パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界 作:DFGNEXT
ちなみにテレビ版準拠。劇場版だといろいろ面白みがないので
あとちょっとしたアンケートを取りたいと思います。
この作品は"一応"なのは×ポケモンなのでパルキア以外のポケモンを出す予定です。
現在出す予定なのは「ディアルガ」「ギラティナ」「ピカチュウ」です。
そして他に後二体出す予定なのですが、
皆様にぜひ登場させてほしいポケモンを伺いたいと思っています。
皆様の投票お待ちしております。
ただし「ミュウツー」と「アルセウス」は無理です。
それではどうぞ!!
第二章 プロローグ「新たなる旅立ち」
暗闇の中、彼女は目覚める。
何もない『くうかん』の中を彼女はただ漂う・・・
生まれてから、もう何年か・・・
決して終わることのない輪廻の中にずっといつ続けていた。
そして彼女の世界に新たな光が差し込む
あぁ・・・またわたしは主を傷つけるのか・・・
本当の名も忘れ去られた闇の書は新たなる主の下に再び現出する
そして始まるのは新たなる物語・・・
パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界「第二章:A's編」
始まります・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月2日
「ふぁぁあ~あ・・・」
高町なのはの朝は意外にも早い。
朝は弱い、とはいいつつも起きる時間はまだ太陽が昇りきらない午前5時過ぎ。
やること・・・それは魔法の修行、どこか非日常のような日常。
そこに身を置くことはなのはにとって朝が弱いという苦手なことを押しのけるほど、とても楽しいことだった。
なのはは起床し、身支度を整えて家を出る。
高町家の御神の剣士たちもこなしているランニングと、少し実際に魔法を使うためだ。
だからなのはは魔法の時間も取るために早くに出発した。
その日、なのはのテンションは高かった。鼻歌が出てしまうほどに。
「ふっふーん♪」
実は先日フェイトからビデオレターが届き、なのははうれしい気持ちでいっぱいになっていた。
そのせいで今日のテンションは非常に高かった。
「じゃあ、始めよっか」
《Yes, my master》
脳内でイメージトレーニングはいくらでもできるが、やはり実際に使うのも重要なことだ。そして開始。
なのははさまざまな魔法を実際に使った。朝はいつも大きな魔法は使わず、細かな技術の洗練が中心だった
そのためただでさえ凄かったディバインシューターがさらに凄くなっていた。
・
・
・
そして、20分ほどが経ち、仕上げに取りかかった。
「仕上げに、シュートコントロールをやろうか」
《All right》
シュートコントロール、それはデバイスの補助なしでのディバインシューターの精密な制御の訓練だ。
なのはは持ってきたスチールの空き缶を拾い上げ、空高くに放り上げた。
「ディバインシューター」
なのはの周りに3つの魔力弾がつくられる。
「シュート!」
そしてそれらを飛ばし、それぞれが空き缶をかするように接触させる。
カン、カン、カン、カン、カン、カン。
絶妙な加減とリズムにより、空き缶はその場で回転しながら滞空しているようになる。
とそこで、
《997、998,999、1000――》
レイジングハートが1000回を数えた。
「アクセル!」
なのはの掛け声によって魔力弾のスピードが倍速になった。
ガガガガガガガガガガガガガガガ!!
魔力弾が空き缶の周りで激しく乱舞する。
《1500・・・1600・・・1700・・・1800――》
レイジングハートの数え方も、100ずつになった。速すぎて1つずつすら数えられないためだ。
そして200を数えるに当たり、空き缶が少しずつ、少しずつ移動し始めた。
もちろん、それはミスなどではない。
やがて空き缶はゴミ箱の上にたどり着き、再び静止するように動かなくなった。
そして、
《3000!》
レイジングハートが目標数である3000回を数える。
そしてなのはは新たに二つのディバインシューターを放つ。
「ラスト! 2つのファイアリングロック、解除!」
なのはは3つのうち2つ魔力弾の非殺傷設定を解除し別々の方向に飛ばす。
残りの1つでカン、と絶妙なコントロールで空き缶を横向きにした。
そして間髪なく物理破壊設定の魔力弾が空き缶を両サイドから襲う。
グシャ!
と空き缶はつぶれる。そのままでは貫通してしまうので、その寸前で2つの魔力弾を消し去る。
残った1つが最後にコツン、と上から軽くたたき、潰れた空き缶がゴミ箱に入った。
《Excellent!》
優秀な出来を、レイジングハートが褒めた。
しかしなのははあまり嬉しそうではない。最近のレイジングハートの評価は常に厳しいのだ。
なのははやや緊張の面持ちでたずねた。レイジングハートが答える。
「それで、今日は何点?」
《90点です》
「あとの10点は!?」
《理想は規定数の3000回と同時に空き缶をゴミ箱の上にたどり着かせることです》
「それは無理ゲーだよぉ、レイジングハート・・・」
あまりの厳しい採点に、なのはは沈んだ。
だが、これはこれでレイジングハートの思いやりでもあった。
もともとあった才能をパルキアによる教育によりさらに磨いていた
なのはは完璧にかなり近くなり、レイジングハートは粗を探すのにかなり苦労していた。
《いえ、マスターならいずれできます。必ず・・・》
「そうだといいけどね」
ため息混じりに言って、なのははベンチに腰かけ、そのまま2,3分の小休止をとった。
なのは達が訓練を終えて、学校へ向かっているころ
第一段階・・・つまりは人形サイズとなったパルキアは海鳴の空を飛んでいた。
目的は一つ・・・それは八神はやての捜索だった。
今の日付は6月2日・・・準備のためにこの日まで計画を遅らせていた。
闇の書・・・それによる悲しい事件・・・
起こることがわかっている以上、パルキアはそれを防ぐのが責任だと思っていた。
今は上空から八神家を探していた。
【・・・見つけた】
パルキアは八神家を見つけるとパルキアはその玄関へと跳んだ。
八神家に着いたパルキアはまずは空間を歪ませる。
リーゼ姉妹が今どこに居るかわからないので、所謂監視カメラの映像の細工のように
周りの人からは平穏な八神家に見えるようにするためだ。
そしてすべての手はずを整えたパルキアは八神家のインターホンを押した。
ピンポーン はーい
独特のイントネーションとともに車椅子だろうか?
音ともに少し時間がたった後ドアが開いた。
出てきたのは茶髪のショートヘアの少女・・・「八神はやて」だった。
はやてはいきなり現れた空を飛ぶぬいぐるみの存在に目を奪われていた。
パルキアはそんなことは気にせずに八神はやてにたいして言う。
【初めましてだな、八神はやて!】
物語は一つの神の手によって新たなる道を照らし出す・・・