パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界 作:DFGNEXT
アニメはあまり見ていませんでしたが、
玩具はすばらしかったですね。コロコロで見てほしいと思いました。
スミ入れを知ったのもそれですね。
ものっそい高かったですが・・・
さて今回は・・・サブタイ通り・・・かな?
いっつぁネタバ~レ!といった感じです。
それではどうぞ!!あっオリ設定ありです。
その日アリサはリムジンに乗ってピアノの稽古から帰っている所だった。
すると携帯電話が震え、メールの着信を告げた。
それはなのはの学校登校を知らせる内容だった。
現在なのははときどき学校を休んでいた。
学校側では諸事情とはぐらかされているが・・・
実際は発動しかけたジュエルシードの回収をしていた。
(なのは、帰ってくるんだ)
アリサは少し顔をほころばせた。
最近その親友はところどこ
「アリサお嬢様、何かいいことでもおありでしたか?」
リムジンのドライバー鮫島(さめじま)がそう言った。
「まあね、・・・ん? 鮫島! ちょっと止めて」
アリサが何となく外を見ていると、気になることがあったのか、
鮫島に命じると、リムジンは素早く車体を脇に寄せ停車した。
そしてアリサは車を降り、その対象を見る。
そこには血にまみれて横たわっている動物がいた。
(やっぱり、大型犬。でもオレンジの毛におでこに宝石があるわね。
ただの犬ってわけじゃないわよね・・・・・・)
アリサはその犬・・・もとい狼・・・のアルフに話しかけようとしたが、
アルフはそこで力尽き、眠ってしまった。
「かなり怪我がひどいようですな」
「でもまだ生きてる。鮫島!」
「承知しております、アリサお嬢様」
アルフを鮫島がリムジンに運び込み、アリサも後部座席に再び乗り込んだ。
「鮫島。超特急よ!」
「はい。久しぶりに腕がなりますなあ!」
家に帰った後、アリサはアルフの世話をした。
その後、なのはとすずかに状況を報告。
するとなのはがアルフだということに気づき、家に来ていいかと聞いてきた。
アリサは特別断る理由がないこと、わずかだがそのときのなのはの声に違和感を感じたため、
すずかとなのはを明日家に来るように誘った。
翌日の学校が終わってアリサの家。
なのははすずかと一緒に遊びに来ている。
ユーノは今日はフェレットモードだ。
【アルフさん・・・】
【あんたか】
なのはとアルフは念話を使い話す。
【とりあえず、何があったの?】
なのはが聞いた。そこでユーノが提案する。
【なのは、ここは僕が聞いておくよ。久しぶりなんだから、一緒にみんなと楽しんできて】
【そう? じゃあ頼めるかな?】
【うん、まかせて】
なのはは頷きながら【よろしくね】と言った後、今度はアルフに向かって言う。
【じゃあ、アルフ。ここはユーノに任せるけど、困ったことがあるのなら、私がきっと力になるよ】
【私"達"がだろう?】
パルキアはそう言って首を動かす。
表情がつけにくいパルキアの顔なのでこれで喜怒哀楽などを表現するのだ。
【うん、そうだね】
二人はそう言ってアリサとすずかと一緒にアリサの家に上がった。
そして、部屋に行き、アリサ達と遊んでいる間にもアルフからの念話が流れてくる。
結局、あの場に残らなくてもあまり変わりはなかったわけである。
そんなことを考えていると、アリサがなのはに向かって爆弾発言をする。
「・・・ねぇ、なのは。そろそろ全部話してくれないかしら?」
「・・・なんのこと?」
なのはは鍛え抜かれたポーカーフェイスでそっけなく返すが、
アリサはもうだまされないといって話を続ける。
「・・・額に宝石をつけたわたしの知らない犬のことを知っていて、
フェレットのユーノを平気に家の外に置き去りにした・・・。
前から思っていたんだけど、いい加減秘密があるなら話してほしいの」
「・・・はぁ・・・」
なのははため息を吐いた。せっかく秘密にしていたのにまさか勘ぐられているとは・・・
なのはは一応念話を使いパルキアに聞いてみた。
【どうする?話したほうがいいかな?】
【・・・そうだな・・・どうせいずれは話すことになりそうだしな。
今のうちに話しておけば無用な心配もかけなくてすむ】
【うん、わかったの】
「わかった。話すよ。実はね・・・」
なのはは二人にすべてを話した。内容は家族にしたのとほぼ同じだった。
「・・・やっぱりあの人間のユーノとフェレットのユーノ、関係があったのね。
さすがに魔法でフェレットになっていた同一人物だとは思わなかったけど・・・」
「秘密にしててごめんね。なんだかあまり魔法について話しちゃいけないみたいだったから」
「大丈夫だよ。ちゃんとなのはちゃんが今話してくれてるし、
それに・・・パルキアさんって生物だったんだね」
【・・・特別何も食さなくても生きていられるが・・・生物なのか?】
「うん・・・多分」
【そうか・・・】
「いいわね。すずかはリンカーコアがあって」
実は二人の内、すずかのほうにはかなり微弱だがリンカーコアがあった。
無論念話以上の魔法使用は無理に等しいが、それでもパルキアと話せるので、
リンカーコアのないアリサは少しすずかに嫉妬していた。
「まぁ、仕方ないよ。アリサちゃんにはリンカーコアがなかったんだもの」
「それはそうなんだけど・・・なんだかね・・・
ところで向こうの話は終わったの?」
「うん、マルチタスクって魔法で聞いていたからね」
「ねぇ、パルキアさん。せめてそのマルチタスクって魔法。わたしにも使えないかな?」
【可能といえば可能だろう。少し我の言うとおりにしてみてくれ】
実は二人はマルチタスクを使い向こうのの会話の方にも参加していた。
内容は、まずアルフがフェイトとプレシアのことを説明し、
プレシアにフェイトは逆らえなかったというフェイトのロストロギア強奪についての擁護。
そして最後にフェイトの保護を頼みたいと、アルフは言った。
アースラからのモニター通信でクロノやリンディもそれを聞き、
それならばフェイトには情状酌量の余地は十分にあるとアルフに説明し、保護を承諾した。
【なのは・・・だったね、今まで散々なことをして、頼めた義理じゃないけど・・・
でも頼めるかい? フェイトは今本当に一人ぼっちなんだよ】
【うん、任せて。言っていた通りフェイトちゃんは私がなんとかする】
【我も手伝おう。もっともなのはが先だがな】
【あんたもありがとう】
アリサの家からの帰り際。なのはが明日行くことを伝えた。
フェイトとの最終決戦。さすがに町に被害は出せないのでアースラに協力することにしたのだ。
するとすずかが寂しそうに、
「そっか、また明日行かなくちゃ行けないんだ」
「うん、でも今回は多分すぐだよ」
事は1日で済む、だがその1日は長くて壮絶な1日になるだろう。
お互いのすべてを出し切る死闘だ。
「そう、大変みたいだけど・・・頑張りなさいよねっ!」
「そうだね、もうひと踏ん張りだよ!」
「うん! また行ってくるよ」
―アースラ艦内。
今は作戦会議中である。アースラ内の会議室の縦に長いテーブルに、
なのは、ユーノ、第一段階のパルキア、リンディ、クロノ、エイミィ、そしてアルフが座っている。
「それで、フェイト・テスタロッサの保護とプレシア・テスタロッサを逮捕するにはどうするかだが皆何か案はあるか?」
クロノがそう言った。彼としては大魔導師相手に並みの作戦は通用しないと考えていた。
「難しいね。ジュエルシードはもう全部回収されてるから
フェイトちゃんはもう出て来ないんじゃないかなー?」
「そうかもしれないわね。でもアルフさん、プレシア女史としては、
ジュエルシードが8個というのは十分な数なのですか?」
とリンディが問う。もしも足りないのならばそこに付け入る隙があった。
「いや、足りてないだろうねぇ。あたしたちは全部持って来いってあの人には言われたよ。
まあ21個全部とは言わないまでも、かなりの数が必要なのは間違いないだろうねぇ」
アルフはもう完全にこちらに協力するつもりのようで、必要なことは何でも答えてくれた。
この行為も、一応立場上向こう側であるアルフが協力すればするほど、
フェイトが保護された後に罪が軽くなる可能性が高いから、と説明されたのが理由のようだ。
そこにユーノがアルフに顔を向けて言った。
「そもそも、アルフはプレシアの居場所を知ってるんじゃないの?」
「ああ、あたしが知ってる位置にはもうなかったよ・・・。
時の庭園は次元を移動することができる。あたしを追い出したんだから、
それくらいの事は絶対当然するさ」
「じゃあ、やっぱりジュエルシードを囮にするしかないんじゃないのかな」
頭をフル回転したが、結局はこれしかないとなのはが提案した。
「具体的には?」
「そうだね、要はジュエルシードを賭けて私とフェイトちゃんが決闘する。
今、フェイトちゃんの行方は・・・・・・アルフわかる?」
「いいや、どういうわけか、連絡はつかない。
多分あいつにあたしはもういなくなったとか、
連絡を取るなとか、吹き込まれたんだろうね」
アルフは苦々しい表情で舌打ちまじりに答えた。
「そっか、じゃあこうしよう。
アースラからここら辺に無差別にジュエルシードを賭けて戦う旨の・・・
簡単に言えば〝果たし状〟みたいなもの。
・・・それをばらまいてフェイトをちゃんをおびき寄せるの。
もちろん場所はこっちで指定しておいて、その場に網を張って待ち構えていれば、
次元魔法とかを使ってきた時にプレシアさんの居場所も分かるでしょ?」
そこにユーノが口を挟む。
「は、果たし状って・・・・・・、なのは。
それにしたって位置の指定はさすがに露骨すぎるんじゃないかな?
罠が張ってあるのはバレバレだし、プレシアも危険すぎて手を引くんじゃないかな?
それでフェイトが指定した場所に現われなかったら・・・
多分その後、クロノ達の捜査は大変なものになるよ?」
【その点は多分問題ない。フェイトは絶対に現われる】
その発言を聞いてパルキアがそう言った。
「どうして??」
ユーノの問いに、パルキアはクロノやリンディの顔色をうかがう。
2人とも口を挟まず静観しているが、なのはの意見に賛成していることが雰囲気で分かる。
(ま、これは原作知識がなくっても分かるからね。 さすがに場数積んでると違うか?)
パルキアはそう思いつつ、左腕をあげて話し始める。
【根拠を簡単に説明するぞ、
プレシアはもう逃げることを放棄してるとしか思えない。
普通なら、管理局が現われた時点で慌てて逃げ出すのがプレシアの選択肢としては妥当だ。
むしろ、本来ならそこが本来の引き際だ。
自分達より総力が強い相手にジュエルシードの争奪戦を挑もうなんて普通考えない。
捕まる可能性も高いからな。だが、プレシアはフェイト達にジュエルシードを集めさせ続けた。
そうせざるを得ない理由がジュエルシードか、もしくはプレシア自身にあったって考えられるだろう?】
「ふぅん、そう言えば、あの人はずいぶんとジュエルシードにご執心だったみたいだねぇ。
フェイトからの又聞きだけど、今まで集めさせられた魔力を含んでるロストロギアよりも
数段純度が高いって言ってたみたいだよ」
「まあなんにしても、プレシアが誘いに乗ってフェイトを行かせるという予測は僕も正しいと思う。
仮に逃げられたとしても、追うのはそこまで難しくはならないだろうし・・・
しかし方法は大胆だな・・・。それは賭けだぞ。もし負けたらどうするんだ?」
そのクロノの答えになのはは答える。
「そうだね、私が負けたら、ジュエルシードはフェイトちゃんに奪われる事になると思う。
そうなったらクロノくんが疲労したフェイトちゃんを捕まえるか、
転移するのを追うかとかすればいいと思うよ。
まあ、でも・・・」
そういうとなのははレイジングハートを起動させて上に掲げて言う。
「そもそも負ける気はないよ。わたしはこの日のために頑張ってきたんだ」
その言葉に何か感じたのか、クロノはリンディに尋ねた。
「まあやってみる価値はあるか・・・。最低でもフェイトをプレシアから引き離せる。艦長はどう思います?」
「そうね・・・。やってみてもいいと思うわ。でも危険よ、なのはさん。また次元跳躍で攻撃されるかもしれないわ。
前はフェイトさんを狙ったようですけど、今度はあなたを狙ってくるかもしれないのよ?」
その問いにはパルキアが答えた。
【その点は大丈夫だ。我が守ろう。
この前も非殺傷じゃなかったようだが、シールドでだいぶ威力を軽減できたからな】
それに「プロテクトシェード」の精度も上げてきたからな・・・とパルキアは話した。
「・・・そうですか。分かりました。
次元攻撃にはアースラからも十分に警戒し、
分かり次第念話で報告しましょう。多少は対処しやすくなるように・・・。
エイミィ、そこら辺はよろしくね」
「了解です!」
「決まりだな。場所はどうする? 君の戦いやすい場所で構わない」
「じゃあ臨海公園なんてどうかな。
海沿いのところだから、ここにすれば海でも市街地でもOKだから
かなり幅広い戦略が使えると思う」
「じゃあ、決まりっと。
ああそれと、戦うときは広域結界を2重に張って
訓練用建造物を設置するからいくら壊しても大丈夫だよ、思う存分やってね」
「結界ごと破壊してくれるなよ。まあ、さすがにあり得ないか・・・・・・」
クロノの言葉に、なのはは真実を答えた。
「結界ごと破壊は一応可能だけど?フルパワーなら」
なのはの魔力、および魔力コントロールは原作の比ではない。
ディバインバスター・フルパワーなら一発で結界内の建物を全壊させることができる。
「じょ、冗談のつもりだったんだが、まあいい、じゃあ早速準備に取り掛かろう」
Sideフェイト
その日のうちに地球にいるフェイトのデバイスにあるデータが届いた。
「え? は、果たし状?えっと、フェイト・テスタロッサに告ぐ
ジュエルシードを賭けて一対一で戦おう。
勝者はすべてのジュエルシードを手に入れる。
ジュエルシード持参の下、5月15日AM5:00に指定座標まで来られたし。
高町なのは。
高町なのはって誰だっけ? アルフは知ってる?」
何気なく尋ねて、アルフがいないことを思い出した。
「もしかしてあの子かな? うんそうだ。確かに高町なのはって言っていた」
(母さんに相談しないと)
手持ちのジュエルシード全てとなると、
1人で決めていい規模の話ではなかったというのもあるが、
そもそもフェイトはジュエルシードをプレシアに預けたままだったというのもある。
魔法を使い連絡を取る。
そうすると、魔法陣の中にプレシアが映し出された。
「フェイト・・・。何のよう?」
「あの、こんなものが・・・・・・」
フェイトが送られてきたデータを見せた。プレシアはそれに目を通す。
「―ジュエルシードを・・・。中途半端に持っていても仕方ないわね。フェイト?」
「はい、母さん」
「じゃあジュエルシードをそちらに転送するわ。
くれぐれも取られることのないように、・・・いいわね?」
「はい」
するとジュエルシードが8つ転送され、フェイトの前に現れた。
「ありがとうございます、母さん」
「頑張るのよ、フェイト」
そこで、通信は切られる。
フェイトは決意を込めた。
フェイトは少し時間が経過した後、少し冷静になって考える。
(でも・・・このままじゃきっとダメだ・・・。あの子には多分勝てない)
指定の日にちまであと4日あった。この間に何とか対策を考えなければならない。
砲撃では絶対に敵わない。近接ではなのはも決定打こそないものの悪くはなかった。
あの時は勝てたが、あの成長度・・・次も勝てるとは思えなかった。
そして自分が勝っていると自信を持って言えるのは――
(速さしかない・・・・・・)
だったらそれでなんとかするしかない。やるんだ!
「バルディッシュ・・・絶対に勝つよ・・・・・・絶対に・・・絶対に・・・
母さんのために・・・絶対に・・・絶対に・・・」
《Yes sir》
寡黙なるデバイスは主の声に静かに答えた。
そして物語は終焉へ
向かい合い互いのすべてをぶつけ合う二人の魔法少女。
壮絶な戦いの中、戦士達の魂がぶつかりあう。
次回、パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界「流れる流星 放て星光の刃」 3つの運命が、歴史になる・・・