他作品を読んでくださっている方々はお久しぶりでございます
本作品からの方々はお初にお目にかかります。
星詠の魔術師です。
性懲りも無く新作を書いてしまいました・・・
とりあえず軽く出来ましたのでスランプから抜け出す意味も込めて投稿致します。
ではご覧下さいませ。
sideライブ会場
ここは、とあるライブ会場。
そこでは2人の女性がステージに立ち、ライブを行っていた
『みんなー!盛り上がってるかー!?』
と観客席に呼びかけるのは、国民的人気を誇る『ツヴァイウィング』
の片翼である、赤髪の少女 ーー名を天羽奏と言うーーーー
『引き続き、私達のライブを楽しんでくれ!』
と同じく観客席に呼びかけたのは青髪の少女ーーー風鳴翼ーーーツヴァイウィングのもう片翼の少女である
そしてそのライブを観客席ではなく、屋上にひっそりと佇み、見ている男がいた。
「・・・相棒、なんだそのモノローグみたいな口調わ・・・」
『いいじゃねぇかよ、久しぶりに彼女達の姿を見たんだ、テンションが上がってるんだよ』
「普通テンション上がっても、そんな喋りはしないだろう」
はぁ・・・とため息を付いたのは2人の幼馴染であり、・・・数年前に彼女達の前から姿を消した男ーーー犬飼戦兎ーーーは2人の姿を見ていた。
「2人とも綺麗になったな・・・それに、歌もダンスも上手いな。」
『そうだな、ほんとーに綺麗になったな〜相棒』
なんだよ、その含みを持った言い方
『特に意味は無いさ』
「そうかよ・・・」
さて・・・このまま何も起きずにライブが終わればいいんだがな・・・
『そうだな、何事もなきゃ「キャーーーー!!!」残念ながら、相棒の望みは叶わないな・・・おいでなすったぜ!』
会場から聞こえた悲鳴と相棒の声を聞き下を見ると
「ノイズだ!ノイズが出たぞ!」
「いや、いやよ!まだ死にたくないわ!」
「逃げろ、逃げろーー!」
と会場に居た人達が一斉に逃げ出していた
爆発音がした所には異形の化け物達と、その付近には黒いモヤのような塊が幾つもあった
人々はその化け物達の事をこう呼んだ
特異災害ーーーー『ノイズ』ーーーーと
「正に阿鼻叫喚ってやつか・・・」
下はまるで地獄絵図の様になっていた。逃げ惑う人々に次々に襲いかかるノイズ。そしてノイズに触れられた人々は黒い塊になってしまっていた。
逃げ惑う人々とは違い、立ち向かおうとした2人がいた
その2人こそ何を隠そう、ツヴァイウィングの2人だった
彼女は歌い出したと思うと、その身にアーマーの様なものを纏い各々武器を持ちノイズの集団に突っ込んでいった
聖遺物と呼ばれる欠片のエネルギーを用いて構成される鎧型武装、またはそのシステムの事を『シンフォギア』という
そのシンフォギアを纏い戦う者達の事を『装者』と呼んだ。
「2人とも装者だったのか・・・」
『相棒、ほうけてる場合じゃないぜ。流石に多数に無勢だ。このままじゃ2人とも死ぬぞ・・・ていうか言ってるそばから奏ちゃん死ぬ気だぞあれ』
「なに!?」
見てみると奏の鎧が砕けたものと見られるものが少女の胸に突き刺さっており、傍から見てもわかるほど危険な傷を負っていた。
その少女に奏は言っていた『生きる事を諦めるな!』と
そして、妙にスッキリした顔でこう言ったのだ。
『1度、全力で歌ってみたかったんだ』と
「・・・させるかよ。絶対に死なせやしない。」
『相棒、どうすんだよ?』
「・・・ここはお前に任せてもいいか?」
『お、相棒が出ないのか?』
「お前なら出来るだろ・・・火星から来た地球外生命体エボルト・・・」
『はっ!いいぜその誘いに乗ってやるよ・・・悪魔の科学者さんよ』
「あぁ任せた。だから頼む・・・彼女達を救ってくれ」
と言って青年は目を閉じた
『あいよ』
と声が聞こえ、自分の意識が沈んでいき
そして・・・
「ふぅ・・・相棒から頼まれたんじゃしょうがねぇな・・・いっちょやりますか!」
再び目をひらくと・・・その目は深紅に染まっていた
すると青年はどこからともなくあるものを取り出し、腰に装着した
『エボルドライバー!』
とベルトから音声が発せられた。そして青年は2本のボトルを取り出し、蓋をボトルの正面に向けて、ベルトに差し込んだ
『コブラ!』 『ライダーシステム!』 『エボリューション!』
と再び音声が鳴り響き、ドライバー横に出ているハンドルを回した
待機音声が鳴り響き、そして
『Are You Ready?』
と鳴り、戦兎は腕を胸でクロスして言った
「変身」
その声とともに、両腕を前に突き出し、前後に飛び出た「EVOオムニバススーツ」が戦兎の体を挟み込んだ
『コブラ!』 『コブラ!』『エボルコブラ!』
『フッハッハッハハッハッハ!』
と声が鳴り響き、そこには・・・金色の鎧を纏った1人の戦士がいた
「エボル、フェーズ1」
と言い、突き出した両腕をさげ、
「さて、いっちょやりますか」
と言って屋上から飛び降りた
side翼
「やめろ、奏!」
「悪いな、翼。1度全力で歌ってみたかったんだ。」
そう言って奏は歌い出す・・・「絶唱」を・・・
そして、翼は祈った
(誰でも・・・誰でもいいから!奏を死なせないで!お願い!誰か・・・助けて!)
そして・・・その祈りは届いた。
「おいおい、そんな事すりゃ死んじまうぜ?生きる事を諦めるなって言ってる割にはお前さんの方は諦めてんじゃねぇか。ここは俺に任せな。」
と頭上から降り立った金色の戦士が奏に向けて言った。
sideout
「アンタは何者だ?」
絶唱を中断させられた、奏は金色の戦士を見ながら言った
『なぁーにちょっとした助っ人ってやつさ?』
と怪訝な目を向けられながらそう答えた
『それより、さっさとその嬢ちゃんを連れて2人とも避難しな』
「なに?」
『巻き込むつもりは毛頭ないが、ま、万が一って事でね。それに戦うにしてもお前さんの方は、もう限界なんだろ?』
と言って奏を見た
「くっ・・・」
『自分の状態がわかってんなら、ここで戦おうとするなよ?』
「けど、今この子を動かすのは危険すぎる!」
『・・・確かに、その傷じゃ移動させんのはヤバそうだ』
「じゃぁ、どうするんだよ!?」
『仕方ねぇなぁ・・・ちょいと離れとけ』
そう言ってどこからともなく取り出した剣ーーー「スチームブレード」ーーーのバルブを捻った
「アイススチーム!」
『おらよっと』
と言って奏達のいる方へスチームブレードを振り抜いた
すると
「なんだ・・・こりゃ」
「凄い・・・」
彼女達を覆うように氷で出来た障壁が作り出された
『そん中にいれば大丈夫だ。さっきも言ったが俺に任せてゆっくりしてな』
「っ・・・はぁ〜わかったよ。」
「奏!?」
『まぁかせろ、お前さん達のことはちゃーんと守ってやんよ』
「あぁ、ありがとな」
「信用するの?アイツのこと・・・」
「ま、実際に私達になにかするつもりなら既に出来るはずだろ?なのに手を出すのではなく、ノイズから守ってくれるって言ってるんだ。信用しなきゃ失礼だと思うけどな?」
「・・・そうか、奏がいいなら私も何も言わない。」
『そうそう、大人しくしといてくれ・・・さぁて、いっちょやりますか。さっさとしないと怪我してる嬢ちゃんの命があぶねぇからな!』
と言って左手に「スチームブレード」を右手に「トランスチームガン」を持ち、ノイズの集団に突っ込んでいった。
いかがでしたか?
他作品こめて書き上げたものにつきましては、時間がかかりますが必ず完結まで持っていきます。
仕事が忙しいのでかなり不定期ですが
もし読んでくださるのなら首を長くしてお待ちくだされば、幸いです。
では、また