大切な誰かへ   作:刹那の奏

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どうも皆さんこんにちは、漆黒のフヨウです
今回のお話はね、私のオリキャラである弥生ちゃんが主役なんですよ
弥生ちゃん、書きづらいんですよ(´・ω・`)
自分のキャラと反対に位置してるキャラなので……

いや、それは別にどうでもいいんですよ、ええ(白目)
今の一番の問題が何かって、本編が全く進んでないってことですよ、ええ
虚圏編のシーンをいくつか変えなくちゃいけなくなってて頭がパーンしてます

とりあえず今回は閑話という事で、弥生ちゃんのとある1日のお話です
頭を空っぽにして読んでください
それでは、どうぞ~


月ヶ原弥生のとある一日

「月ヶ原隊員はまだ見つからないのですかっ!?」

「弥生さ〜ん!どこ行っちゃったんですかぁ〜!?」

「あらあら、月ヶ原さんにも困ったものですねぇ」

 

暖かな陽射しが辺りを包む穏やかな一日

そんな中、瀞霊廷・四番隊隊舎では慌ただしく動く影が二つとそれを微笑ましく見つめる影が一つあった

 

 

 

 

月ヶ原弥生は瀞霊廷内では割と有名人だ

主に不思議ちゃんという点で、だが

 

 

ある時は瀞霊廷から出て流魂街に行っていたり…、またある時は裏山にある泉にて水浴びをしていたり…、またある時は大量の猫に囲まれて日向ぼっこをしていることもあった

あと、作戦展開中に迷子になることも少なくなかった

 

そして彼女の捜索が始まって数十分すると何処からともなく現れ、『ただいま帰還しましたです〜』などと、いつもと変わらない眠そうな顔で言うのだった

 

それはさておき、本日もまた弥生は絶賛行方不明中なのである

なぜそれが分かるかというと、一番最初の場面を振り返ってみてみると分かるだろう

彼女の姿が見えなくなると、虎徹勇音副隊長と山田花太郎七席が慌てながら四番隊舎を駆け回り始めるからである

ちなみに、卯ノ花隊長はそんな二人を優しそうな笑顔で見つめながらお茶を飲んでいるのであった

 

 

 

さて、肝心の月ヶ原弥生本人の行方なのだが……

本日の彼女の行方は、やはりというかなんというか……、瀞霊廷ではなく流魂街であった

向かった先は彼女の生まれ育った、西流魂街七地区

───その名を紅玉楼と言った

 

赤を基調とした中華風の建物が多く並ぶその地区は、治安も良く人々の繋がりもまた強固であった

数多くの流魂街の中では穏やかであり賑やかでもある場所に分類される

その一角にある小さな広場、そこに弥生はいた

 

「はい、お待たせ〜」

持ってきたよ〜と、緩く間延びした話し方でその広場の奥に入っていく弥生

その目の前にいたのは────

 

「はい、今日のお昼だよ」

「にゃー」

 

黄色と水色の瞳を持った黒猫だった

 

 

「久しぶりだねぇ、いつもはみんなにご飯もらってるんでしょ〜?」

そう言いながら、弥生は黒猫の頭を撫でる

それに満足そうに目を細めながら黒猫は小さく「にゃあ」と鳴き、目の前のご飯に口をつけた

それを見た弥生は「んふふ」と優しげに笑い、黒猫に色々なことを話し始めた

 

それは仕事のことだったり、世間話だったり、はたまた人間関係だったり……

取り留めもなく時系列もバラバラだが、それでも弥生は話をやめなかったし、黒猫もまた食べ終えたにも関わらず、逃げずに静かに聞いていたのだった

 

 

そんなこんなで辺りが少し赤くなり始めた頃、弥生はそろそろ帰らなければと腰を上げた

それを見た黒猫は甘えるように「な〜」と鳴き、弥生の足に顔を擦り付けた

「どうしたの〜?一緒に来たいの?」

弥生がそう黒猫に聞くと、黒猫はその通りだと言わんばかりに「にゃあ」と鳴いた

 

「んふふ〜、じゃあ一緒に帰ろっか〜」

みんなに自慢するんだぁ〜、と黒猫を抱き上げほわほわと笑いながら、弥生は瀞霊廷への帰途を辿った

黒猫はそんな弥生を見上げ、満足そうに「なあ〜」と鳴いて目を閉じるのであった

 

 

 

 

 

「ただいま帰還しました〜」

 

「月ヶ原隊員!どこ行ってたんですかっ!心配したんですよ!」

 

「弥生さん、次からはちゃんとどこ行くか言ってから行ってください……、僕何かあったんじゃないかって心配で心配で……」

 

「ん〜?えーと、紅玉楼にね〜、行ったんだけどこの間見つけたにゃんこさんがいてね、ご飯あげてお話してたら懐かれて着いてきちゃったの〜」

「にゃー」

 

「わあー!黒猫じゃないですか!可愛いですね〜!」

 

「あらまぁ、可愛らしい黒猫さんですねぇ〜」

「ちゃんと面倒見てくださいね、月ヶ原さん」

 

「隊長、ありがと〜」

 

「卯ノ花隊長!」

 

こうして、月ヶ原弥生の一日は今日も穏やかに過ぎていくのであった

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