パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界 作:DFGNEXT
個人的にはあんな生活しているはやてがかわいそうで・・・
あんな感じにw
さて、今回は始まりです。文字通り。
あっアンケートは次回までです。
それではどうぞ!!
次の日になり、パルキアはなのはに事情を話した。
本当は昨日話そうとしたのだが、なにやらなのはがものすごくご機嫌だったので
一日日を置いて言うことにしたのだった。
ちなみにユーノ・スクライアは現在ここには居ない。
フェイトの裁判のため事情聴取をしに行っていた。
ただパルキアが「闇の書」と「夜天の魔導書」について無限書庫で調べるよう
頼んでいるので、当分はこちらには来ない。
【なのはよ】
「なぁ~に?パルキアさん」
パルキアの呼びかけになのははご機嫌に答える。
昨日の余熱がまだ残っていたのだった。
【なに、少し・・・魔法関係で厄介なことがあってだな・・・】
「魔法関係で?」
【あぁ・・・闇の書と言うのだが・・・】
「闇の書?」
【簡単に言えば、扱いを間違えれば世界が何個か滅ぶな】
「ジュエルシードみたいなロストロギア?」
【そうだな・・・だが被害はあれの比ではない。
あれはもう何百年前から世界を滅ぼしているからな】
「そんなに危険なら管理局に報告したほうが・・・」
なのはは一般人・・・あくまでも一般人として常識的な回答をした。
もちろん原作を知っているパルキアはそちら側からの返答をする。
【・・・今回はまだ報告しないほうが被害を防げる可能性がある・・・】
「そうなの?」
さすがに転生のことは言わない。
【あぁ・・・だから我と一緒に今日、現在のその書の主のところに来てもらいたい】
「パルキアさんと?」
【そうだ。ついでにその子に家に泊まれるのならば完璧だ
明日の深夜零時に闇の書が起動を始めるからな・・・】
「その子って女の子?」
【そうだ。八神はやてといってお前と同級生だ。
今は闇の書のせいで足が不自由なため学校には行けてないがな】
「そう・・・なんだ・・・。うん、わかった わたしも行くよ」
【感謝する】
「それじゃあ・・・一応その・・・はやてちゃんちに止まれるかお母さんに聞かないとね」
【許可がもらえたらうれしいな。あとその日は彼女の誕生日だ。
なにかプレゼントを用意しておいたほうがいいだろう】
「そうだね。お母さんに頼んでケーキもらっとこうかな・・・
・・・それじゃあパルキアさん問題よろしく」
【・・・心得た・・・】
パルキアはそういうと紙に鉛筆を使い器用に問題を書いていった。
ちなみに現在の時刻は朝7時である・・・
「「「「「いただきます!」」」」」
あれから少したった後、なのはは家族と一緒に朝食をとっていた。
ちなみにパルキアは食事を取っていない。
食事を取ることは一応できることはわかっているのだが、
神としてと威厳を少しでも保ちたい彼は少し見栄を張っていた。
「・・・お母さん、ちょっと話がしたいの」
「なぁ~になのは?」
「あの、今日友達の家に泊まってもいい・・・かな?」
「友達の家?」
恭也がなのはにそう言う。
「うん、八神はやてちゃんて言うんだけど・・・」
「八神はやてちゃん!?」
突然美由希がその言葉に反応した。
その様子に少し驚いた後士郎は問いただす。
「知っているのか?」
「あ、うん、図書館に行ったときに知り合ってね。
なのはその子って車椅子に乗ってる?」
「えっ(そういえば足が不自由って言ってたっけ?)うん」
【パルキアさん、そうなの?】
【あぁ、そうだ。言ってなくて悪かったな】
マルチタスクと念話を使いパルキアに正解を聞くなのは。
「やっぱりぃ・・・そっかなのはの友達だったのか」
「それでどうしてそのはやてちゃんの家に泊まるんだ?」
「えぇ~と・・・実は魔法関係で・・・」
「えっ」
その言葉に美由希が固まり、手に持っていた箸を落とす。
「魔法関係?この間みたいな?」
「うん、そうだよお兄ちゃん。今度も世界が滅ぶかもしれないような
大変なものなの。だけど今からならまだ防げるの」
「そ、そんな・・・」
美由希は箸を拾いつつもがっくりと顔を下げる。
「・・・そうか・・・なのははその子を助けたいのか?」
士郎がなのはにそう問う。
「うん、身に覚えのない力ではやてちゃんに罪を着せたくないの」
なのはは決意を込めた瞳で士郎の目を見た。
「それなら私は構わない。桃子さんもいいかな?」
「えぇ、私は止めないわ。友達のためなんでしょ?
がんばって解決して、私に紹介してね?」
「うん!」
「なのは私からもお願い!絶対にはやてちゃん助けてね?」
「もちろん!パルキアさんも手伝ってくれるし」
「・・・なのはは任せたぞパルキア・・・」
「ぱるぱるぅ!!」
「さて、まずは朝食を食べ終わろうか、話は終わってから」
「は~い」
高町家はひと時の平穏を味わっていた。
(そういえばなんでこの時期に美由希がはやてに会ってるんだ?)
そんなことを考えていたパルキア。
実際は魔法の存在を早く知った美由希が少しそう言う方面に興味を持ち、
図書館へ魔法などを調べに行っていたことなど彼はまだ知らない・・・。
午後3時・・・着替えなどを持ってなのははパルキアに案内され八神家へと向かっていた。
なのはの手にははやての9歳のバースデイケーキ(1ロール)が袋に入っていた。
【おさらいするぞ、今八神家の周りには闇の書を狙う魔導師(厳密には使い魔)がいる。
彼ら(本当は彼女ら)に我の存在を知られるわけには行かない。
はやてにはあらかじめ言ってある。お前は家の中に入るまで我は居ないものとして扱え。
我は空間をゆがませて待っている。さすがに無断で家には入れんからな】
「うん、了解なの」
そんな話をしているうちになのはたちは八神家の前へとたどり着いた。
なのはは玄関のインターホンを押す。
『は~い』
聞こえてきたのは八神はやての声だ。
「はい、はやてちゃん。私だよ。高町なのは」
あくまでも知り合いを装うなのは。
パルキアも念話ではやてに事情を説明していた。
『あぁなのはちゃん。今開けるわぁ』
そして少したった後、はやては車椅子に乗り玄関から出てきた。
「久しぶりなのはちゃん」
「こっちも久しぶり、元気にしてた?」
「まぁまぁや。取りあえず家に入ろか?」
「うん」
その言葉とともになのはたちは八神家へとお邪魔する。
そして入りきると同時にパルキアは空間をゆがませ
外部からの監視を不可能にした。
「というわけで改めて、初めましてはやてちゃん。高町なのはです」
「こっちも初めまして、なのはちゃん。高町ってことはもしかして美由希さんの妹さんかぁ?」
「うん、そうだよ」
二人は改めてお互いに挨拶をした。
多少の世間話をした後、本題に入った。
【まずはお互い説明はしているが、改めて言うぞ。
はやてが持っている闇の書・・・厳密には夜天の魔導書という。
我らの使命はこれの暴走を防ぎ世界を救うことだ】
「うん、大丈夫。ちゃんとわかってるよ」
「私もや」
【よろしい。ではまずその方法だが・・・
今日が終わり四日となったとき、闇の書の守護騎士たちが目覚める。
まずは彼らの説得だ。これができれば完璧だ。後のことはその後だな・・・】
「うん、わかったの」
「・・・というより・・・それだけ?」
【今のところはな。今日は二人でゆっくりするといい
せっかく友達になったんだからな】
「・・・ふふふ、そうだね」
「ふふふ、そうやな・・・」
そして二人はまた世間話を始めた。
午後7時
「そろそろ夕飯の時間だね」
「そうやな。今日はなのはちゃんが来るって言ってたから
みんなで突けるようにトマト鍋や」
「それじゃあわたしも手伝うよ」
「ほんまありがとうな、でも実は来るってわかってたから
もうとっくに作って冷蔵庫に入れてあるんや」
「それじゃあわたしがレンジで温めてくるよ」
「ありがとうな」
その言葉の後になのはは立ち上がり、台所へと向かった。
はやてはそれを見ながら心になにか暖かいものを感じていた。
「それでは!なのはちゃんが家に来たのを記念して」
「「いただきます」」
そう言うと二人はトマト鍋を突きはじめた。
「うん!とってもおいしいよ。はやてちゃん。料理上手なんだね」
「ありがとうな。私一人暮らしやから必然的にうまくなってなぁ」
二人はそんな話をしながら盛り上がっていた。
ちなみにパルキアは・・・
(せっかく二人が楽しんでいるんだから楽しんでもらわないとな)
保護者としての思いを募らせていた。
午後9時・・・お風呂に入り終わった二人は片付けも終わり
あとは明日のために寝るだけだった。
「それじゃあなのはちゃん。一緒に寝よか?」
「えっいいの?はやてちゃん」
「もちろんや。部屋に居ないとパルキアさん曰くだめみたいやし
だったら一緒に寝たほうがええやろ?」
「うん、そうだね」
そして二人は寝るためにベッドの中に二人で入っていった。
「・・・今日はほんまありがとうな、なのはちゃん」
「こちらこそ、楽しかったよはやてちゃん」
「・・・私な・・・親が死んでから、ずっと一人やった・・・
お父さんの知り合いだって言うグレアムおじさんも忙しいから
会えてなかったし・・・こんな人のぬくもり・・・
感じるんは久々や・・・」
はやての目にはそれを話すたびに涙がたまっていた。
「ふふ、大丈夫だよ。はやてちゃんはもう一人じゃないし
明日からは家族も増えるんでしょ?だから安心して今は寝ててね」
「・・・なのはちゃん・・・本当はな、ずっと今まで怖かったんや・・・
日に日に悪くなっていく足・・・それに孤独やったから・・・
明日死ぬんやないか、なんてことも思ったわ・・・」
「ふふふ、そうだったんだ」
そういいながらなのはははやての背中から腕を回した。
「あっ」
「だったら今日はこうしててあげる」
はやてはその腕と背中に感じるなのはの暖かさにいろいろな感情を抱いていた。
今までずっと孤独でぽっかりと開いていた彼女の心を少しづつ何かがその穴を埋めていった。
「・・・ありがとうな・・・なのはちゃん・・・」
そういいながらはやては思いっきり泣いた。
今までためていたものをすべて吐き出すように・・・
「どういたしまして」
なのはは明るくそうはやてに返した。
孤独だった気持ちは自分も少しはわかるから・・・
(・・・・・・それにしても・・・ガンダムってなに?)
いろいろ台無しである。
午後11時59分
「いよいよだね」
「そうやな・・・」
机の上においてある鎖に閉ざされた闇の書を二人は眺める。
あと・・・十五秒・・・
十
九
八
七
六
五
四
三
二
一
・・・・・・・・・・・・
カチカチと秒針が動きちょうど12時を指した時、
異変が起こる。本棚にしまってあった一冊の本が急に光出し動き出す。
【封印を解除します】
その本から声が聞こえる。なのははは何が起こっても大丈夫なように
はやてを抱きかかえ臨戦態勢を取った。念話で下に居るパルキアに報告も入れている
【起動】
その言葉が聞こえた後、光はいっそう強める。
視界が白一色になり、はやてとなのはは目を瞑る。
その光が晴れてようやく目が開けられるようになると、
魔法陣が展開した。そしてそこから現れたのは3人の女性と一人の男性
「闇の書の起動を確認しました。」
「我ら闇の書の蒐集を行い、主を守る守護騎士でございます。」
「夜天の下に集いし雲」
「ヴォルケンリッター、なんなりとご命令を」
新たな物語は今ここに起動した・・・