俺は高校生探偵・工藤新一。幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行って...ではない世界線。
もし、工藤新一が普通にサッカーをやっていたらどうなったのか?もしくは超次元サッカー界に工藤新一がいたらという設定の物語である。
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俺は天才サッカー少年・工藤新一。中学はサッカーの古豪である星凍中学に入学する。だが、そこでは思いもよらぬ事が俺を待ち受けていた。
入学式当日、早速、寝坊する俺。大事な日なのに寝坊してしまうとはなぁ...ベッドから起き素早く身支度を済ませ、星凍中学に向かう。
「はぁ...はぁ...家から遠くて通うのが嫌になっちまうぜ...」
新一が遅れて会場に入ると既に入学式は始まっていて1番後ろの保護者席のところを見ると見覚えのある人がいた。
「あら、新ちゃん!遅いわねぇ...!」
「新一、まだ式は始まったばかりだ!さぁ混ざってこい!」
新一の両親である工藤優作と工藤由希子がいたのである。母さん、父さんめ、主役を置いていきやがって...と思う新一であった。
その後、俺は無事に入学式に出て入学式が終わった後、自分のクラスへ向かう。俺のクラスは1-2のようだ。俺は何部に入るか片っ端から聞いていったがサッカー部に入ると言ったやつは俺以外に1人しかいなかった。入るって言ってくれたそいつは壁山のようなガタイでいかにもDFという感じがする。
「アンタ、名前は?」
「僕は木戸 一守きど かずもり!君は?」
「俺は工藤新一!」
「くっ、工藤新一⁉︎って事は君が...」
「あぁ、"平成のジーコ"さ!」
俺がそう言うとクラスの視線が俺に向く。その瞬間、俺の席の周りに人だかりができた。
「お前が"平成のジーコ"だったのか!サインくれー‼︎」
「私も私も‼︎」
対応するのが面倒になった俺はこっそりと人だかりから抜け出し木戸と廊下に出ていく。廊下には誰の姿もない。どうやら俺と木戸の2人だけのようだ。廊下に出ると木戸が俺に入部届けのことを聞いてきた。
「工藤君、入部届けとかは書いたよね?」
「あぁ!バッチリだぜ!」
「じゃあ顧問の先生に出しに行こうよ!」
俺と木戸は職員室へ向かい顧問の先生に入部届けを出しに行く。
「おっ、いたいた!城崎先生、入部届けを出しに来ました!」
俺が明るくそう言ったが城崎先生は下を向きながら悲しそうな顔で俺と木戸に言う。
「....サッカー部は君達が入っても3人だ...だから、諦めたほうがいい...」
「嘘だろ⁉︎古豪じゃなかったのかよ!」
「...古豪だったが前監督の不祥事のせいで部員が一気にいなくなってしまったのだ...」
「そうか...なら、俺とコイツでここのサッカー部を立て直してやる!だから入れてくれ!」
「...分かった。じゃあ頼んだぞ」
「よっしぁ!木戸!明日から俺と勧誘活動するぞ!」
「おっけー!」
俺と木戸による星凍中学サッカー部を立て直す計画がここから始まった。目指すは11人、まずは他クラスから誘っていこうと木戸と俺で決めたのであった。