寧々「皆さん、今日はどうも集まっていただきありがとうございます」
寧々「あの、飲み会と銘打ってますけど皆さん未成年…ですよね」
紬「うーん、こんな時空間歪めた集め方してる時点で気にする必要はないんじゃないかな…」
憧子「そうね、今更そんなこと気にしなきゃならないような世界じゃないし」
めぐる「あっ、でも、めぐるだけ取り残されるのも嫌なんで、みんな成年ってことで良いんじゃないですか」
和奏「とりあえず乾杯しよ、何飲む?」
寧々「じゃあ、私はカルピスサワーで」
めぐる「めぐるもそれで」
紬「私はカシスオレンジで」
憧子「それじゃ、私は生で」
和奏「すいませーん!カルピスサワー2つ、カシスオレンジ1つ、生中2つお願いします。あとおつまみもこれ一つずつ」
寧々「とりあえず、気を取り直して」
寧々「今日集まってもらった皆さんは、私が知ってる皆さん…ではないってことで大丈夫ですよね」
めぐる「うーん、でも寧々センパイも私とセンパイが付き合ってたのとか知ってるんですよね?」
紬「私も、他の皆と付き合ってた柊史くんを知ってるから、これっていろんなルートの記憶がすべて混じってるってことでいいのかな」
めぐる「いきなりメタいですね…まあでも、そういうことみたいですね」
店員「お飲み物おまたせしました」
和奏「皆そろったかな、それじゃグラスをもって、かんぱーい!」
全員「乾杯!」
和奏「そういえば、皆は柊史の昔とか知らないよね」
寧々「えぇ、私が知り合ったのは高校でその…オナニーを…」
めぐる「えっ」
紬「あぁ…」
寧々「いえ、なんでもないです。ちょっと良くないことを思い出しました」
憧子「そうねぇ、確かに元からシュウくんと知り合いだったのって、仮屋さんだけだよね」
和奏「まあ、昔の柊史って本当に刺々しかったから、もしかしたらあのときに会ってたらまたイメージも違ったかもね」
寧々「柊史くんがそんな…ちょっと想像できないです」
めぐる「ドSなセンパイ…」
紬「めぐるちゃん、それはちょっと違うような…」
和奏「まあ、そのときなんであたしが柊史に興味を持ったか、今でもよくわからないけどね」
和奏「そして一旦別の学校になって、高校で再会してみたら目の死んだ優男になってて」
めぐる「あー…確かに昔のセンパイって完全に死んだ魚のような目してましたね」
憧子「私はその頃はあんまり関わりなかったけど、シュウくんってそんな感じだったのね」
紬「私が転校したときには比較的マシ…になってたのかな」
寧々「私が一度転生して戻ってきたとき、確かに柊史くんは完全に目が死んでいましたね…」
憧子「ちょっと店員さん呼んでもらっていいかな」
紬「ええと、このボタンを…」
憧子「あっ、すいません、生中おかわりで」
めぐる「センパイ、ちょっとペース早すぎません?」
憧子「社会人はね、ちょっとツライことも多いのよ」
めぐる「だからって、お酒で解決するのはちょっと」
寧々「あっ、私もおかわりお願いします。マンゴーサワーで」
めぐる「寧々センパイも、ちょっと早すぎません?」
紬「まったく、柊史くんは本当後先考えずにやっちゃうんだから…」
めぐる「…センパイ、酔ってます?」
紬「酔ってない!」
寧々「まあ、確かに柊史くんが後先考えずに行動するのは…事実ですし」
憧子「うん?私が知ってるシュウくんはそうでもなかったような気がするけどなぁ」
和奏「…そういえば、たしかに」
寧々「もともとあんなに強引なところはなかったように思うんですけどね、気付いたら結構いろいろ強引に…」
めぐる「寧々センパイ、さっきからどうして顔赤くしてるんです?」
寧々「べ、べつにただ酔ってるだけです!」
和奏「あっ、すいませんやきとり追加で、あとハイボールお願いします」
紬「うっ…」
めぐる「ちょっと、大丈夫です?」
寧々「椎葉さん、もしかしてお酒…」
紬「ちょっと…といれ…」ヨロヨロ
和奏「あたしついていくよ、大丈夫、歩ける?」
寧々「すいません、お願いしますね」
憧子「椎葉さん、大丈夫かな」
めぐる「まあ、付き添いがいるなら大丈夫ですよ」
寧々「あっ、ちょっと電話が」
めぐる「誰です…ってセンパイ!?」
憧子「あらあら、こんな時間に電話だなんてよっぽどだねぇ。早くでてあげないと」
寧々「はい…もしもし」
寧々「ええと、今からそこにいくって?」
寧々「ついでに海道くんと、そこで潰れてるのを見つけた久島先生も…ってちょっと!」
寧々「…」
めぐる「あっ切れちゃった」
寧々「どうしましょう…こんな状態で柊史くん来てもらっても」
めぐる「というか、この世界のセンパイっていったい誰の彼氏なんでしょう」
憧子「それは…考えたら終わりじゃないかな」
紬「うぅ…」
和奏「落ち着いたからもどってきたよ」
寧々「椎葉さんが、仮屋さんにつかまって歩いてる」
めぐる「なかなか見ない光景ですね」
紬「ごめん…ちょっと飲みすぎちゃった…」
和奏「ごめんね、飲めないならソフトドリンクとかにしておけばよかった」
めぐる「そろそろ時間も時間なんで、コンタクト外してきますね」
寧々「あれ、因幡さんコンタクトだったんですね」
めぐる「ですよー、泊まりに行ったときメガネにしてませんでしたっけ」
寧々「…寝る前はそうだったかもしれません」
憧子「因幡さんのメガネ、ちょっと見てみたいな」
和奏「えっ、っとここに柊史と海道が来るの?」
寧々「そうらしいです…しかも久島先生まで」
紬「…先生、結婚できてるのかな」
寧々「それは言ってはならない約束です」
和奏「そうだよ、迂闊なこと言って怒らせたらどうするの」
佳苗「どこに元担任の悪口を言う生徒がいるのかな」
紬「うわっちょっと酒くさ…うっ…」
海道「ちょっと、佳苗ちゃん、いきなり絡み酒はやりすぎだって」
和奏「海道も、ホントに来たんだ」
柊史「…ええと、なんでオレはこんな誕生日の主役席に」
寧々「なんで、とは言わせませんよ」
紬「そうだよ、ここに来た時点でわかってたはずでしょ」
めぐる「今戻り…うわっセンパイ!なんでここに!」
憧子「あっ因幡さん戻ったね、メガネも意外といいかも」
和奏「まあ、来ちゃったからには仕方ないね」
海道「えっ、もしかして、これって修羅場?おい柊史、まさか全員抱いたとか」
和奏「海道は黙っとれい!」
海道「うわっありがとうございます!」
佳苗「うっわー、あんなドM担任してたなんて考えたくないわ」
柊史「そして、オレはいったい何を」
寧々「それは…ここではっきりさせてもらいます」
紬「誰が」
めぐる「いちばん」
憧子「好きなのか」
和奏「ちょっとタンマ!この柊史は誰の彼氏って決まってるわけじゃないよね」
寧々「その…はずです。電話をかけてきたのと今ここにいるのは違う柊史くんの…はずです」
柊史「実は…その、オレはここにいる誰とも付き合った記憶が…」
全員「えー!」
寧々「なるほど…ここの居酒屋が時空の特異点だったのですね…」
めぐる「いまさら感はありますけどね。でも、それなら話は早いじゃないですか」
紬「ここで決めるのが一番はっきりするよね」
憧子「さぁ、シュウくん、嘘はつかなくていいんだよ」
和奏「男ならビシっときめちゃいなさい!」
柊史「オレは…」
Fin.
終わりは皆さん自由に埋めてください。ぼくは和奏ちゃんが一番好きですけどね!!