが……栄一さんに匹敵するほどの怪獣使いとしての力は認めますが、今の『教授(プロフェッサー)』への憎しみは危険ですわ。

 いつ、どこで悪い方に暴発するかわかりませんもの」

 

「それは俺も分かっている。

 だが……こっちの戦力を考えれば、あいつらの協力が得られなければ『教授(プロフェッサー)』たちを倒すなど、夢のまた夢だ。

 同じ怪獣使いでも、『あの3人』を戦わせることは……できないだろ?」

 

「……ええ」

 

「なら、今の『ノア』の怪獣使いは俺とお前の2人だけだ。

 あの2人の助けがなければ、『教授(プロフェッサー)』たちに勝ち目がない」

 

「……」

 

 栄一の言葉に、雅は押し黙る。その2人にあるのはわずかな焦りだ。

 『教授(プロフェッサー)』を止めるまでには、あまり時間の猶予はない。そしてそのためにはどうしても必要な戦力である翔が憎しみで不安定なのである。その焦りは分からないでもない。

 しかし、『ウルトラマン』はそんな2人に焦りを感じさせない口調で言った。

 

『……彼は大丈夫だ。彼の心は、操る怪獣たちと同じく、強い。

 彼を見ていると、まるであの『レイ』を見ているような気分になってくる。

 それに……彼ら2人は今、地上にいる』

 

「地上? たしか今だと……」

 

「『あの3人』が地上には出ているはずですわ。

 では……鉢合わせるということですの?」

 

『その通り』

 

 驚く栄一と雅に、『ウルトラマン』は確信を持って答える。

 

『あの3人との出会いがきっと、彼を成長させてくれる……』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「眩しいな」

 

「地下にいたせいかしらね、余計に眩しく感じるわ」

 

 偽装された地上出口から出た2人は、太陽の光に眩しそうに目を細めた。

 潮の香りに緑の匂い、そして日の光すら日本とは違い、遠くまできたものだと改めて2人は痛感する。

 『ウルトラマン』との話を終えた2人は街の見学もそこそこに地上部に出てきたのには理由がある。それは怪獣たちのコンディションを確認するためだ。

 一応、バトルナイザーで大まかな傷の修復具合は分かるが、詳細はやはり見てみた方がいい。『教授(プロフェッサー)』との正面から対決を決意したことで、怪獣たちは文字通り2人にとっては命を預ける存在である。その重要度は今まで以上に高い。そこで2人は何よりも優先して怪獣たちの様子を見るために地上に来たのだ。

 

「この辺でいいか」

 

 辺りは切り立った岩場のような場所だ。ここなら少々騒いだところで迷惑はかからないだろう。そう思って2人はさっそくバトルナイザーを掲げようとした、その時だった。

 

 

 ズシンッ! ズシンッ!!

 

 

「!? これは!?」

 

「怪獣の足音!?」

 

 大重量を示すその音を、もっとも警戒する職であるトレイダーの2人が聞き間違えるはずはない。

 そして、それは岩場の小山の向こうから現れた。

 

 片方は茶色の体色で頭に角を生やした、スマートなフォルムの怪獣だ。その身体は力強さだけでなく、しなやかさと鋭さをそなえ持っている。そのくせ、瞳は優しげで親しみやすい印象を持てる。

 もう片方はクリーム色の体色の怪獣だ。その体躯は全体的にボリュームがありマッシヴな印象を受け、その強力なパワーをいやでも連想させる。しかしその顔には愛嬌があり、なんとも憎めない。

 

 古代怪獣『ゴモラ』と、どくろ怪獣『レッドキング』である。

 

「怪獣だと!?」

 

「この島には怪獣は近寄らないんじゃなかったの!?」

 

 慌てて2人はバトルナイザーを構えようとするが、そこで様子がおかしいことに気付いた。

 やってきたゴモラとレッドキングはお互いにがっぷりと組み合い、戦い始めた。しかしそれは命のやりとりといった感じではない。良く例えるならボクシングのスパーリング、悪く例えるなら子供のケンカのような雰囲気なのだ。

 そして、その表現はまったく的確だった。

 

「翔、あれ!」

 

「あれは……」

 

 見れば岩場の小高い丘の上に小さな人影が3つ。それは子供だ。

 男の子が2人に、女の子が1人。全員が10歳にすら届いていないだろうことは容易に見て取れる。

 どうやら男の子2人はケンカの真っ最中のようだ。ただそれだけなら可愛いものなのだが……その手にしたバトルナイザーが嫌な予感を煽る。そして、嫌な予感というものは往々にしてよく当たるようになっているのだ。

 

「このぉ! やっちゃえ、ゴモラ!!」

 

「何ぉ! いけ、レッドキング!!」

 

 2人の掛け声に反応して、ゴモラとレッドキングはドカンドカンと殴り合う。そんな男の子2人を止めようとしているらしい女の子は、一向に話を聞こうとしない2人にベソをかきながら、こちらも懐からバトルナイザーを取り出した。

 

「もう、2人ともケンカはやめようよぉ!!」

 

 そしてその言葉とともにバトルナイザーから光とともに怪獣が現れる。それは金属製のゴリラともいうべきロボット怪獣だった。

 

「ウーちゃん、2人をとめて!!」

 

 女の子の言葉に、その金属の拳をガシガシと合わせて大きな音を立てるとそのロボットゴリラは、ゴモラとレッドキングに飛び掛かっていく。そして展開されるのは三つ巴のグダグダな戦いだ。

 

「……なんだあれ?」

 

「さぁ……?」

 

 そんなスケールの異常に大きな子供のケンカを、翔と絵美は呆れたように見つめるのだった……。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

次回の大怪獣バトルレジェンドは

 

「やめろガキども!! やれ、ゴジラ!!」

 

「僕のゴモラが!?」

 

「おいらのレッドキングが!?」

 

「おねえさんもウーちゃんみたいなロボット怪獣さんを使ってるの?」

 

「あいつらはまだ子供、怪獣だって1体しか使役できない……」

 

「怪獣をすべて失った怪獣使いがどうなるか……ご存知でしょう?

 そんな子供を戦いになんて出せませんわ……」

 

「僕のお父さんは……ゴモラを遺して『教授(プロフェッサー)』たちに殺されたんだ……」

 

「……なぁ、親父さんの復讐がしたい、とは思わないのか?」

 

「翔、あれ!?」

 

「『教授(プロフェッサー)』のところにいた、双子の怪獣使いか!」

 

「ふん、怪獣が超獣に敵うものか!」

 

「起動ぉぉぉぉ!!」

 

 

次回、大怪獣バトルレジェンド第13話『襲撃 怪獣×超獣×機械獣』

 

 

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第11~12話用語紹介

 

 

海底軍艦『轟天号』

出典:『海底軍艦』他

 

解説:艦首にドリルを装備した巨大戦艦。

   重力炉と呼ばれる超機関を動力としており、船としての海上移動はもちろん、空を飛び地中に潜るという、場所を選ばぬ万能戦艦。

   本作では主人公たちの拠点であり、移動手段でもある。

   間違いなく人類最強の兵器の一つなのだが、いかな轟天号でも複数の怪獣を相手にするのは難しいようだ。

 

   東宝の超兵器群、その元祖とも呼べるドリル戦艦がこの『轟天号』である。

   その絶大なインパクトから、後世に様々なドリル付き超兵器が生まれることになった。

   大口径主砲に対空機銃、ミサイル、熱線砲に冷凍砲と超兵器の塊ともいえるものであり、同時に地中すら潜航可能なその船体剛性は非常に高い。

   男の子たちのロマンの元祖、ドリルの始祖こそがこの『轟天号』である。

 

 

管制コンピューター『GH507』

出典:映画『ガンヘッド』

 

解説:『轟天号』に搭載された管制コンピューター。

   元々は大破した状態で並行世界から投げ出された大型機動兵器のメインコンピューターだったものを『轟天号』に移植した。

   正確なナビゲートと管理をしており、実はその気になれば『轟天号』は無人での行動も可能。

   非常に人間味溢れる受け答えをしてくれ、人間の感情や不確定性を肯定してくれる。

 

   ロボット特撮映画『ガンヘッド』、その主人公機である『ガンヘッド507』のメインコンピューター。

   彼の「確率なんてクソくらえ」、「決意した人間の勝負は予測できない」、「死ぬ時はスタンディングモードでお願いします」などの名言はどれも人間味を感じさせる。

   作者としては『トランスフォーマーG1』の『テレトランワン』、『翠星のガルガンティア』の『チェインバー』に並ぶ、ナイスな人工知能キャラの1人。

   特撮人工知能キャラでは一番のお気に入りである。

 

 

『緯度0度の島』

出典:映画『緯度0大作戦』

 

解説:並行世界からの科学技術を『ウルトラマン』の協力によって実用化させた超科学都市。

   栄一と雅の所属する組織『ノア』の本拠地であり、その科学技術によって荒れ果てた世界とは隔絶した快適な環境を造り出している。

 

   東宝の特撮『緯度0大作戦』の舞台となる場所。

   超科学によるユートピアとして描かれており、『本作』においても人類最後の楽園のごとき場所となっている。

 

 

『ヴィンセント島』

出典:『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』

 

解説:『緯度0度の島』とも呼ばれる『ノア』の本拠地の島名。

   その地下中央には石像化した『ウルトラマン』が今でもその力で結界を張り続け、野良怪獣が寄りつかない島になっている。

 

   『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』で、力を使い果たし石像化した『ウルトラマン』がいた島。

   『ウルトラマン』の結界のおかげで怪獣惑星となってしまったボリスで唯一、怪獣の寄りつかない場所となっており、惑星ボリスの最後に生き残った人々が避難していた。

 

   ……マンの兄さんはいつも石像になったり忙しいなぁ。

 

 

超エネルギー機関『アークリアクター』

出典:『アイアンマン』シリーズ他

 

解説:『ヴィンセント島』の地下都市を支える、超エネルギー機関。

   半永久的に水素を発生させ続ける、非常にクリーンな半永久機関。

   小型化したものは機動兵器の動力源に、大型のものは都市へのエネルギー供給用にと応用範囲が非常に広い。

   発生水素によって莫大な電力を生み出したり、化学反応で水を生成したり、水素燃料の原料としたりと、地下都市を支える中心的な存在である。

 

   『金持ちが道楽でやってるアメリカンヒーロー』、アイアンマンの主動力源。

   これを量産化して配備しているアイアンマン軍団は凄すぎると思う。

 

 

光の巨人『ウルトラマン』

出典:『ウルトラマン』他

 

解説:別の並行世界からやってきた『光の巨人』。レイブラッド星人の悪しき野望をくじくために干渉し、『EXブルトン』の次元暴走に巻き込まれてこの世界にやってきた。

   人類に対し非常に友好的で、怪獣の出現によって破壊され尽くしてしまった世界を憂いでいる。

   卓越した頭脳の持ち主でもあり、並行世界からの技術の解析に手を貸し、ヴィンセント島の技術を支える。

   またヴィンセント島に結界を張ることで、怪獣たちが寄りつかないようにしてくれている。

   しかしその代償として、石像のような休眠状態になってしまっている。会話はテレパシーによってなされる。

 

   みんなご存知『光の巨人 ウルトラマン』。

   幾度となく地球と宇宙の危機を救ってきた彼だが、今回は並行世界に飛ばされ力を使い果たし、直接戦闘は今のところできないようだ。

 




説明回のため、再び戦闘はなし。
色々と矛盾もありそうですが、本作品の『世界』と『設定』の説明回でした。

しかし……どマイナー好きの作者の、『ウーちゃん』のことが分かる人は、一体どれだけいるのやら。
間違っても『ウーさん』ではない、『元ウーさん』ともいえるこいつ……。
一応、『ウーちゃん』は地球文明を滅ぼし尽くした凶悪な3体の怪獣の1体です。ちなみに日本製。
あと作品で設定変わり過ぎ。まぁ、その作品の設定のミックスなんですが……。

次回もよろしくお願いします。
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