言霊使いのヒーローアカデミア   作:敗北のエキストラ

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初投稿なのでお手柔らかに小説書くのは苦手です。でも設定考えるのは好き。

誰かに取られるより先にこのアイデアを!

ということで出したのですけどなにぶんスマホからなので亀です。

ここはこうしたほうがいいとかあれば書いていただけると嬉しいです。


プロローグ

 

 

 

事の始まりは中国 軽慶市。 

 

 

 

“発光する赤児”が生まれたというニュースだった! 

 

 

 

以降、各地で「超常」は発見され原因も判然としないまま時は流れる。

 

 

 

いつしか、

 

「超常」は「日常」に…

 

「架空」は「現実」に!

 

 

 

世界総人口の約八割が何らかの“特異体質”である超人社会となった現在!

 

 

 

混乱渦巻く世の中で!

 

 

 

かつて誰もが空想し憧れた一つの職業を脚光を浴びていた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーお前らも三年ということで!!」

 

「本格的に将来を考えていく時期だ!!」

 

 

 

先生がクラス中に聞こえるように大げさに身体を振り回しプリントを手に取る。

 

 

「今から進路希望のプリントを配るが、皆!!!」

 

「だいたいヒーロー科志望だよね」

 

「「「「「「「ハァーーイ」」」」」」」

 

 

先生の言葉にほとんどの皆は自らの個性を発動させる。私と彼と隣の彼は発動しなかったけどね。

 

 

「うんうん、皆良い個性だ!」

 

「でも校内では“個性”発動は原則禁止な!」

 

 

かくいう先生も投げ捨てたプリントを個性で操り配りやすいように5枚ずつにまとめている。

この先生は生徒にも人気があって良い先生なのだが生徒バカで少々ルールに甘いところもあるのだ。

 

 

「せんせぇーー“皆”とか一緒くたにすんなよ!」

 

「俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーよ」

 

彼は爆豪勝己。身体能力抜群、成績優秀で個性も“爆破”といわゆる強個性の私の幼なじみだ。プライドも高く周りを見下しがちだが、その実力は確かで小さなうちから自分なりの鍛錬もしている天才で努力家だ。

 

もちろん周りもそれを理解しているがクラスメートは爆豪にブーイングをかます。勝己がクラスメートのブーイングを一蹴する中、私は席の遠いもう一人の幼なじみの顔を伺う。

 

しかし彼、緑谷出久は居心地悪そうに伏せて顔をみることは出来なかった。

 

 

「あー確か、爆豪は“雄英高”志望だったな」

 

「え?!」

「マジで!国立の?!」

「今年偏差値79だぞ?」

 

 

勝己の言葉にクラスの皆はざわめく。そのざわめきと比例してか、出久は顔を上げるもすぐに不安を浮かべて顔を伏せた。

 

 

「そのざわざわがモブたる所以だ!模試じゃA判定!!俺はこの中学で男子唯一の雄英圏内!」

 

 

勝己はジャンプで机の上に乗ると宣言するかのように声を張り上げる。私は勝己なら無いだろうが万が一落ちたときのために勝己を注視する。

 

 

「あのオールマイトをも超えて俺はトップヒーローと成り!!」

 

 

「必ずや!高額納税者ランキングに名を刻むのだ!」

 

 

「お前もそう思うだろ!?言葉!」

 

 

あ、やべ聞いてなかった。勝己の動きしかみてなかった。聞いてなかったって言ったらうるさいし同意しとこ。

 

 

「うんそうだよ」

 

「あーそいうえば、五十もそうだったな。こないだの模試どうだった?」

 

「え、ここで聞きます?……Aでしたよ」

 

「おおおおお!女子、五十だけじゃね?Aの奴!」

 

「すごいわね!五十ちゃん!」

 

「あはははは。ありがとう皆」

 

「だろ!俺ら二人はこの中学で初の雄英入学になんだよ!」

 

 

 

「あ、緑谷も雄英志望だわ」

 

 

 

え?

 

 

クラスが静まり返る、出久は………終わったって顔してるよ。

 

 

「「「「「「ブゥゥゥーー!緑谷ぁ?!」」」」」」

 

 

 

「無理だろ!」

 

「勉強できるだけじゃ雄英は入れねぇんだぞ!」

 

 

出久が無個性だから、という理由を元に心無い罵倒がされる。悪い事に先生は気づいていない。

 

 

確かに、世の中の大半が個性を持つという超人社会でヒーロー科のそれも倍率3倍の雄英に入ろうとするのははっきり言って無謀だ。普通科ならまだしもヒーロー科は実技に重きを置いていて無個性の出久では厳しいだろう。

 

 

さらに一つ、彼の雄英合格が現実的ではないと私が断じる理由がある。

 

 

確かに彼は無個性で他の受験者より合格が難しいだろう。しかし世の中には無個性のヒーローというのも存在はしている。サポートアイテムで無個性でも常人以上の力を出せるようにして活躍しているヒーローもいる。

 

 

しかし、そのヒーローと出久の差は大きい。現在、出久は実技試験の対策をしていない。

 

 

酷な言い方になるが出久は努力をしていない。

 

 

実技試験を受けるならどんな内容か、物は持ち込んでもいいのか、といった事を調べる事も出来る。また、出久は個性なしで活躍することを考えなければならない。出久はすぐにでも生身一つでヒーローになる努力をしなければならないが、受験1年前でこの身体では厳しい以上に無理だ。

 

 

と、そんなことが私の意見なのであるが。

 

 

「なぁにがやってみないとわからないだぁ?!記念受験かぁ!?」

 

 

幼なじみの夢を応援したいところだがこのままではそう、とらえられても仕方がない。

 

 

そろそろ止めるか。

 

 

「てめぇが何を「そこまで、勝己」…なんだよ言葉?」

 

 

勝己が出久とけんかするのは見たくない。私は席から立ち上がり出久を囲むクラスメートを押しのけて勝己の隣に立つ。

 

 

「まだ授業中、勝己も皆も席に座ったら?だいたい合格か否かは別にして誰がどの進路に進むかは自由だよ」

 

「だけど言葉!」

 

「確かに私も今の状況じゃ出久に合格は絶望的、だけど何が起こるかわからない」

 

「話は終わり、ほら皆座って」

 

「チッ」

 

 

勝己含めクラスメートはしぶしぶながら座っていく。出久も座ろうと立ち上がり私の横を通る。私は出久の肩に手を置いて引き止めた。

 

 

「出久、雄英の校訓は“Plus Ultra(プルス ウルトラ)”今のままじゃ無理なら更に上へってね。身体とか鍛えてみたら?」

 

「…ありがとう。ことちゃん」

 

 

 

 

 

 





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