Villain 〜その男、極悪につき〜   作:桒田レオ

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六話「左道の邪仙」

 

 

 場所は変わり、青宮霊園にて。

 ネメアと恋次が噴水場に座るも、野ばらは立ったままだった。

 ネメアの顔を立てたとはいえ、まだ恋次の事を信用した訳では無い。

 

 恋次は先代、今代への恩義。そして若頭への忠誠心を説明した。

 今回の事件は自分でケジメを付けるとも。

 

「……」

 

 無言ながら、野ばらも一応納得していく。

 が、彼女には気がかりな点が一つあった。

 それを恋次に問う。

 

「ねぇ、恋次」

「何だ」

「貴方は……彼女と、鈴鹿御前と戦えるの?」

「……アイツはもう、死んだ筈だ。適当な事を言うんじゃねぇ」

「いいえ、生きているわ。確実に」

「!!」

 

 恋次はその鋭い目を見開く。

 野ばらは淡々と告げた。

 

「あの女は確かに私が斬った。でも殺しきれなかった……今も生きている筈よ」

「…………そうか」

 

 複雑な表情で俯く恋次。

 初恋の相手──しかし五十嵐組への忠誠心がある。

 両方に揺さぶられる恋次に対し、野ばらは再度問う。

 

「で、どうなの? 貴方は彼女が立ち塞がったら、戦えるの?」

「……」

「聞かせて頂戴」

 

 恋次は暫く黙る。

 そして、静かに頷いた。

 

「ああ、覚悟してる……俺はもう大嶽丸じゃねぇ、恋次だ。恋は二の次──そう決めた」

「……そう、なら私から言うことは何もないわ」

 

 野ばらは頷くも、恋次に鋭い眼光を向ける。

 

「でも覚えておいて。貴方は私の仇敵、何時か必ず殺す」

「……」

「それでも……殺すのは最後にしておいてあげるわ」

「……感謝する」

 

 一応、この場だけでも和解が成立した。

 ネメアはほっと一安心する。

 

 すると、唐突に黒曜の風が吹いた。

 この瘴気を纏った魔風──野ばらは表情を顰め、恋次は驚愕で口を開ける。

 

 風が止んだと思えば、三名の前に絶世の美男が佇んでいた。

 大日本帝国を彷彿とさせる漆黒の帽子と軍服、邪気と稚気を孕んだ金色の邪眼。

 両手にはドーマンセーマンの描かれた白手袋。

 地まで届きそうなマントを靡かせ、彼は優雅に一礼した。

 

「やぁ諸君。式神を介してで誠失礼ではあるが、挨拶させてもらおう。……元、大日本帝国陸軍中尉、雅貴(まさたか)だ」

 

 彼こそ稀代の大陰陽師にして陰陽風水を極めた魔人。

 百鬼の頭領、雅貴である。

 

 

 ラスボスが自ら登場したのだ。

 

 

 ◆◆

 

 

 雅貴はまず恋次に視線を向ける。

 

「久しいな、大嶽丸。寂しかったぞ、どうして俺の元へ戻ってこなかった」

 

 悲哀を込めた問いかけに対し、恋次──大嶽丸は深々と頭を下げる。

 

「……すいません。義理に欠けるとは百も承知。ですが、貴方はもう俺の主ではない。俺が命を懸ける方は、別にいます」

「……」

 

 雅貴は恋次の決意のこもった目と視線を合わせる。

 暫くすると、呵々大笑した。

 

「ハッハッハ! 大嶽丸、こやつめ!! 良い目をするようになったではないか!! 俺の部下をしている時より何倍も生き生きとしているぞ!!」

「……ッッ」

 

 恋次は自然と目頭を熱くする。

 そう、彼はこういう男なのだ。

 誰よりも器が大きく、大らかであり、しかし誰よりも幼く──邪悪。

 

 雅貴は次に野ばらを見据える。

 

「久しいな、鬼狩りの」

「……大正末期に封印されたと聞いたけど?」

「いや何、俺を必要としている奴等がいてな。面白そうだし、乗ったのだよ。存外、愉しめている」

「……そう、貴方と同じくらいのロクデナシが何名もいるのね」

「ハッハッハ! あ奴等は俺程ではないぞ! ……いや、そうでもないか」

 

 顎を擦る雅貴だが、次には凶悪に笑んでみせる。

 

「以前は俺を殺し損ねたな、鬼狩りの。今度こそ俺の首、狩ってみせよ。俺は何時いかなる時でも貴様の襲撃を待つ」

「……相変わらずね、貴方は」

 

 野ばらも呆れ気味だった。

 彼は最後に、ネメアに視線を向ける。

 

「ネメア殿か……貴殿はこの面子と関わりないように思えるが?」

「なに、野ばらは俺の店の店員だったんだ。助けてやりたかった」

 

 雅貴も、そして野ばらも目を丸めた。

 そんな理由で、彼はこの場にいるのだ。

 雅貴は大爆笑する。

 

「フハハハハハ!! 貴殿は相変わらずだなネメア殿! 豪気でありながら繊細で、心優しい。苦労するだろう。特にこんな都市ではな!」

「……」

「よいよい、これ以上は無礼だな。それにしても……鬼狩りのウェイトレス姿か、一度拝んでみたいものよ。酒の肴になりそうだ」

「斬られたいの?」

「ハッハッハ! 許せ! ジョークというやつだ! 最近ハマっていてな!」

「「「……」」」

 

 三名の微妙な表情。

 しかし雅貴は気にせず続ける。

 

「談笑もこれくらいにしておこうか──俺は今から、中央区に自らの居城を建てる。他にも遊戯を開催する予定だ。貴殿等には是非、我が居城へ来てもらいたい。盛大に歓迎させてくれ。この魔界都市で、狂乱の宴を楽しもうではないか!! ではな!!」

 

 ポンと、式神だった雅貴が符になる。

 それと同時に、中央区で大地震が起きた。

 中心地に聳え立つ高層ビルの群れを薙ぎ倒して現れる巨大な城。

 天守閣から邪悪な妖気を撒き散らしている。

 

 南区付近の青宮霊園からでも確認できた。

 野ばらは無言で踵を返す。恋次も立ち上がった。

 ネメアは彼等の間に入り、言う。

 

「行くか」

 

 二名は頷いた。

 本格的な戦争の始まりだった。

 

 邪仙主催の狂乱の宴を、三名で止めるのだ。

 

 

 ◆◆

 

 

 一方、天守閣で雅貴は寛いでいた。

 獰猛な虎と悍ましい妖魔の障子の先で、絶世の鬼姫を侍らせている。

 デスシティの逢魔時を見届けながら、彼は鬼姫の艶やかな黒髪を撫でた。

 

 真紅の浴衣に、憂いを残した蒼穹色の双眸。

 額に生えた二本の立派な角、発達した犬歯。

 妖魔的な要素を残しながら、しかしその美貌が陰ることはない。

 それでも妖艶さはなく、ただただ淑やかであり、古き良き大和撫子を連想させた。

 

 大嶽丸──恋次の幼馴染であり、インドの第五天魔王の娘。

 嘗て恋次と共に雅貴に仕えていた鬼姫、鈴鹿御前(すずかごぜん)である。

 現在の名は(あかね)

 

 彼女は己の髪を撫でてくれる雅貴の親愛を受け止めながら、聞いた。

 

「……大嶽は、いましたか?」

「ああ、居たぞ。しかし俺の元へは戻ってこないらしい。新しい主を見つけたと言っていた」

「……そんな、彼が、貴方様を裏切るなど……考えられません」

 

 茜は複雑な表情で言った。

 それは、自分自身に言い聞かせているようでもあった。

 雅貴は言う。

 

「あ奴、良い目をしていた。信念を持った目だ。ああいう目をした奴を言いくるめることなどできん。……それに、あ奴が俺の部下であった理由は、お前が一番理解しているのだろう」

「……」

「我慢していたのだよ、あ奴は……お前のために」

「ッッ」

 

 茜は表情を歪めた。

 恋次が自分に抱いている想いは知っている。

 彼がどうして雅貴の部下になったのか、その苦渋の決断も知っていた。

 雅貴は真面目な顔で言う。

 

「あ奴をゆるしてやってくれ。茜、全ては俺の不甲斐なさのせいだ」

「そんなッ、それを言うなら、私が、私が……ッッ」

 

 茜は涙をこぼし、唇を噛みしめる。

 雅貴は彼女を抱き寄せた。

 

「……すまないな。お前を、泣かせたくはなかった」

「……ッッ」

 

 茜は首を横に振りながらも、彼の胸に顔を埋める。

 彼女は決意した。恋次の想いを、決意を、無駄にしないために、自分は自分の意思を貫こうと。

 せめて、愛しき君である雅貴のために生きていこう、と。

 

 そうしなければ、彼に顔を見せることすらできないと思ったからだ。

 

 

 ◆◆

 

 

 ネメア、野ばら、恋次は最短距離を駆け、雅貴の居城に到着した。

 既にデスシティ全体は警戒態勢に入っている。

 付近の住民達も殆どが避難し、静観を貫いていた。

 

 夜も近い夕暮れ時なのにも関わらず、デスシティは静寂に包まれていた。

 

 般若を模した巨大な城門の前で、門番であろう大男が立ち塞がる。

 肩まで伸ばされた黒髪に精悍な面構え。

 スーツを盛り上げる堂々とした体躯。身長はネメアと同じくらいなので、二メートルを優に超えていた。

 そして頭に生えた二本の巨大な角。鬼のものではなく、牛のものだ。

 

 彼は戦意を隠していた目を見開く。

 

「成程、俺が出てきて正解だったな。一人だけ格が違う。これはアイツ──雅貴にはキツい相手だ」

 

 首をゴキゴキと鳴らす大男。

 野ばらと恋次は冷や汗を掻いていた。

 

 明らかに鬼ではない。

 鬼と呼ぶにはあまりに──格が違い過ぎる。

 その身に纏う妖気と神気は、明らかに妖魔の枠を超えていた。

 

 ネメアが野ばら達の前に立つ。

 

「先に行け。ここは俺が引き受ける」

「でも……アレは別格よ」

「大丈夫だ、いけ」

 

 ネメアの瞳を見て頷き、先に進む野ばらと恋次。

 大男も二人を見逃した。

 その背を見送ったネメアは、溜息を吐きながら聞く。

 

「名前はなんと言う」

「そうだな……牛鬼とでも名乗っておこう」

「牛鬼か……そんな格じゃないだろう、お前は」

 

 ネメアは碧眼を細め、牛鬼と名乗った大男を見つめる。

 

「推測だが、お前は嘗て中華全土の妖魔を統べ、那由他の神仙達と互角に戦った大魔王……平天大聖(へいてんたいせい)こと、牛魔王じゃないか?」

 

 ネメアの問いに、牛鬼と名乗った大男は苦笑する。

 

「まさか初見で見破られるとはな、流石は西洋神話最強の英雄と称された男、ヘラクレス」

 

 ヘラクレス──そう呼ばれ、ネメアは表情を顰めた。

 

「その名は既に捨てている」

 

 ネメアの物言いに、大男は肩を竦めた。

 

「そうか。だがしかし、あのヘラクレスと一戦交える機会を得られるとはな、今日は吉日だ。おうともさ! 我こそ嘗て中華全土の妖魔を統べていた大化生、牛魔王である!」

 

 威風堂々と、大魔王は己の真名を口にした。

 中華で最も有名な伝記「西遊記」のラスボスを務めた大化生は、雅貴と同盟を組んでいたのだ。

 

 

 ◆◆

 

 

 城内に侵入した野ばらと恋次。

 彼等を出迎えたのは優に千を超える魑魅魍魎の大群だった。

 百鬼夜行どころの騒ぎではない。

 四方八方を不気味な化物達に囲まれても、二名の表情は変わらなかった。

 恋次は野ばらに言う。

 

「無理やり突破する、異論はあるか?」

「全く」

 

 恋次が白鞘を抜き放ち、野ばらは仕込み刀を構える。

 刹那、二名が消え、周辺を死の嵐が吹き抜けた。

 

 最早二名は斬鉄を成す鎌鼬に変貌していた。

 魑魅魍魎の首が跳び、縦や横、斜めに両断される。

 パニック状態の妖魔達を切り刻みながら、野ばらと恋次は城外広間を駆けた。

 

 妖魔の断末魔の悲鳴とともに、濃厚な血臭が辺りを紅に染め上げる。

 むせ返るほどの鉄の匂いを充満させ、それでも二名は淡々と妖魔を斬り伏せていった。

 

 暫くして、頑強な城門に斬線が幾つも奔る。

 バラバラに吹き飛んだ城門を踏み越えるのは、下駄とブーツの音。

 

 互いの得物を振り払い、恋次と野ばらは城内に侵入した。

 待ち構えていた雑鬼達は臨戦態勢に入るも、二名の殺気を伴った眼光に射貫かれ居竦む。

 

 歴代最強の鬼狩りと東洋を代表する鬼神──

 二名を止められる力など、雑鬼達には無い。

 百だろうが千だろうが変わらぬ事だ。

 

 現に、城外広間を防衛していた同胞達、数千の妖魔達は皆斬り捨てられている。

 二名の背後に見えるのは、死体の山だった。

 雑鬼達は逃亡する。

 

 恋次と野ばらは先へと進んだ。

 二階に進むと、それなりに力を持った鬼達がたむろしていた。

 彼等は人間の女の肉をつまみに酒盛りをしている。

 二人を見つけると、嘲笑を浮かべた。

 

「何だぁ、貴様らは? おお……鬼でありながら人間に寝返った裏切り者の大嶽丸か。……ほう、そこの女子は中々の美形。手足を切り落として可愛がってくれよう」

 

 下品な笑みを浮かべて立ち上がる鬼達。

 野ばらはふと思い出した。

 

 両親を殺した鬼達も、こういう下種な輩だったと──

 

 恋次は白鞘を握るも、野ばらに手で制される。

 恋次は彼女の意を汲み取り、一歩下がった。

 

 野ばらは鬼達に歩み寄りながら番傘の柄に手をかける。

 

「さぁ、真っ赤な血が噴き出すぞ!! ギャハハハハ!」

 

 鬼はやらしい笑みを浮かべつつ、血錆まみれの得物を振り上げる。

 野ばらは躱すでも無く、抜き打ちを放った。

 閃光が走ると同時に、鬼の顔面が斬り飛ばされる。

 

「……ハレ? 俺の、俺の顔が……ッ」

 

 何が起きたのかわからず、しばらく歩いてドォと倒れ伏す鬼。

 傷口からは血煙が噴き出していた。

 

「何だ貴様!!」

「何奴!!」

 

 他の鬼達が血相を変えて襲いかかろうとするも、既に遅い。

 野ばらは仕込み刀を逆手に持ち、他の鬼達を瞬時に斬り伏せた。

 断末魔の悲鳴を上げて、鬼達は崩れ落ちる。

 

「……行きましょう」

 

 恋次は頷き、野ばらの隣で歩く。

 互いに仇敵、されどその実力は誰よりも理解している。

 決して相容れぬ関係だが、今この時だけは利害が一致していた。

 

 このコンビを止められるものは城内にいない。

 次の階で待ち伏せていた阿修羅の如き六本腕の鬼も、恋次が問答無用で斬り伏せた。

 

 一歩一歩、着実に雅貴の居る天守閣へ向かっていく二名。

 すると、天守閣寸前の大広間で真紅の浴衣を着た鬼姫が待ち構えていた。

 恋次は一瞬双眸を見開くも、次には苦渋に満ちた表情をする。

 鬼姫も恋次を見て、気丈な表情をしているも碧瞳に動揺の色を映していた。

 

 恋次は絞り出すように呟く。

 

「鈴鹿……」

「……久しぶりね、大嶽」

 

 幼馴染の再開を、しかい祝う雰囲気ではなかった。

 

 

 ◆◆

 

 

 鬼姫、鈴鹿御前は腰まで届きそうな黒髪を靡かせる。

 浴衣を締める帯、その背には二本の霊刀が差されていた。

 片手にも一本、三メートルを超える刀身を誇る霊刀を携えている。

 合計三本の霊刀を所持する第五天魔王の娘は、しかし恋次に何も言わなかった。

 恋次も鈴鹿御前──茜に対して、何も言わない。

 

 互いに互いを理解し、慮っているからこそ、余計な事は言えなかった。

 野ばらはその空気を敢えて断ち切る。

 

「いきなさい、恋次。この女は私が斬る」

「ッッ」

「それとも、一緒に斬られたいの? ……さっきの、五十嵐組の忠誠心とやらは嘘なの?」

 

 あえて辛辣な言葉を投げかける野ばら。

 恋次は唇を噛みしめ、白鞘の柄を強く握るも……前へ出た。

 

「……頼んだ。俺は雅貴様とケジメ、つけてくる」

「わかったわ」

 

 恋次は黙々と歩み、茜の隣を通り過ぎた。

 背後へ通り過ぎる恋次に振り返ることなく、しかし悲哀に表情を歪め、茜は言う。

 

「さようなら──大嶽」

「……ああ、さようならだ」

 

 二人の会話はそれだけだった。

 恋次は天守閣に続く階段を上がっていく。

 

 茜の鬼気が爆発した。

 先程とは一変、憎悪と敵愾心を剥き出しにして野ばらを睨み付ける。

 野ばらは無表情で番傘を構えた。

 

「憎き鬼狩りの小娘が……ッッ 貴様は決して許さぬッ、雅貴様を、愛しき我が君を邪魔する輩は、全て斬る!!!!」

「やれるものならやってみなさい。また斬ってあげるわ」

 

 茜が霊刀を抜き放ち、野ばらが身を屈める。

 女剣士同士の戦いの火蓋が、切って落とされた。

 

 

 ◆◆

 

 

 恋次は天守閣に到着する。

 漆黒のロングコートを靡かせ、白鞘を携えて、ただただ前進する。

 その表情は何時になく険しかった。

 

 獰猛な虎と不気味な妖魔の描かれた障子を切り裂く。

 その先には、丁度西側に沈む夕日をバックに佇む魔人中尉が居た。

 元・主にして、初恋の女性の想い人。

 

 恋次はサングラスを取って捨てる。

 そして抜刀の構えを取った。

 

「お覚悟を……雅貴様」

「よい、よいぞ大嶽丸! 俺とお前には色々確執がある。今日はそれを全て清算しようではないか! 互いの命をかけてな!」

 

 両手を広げ、狂気の笑みを浮かべる雅貴。

 恋次は白鞘の鯉口を切った。夕闇を銀閃が裂く。

 

 幾星霜をまたいで因縁の対決が、今始まった。

 

 

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