「ほ、本当にあなたが
「あぁ、なったよ!ところで君達、サッカー好きか?」
「好きです!」
新一がそう言うと監督はニコッとする。そして監督は新一の近くまで歩み寄り手を肩にポンッと置く。
「君は工藤新一君だよね?」
「そうですが何か...?」
「いや、"平成のジーコ"に会えたのが嬉しくてさ!」
新一は監督にそう言われ照れてしまう。新一が照れている間に黒影が監督に何かを聞いていた。
「あなたは今も白血病に身体を侵されてるのでは...?」
「病気は完治したよ!高校サッカーは最後までできなくて悔しかったけどな..,」
「完治したんですか!なら、良かった!」
キーンコーンカーンコーン‼︎
ここで昼休みの終了を告げるチャイムが鳴り皆、校舎の中へ入っていく。監督はグラウンドの端で誰かと電話をしているようだ。
「"平成のジーコ"に会えました?」
「あぁ、会えたよ!ありがとうな、トシ!」
「どういたしまして!あっ、久保さんいつかまた一緒にサッカーしましょうね!」
「あぁ、そうだな!」
ピッ!
その後、時は過ぎて部活の時間、監督は皆に話をしていた。
「いいか、ボールを持ったら観客全員が自分を見ていると思え!そうすればフィールドには怖いものなしだ!」
監督がそう言うとサッカー部員全員が感心していた。すると、紅宮が監督にあることをいう。
「この言葉のおかげでゴールトゥゴール(奇跡の11人抜き)が出来たんですか?」
「いや、言葉は関係ないよ。皆の想いのおかげでゴールトゥゴールができたんだよ!」
紅宮は監督の返答を聞きさらに感心する。ここで監督は自己紹介を忘れていたと言い皆に自己紹介をする。
「皆、自己紹介がまだだったね、俺の名前は久保嘉晴!好きな飲み物は炭酸が抜けたコーラだ!よろしく!」
「えっ、炭酸が抜けたコーラって不味くないですか?」
「不味くはないぞ!ほら、飲んでみろ!」
不味くないですか?と聞いた上城は久保が持ってきた炭酸が抜けたコーラを飲んでみた。実際、炭酸が抜けたコーラは不味いので上城の浮かべた表情も察しの通りだ。
「うっ.....,」
「どうだ?美味いだろ!」
「まず、いや美味い.....です。」
「だろだろ!今回はサービスで全員分用意したから皆、飲めよ!」
全員分用意したという言葉を聞き、皆はまじか...というような顔をする。そして、炭酸が抜けたコーラが手渡された後、トイレに行ってきますという奴、コーラはちょっと...って奴や飲んで吐き出す奴が全ての部員の半数以上いた。皆、バラバラになったり中々飲みきれなかったりした人がいたため、この日はサッカーではなく炭酸が抜けたコーラを飲む事が練習になるのだった。
to be continued....