villain 〜その男、極悪につき〜   作:桒田レオ

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二話「交差・特異点」

 

 

 

 吸血鬼の祖国、ルーマニアは阿鼻叫喚の地獄と化していた。

 以前天使病に犯されたロンドン、悪魔に蹂躙されたニューヨークと大差無いレベルである。

 

 町中では食人鬼と化した者達が住民らを襲っていた。

 近隣の魔族達も加わって、手の付けられない状況になっている。

 

 生きたまま肉を食われ絶叫する男、魔族に犯され悲鳴を上げる女。

 死の戯曲が奏でられている。救いなどありはしない。

 差はあれど、世界各地が同じ状況になっている今、此処に真の救世主は現れない。

 

 常夜が続く事で、魔族達は更に凶暴化しつつあった。

 吸血鬼の楽園が完成する一歩手前、一部を除く地方全域に灼熱が広がる。

 

 ルーマニアは焔の海に飲まれた。

 

 食人鬼、魔族、住民、野生動物、森林……

 生命を持つ総ての存在が一瞬の内に燃やされる。

 

 ある種の慈悲だった。

 

 焦土と化した場所に、緋色のローブを羽織った女が降り立つ。

 

「敵の本拠地は無事か……面倒だな、真祖共だけの力ではない」

 

 紅蓮色の長髪が靡かせ、女魔導師は犬歯を剥く。

 長身かつ豊満な肢体を誇っている彼女は黄金祭壇のNo.3、ヴァーミリオン。

『紅蓮の獅子』の異名を持つ、黄金祭壇きっての武闘派だ。

 自慢の炎魔導を食らっても原型を保っているブラン城含む崖上を見上げ、盛大に舌打ちする。

 

「……確かネオナチには神祖がいたな。アイツめ、何が目的だ」

 

 鮮血色の双眸に宿るのは烈火の如き怒気。

 濃密過ぎる魔力が漏れだして足元の地盤はマグマと化していた。

 

「おうおう、キレーに掃除されてんな。そんで……やっぱネオナチが絡んでるかぁ」

 

 背後から間の抜けた声が聞こえてくる。

 野太くも艶やかな美声……

 声の主を即座に察したヴァーミリオンは満面の笑みで振り返った。

 

 が……横に付いていた女を見て不機嫌に戻る。

 

「……いらないのがいるな」

「聞こえてるわよ、ライオン女」

 

 両者とも、嫌悪感を隠そうともしない。

 間女……アラクネに対してヴァーミリオンは容赦なく告げた。

 

「帰れ。この案件、私と大和だけで十分だ」

「こっちは正規の依頼で来てんのよ。アンタこそさっさと帰ったら? ついでにエリザベスに伝えておいて頂戴。私の愛人にちょっかい出さないで……って」

「暗殺者風情が……調子に乗るなよ?」

「何? やるの? いいわよ。こっちも都合がいいわ。愛人気取りのバカを一人減らせて」

「……」

「……」

 

 剣呑を通り越して最早殺伐としはじめた空気に、いち早く大和が待ったをかける。

 二人の間に割って入った。

 

「待て、お前らマジで待て。ちょーぜつ面倒くせぇから」

「大和退いて、ソイツ殺せない」

「下がれ大和、ソイツ燃やせない」

「いいから落ち着けって。殺し合うのは勝手だが、俺は仕事しに来てんだよ。邪魔すんな」

「…………」

「…………」

 

 至極もっともな意見に、両者黙る。

 大和はヴァーミリオンの背後にあるブラン城周辺を指した。

 

「まずはアレだ。ほれ、行くぞ」

 

 返答を聞かずに歩きはじめる。

 伊達に七桁以上の女と関係を持っているワケではない。

 修羅場は慣れっこなのだ。

 

 しかしそれは、普通の女に限っての話である。

 彼女達は世界最強クラスの女……我の強さも世界最高クラスだ。

 

 ヴァーミリオンは素早く大和の右腕に抱きつく。

 アラクネもすかさず左腕に絡み付いた。

 

 両者とも、火花を散らさんばかりに睨み合っている。

 ヴァーミリオンは大和に言った。

 

「なぁ大和、コレが終わったら二人で遊びに行こう。お前の欲しいものは何でも買ってやるぞ」

「お生憎様、もう私が予約取ってんのよ」

「知らん、それは大和の返答次第だ。……なぁ、大和。どうだ? 絶対に退屈はさせんぞ?」

「……っ」

 

 ヴァーミリオンから艶然と微笑みかけられ、アラクネから涙目を向けられる。

 普通の男なら迷ってしまうかもしれないが、大和は即答した。

 

「すまねぇなヴァーミリオン。アラクネと約束しちまってんだよ。……約束は守らねぇとな」

「……チッ」

 

 悔しそうに舌打ちするヴァーミリオン。

 アラクネは「あっかんべー」をして挑発する。

 怒髪天になりかけた彼女に、すかさず大和はフォローを入れる。

 

「でも、一週間後は暇だ。数日くらい休暇入れとけ、可愛がってやる」

「……あ、ああ! 一週間後だな! 3日は必ずいれるぞ!」

「クククっ、決まったらメールくれよ」

「勿論だ! ……フフフっ♡」

 

 一変して乙女の様に微笑むヴァーミリオン。

 逆側ではアラクネが頬を膨らませていた。

 執拗に大和の足を蹴っている。

 

 大和は思わず溜め息を吐いた。

 

 

 ◆◆

 

 

 ネオナチ特性の超高密度多重障壁は大和の蹴り一発で粉々に砕け散った。

 

 物理、非物理、実在不実在、有無、その他総てのダメージになり得る現象。

 あらゆる種類、属性魔法を含む特殊能力。

 闘気、魔力、霊力、神力、龍気、闇の力、神々の権能、純エーテルに至るまで……

 

 あらゆる攻撃を遮断する筈の無敵結界は、しかし紙くず同然に崩れ去る。

 

 闘気の純度がまるで違う。

 大和はその気になれば魔導師が放つ超級魔導を無傷で耐えられる。

 最早特異点の極致……理屈を越えたその在り方に、ヴァーミリオンは呆れを通り越して感心を抱いていた。

 

 しばらく崖道を進んでいると、不意に禍々しい神気に覆われる。

 あまりのプレッシャーに三名は即座に臨戦態勢に入った。

 

 常夜が溶け落ちたかの様に、摩訶不思議な美女が現れた。

 濃紺色の肌、多数の腕。

 その一本一本に携えられた規格外の神器たち。

 古代インドを連想させる戦装束は数多の英傑魔神の頭蓋骨によって彩られている。

 その身から迸る禍々しい神気は、最早邪神に近い。

 

 大和は笑った。

 

「八天衆きっての問題児の登場か……今回の任務、一筋縄じゃいかなそうだな。なぁ? 殺戮と狂乱の女神、カーリー」

 

 真名を明かされて尚、彼女は嗤ったままだった。

 ただでさえ濃密な邪気を一層濃くする。

 

「いいぞ……これは退屈せずに済みそうだ」

 

 インド神話きってのイカレ女神は、狂喜のままに口角を歪めた。

 

 

 古今東西の特異点が、集いつつある。

 

 

 ◆◆

 

 

 大和が何か言う前に、ヴァーミリオンが躍り出た。

 

「行け大和、コイツの相手は私がする」

「……わかっているとは思うが、ソイツは」

「ああ、エリザベス様の特務対象だ」

 

 大和は色々察したのだろう。

 アラクネを連れて先に行く。

 

「なら任せるぜ」

「ああ、任せておけ」

 

 大和たちが去るのを律儀に見送ったカーリーは、クツクツと喉を鳴らす。

 

「酷い扱いだな」

「ほざけ。貴様は……八天衆に所属しているだけの邪神、禍津神だ」

「これはこれは……酷い言われ様だ。一応、世界の秩序を司る守護神なのだぞ?」

「はん」

 

 ヴァーミリオンは鼻で笑うと、灼熱の魔力を解放する。

 瞬間、他の魔導師たちによりこの場が世界から隔離された。

 

 彼女が本気を出せば、世界は一瞬で塵と化す。

 だからこその措置だった。

 

「その立ち位置を利用して悪逆非道の限りを尽くしている事……エリザベス様は看破しているぞ」

「必要な事だった、世界の秩序を護るためには……なァ?」

「……帝釈天め、よくもこんなイカレを野放しにしたものだ」

 

 ヴァーミリオンは明確な殺意を露す。

 両手に無限熱量の業火を宿し、冷酷に告げた。

 

「お前はここで死ね、カーリー。エリザベス様からの特務だ。お前は見つけ次第抹消していいと承っている」

 

 その言葉を聞いて、カーリーは呵々大笑した。

 

「ハッハッハ!! いいだろう!! むしろいいぞ!! 漸く我が業に目を向けたか!! おうともさ!! そうでなくてはなァ!! ……今まで嬲り殺してきた塵共も報われようぞ!!」

「…………」

 

 ヴァーミリオンは無言で距離を詰めた。

 その額には特大の青筋が浮かんでいる。

 

 カーリは狂喜の笑みを浮かべて、彼女を懐に迎え入れた。

 

 

 ◆◆

 

 

 崖道を歩いていく大和とアラクネ。

 何時になく神妙な面持ちをしていた。

 カーリーと遭遇した事で仕事モードに切り替わったのだろう。

 先程までの軽い雰囲気は何処にもない。

 

 眼前のブラン城を見上げながら、アラクネは大和に聞いた。

 

「あとどれくらい集まると思う?」

「特異点がか?」

「ええ。……今回の騒動、仮に黒幕がネオナチだとしたら、真の目的は表世界の勢力図の把握でしょうから」

 

 大和は頷きつつ、三白眼を細める。

 

「黄金祭壇はヴァーミリオン、八天衆がカーリーとなると……俺の知ってる表世界の勢力だと他には無ぇな。個人でなら幾つか候補はあるが」

「ふぅん……表世界にアンタが気に入りそうな奴がいる事がまず驚きだわ」

「そうか? 結構いるぜ。これから世界は荒れる。だから表世界にも面白い力を持った奴が」

 

 言い終える前に大和は片手をかざす。

 眼前まで迫っていたサバイバルナイフを指で挟み、襲撃者ごと背後に投げた。

 

「ほぅら、噂をすればだ。……あとアラクネ、落ち着け。流石に痛ぇや」

 

 大和は逆側の指に絡まっている鋼糸を見下ろす。

 襲撃者を細切れにしようとしたのだ。

 アラクネは「ごめんなさい」と簡素に告げる。

 

 東洋人離れした美貌と暗く輝く銀髪。

 狼を連想させる鋭利な双眸。

 身に纏ったセーラー服、その上から漆黒のコートを羽織っている。

 

 彼女は餓狼の如き双眸を殺意で更に輝かせた。

 そして吠える。

 

「運が良かったわ……漸くズタズタにできる、アンタの事を!!!!」

「久々じゃねぇか殺人姫……不死の匂いに釣られてやってきたか? 相変わらずで安心したぜ」

 

 最上位の神仏すら恐れ戦く殺気を向けられても尚、大和は笑ったままだった。

 

 

 ◆◆

 

 

 大和は鋼糸が絡まっていた指を回復させると、面白そうに前へと出る。

 

「アラクネ、先に行ってろ。俺ぁコイツと遊ぶ」

「殺す……!! この下劣な筋肉達磨がッ!! あの時の屈辱、忘れはしない!! 今日こそそのニヤケ面、メッタ刺しにしてやる!!」

「吠えやがるぜ、ククク……やれるもんならやって」

 

 大和が言い終える前に、アラクネが更に前へと出た。

 彼女は振り返ることなく大和に告げる。

 

「行きなさい、大和。コイツの相手は私がする」

「……えー、でもよぉ」

「いいから、ちょっとプッツンきたのよ私は……コイツには言いたいことが山程ある。……女同士の戦いよ、わかって頂戴」

「……わーったよ」

 

 こうなったアラクネは止められない。

 わかっている大和はあっさりと引く。

 やれやれと肩を竦めながら、アラクネに言い残した。

 

「殺すなよ」

「それは……わからないわね」

 

 薄く苦笑するアラクネ。大和はふらりと雲雀の横を通り過ぎた。

 それをただ見逃す彼女ではない。

 

「待ちなさいよ屑野郎!! アンタの相手は!!」

「私よ糞餓鬼、いいからこっち向きなさい」

 

 今まで感じた事のない凶悪過ぎる殺意に、雲雀は反射的に臨戦態勢に入った。

 驚いている彼女に、アラクネは満面の笑みを向ける。

 

 額に何本も青筋を浮かべながら……

 

「言いたい事は沢山あるけど……まずは何回か殺しておくわね? 絶望を教えてあげるわ」

「ほざくなよババァ……! いいわ、まずはアンタから殺してやる!」

「やれるものならやってみなさい、生娘」

「……ッッ!!」

 

 憤怒を殺意に換え、雲雀は消えた。

 アラクネは暗い笑みを浮かべながら鋼糸を張り巡らせた。

 

 

 ◆◆

 

 

 一人になってしまった大和だが、さして動揺していなかった。

 単独で仕事をする事が殆どなので、ある意味何時も通りと言える。

 

 ブラン城の中に入り、末端の真祖達を斬り捨てながら考える。

 

(まぁまぁ強化されてるが、中途半端だな……最上位でもSS程度か? 世界を夜で包み込む大規模な法則改変といい、城周辺を覆っていた結界といい、ネオナチが絡んでるのは間違いねぇ。……目論見は大方予想通り、か)

 

 表世界の勢力図把握──

 世界レベルの緊急事態が発生した際、動く勢力と影響を及ぼす範囲、内容。事後とその他諸々……

 

 真祖という種族を用いて実験しているのだ。

 

(贅沢な使い方だな。これは……ネオナチにいるあの女が真祖たちを見限ったか)

 

 西洋最強の妖魔。吸血鬼の始祖であり原点、『神祖』ヴラド・ドラキュリーナ。

 派遣師団の大隊長である。

 

 彼女の短気な性格を知っている大和は、早々に真実へとたどり着いた。

 

 既に過半数の真祖を消滅させた大和は、思考の海から戻ってくる。

 上位の真祖達は屋上へ逃げている様なので、ゆっくりと階段を上がっていく。

 

(こりゃあ、簡単に終わっちまいそうだな……まぁ、楽に越したことはねぇんだけどよ)

 

 真祖は決して弱いワケではない。

 むしろ表世界では上位クラスであり、カトリック教会でも全勢力を費やして漸く抗えるかどうかのレベルだ。

 

 しかし今回はあまりにも相手が悪すぎた。

 神代の時代から生きる人類最上位の一角、暗黒のメシア相手ではやむを得ない。

 

 大和は少し暇そうにしながらも憤る事なく、さっさと仕事を終わらせようとしていた。

 屋上に続く扉に手をかけ、さぁ皆殺しだと押し開ける。

 

 瞬間、眼前が黄金の神雷に包まれた。

 

 極大の神気と破邪の法力が練り込まれた雷光は大和の迎撃に全力を費やそうとしていた上位真祖たちを一瞬で消滅させる。

 

 本当に一瞬の出来事だった。

 しかし全ての事情を察した大和は、心底面倒臭いといった表情をする。

 

 そんな彼の眼前に男が一人。

 漆黒の縮れ髪を肩まで流し、顎には少々髭を残している。

 頬はこけ、線も細いが、その肉体は限界まで鍛え込まれていた。

 漆黒のスーツを着崩している彼は、パリパリと神雷を纏いながら大和に笑いかける。

 

「よぅ、会いたかったぜ糞野郎」

「…………」

 

 八天衆の頭目、世界最強の武神「帝釈天」。

 大和は彼をまるで汚物の如く一瞥した。

 

 

 ◆◆

 

 

「そんな目ぇすんなや……コッチもイラつく」

 

 その言葉を無視して、大和は周辺を確認した。

 常夜で覆われていた空は晴天に戻り、魔素も薄くなっている。

 各地の混乱もじき治まり、後は黄金祭壇がどうにかしてくれるだろう。

 目の前の「馬鹿」以外に敵対者の気配もない。

 

 故に、大和は軽く頭を下げた。

 

「お勤めご苦労さん、世界の守護神サマ。仕事無くなったし、俺ぁ帰らせて貰うわ」

 

 視線を合わせず踵を返す大和。

 そんな彼の背に帝釈天は吐き捨てた。

 

「逃げるのか? 腰抜け」

 

 下駄の音が、止んだ。

 立ち止まった大和に、帝釈天は更に口撃する。

 

「いい加減決着付けようぜ。……コッチはもう我慢ならねぇんだよ、悟空を籠絡しやがって……いいから向き直れや!! 大和ぉッ!!!!」

 

 怒号は天を貫き、周辺の気候を瞬く間に変化させた。

 最上位の雷神である彼の神気はルーマニアどころが欧州一帯を曇天で包み込む。

 

 当の大和は……振り返らずに懐から煙草を取り出していた。

 慣れた手付きて火を点け、紫煙を吐き出すと……驚くほど平淡な声音で告げる。

 

「テメェには貸しが二つある。大事な妹分が世話になった事、そして糞息子が現在進行形で世話になっている事だ」

 

 だから……そう言って大和は続ける。

 

「俺はテメェを「見逃してやろう」と思ってるんだ。……なァ? 馬鹿なテメェでもわかるだろう?」

「わからねぇよ、ウダウダ抜かしやがって。言い訳か? 俺と戦うのが怖いか? ……やっぱ腰抜けなんだなテメェは」

 

 プッと、大和は煙草を吐き捨てた。

 真紅のマントを投げ捨て、上半身の着物を脱ぎ流す。

 

 そうして振り返った彼は……悪鬼羅刹に変貌していた。

 唯我独尊流、火の型「修羅転身」──

 

 任意で発動しなかったのは吹雪との死闘以来。

 つまり、単純にブチ切れたのだ。

 しかも吹雪の時の比ではない。

 溢れ出す闘気はドス黒く染まっており、大和の心境を如実に表している。

 

『言ったな? 言いやがったな? ……吐いたツバは飲み込めねぇぞ。俺も、もうウンザリしてたんだよ…………ブッ殺してやるッッ』

 

 真紅の稲妻が頭上を駆けた。

 帝釈天は嗤う。

 

「初めてじゃねぇか? 気が合ったのは……ええ? 大和ォ!!!!」

 

 両雄が激突する刹那、黄金祭壇が最大最高の結界を世界に張り巡らせた。

 

 

 特異点達による死闘の幕開けである。

 

 


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