翌日の昼休み俺らはまた勧誘活動をしている。すると、俺らの元に容姿の良い赤髪の人がやって来た。
「そこの少年、何をしているのだ?」
「サッカー部の勧誘活動です!」
「ほぉ...サッカーか。」
「どうです?入りますか?」
新一が赤髪の人にそう聞くと赤髪の人は目をギロッとさせ新一達を見る。そして、自分の顔を新一の顔の近くまで寄せこう言う。
「人数が足りないのか..?」
「はい、足りないです」
「なら、この私が入ってやろう!」
「まじすか!ありがとうございます!ちなみにお名前は...?」
「ザミエル・フライシュッツェだ!ザミエルって呼べ!」
「了解です!」
新一達は思いがけない事から一人をサッカー部に入部させることができた。その後も引き続き勧誘を続けていると不気味に微笑みながら俺らに向かってくる人がいる。その人の周りでは皆がコソコソ何かを話している。悪魔だぁ...だったり絡まれるなんて可哀想奴らだなど周りから聞こえてくる。どうやら、それほどヤバい人らしい。
「おいお前ら、サッカー部だろ」
「そうですが何か..?」
「フン、どうせ弱者の寄せ集めだろ。そんなんじゃ1勝もできねぇな」
新一はこの言葉にイラッとして言い返そうとしたが言い返せばサッカー部の評判が落ちてしまい人が入ってくれなくなると思い沈黙でいた。
「.....」
「この俺がサッカー部に入って最強の軍団にしてやるよ!」
「入ってくれるんですか⁉︎」
「俺がいねぇとお前らは勝てねぇからなぁ」
この人の名前は闇堂 総魔というらしい。闇堂は新一から紙を受け取りその場を去っていく。
そして、その日の部活動の時間グラウンドにはザミエルと闇堂が新たに加わっていた。2人とも真面目に練習に取り組んでいる。新一がふとグラウンドの端に目をやるとこちらを見ている2人の女子生徒がいた。2人はそれぞれ神宮、紅宮と書かれた看板みたいなものを持っている。俺は神宮と紅宮に何か用があるのかと思い2人に事情を聞きにいく。
「看板みたいなの掲げて神宮さんと紅宮さんに用事ですか?」
「いや、応援してるだけだよ!」
「応援だけか....応援だけじゃつまらなくないですか?」
「少し退屈だけど好きな人の顔が見れていいよ!」
「なら、いっそのことサッカー部に入りませんか?そうすれば退屈もないし好きな人の顔だっていつでも拝めますし!」
「拝めるのは有り難いけどサッカーできないしなぁ...」
「私も..」
「大丈夫!サッカーならこの"平成のジーコ"と呼ばれた俺が教えます!」
新一が平成のジーコと言った瞬間、2人は驚く。
「えっ⁉︎君があの平成のジーコ⁈」
「そうですよ!」
「上手い人が教えてくれるなら私、サッカー部入ろうかな...?」
「えっ⁉︎花音入るの?えっと、それじゃ私も入る!」
「決まりですね!んじゃ、明日からよろしくお願いします!」
「あっ...うん。」
「うん!」
2人はそう言いこの場を去っていく。新一は練習に戻り新しい必殺技を習得する為、自主的に練習していた。
これでメンバーが11人を超え大会に参加できるようになった星凍中学、だがメンバーはまだまだ募集中。入ってくるひとはいるのか?