漆黒のフヨウです
やっぱり恋愛系統書きづらいですね(真顔)
書いててゾワッとしました(笑)
こそばゆい感じで……(白目)
でも嫌いじゃないです、こういうの(真顔)
それでは本編、どうぞ
『ときのことをお前に紹介した時、お前が俺はときの父親かって言ってきたときにじゃあ母親はお前だなって言っただろ?
あれさ、現実にならないかな、ってずっと思ってたんだ
俺、お前の事が好きだから
でも、言ったらきっと今までの関係じゃいられなくなるんじゃないかって…
だから言わないことにした
言わないでずっと今までの関係を保っていようって決めた
だけど、気持ちだけはいつか知って欲しいと思って、この手紙に書いておこうと思った
俺はもういないけど、それでも……
俺がお前の中に少しでも残ってたら嬉しい
これを生きてるうちにお前に言ったらどんな顔するんだろうな……
そして何を言われるんだろうな……
なんて、そんなことばかり考えてたよ
これ以上書くと後悔しそうだ……、これで終いにするか
じゃあな、元気で
樹』
溢れる涙が止まらなかった
止めようとしても次から次へと流れ出てきた
私がしっかりしないと、って思ってたのに
彼はいとも容易く私の心の感情を引きずり出してくる
「………馬鹿……じゃないの…………」
「私だって……好きだった……」
「………貴方と同じ、………壊れるのが怖かったんです」
「ねえ……、貴方が生きてるうちにそう言ったら……貴方は何て答えてくれたんですか……?」
手紙を抱きしめて私は泣き崩れた、んだと思う
気が付いたらしゃがみ込んでいましたから
少し経って涙が止まった頃、大吹山隊長が訪ねてきたの
「終わったか?」
「……隊長」
「……こりゃまた酷い顔だな、樹が見たら大笑いするぞ」
「……ふふっ、そうですね」
「お前はそうやって笑っていればいい、アイツが一番好きだった笑顔でアイツが逝ってしまったことを後悔するくらい幸せになってやれ」
「隊長……」
「ははっ、普段言わないようなことは言うもんじゃねぇな」
そう言って笑いながら少し乱暴に私の頭を一撫でして隊長は出ていったの
……珍しく慰められちゃったみたい、でもきっと樹も同じこと言うんじゃないかなって思えた
だからかな、気持ちを切り替えることが出来たのは
だって樹はいなくなってしまったかもしれないけど、心の中にはいつだって彼は生き続けているもの
「……なんて、話してきたけどほとんど私と樹の話で終わってしまいましたね」
「いえ……、先生の上官さんのことが知れたので良かったです」
「そうですか、良かったです」
そう言って微笑むと修兵くんも少し力を抜いてくれたようだった
机についている鍵の付いた引き出しにチラリと視線を向けたあと、私は修兵くんに言った
「他に聞きたいことはありますか?」
「いえ大丈夫っす、ありがとうございました」
「いえいえ」