ただいま絶賛本編制作中なんですけどね……
これがもう続かない!ええ、ネタが尽きてきてるんです(真顔)
もうそろそろしたらネタを求めてさ迷う亡者にでもなるんじゃないですかね(白目)
それはそうと、ですね………
ときさんが!始解を!しましたよ!
あとめっちゃ血吐いてるんですけどね(真顔)
この回は作者い本人曰く、呪文とか結構はしょったらしいです
まあ文章が多すぎても内容が入ってこなくなりますからね、ちかたないね(´・ω・)
という訳で、本編です!どうぞ~!
仕方ない。厚意に甘えてルキアの方に行かせてもらおう。葛籠なら大丈夫。
「伊吹よ 神の伊吹となりて天の八重雲を吹き放つが如くに禍つ風を吹き払え 陰陽」
鯉口をきり、解号を唱えると山吹色の光を帯びた刀になる。この斬魄刀は、在るものを無いものとし、無いものを在るものとする。そこに在ると、そこに無いと幻を見せるだけであまり長くは持たない。藍染の斬魄刀の下位互換のようなものだ。
「太陰…」
体が霧のように消えていく。これで周りからは視認が出来ない。曲光より強力で、人の感覚を狂わせる術だ。そのまま双極まで走り抜ける。誰にも邪魔はさせない。百年前の真実を知り、惣右介の孤独を知った。処刑を、惣右介を止める。どうかまだ私の手が届くなら…二人を助けさせて。
双極の丘を中心に大きな霊圧のぶつかり合いが一つ、二つと増えていく。これだけ隊長格が一斉に霊圧を開放していると病み上がりにはきつい。押し潰されそうだ。
「ゴフッ………」
血を吐く。やっぱり負荷がかかる。重國先生に禁じられただけある。強すぎる力は身を滅ぼす。でも、歩みを止めるわけにはいかない。
少しして双極が解放される。
「……卍解………………真偽之見極………」
焔に包まれて矛が形を火の鳥へと変えていく。その光に紛れて私も姿を変える。再び、大量の血を吐く。実戦で卍解を使うのは初めてだけど、始解の時以上にきついな。始解と違ってこれは有るように、無いように見せるものではなく実際に存在させる。偽物の姿を存在させ、本物の姿を隠す。私の意思で消さない限り存在し続ける。それを使う。ルキアがいる磔架の上まで駆ける。
「さようなら」
ルキアが静かに告げたのが聞こえた。させない。加速してルキアに駆け寄る。
「ルキア」
「一条殿!何故来たのですか!」
「話は後」
さて拘束具をどうやって外そうか。その間にも火の鳥はルキアを貫かんと迫っている。壊すしかないか。
「ナウマクサラバタタァギャティビヤクサラバボッケイビヤクサラバタタラタセンダマカロシャダケンギャキギャキサラバビギナンウンタラタカンマン…………」
不動明王印を結び、拘束具を破壊する。三つ全てはまだ壊せてない。火の鳥はもう目の前、間に合わない。あれを止める別の呪を……そう思ったとき、火の鳥と私達の間に割り込む少年。まさか、斬魄刀百万本に相当する破壊力を持つ双極の矛を止めてしまうとは。
「……よう 助けに来たぜ ルキア」
「馬鹿者!何故また来たのだ!」
「あ…あァ?」
「貴様ももう解っているだろう!」
ルキアと一護が喧嘩を始めてしまった。そんな呑気なことしてる場合じゃ無いんだけど。
火の鳥が二擊目のために距離をとる。
「二人ともそんなことしてる暇はない!」
私は叫ぶ。その時、火の鳥の首に紐が巻き付き、動きを止めた。見下ろすとその先には盾の様なものがあり、十四郎と春水がいる。二人が盾の様なものに斬魄刀を滑らせると双極の矛が真っ二つに折れた。今のうちだ。
「ナウマクサラバタタァギャティビヤクサラバボッケイビヤクサラバタタラタセンダマカロシ…………………ン」
残る拘束具を破壊する。ルキア達の姿を隠し、実体を持つ幻覚で彼を欺く。
「一護…
今から君達の姿を隠す
仲間を連れてお逃げなさい」
「どうして俺の名を!俺は一度も…」
「さぁ?何故でしょうね
左太刀 日の入……隠……っ」
「おい大丈夫か?」
また、血を吐く。まずいな。思ってたより消耗が激しい。暫く動けない…下では誰かが鬼道衆をなぎ倒してる。
「恋次!」
「ルキア!」
ルキアと恋次が叫ぶ。それに気付いた一護が恋次に向かって思い切りルキアを投げる。
「きゃぁぁぁぁぁぁ」
「馬鹿野郎ーーーーーー!」
恋次が下で無事ルキアを受け止めたみたいだ。
「馬鹿者!
一護貴様あ!」
「落としたらどうすんだこの野郎!」
一通り文句をルキア達が言うと一護が刀を構えて言う。
「連れてけ!
テメーの仕事だ
死んでも放すなよ」
それを聞くと恋次が駆け出す。それを副隊長が追うが一護によって阻まれる。凄まじい力で彼は副隊長達を倒していく。すぐに一護も恋次を追おうとしたが、白哉に阻まれる。別の場所では、十四郎の行く手を重國先生が阻んでいる。だんだんと先生の霊圧が上がってる。それに気付いた春水が十四郎を連れて逃げた。確かにここで暴れられたら皆巻き込まれてしまう。春水の判断は正しい。
やっと体の自由が効くようになってきた。皆を巻き込まないために離れたのは良いものの先生を暴れさせる訳にはいかない。二人を追う。
二人がいる場所に着くと、重國先生が怒っていた。恐ろしいお人だ…。この霊圧の中で一体何人の隊士が正気を保っていられるのだろう。
「自慢じゃった…我が子のように
信じとった 意気は違えど歩む道は同じだと
痛恨なり」
先生が封印を解き杖を斬魄刀に替えた。怖い…けど、止めないと。こんなことしてる場合じゃない。
「重國先生 皆歩む道は違う…
同じ道を歩んでいるように見えるだけです」
「一条その姿は…!」
「説明は後!」
卍解をしたことで体に負荷がかかりすぎる。話で解決するものならば、それが一番いい。
「とき!おぬしも阻むか!
最早問答は埒も無し 抜け」
駄目か……。
刀を抜いた三人が斬り結ぶ。さながら剣舞のように。私は三人の間に入り両の刀を抜きその刃を受ける。動きが止まる。
「…どういうつもりじゃ 春水 十四郎 とき
斬魄刀も解放せずにこの儂と戦う気か?」
「……どうしても戦わなくちゃダメなのかい?
山じい………」
「黙れ教えた筈じゃ
正義をゆるがせにする者を儂は許さぬと」
「自分の正義を貫けと
教えてくれたのもあんたさ山じい」
「その為に力をつけろと教えてくれたのも
貴方です先生…!」
「戯けるな
世界の正義を蔑ろにしてまで通すべき己の正義など無い」
…さっきから黙って聞いていれば。