パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界   作:DFGNEXT

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やっとこさ投稿です・・・
いやぁ予想以上に再起動によるデータ消去が心に来ました・・・

さて今回は・・・モン○ターハンター?

そして・・・彼の登場です!

それではどうぞ!!あっアンケートはまだまだ続きます。


第二十一話「蒐集」

 

 

【さて・・・今日は早速蒐集に行くわけだが・・・】

「いや、来るの早えよ!まだ呼んでないぞ」

 

事情を一切聞いていなかったヴィータがパルキアの早すぎる訪問に驚く。

もちろんパルキアは空間転移できていた。

 

【我が呼んでからくるとでも思ったか?】

「・・・思っていた・・・」

 

実際ははやてにすでにアポは取っており、実は呼ばれてはいた。

そんなことはいちいち言わない彼は普通にそれをスルーする。

 

【それならばそれでいいだろう?準備ができているなら行くぞ】

「わかった。ちょっと待ってろ」

 

準備はしてあったが、パルキアの早すぎる訪問のせいで行く準備は完璧ではなかったので、

ヴィータは他の皆を呼ぶついでに準備をしに行った。

 

なお今回の蒐集に行くのは魔力探知を避けるためパルキアが同行する以外には

守護騎士の仲の攻撃担当であるシグナムとヴィータが行く予定だ。

今回は特別な事情があるので回復役のシャマルは行かない。

またザフィーラははやての護衛を頼んであった。

 

そうしているうちに二人の準備は終わり玄関に集まった。

 

「待たせたな。こちらは準備は大丈夫だ」

【なら、行くぞ場所は第235管理外世界「スージェン」だな】

「あぁ、よろしく頼む・・・」

【では行くぞ!】

 

パルキアがそう言うとともに三人の姿が玄関から消えた。

目指す場所は第235管理外世界「スージェン」・・・

 

ミッションは・・・魔法生物の討伐

 

 

 

 

―第235管理外世界「スージェン」 ハイタウン町役場

 

 

スージェンにある町のひとつ「ハイタウン」の町役場に着いた一行。

この世界では年々増えていく魔法生物による被害が深刻になっており、

管理外世界ではあるものの管理世界も含め、さまざまな世界からハンターを呼び

魔法生物の討伐を依頼していた。無論増えすぎるのがいけないだけなので、

管理センターからの情報や市民からの依頼によって討伐対象は決まっていた。

 

このハイタウンの町役場はそれの支部の一つであり、主に市民からの

依頼の処理を担当していた。今回パルキアたちはこの依頼をクリアするついでに

魔法生物のリンカーコアを蒐集しようとしていた。

 

「はい、じゃあギアノスとドスギアノスの討伐の依頼を受けるでいいかな?」

「あぁ、それで構わない」

「確認のためにドスギアノスの体を一部でもいいから持ってきてくれ

 あと他の魔法生物で特別危険生物指定されているもの以外は狩らないでくれ」

 

そういうと係員はシグナムにその特別危険生物のリストを渡す。

 

「わかりました。よし、行くぞ」

「あぁ」

【了解した】

 

そう言うと三人はその場を後にし、魔法生物が居るエリアへと足を進めた。

 

 

 

「で、そのギアノスとドスギアノスってどんなやつなんだ?」

 

ギアノスが生息していると思われる雪道を三人が歩く中、ヴィータが二人にそう聞く。

パルキアとしてはまさかモンスター○ンターの生物が

魔法生物としてこの世界観にも存在しているのかと驚いてたが、

この世界観の地球にはモンハンはなく、(ついでに勇者シリーズも)

彼女達はこの生物達に対する情報がまったくなかった。

 

シグナムもさきほど資料をちらりと見た程度の知識しかなく、説明はパルキアがする。

 

【ギアノスはランポスという鳥竜種の仲間だ。見た目は地球で言う小型の獣脚類だな

 鱗がそのランポスに比べ白く変色していて、それ以外の違いは少なかったため

 その亜種と長年認知されていたが近年新種と認定されたらしい。

 寒い地域を好んで生息している他、ハイタウン郊外の古塔でも目撃されている。

 特徴的なのは口から吐くなのは氷液だな。触れると体が凍るから気をつけろ。

 ドスギアノスはそれよりも一回り大きいギアノスのボスだ】

「なるほど・・・大体は理解した」

【目標数は30体か・・・多いな・・・それとドスギアノスを2体・・・】

「へっ、どんなやつだろうがあたしたちが負けるかよ」

【心強いな・・・そして・・・来たぞ!】

 

ガサガサッ

 

雪に覆われた茂みが揺れる。そして出てきたのは白いトカゲ

 

キシャアアアア!

 

ギアノスが4体、泣き声をあげながら三人を襲う。

だが、三人にとってはこいつらはただの雑魚に等しかった。

 

遅い来る4体に最初に反応したのはシグナムだった。

彼女はレヴァンティンを起動させるとギアノスたちに向けて一閃する。

 

刹那、その攻撃を受けたギアノスの手足が吹き飛びその場に倒れ伏せた。

 

「こんなものか・・・まぁ簡単なほうが良いからいいが・・・ヴィータ」

「おうっ!」

 

シグナムにそう言うとヴィータは持ってきた闇の書を使う。

 

《Sammlung.》

 

そう闇の書が発すると地面にのたうち回っていたギアノスの胸の部分から

丸い球体状の光が現れ、闇の書の中に取り込まれた。

そして光が取り込まれると同時にギアノスはその動きを止め、そして息絶えた。

 

【何ページ溜まった?】

「5ページ。一体につき1、2ページってところか」

「他からも集めるが・・・まだまだといったところか・・・」

【残りは521ページ・・・ギアノスたちから1ページ・・・

 ドスギアノスから2ページ得られるとして・・・

 ギアノスから26ページ・・・ドスギアノスから4ページ

 合わせて28ページ・・・残りページ493ページか・・・】

 

気が遠くなる・・・と言うほどのものではないが、かなり時間を食いそうだ。

本来なら魔法生物とはいえ1ページ得られるのもラッキーなのだ。

今回の以来には感謝になければならない・・・

 

「とりあえずは狩ったという証明に・・・こいつの場合は皮か・・・」

「生々しいが仕方ねぇだろ。怪しまれてはやてを助けられなくても困る」

【幸いこの入れ物の空間は我が歪めてある。汚れる心配はないさ】

「感謝する」

「ありがとなパルキア!」

 

そういうと三人は再び歩き出した。

 

 

 

 

雪道を歩く三人・・・その途中パルキアがあることを言った。

 

【三人で固まっているよりは、分かれたほうが効率が良いかもしれん】

「だが、特別危険生物はどうする?無論負けるつもりはないが・・・」

【念話で我に伝えてくれれば転移する】

「決まりだな・・・それじゃああたしはこっちの道を行くぜ」

 

そう言ってヴィータは二人とは違う道へ行ったのだった。そして・・・

 

 

「たくっ・・・まさか向こうから来てくれるとはな・・・」

 

そう言うヴィータの目の前にいるのはギアノスの群れ・・・

そして・・・二体のドスギアノスだ。

 

まさか来たそばから会えるとは好都合だ。

そう思ったヴィータはグラーフアイゼンを起動する。

仮に万が一のことがあっても闇の書もある・・・問題はないだろう・・・

 

 

 キシャアア!!

 

ギアノスの一体が泣き声をあげながら爪を立て、ジャンプしながら相手に襲い掛かる。

だが、守護騎士の鉄槌の騎士ヴィータにそのような攻撃は通用しない。

ギアノスの爪がヴィータの喉笛を切り裂くより、

自分の立ち位置を移動して遠心力を使った振り上げ攻撃のほうが早かった。

グラーフアイゼンがギアノスの足を打ち貫き、避けられないハンマーの直撃を受けて吹き飛ぶ。

その様子を冷めた眼で追いながら、両手で持っていたハンマーを地面に置き、片手で柄を支える。

 

息を整え、片手で柄を握り、ゆっくり目を見開き周りにいるギアノスを2つの瞳が睥睨する。

 

「ゥゥゥアァァア……」

 

殺気の篭もった視線と口から漏れる声に圧倒され、取り巻きのギアノス達は雪山に帰ろうとする。

しかしヴィータはせっかくの獲物を逃がすようなまねはしなかった。

 

《Schwalbefliegen》

 

グラーフアイゼンからそう発せられると同時にヴィータの周りに鉄球が現れる。

四発あるそれをグラーフアイゼンによって、逃げようとするギアノスたちの足に向けて

 

放つ!!

 

刹那、放たれた四つの鉄球は正確に十数体いるギアノスの足を打ち砕く。

それによりその場にいたギアノスのほとんどは地に倒れ伏した。

 

残った少数のギアノスは逃げるが、ボスのドスギアノス二体は逃げようとしない。

本能的にこの敵からは逃れられない。生き残るためには勝つしかないと理解していた。

 

ギァアアアアアアア!!!

 

ヴィータを強敵と認識して怒りの咆哮をあげ、走り出す。

ヴィータは体勢はそのままに目だけを背中越しに向ける。

体は動かさず、ドスギアノスの動きを目だけで追いかける。

 

突然ヴィータの視線からドスギアノスの姿が消える。

背中から回り込んだドスギアノスはヴィータの頭を噛み砕こうと大きな口をあけ、襲いかかる。

 

バクンッ

 

刹那、ヴィータの姿が消え、その口は獲物を捉えることなく空を噛む。

ヴィータは持ち前の小ささを生かし、ドスギアノスの口よりもさらに体を下に落とし、

最小限の動きで横にずれて回避した。

 

さて、普通自分より背の小さい相手に噛み砕こうとすれば、必然的に体勢は低くなる。

ヴィータが見据えているのは体勢が低くなったことで攻撃範囲に入ったその無防備な

ドスギアノスの背中。片手で掴んでいた柄を引き寄せ、両手で持ち直し、腰を低くする。

 

グラーフアイゼンを思い切り振り上げ蓄えたエネルギーを開放、

咆哮とともにありったけの力をこめて叩きつける!!!

 

「オォオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

放った渾身の一撃はドスギアノスの背骨をへし折り、内臓器官を破壊した。

致命的なまでの一撃を受け、ドスギアノスは悲鳴を上げる暇もなく大地にひれ伏す。

 

だが、まだギリギリ死んではいない。ヴィータは手加減していた。

今殺しては下も子もない・・・

 

「ハァッ・・・ハァッ・・・闇の書!」

 

《Sammlung.》

 

ヴィータの言葉とともに闇の書はそう発し、ギアノス数十体とドスギアノスから

魔力を蒐集した。フルパワーの蒐集により対象となったギアノスたちは皆死亡する。

 

そのとき残った一匹のドスギアノスはヴィータに恐れをなして逃げ出そうとする。

しかし、それも無駄な足掻きだった・・・

 

ズシャッ

 

鈍い音とともにドスギアノスの体は地面にひれ伏した。

見ると両足を刃物のようなもので切り伏せられていた。

それをやったのは桃色の髪をし剣を持った女性・・・

 

「大丈夫だったか?ヴィータ」

「へっ、こんなやつらごときに苦戦するかよ!」

 

《Sammlung.》

 

残ったそのドスギアノスも闇の書によって蒐集され、

その命を落とした・・・。

 

「そっちはどうだった?闇の書使ってただろ?」

「12体だな。こちらは18体と2体のドスギアノス・・・

 以来は完了した。今日は帰ろう。

 (ページ)も予想を超えて34項蒐集できた。残りは487だ・・・」

【上々の結果と言っていいだろう。今日は帰ってはやてと夕飯を食べたほうがいい】

「そうだな・・・」

「あぁ、はやてのご飯はうめぇからな!」

 

そう言って三人はギアノスとドスギアノスから鱗 皮 骨を採取し、

後始末をした後、町役場へと戻ってきた。

 

なお残った死体はできうる限り残す方針らしい。

下手に持っていって何かが起きるよりは自然に任せるとのことだった。

 

 

「いやぁ、ご苦労様です。確認も済みました。依頼の通りですね。

 偽装等も見られませんので依頼はクリアです。報酬をどうぞ」

 

そういって係員が渡してきたのは金色に光る箱だった。

報酬自体は何でも良かったので数が多かった依頼を適当に選んだので

報酬の項をよく見ていなかった三人はそれを見て思った。

 

「これは?」

「さぁ、依頼主が渡したものなので・・・

 表面は純金らしいですが、中に何か入っているみたいです。

 爆弾の類ではありませんでしたが、開けられないんです」

【開けられないか・・・】

 

見るとその箱には留め金がしてあり、確かに開けられなかった。

そしてその留め金は・・・

 

【一見南京錠に見えるな・・・だが・・・】

 

パルキアは見て思う。

これはただの南京錠ではない。まず鍵穴があり、三つ開いていた。

留め金の横にはそれを開けるためと思われる鍵がかかっていたが、数がアバウトだが20個はあった。

これではどれが正しいかもわからない。

数を試せばいいが、時間はそれでもかかりそうだった

 

「こんな数あるんだぜ。普通無理だろ?」

「確かにな・・・」

【まぁこれはいいだろう。もともと意味はない。

 それにこういうパズルを解かせるなら打ってつけがいるからな】

 

そう言うパルキアの脳裏にはある少女の姿があった。

 

「ふ、ならばそれはそいつに任せよう」

「じゃ、帰るとするか」

【あぁ・・・】

 

三人はそう言いながら町役場の外に出た。

パルキアは空間転移をしようとする。そのとき

 

 

キューン

 

 

【!!!???】

 

「どうした?」

 

突然動きが止まるパルキア。

疑問に思ったシグナムは尋ねる。

 

【・・・何、用事があるのを忘れていただけだ。お前達は帰っても大丈夫だ】

「そうか・・・」

【あぁ】

 

そう言うとパルキアは二人を空間転移で八神家へと送る。

そして・・・ある方向を見た。

 

(な、なんだ今の感覚は・・・)

 

パルキアはある感覚を感じ心底驚いていた。

 

(まるで・・・俺と同じような力を外側から浴びせられたような・・・)

 

急いでその力の放出があったほうへと向かう。

嫌な予感がしていた。パルキアはただ無我夢中にそこへ向かう。

そして・・・見つけた。力の根源を・・・

 

【貴様・・・何者だ・・・!?】

 

そこにいたのは・・・四つの足を持ち。

胸部の中心に輝くダイヤモンドのような結晶。

深い藍色の全身に青白く輝くラインが走っているほか、

頬や胸部、背中には銀色の装甲を持っている。

 

そして後頭部は結晶のように大きく突き出した形状をしていた。

 

そう・・・それの正体は・・・

 

【ディアルガ・・・・・・・・・・・・!?】

 

物語は更なる混沌へと向かう・・・

 

 

 

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