衝撃的な一言に思わず顎が外れそうになったが、
「おい…玲奈…もう一回言ってみろ…。」
「仕方ないわねぇ…♪じゃあこれで最後よ?」
「私たち、結婚しましょ?」
聞き間違いではなかった。
心の中は読めてもコイツが一体何考えてるのかが全くわからん…。
「ちょっ…お前なぁ!物事には順序というものがあってだな…!」
「うん。知ってるわよ。まず結婚してぇ〜、そこから夜の営みをしてぇ〜、それで子供を産んでぇ〜…、それでぇ〜♪……。」
「そっちじゃねぇぇ!!!」
「じゃあ何よ。私と結婚するのは嫌なわけ?命の契約は交わしたくせに。」
「ああああああああ!!!紛らわしいこと言うんじゃねぇぇ!!!いいか!?俺らはまだ高校生!そもそも俺らはまだ付き合ってすらいないだろっ!」
「そんな垣根、私たちの愛でなんとかなるわ!」
目をキラキラと輝かせながらそう言った。
てかこいつの恋愛の感性はどうなってやがるんだ?どうか誰か、このバカに性教育を教えてやって下さい。今からでも間に合いますから。
「ゴホンッ。あー俺に対してのお前の好意は確かに嬉しい。お前みたいな普通にスタイルのいい年上の美少女が相手だからなおさらだ。だからこそ大切にしてほしい。今しか踏むことのできない、このステップ(階段)を。」
うまくまるめた自信はあるがあからさま過ぎたか…?
「うまくまるめたわね。でもあからさま過ぎよ。しかもセリフがダサいわ。」
ガーン!
やっぱり読まれてるよ。
このシンパシーシステムいらなくね?
俺がいじられる為にあるでしょ絶対。
泣くよ俺、マジで。
「でも私のことちゃんと考えてくれてるのが素直に嬉しいっ。ありがとうっ…♡」
ドキッ!
いきなり笑顔でそんな台詞言えるお前の方が恥ずかしいわっ!心臓止まりそうだっただろうが…!
「今ドキドキした?」
「はっ…はぁ?べ、別にしてねーしぃ?」
「わっかりやすーい♪これじゃ心読むまでもないわね〜」
ニヤニヤしながらまたしてもドSモードに入る。
「でもまぁ…いいわ。しょうがないから、この超〜絶可愛い玲奈ちゃんが、一夜とお付き合いするってところまでで我慢してあげるっ」
とりあえず結婚はなんとか取りやめにしてくれたそうだが…、これが告白となるとなんか思っていたのと違いすぎてイラっとした。
なので…。
(「おい、あれやるぞテオ。できるか、お前の能力で。いや、できるな?」)
(「なんだその反語は…。無論だ、私の闇の辞書に不可能の3文字はない。だが…やるのか?」)
(「おうよ!」)
(「…了解した。」)
呆れたような口調でテオは了解と答えた。
どうやらテオとの会話は心の声は聞こえないらしい。
いくぜ。
「おい。」
「な、何よっ…!まだ何か文句あるっていうの?」
「文句ありまくりだ。そんな告白の仕方が地球上のどこにあるんだ。ちゃんと『私と付き合ってくださいっ!』って頭下げていうのが普通だろ。」
「へぇ〜年下のくせに随分と生意気言うじゃない。今ならこの超〜絶寛大な玲奈様が許してあげてもいいわ。」
「それは…」
今からそや無駄に超〜絶鼻の高くなっている玲奈様の鼻を
「こっちの台詞だぜ…!」
へし折ってやる!
「へ…?あれ?なんか股が無駄にスースーするんだけど…。」
「あれ〜どうしたのかな〜?超〜絶寛大なれ・な・さ・ま〜??」
そう言って俺は片手で握った手を広げると一枚のパンツをみせた。
「いつの間に?どうして…!?というか返しなさいよっ!私のパンツ〜〜っ!!」
そう。
俺は今、テオの能力の一つ「スティール(窃盗)」を使った。
文字通り、テオの闇の技を複数同時使用(透明化・時間一時停止・高速化などなど…)することで編み出す技である。闇の帝王の能力ならこれくらい朝飯前だ。
しかし一回であのクオリティ…見事だ。しかしやることが下衆い…。
というテオの評価を無視し、
「えー、どーしよっかな〜??超〜絶かっわいい玲奈ちゃんが、ちゃ〜んと告白できたら返してあげなくもないかなぁ〜〜??」
今度は俺がドSになってるが、
これくらいしないと気が済まない。
「ううっ…!年下のくせに生意気ぃ…!」
「えーイマナンテイッタノー??」
ーースッ!
「きゃあ!」
今度はブラジャーをスティールした。
「ヘェ〜、玲奈ちゃんって思ってたよりすっごく大きいなぁ〜。えっと〜カップはA・B・C・D…イー……、」
「いやあああああああ!!!」
ーーバンッ!
「ぐへっ…!」
玲奈に思いっきりグーパンを喰らった。
そして強烈な一撃でケガ人(俺)は目の前が真っ暗になったのだった。
今度は夢中になってしまい、長く描き過ぎてしまいました笑
しかし物語は進まず…
なんかこのすばのカズマ(クズマ)を思い出してしまいました笑笑
あ、ちなみに玲奈のカップ数はEです☆