ハイスクールD×D~永劫破壊を身体に宿す者~ 作:てーとくん
いくら亀更新といってもこれはないわー。
まあでも、受験も終わって暇なんで今までの分はこれから取り返しますのでどうかよろしくお願いします!!
兵藤一誠。
彼は今幸せに満ちていた。
なぜなら彼自身の性格のせいで絶対に彼女はできないであろう、と言われ続けていたのについ先日「付き合ってください」と黒髪でスレンダーな体型をした美少女-天野夕麻-に告白されたからである。
その言葉に一誠はすぐに「はい!!」と即OKを出してしまった。実を言うと少しばかり怪しいとは思ってはいたものの美少女に告白された、という状況にかなり舞い上がっていたためそんな思いはすぐに彼方に吹き飛んでいった。
そしてそのとき早速デートをする約束をした。そしてその日が今日だった。
一誠は剣道部の女子部員たちに追いかけられながらも時間だけは気にしていたのだが追いかけてくる女子部員たちをなかなか撒くことができなかった。それでもなんとか時間前に集合場所に行くことはでき、少し遅れてやってきた夕麻とデートをした。
結論からいえばデートは成功した。
服を見たり、小物を見たり、ファミレスで食事をしたりした。普通の高校生がするような何の面白味もないデートだったが、夕麻は終始笑顔だった。それだけで一誠はこのデートに満足した。
時間とは流れるのが早いというが一誠は今日ほどその言葉に共感を覚えない日はなかった。気づけば陽も落ちようとしていたからだ。おそらく次に行く場所でこのデートは終わるだろう、と思いたどりついた場所は町外れにある公園だった。その公園には自分と夕麻以外誰もいなかった。性欲絶頂期の男子高校生である一誠からすればもしかしたらこのあと何かあるのでは?と期待してしまった。
いつの間にか一誠の手から離れた夕麻は噴水の前へ行った。
「今日は楽しかったね」
と噴水と夕日をバックに笑顔でそういう夕麻に一誠の心臓はドキドキしていた。
「ねぇ、イッセーくん」
「何かな夕麻ちゃん?」
「実は私一つだけイッセーくんにお願い事があるんだけど聞いてくれるかな?」
『お願い事がある』。その言葉を聞いただけで一誠は胸を躍らせた。
「(これはアレだ! アレしかない!)」
そう思うと一誠は一度確認をした。口は臭くないか?、心の準備はいいか?、リア充どもの仲間になる準備はいいか?
すべてOK。さぁ、バッチこい!
「な、何かな? お願い事って?」
緊張しているせいか変な声が出てしまった。
「うん。--------死んでくれない?」
「…………え?」
それってどういう意味、と聞こうとしたが聞けなかった。なぜなら夕麻の手の中にいつの間にか収まっていた槍が一誠の腹を貫いていたからである。
「は? えっ?」
一誠は困惑していた。いきなり腹を槍で貫かれ、夕麻の背中には先ほどまでなかった真っ黒な翼が生えており、そしてまるで虫をみるような目で自分を見下している夕麻を。
「あなたとのデートは楽しかったわ。初々しいままごとに付き合ってる感じで」
そう言う夕麻の声が先ほどとはまったく違うことに気づいた。先ほどまではまるで小鳥が鳴いているかのような優しく可愛らしい声だったが、今はとても冷たく、妖艶な大人のような声だった。
「あなた自身には恨みはないのよ? まぁ、恨むのであれば自分に厄介な
そう言うとまた槍が夕麻の手の中に収まっていた。そしてその槍を今度は俺の頭目掛けて突き刺そうとした。が、
ガキィン!!
「……へ?」
「なに?」
その槍はいきなり現れた手に握られていた。一誠はその槍を握っているのは誰か確認しようとしたが腹を貫かれた痛みで気を失ってしまった。
陽SIDE
「いやー、危なかったなぁ。おい」
買い物中に街中でこいつら見かけたときはマジであせったわぁ。
原作じゃあデートの細かい日にちは載ってなかったから今日とはわかんなかった。まあそれは置いといて。
「
さぁてと、かわいい後輩を助けますか。