「こうなっちまうと龍王様もみじめなもんだなぁ!!」
蒼白い鎧を着た男がいる。
「はぁ・・はぁ・・くそっ・・」
俺は全身ボロボロだ・・鎧も所々なくなってやがる
それに比べて奴は傷を負っている様子はない・・
「ここまでなのかな・・」
『どうした力が欲しいのか・・ならば呪われし記憶を受け継げ・・さすれば更なる力が手に入るぞ』
うるせえ・・そんなもんなくたって戦える・・
「こんな所で負けてられるかよ・・」
今度こそは・・きっと・・
ー○●○ー
ジリリリリリ
「んんんん~もう朝か・・・」
あくびをかみ殺しながら起きあがる
いつも通りの朝だ
「いつも思うけどリアルな夢だよなー」
ごくごく普通の日常を送る俺はなぜこんな夢を見るのだろう。
毎日、毎日同じ夢を繰り返す
たまにはイッセーみたいなエロい夢とかみたいなーとちょっと思ってみたり
っといけないもう学校に行かなきゃ!!
ー○●○ー
私立駒王学園ー。
俺の通う学園だ。
現在は共学だが、数年前まで女子校だったせいか、男子よりも女子の割合が多い。
学年が下がるごとに男子の比率は上がるが、それでも全体的に女子が多かった。
二年生である俺のクラスでも男女比は、三対七だ。三年生だと二対八。
俺の親友、兵藤一誠みんなはイッセーと呼ぶ。
駒王学園はこいつの夢だったらしく一緒に通うことにした
あのイッセーがスケベ根性だけで難関といわれた試験を突破できたのはちょっと尊敬する
そんなことを、思いながら教室につく。
ガラッ
「おはよ~」
「よー拓斗。お前もどうだこの新作DVD。エロいぞー」
声をかけてきたのは丸刈り頭の友人ー松田。
見た目、爽やかなスポーツ少年に見えるが日常的にセクハラ言葉が出る変態だ。
別名『エロ坊主』『セクハラパパラッチ』
「ふっ…今朝は風が強かったな。おかげで朝から女子高生のパンチラが拝めたぜ」
キザ男の様にカッコつけているメガネがもう一人の友人ー元浜だ。
メガネを通して女子の体型を数値化できる特殊能力を持つ。
メガネを取ると戦闘力が激減する得意体質だ。
こちらの別名は『エロメガネ』『スリーサイズカウンター』
「ちょうどいいところに来た拓斗!聞いてくれよ夕麻ちゃんって女の子に告白されちゃってさーまいっちゃうよなー」
「そんでさデートってどこにいけばいいのかな??俺そういうの初めてでさ」
にやけた顔で話してくるのが俺の親友イッセーである。
「ほっとけ拓斗!!そんなリア充のゆうことなんざ聞いちゃいかん!!」
松田・・お前泣いてるのか・・少し位友人の幸せを祝ってやれよ・・
キーンコーンカーンコーン
「ホームルームをはじめるぞー」
「放課後が楽しみだなぁ~」
イッセーにやけてるままだ、しあわせそうだなー
この時はまだ知らなかったこれからの日常が大きく変わってしまうことを・・・