グルグル伝説 ブラッククローバー   作:ラルク・シェル

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炸裂、ソッシ村を救え

ソッシ村を襲うヒース率いる謎の集団とモンスター軍団にアスタ達は立ち向かおうとしていた。

 

「貴様は一体?」

「俺は勇者のアスタだ!」

 

大剣で振ってヒースの攻撃を防ぎながらも自ら勇者と宣言するアスタ。

 

「勇者か…ならば、私の時間を奪った罪を償え」

「なにが時間を奪った罪だ!」

「愚かだな…氷魔法、天撃氷牙」

 

ヒースは地面から氷の槍を発生して攻撃するが、アスタは避けて反撃したりする。

 

[コイツ、魔法を無効化するのか?ならば、隙を与えないようにするまで]

 

するとアスタの剣や攻撃パターンを理解したヒースはもっと氷の槍を出して攻撃し続けた。マグナも炎魔法で手下とクロコと戦闘中。

 

「おら、喰らえ!」

「ぎゃっ!」

 

1体のクロコに爆殺豪炎魔球がヒットしてローブを残して消滅した。

 

「さぁ、どんどん来やがれ!」

「クソ…お前に俺達の本当の怖さを教えてやるぞ!」

「だったら、やってみろ!」

 

クロコ達は再び襲い掛かるのでマグナは攻撃しまくった。それからククリとノエルも村人を守ろうとしている。

 

「みんな、一か所に集まって!」

 

ククリが村人を集めながらもノエルがクロコ達に魔法攻撃をしたりする。だが、やっぱり外れたりした。

 

「この!この!」

「なんだコイツは?外してばっかりだな」

「よし、アイツに俺達の恐ろしさを教えてやろうぜ!」

 

ノエルが大したことがないと分かると一気に襲い掛かる。

 

「ノエルちゃん!」

「私が…私が守らなきゃ!」

 

しかしノエルの村人を守りたいと想いに反応して魔導書に新しい魔法が書き出されて

 

「水創生魔法…海竜の巣!」

「「「「ぎゃあああああ!!」」」」

 

巨大な水の結界を作り出し村人たちを包み込んで、クロコ達は弾き飛んでしまった。

 

「私の…新しい魔法」

 

まさか新しい魔法が出来て自分でも信じられないノエル。

 

「ノエル、お前スゲェな!」

「まさか…こんなことが」

「おっと、お前の相手は俺だ!」

 

これにはヒースも驚いたがアスタは大きく突進。

魔法で攻撃する暇もなく、そのままアスタの大剣がヒースの胴体を突き刺した。だが、刺した感触が浅いと気付いて下を見ると地面が凍っているのが分かる。

 

「いつのまに!」

「やはり、魔法を無効にできても人間か…また無駄な時間を使ってしまったな」

 

すぐにヒースが魔法を発動し攻撃しようとしたが、アスタは少し笑い出す。

 

「いやこの勝負、お前の負けだ!」

「ん?どういう意味だ」

「俺は半分囮で、本命は…」

「こっちよ!」

 

後ろを振り向くとククリが魔法陣を描き終って

 

「いっけぇぇぇぇぇ!」

「ぐおっ!?」

 

それはカセギの時と同じトカゲのしっぽでヒースに直撃。

 

「そして…これだぁぁぁ!」

「待っ、ぐはっ!?」

 

さらにアスタが大剣で大きく叩きつけた。これに効いたのかヒースはこの場に倒れて動けなくなる。

 

「そんな!ヒースさんがっ!?」

「逃げるぞ!」

「今度会ったら、本当の本当の怖さを教えてやる!」

「逃がすわけねぇだろうが!!」

 

慌てた魔導士達とクロコ達は逃げようとしたが、マグナが爆殺散弾魔球で攻撃。魔導士達は気絶してクロコ全ては消滅したが、1人逃げられてしまう。

 

「クソっ!1人逃げられたか!」

「でも、村を救ったんだからこれで良かったですよ!」

 

一件落着と笑った瞬間。

 

「あがっ!」

 

ここでアンチ鳥の攻撃にアスタは5のダメージを受けた。それからククリに近づくと口に銜えた赤い石を渡す。

 

「え?なに…これ?」

 

ククリは不思議そうに石を見つめる。それからマグナがヒース達を炎拘束魔法の炎縄緊縛陣で拘束。

 

「さぁ、今からお前達をアジトに連行するが、なんで村を襲ったのか理由を教えて貰おうか?」

 

恐喝するかのようにしてなぜ村を襲ったのか問い詰める。だけど、全員は黙ったまま。

 

「貴様らに話す時間はない」

「んだと?」

「そして、我々が此処にいる時間もない」

 

突然、ヒース達が全員氷漬けになると砕け散った。そして魔導書は持ち主が死んだことで消滅。

 

「きゃっ!?」

「ククリ」

 

いくら悪人だからって目の前で人が死んだのでククリはアスタに抱き着く。

 

「体内に魔導具を仕込んで、自滅しやがったな」

「…人と、自分達の命をなんだと思っているんだ!」

 

村を襲って自殺するヒース達のやり方に怒りを込めるアスタだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、洞窟らしき場所に逃げた魔導士が何者かに報告していた。どうやらヒース達を送り込んだボスらしい。

 

「そうか、ヒースが」

「はい!相手は黒の暴牛で、しかも勇者もいたのですボス!」

「勇者か…まぁ、黒の暴牛は後でどうとでもなるが。魔石を奪われてしまったか」

 

ボスは6つの石がはめ込まれた石板に手をかざしながら残念そうになる。

 

「とにかく、我らの目的とギリ様の世界征服の為に魔石を奪還せねばな」

「もちろんです!ただ…」

「なんだ?」

「じつはもう1人、変な女がいたのです。魔導書を持たずに杖で描いた魔法陣から魔法を」

「なに!?」

 

その言葉にボスは興味を持った。

 

「まさか…グルグルか!」

「グルグル?」

「ならば、殺すな!」

「え?」

「グルグル使い…ミグミグ族は殺さずに生け捕りにするんだ!最悪でも片腕だけもぎ取ってでも捕まえろ」

 

ボスはそう命令すると部屋から出ていく。

 

「一体どうしたのかな?」

 

部屋を出ると黒いローブを纏った男が立っていた。

 

「お前こそ、ここでなにを?」

「貴様に貸した我が軍のモンスターを見に来たが、その様子じゃあ失敗のようだな」

「余計なお世話だ。我らはギリ様に忠誠を誓っているが、お前達の部下になった覚えはない」

「それはこちらも同じ事。とにかく貴様らは勝手に魔石集めをやってろ。ただし、ギリ様の機嫌を損なう事はするな」

「言われなくても分かっている」

 

この2人は少し対立している様子。

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