つまんねー短編集   作:MOGIぴー

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幽霊の館(2)

太陽が空の真上にある頃、4人は館で救助を待っていた。

D高校の顧問には伝えてあるので、最悪明日になれば、助けが来るのである。

倉月が何者かに殺され、4人は疑心暗鬼になっていた。

「この中に犯人がいるのか。それとも・・・」

と佐久間。

紅石が顔を青くして、

「ちょっと! 怖いこと言わないでよ!」

「でも、いずれにしろ、この館の内部に倉月を殺した犯人がいるってわけだ」

副木が壁にもたれて言う。

「・・・何か空気が重くなっちゃったわ。一回、そのことは忘れて、ご飯食べようよ」

桜戸が言う。

「そういや、朝食ってねえな」

副木が腹をさする。佐久間は、

「死体を見たのによく食欲出るな。俺はしばらく無理だぜ?」

と言う。

 

4人は持参した食糧でできる限りの食事を終えた。

「さて、ここから持久戦かな」

副木が言う。

「幽霊と戦うための?」

からかい気味に桜戸が言った。

佐久間が、

「今夜はこのリビングで全員寝る」

と突然、提案。

「まじで?」

紅石が目を丸くする。

「もちろん、この中に犯人がいるとすると、意味が無いわけだが」

「たしかに」

桜戸はそう言って、水筒のスポーツドリンクを飲んだ。

そして、異変が起こったのは3秒後だった。

桜戸の手から水筒が落ちる。それと同時に、桜戸が苦しみだす。

「桜戸!?」

佐久間が呼ぶが、もちろん、彼女には聞こえていない。

桜戸の体が床に倒れる。

そして、そのまま動かなくなった。

「おい・・・」

佐久間がおそるおそる、脈を診る。

数秒後、佐久間は首を横に振った。

「バカな・・・」

と副木。

「もういやだ! 部屋に閉じこもる!」

紅石が絶叫して、部屋へ戻ろうとする。それを、佐久間が呼び止める。

「待てっ。一人で行動するのは危険だ」

「何言ってるの!? 犯人はあなたたち2人のどちらかなのは分かってるのよ!」

そう言って、紅石は2階に上がっていった。

「ふぅ~。副木、死体をどこかに運んでおこう」

「え~」

 

「ふむ。この俺たち3人の中に犯人がいる可能性が高いかもしれない」

ソファに座るなり、佐久間が副木に言う。

「何でだ?」

「たぶん、桜戸は毒殺。そうなると、幽霊が毒を持っているというのは何か変だなって思ってね」

「しかし、高校生の俺らが持っているのもおかしいぜ?」

「でもな、人間のほうが毒を持っている確率は高いって訳だ」

佐久間は語尾を強めて言う。

「そうなれば、お前か紅石が犯人になるな」

「いや、俺から見れば、副木も候補に入る」

「くそぉ。一体、誰が!?」

と副木が拳を作って言う。

「今夜、何も無いことを願うだけだな」

佐久間は小さい声で呟いた。

 




高校生になって体重はかったら、中3のときより減っていたMOGIぴーです。
おいおい、3話いっちゃうじゃん。まあ、そのうちこの話終わらせるし。
次は人が死なない系でいいかな。
以上。
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