パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界   作:DFGNEXT

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あれ?割と簡単に終わった。
まぁこの辺は長引かせなくてもいいだろう。

というわけで第三話です。
あと二、三話やったら無印突入かな?

パルキアさん・・・こんなポジティブな人でいんでしょうか?

それではどうぞ!!



第三話「少し、お話しようか・・・」

 

 

高町家についたけど・・・

だ、だれもいない!!!??

 

ど、どうやら留守番状態らしいが・・・

 

こ、これが原作でもあったって言うんなら

なのはちゃんのあの思考の理由もわかるわ

こんなん狂う

 

よし、ここは早くお話できるようにがんばろう。

 

今までパルキアの能力を使うときはイメージしろ

だったんだ!リンカーコアが俺にもあるならできるはず・・・

 

イメージ、イメージ・・・

 

【げぅっふろん】

 

びくぅっうう!!

 

「!???」

 

あっごめん。なのはちゃん

割と簡単にできちゃったよ。

 

さすが空間を作った神様。なんでもありだね。

 

 

フルフル、キョロキョロ

 

 

どうやらなのはちゃん突然の変な声に驚いているようだね。

まあ、ここは話しかけてやろう。

 

【高町なのは・・・ここだ】

 

「えっ・・・パルキア・・・さん?」

 

おお、通じた通じた。

いいねぇ・・・

 

 

こういう場合神様転生系なら能力がわかって楽なのに・・・

 

【そうだ。我の名はパルキア。空間を操る神だ】

 

厨二臭がするが、パルキアの威厳をこっちの世界でも広げたいんだよ。

前世でとことんいい子なのに不遇な扱いだったから

 

「神様?」

 

【そうだ。この世界・・・そして空間を作ったのは我だ】

 

もちろんうそだが・・・まあいいか

 

「すごいんだ・・・」

 

【まぁその話はおいておこう。ときになのはよ】

 

「な、なんですか?パルキアさん」

 

【ため口でよい。・・・お主・・・悩んでおるだろう?

 父親が大怪我をしてから家族がピリピリしていることに】

 

 

その言葉になのははとても驚いたようだった・・・

 

 

 

なのはSide

 

 

わたしの悩み・・・確かにパルキアさんの言うとおりある。

 

原因は数日前、お父さんが事故で入院して、お母さんはお父さんに付きっきりなって、

お兄ちゃんはどこか機嫌が悪いし、お姉ちゃんは落ち込んでいた。

 

お母さんは朝起きるとご飯をつくって直ぐ何処かに行ってしまっていた。

お兄ちゃんとお姉ちゃんもそうだ。朝起きてリビングに行っても誰もいなかった。

テーブルの上にラップに包まれた朝食と、そのそばに置いてある書き置き。

 

[お母さんは、びょういんにいってきます。いい子にしててね。]

 

そう短く書いてあった。それを読んで良い子でいなくちゃいけない。

そうすれば良いんだ。そうすればお母さんも、

お兄ちゃんも、お姉ちゃんも前みたいに話してくれる。

 

単純に、そう思っていた。その日も、その次の日も、その次の日も良い子でいたと思う。

 

ひとりで寝ることも、食器の片付けも、お風呂のお掃除も全部一人でした。

それでもみんな前みたいに話してくれなし、

遊んでくれない。だから私ははお母さんに聞いた。

 

「お父さんはいつ帰ってくるの?」

 

そう、お父さんが帰ってくればみんな前みたい戻ってくれるって思ったから。

そしたらお母さんは、

 

「なのはが良い子にしてたら直ぐに帰ってくるわ」

 

そう言ってくれた。だからもっといい子でいようと思って今まで以上に頑張った。

でも、それでもお父さんは帰ってこなかった。

その日も、その次の日も、その次の日も。そして、

そのときはブランコに座ってどうすればもっと良い子でいられるか考えていた。

 

だけどいい案は浮かばなかった。だからお母さんの言うとおりに良い子でい続けた。

 

そんなときに会ったのがパルキアさんだった。

最初はぬいぐるみかと思ったけど

 

泣き声をあげるし、動いてとても驚いたの。

 

名前を教えてもらった後、家に帰ろうとしたら

パルキアさんはついて行きたいって

そういう身振りをしたの・・・

 

今思うと・・・それはパルキアさんがわたしが悩んでいることに気づいて

慰めに来てくれようとしたんだと思った・・・

 

 

「うん、そうなんだ・・・どうしてだろう?

 なんでいい子にしているのにお父さんは帰ってこないの?

 なんでお母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんは

 前みたいになってくれないの!?」

 

わたしはパルキアさんにそう怒鳴った。

言い終わった後に冷静になって、いけない!

と思ったけど。パルキアさんは怒らずに

 

【それは君はいい子の本当の意味を知らないからさ。

 だからみんなは気を使ってしまっているんだ。】

 

「いい子の本当の意味?」

 

なんだろう?

ひとりで寝ることも、食器の片付けも、

お風呂のお掃除も全部一人でしたことも

全部いい子じゃないのかな?

 

「本当の意味って?」

 

【このころのいい子とは、悪さをせず

 甘えてきてくれる子の事を言うんだ。

 なのははそれに気づかず大人のいい人を演じているんだ。

 

 だからお父さんは戻ってこないし、

 家族はピリピリしたままなんだ。】

 

「じゃあ、わたし・・・どうすればいいの?」

 

【元気に笑顔を見せたり、お母さんに会えなくてさびしい

 って思い切り甘えてみるんだ。

 きっと喜んでくれる。我が保障する】

 

そうか、そんな簡単なことだったんだ・・・

わたしは背伸びしすぎて逆に自分を苦しめていたんだ・・・

 

【それでも家族がいなくてさびしいのなら・・・

 君に・・・魔法を教えてあげよう】

 

「魔法・・・?」

 

なんだろう?

テレビでよくやってる魔法少女みたいなやつかな?

 

【説明はまた今度してやる。

 今は・・・帰ってきたらお母さんに甘えてくるといい】

 

「うん、わかったの」

 

パルキアさんの話はところどころ難しいことも言ってたけれど

わたしの中で・・・何かが解けていく様な気がした。

 

うん、まずは・・・帰ってきたら

笑顔で「お帰りなさい!」って言ってみよう・・・

 

 

 

 

 

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