FRAME ARMS DESTINY T&S   作:デボエンペラー

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今年もこの時期が来ましたエイプリルフール。
今回は趣向を変えてコズミックイラ時代と自作シンフォギアXDコラボネタを披露します。
コラボネタの方はこのままだとシンフォギア側に埋もれる可能性があるので、更にクロスオーバーします。

それでもいいという人はどうぞ。

まあ元ネタの一方は改変しまくってるけどね。


2022:エイプリルフール投稿企画

 あたしが彼と会った日の事を覚えている。

 

 それはまだあたしがコズミックイラにいた時の事だった。父はヤキンドゥーエの戦いで手足をもがれた状態でダガーにコクピットを貫かれて戦死して、母はそれが原因で精神を病んだ。

 

 あたしをよそに世間は終戦の浮かれ気分1か月目、映像ではフリーダムが連合のダガーの手足を撃ち抜くシーンが映し出され子供たちは興奮真っただ中……だと言うのにたまたま隣にいた彼はそんなのとは無関係と言わんばかりの眼でフリーダムを仇を見るかのような眼で見ていた。

 

 黒髪で赤い目。一見綺麗なルビーの様な印象を持つはずのそれは何故かくすんで見えていたのも覚えている。多分鏡を見たあたしの眼も同じだっただろう。

 

 「なんでテロリストを有難く思っているんだか」

 

 その少年の言葉に周囲の時が凍ったのがあたしでも分かった。そこをすかさずあたしが腕をつかんで急いでその場を後にする。

 

 「あんた……なに言ったか分かってんの?」

 

 あたしの第一声は正に疑問そのもの。しかし彼は目を背けて悪びれずに言い放つ。

 

 「間違ったこと言ってない。俺の家族だってフリーダムに殺された」

 

 それはあたしも思っていた事だった。でもそれを言い出せば周囲から白い目で見られることは明らかだった。明らかにテロリストの使っていた兵器を英雄視する方がおかしいと彼は言い切ったのだ。

 

 「家族の死を受け入れろって方が無理だ。俺はフリーダムを許さない……オーブの理念だって許さない……!!」

 

 そう言って彼はこの場を後にする。後を追おうにも彼は人ごみの中に紛れて消えていった。それでこの件は終わりで妹と合流して母の病院へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次にあったのは軍学校。あたしは力のない自分が嫌だったからザフトに入って妹もその後を追った。軍学校だと言うのにガラの悪い生徒もいて、あたしはそいつの標的にされて校舎裏へ妹を出汁に連れ込まれた。

 

 最悪なことに奴は肉体をコーディネートしていたらしく、ナチュラル程度しかなかったあたしは押さえつけられる。そして服に手をかけられそうになって泣きそうな声を挙げた瞬間、誰かが奴を投げ飛ばした。投げ飛ばした人物の姿を見てあたしは驚いた。

 

 だってその人物はあたしが以前見た黒髪赤目の少年だったから。しかもその足はいつでも首を折ることが出来るんだぞと言わんばかりに、その程度でも人は死ぬんだぞと言わんばかりにしていた。

 

 結論としては彼は喧嘩と殺人未遂、あたしは軍人になるにもかかわらず強姦されかかった女の声を挙げたことが原因で減点スタート。あれは問答無用で放校処分。

 

 なんであたしを助けたのかと聞いてみると、あたしの声が彼の死んだ妹の声に似ていたっていう理由。

 

 流石にそれには憤慨した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 C.E72の6月も半ばになってシンの様子がおかしくなっていた。その日は寮から実家に帰ってもいい日だったのもあり、寮には母が病院にいて帰る理由のないあたしたちを含めても何人かしか残っていない。

 

 たまたま水を欲して自販機へ行った帰り、シンが口元を抑え顔を悪くした状態でトイレから出てきたのだ。

 

 流石に何があったのかと聞けば、シンは驚いた顔をしてあたしの事を『マユ』と呼んできた。いつプラントに来たのか、どうして軍学校にいるのかと矢継ぎ早に言った矢先、シンの眼に理性が戻り直ぐにあたしに謝罪してきた。

 

 「俺、オーブにいたんだ……ほら……連合の侵攻、そこで俺……家族を喪ってさ……」

 

 シンは普段の喧嘩っ早さは鳴りを潜め、迷子になった子供の様な印象だった。

 

 「あの時……妹が落とした携帯取りに行って……後ろで爆発がして……空にはフリーダムと連合のMSが戦っていて……左手……左手が……」

 

 その時に家族を喪ったのだろう。今もなおポツリポツリと左手がと呟くシンを見てあたしは左手で彼の手を握った。

 

 「あたしもヤキンで父さん連合軍に殺されて……しかもその時手足を撃ち貫かれてたって話よ」

 

 そしてあたしも父を殺されたことを話した。いつからかあたしたちはお互いの事を話し、そしてシンが落ち着いてから互いに後にする。

 

 妹がアスランに夢中になっていても、そう言うもんかとしか思えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてC.E73……

 

 「……うそでしょ?」

 

 あたしは悉く、ヒトの残酷さと醜悪さを叩きつけられることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

 月の聖母の嘆き歌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは本来交わるはずのない世界の物語――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はやくアンタの世界に帰って……わたしは、これ以上私の、未来のいる世界に傷ついてほしくないだけだ……!!」

 

 胸の歌を思い出して閃姫の力を継ぎ、己の犯した罪を償うために戦う少女――タチバナ・ヒビキ――

 

 エレクライト……スイッチオン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦記絶唱シンフォギアXD UNLIMITED~LOST SONG~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それに対するは――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふざけないで……先にあたしたちの世界に勝手に殴り込んで、妹をその穴に落としたのはそっちだろ!!」

 

 紅と蒼の英雄の力と義兄の名字を継ぎ、己の家族を護ろうとする金髪の少女――レイナ・ワインバーグ――

 

 モデルXッ!! モデルZッ!! ダブル……ロックオン!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットワーク!4×ロックマンZX

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あたしは妹を……リィナを救いたいだけ……今度こそ護りたいだけ……世界ごときがあたしの邪魔をするなタチバナ・ヒビキぃッ!!」

 「レイナ・ワインバーグ……お前が未来のいる世界を……わたしのひだまりをまた奪うというなら倒してでも止めてみせるッ!!」

 

 二人の少女が譲れない誰かの為に激突する中――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあリィナちゃん。荷物運びをお願いね」

 「りょうかいでーす未来おねえさん!!」

 ヒビキの世界にて、小日向未来はリィナという傍目は同年代の少女とともに、互いに別世界の人間とは知らずに復興作業に邁進していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「じゃあなんだ? あのリィナって奴はあのアダムと同じかそれ以上の魔力を持ってるって?」

 「ええ。あの大量のノイズや得体の知れない連中の武器を一瞬で消し飛ばした力と後に残っていた小粒程度の金、この世界の司令が造った装置で調べたところそう言う結論に至ったわ。そして彼女の外見年齢に反して明らかに幼い雰囲気と記憶障害……あれはキャロルと同じ『想い出の焼却』によるものってエルフナインからのお墨付きもね」

 「マジかよ……」

 件の並行世界に情報交換のために訪れていたクリスとマリアは、その少女からあふれ出る魔力がかつては響たちの世界では敵対し、奏たちの世界では幾度も共闘したアダムと互角であることに驚愕していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「待ちなさい!! シンフォギアを纏っている以上話を聞かせてもらうわ!!」

 「ちょっと待てぇい!! なんでオレたちが追われなきゃなんねえんだぁ!!」

 「……翼、ハンター協会の人たちに追われるのってほんとー今日かい?」

 「クリスぅ!! ギャグは面白いけど今いうことじゃねぇよぉ!!」

 並行世界どころか異世界に流れ着いてしまい、追われる身となる影護の装者たち――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「待ちなさい静穂・エインズワースッ!! 私は『エインズワース』について何も知らないわよッ!!」

 「はぁっ!? シンフォギア?とかいうの纏って、ボクやパパに襲い掛かって来た奴ら、エインズワースって苗字だからって襲ってきたんですけどぉ!?」

 異世界側の人間が襲い掛かってきた理由は……シンフォギア装者にあり!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれってどう見ても響さんがサブで使ってるミョルニル……デスよね調」

 「それにあれって以前見たクラスカードっていうものじゃ……」

 「うほっwwwザババコンビwwwこれは保護してお持ち帰りですなぁwww」

 

 錬金術師ともノーブルレッド、数多の並行世界で戦った者たちとは違う異質の敵『転生者』の魔の手が装者たちに襲い掛かる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「リィナをどこにやった!! 下手な芝居を止めて素直に言えッタチバナヒビキぃ!!」

 「うわわわッ!? それ別の私の事ですよねッ!?お、落ち着いて話し合いましょうよぉ!!」

 突如として響に襲い掛かるレイナ。響は自分違いで襲われるがそれでも話し合い、彼女と手を取り合おうとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すまないマリア、雪音……転生者たちの数に圧されてしまい小日向とリィナが攫われた……」

 「リィナをさらった理由はわかるとしても、なんでそっちの彼女が?」

 「冗談じゃねえぞおい!!」

 ついに訪れる最悪の事態。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「所詮借り物の力に縋らないとイキれない連中ね……」

 「そんな奴らにオレとクリスが負けるはずねぇ!!」

 「……好き勝手させない」

 「ボクたちを名前が同じだからって巻き込んだこと後悔させてやります!!」

 

 攫われた者たちを救うために来たる決戦の時、各々の世界から装者たちが参戦し、一面を埋め尽くさんとする転生者たちと決戦の時を迎える!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「未来を返してもらうっ!!」

 「リィナを苦しめるなッ!!」

 二人の少女が決戦の舞台に躍り出る。そして――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エレクライトッ!!

 「モデルXッ!! モデルZッ!!

 『ダブルッ!! ロックオンッ!!

 

 本来交わるはずのない二つの力が今、稲光の咆哮を上げる時が来た!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦記絶唱シンフォギアXD UNLIMITED Eine andere Geschichte

交差する閃姫と英雄の魂

 

 

 

 

 

 

 

 

CC.214年 開始予定……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やっぱりオレのクリスはアイドルになってもかわいいな!!」

 「やはりわたくしのクリスさんはアイドルでも可愛らしいですわね!!」

 

 『あ゛ぁ゛ん!?』

 

同時上映

宇宙一かわいいクリスちゃんのとなりは誰のもの?




今回の同時上映は以前投稿したAnother奏さんネタとアイドルクリスちゃんネタを混ぜてみました。

今回のシンフォギアコラボネタはロックマンZXシリーズとStudio e.go!からメンアットワーク!4を混ぜた作品です。

家のメンアットワーク!4はオリ主の影響で原作ママのルートが攻略それどころじゃない状態になり、ほぼオリジナルルートになってしまったという設定です。ヒロインだって主人公の名字勝手に拝借したしグレちゃったし。なお遊戯王も混ぜてる予定。


実は天下繚乱RPGにてレイナをモチーフにしたキャラで、悪役のせいで精神を病んだ双子の妹を養う妖怪絵師やってたら、シナリオを決めるダイスでヒロインの住む長屋が焼かれて妹も巻き込まれるという大惨事になった。

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