お姉ちゃんは0番改め機人長女リリカルハルナA's 作:Y.Sman
どうも、こんにちは。
この物語の主人公(多分)のハルナ・スカリエッティです。
あの決意から一週間・・・
私は今日も家(研究所)でゴロゴロしています。
機人長女リリカルハルナ
第2話「お姉ちゃん、魔法少女になる」
家族を守ると決意したのはいいんですが、このロリボディでは外に出る事も叶わず、ダラダラしてるしかありませんでした。
父さんにしてもここを出た後の活動拠点とかそれらを用意する資金とか色々足りないそうなのでもう少しここにいるしかありません。
・・・うん、暇だ。
「あ~ハルナ?ちょっと来てくれないかな」
あ、父さんが呼んでいるのでちょっと行って来ます。
「何々?どしたの?」
「君も曲がりなりにもタイトルに魔法少女と付く作品の主人公だからね、魔法のステッキは必要だろう?」
おぉ!と言うことはまさか!?
「ご名答!君専用のデバイスを作ることになったんだ。それについて何かリクエストはあるかな?」
予算はスポンサーをやっている偉い人が用意してくれるらしいので気にしないでいいそうです。
なんて太っ腹な・・・ありがとう権力の権化様・・・
顔も知らない偉い人に心の中でお礼を言いつつ、私は覚束ない記憶を総動員して要望を出しておきました。
出来上がるまで大体3ヶ月位だそうですがさてさて、完成が待ち遠しいです・・・。
「とか言ってる間にもう3ヶ月経ってしまった・・・」
「まぁ、尺の都合もあるからね、ダラダラやっていても読者が飽きるだけだし」
さすが父さんです。とてつもなくメタな答えを返してくれました。
「それは置いといて、受け取りたまえ。これが君の相棒だ」
といって父さんから鳥の羽を模したシルバーのネックレス・・・待機状態のデバイスを受け取ります。
「おぉ・・・」
なんというか、とってもキレイです。
「気に入ってくれたようだね・・・」
そう言う父さんの顔は、大業をやり遂げたとばかりに満足げに笑っています。
私が出した大まかな要望は主に3つ
第1にベルカ式カートリッジシステムを搭載していること。
カッコいいじゃないですか?あの『ガシャコン』て駆動するやつ。
第2に射撃型であること。
記憶が確かならリリカルの主人公達の戦闘スタイルはかなり肉体言語に偏ってたと思うんですよ、特に2期以降・・・。
てわけで他の子と被りにくい射撃系で行くことにしました。
最後に他にはないオリジナリティ溢れるデバイスにすること、これ一番重要!
かなりのデザインが出尽くしていたと思うんでとても苦労しましたが何とか完成にこぎつけました。
「ねぇねぇ父さん!この子、名前付けていい!?」
何がいいかなぁ?他のデバイスに負けないくらいカッコいい名前にしてあげないと・・・。
「あぁ、名前ならもう付けてあるよ」
・・・なん、だと?
私が驚愕のあまり劇画調で硬直しているのを見て父さんはニヤリと笑います。なんかムカつく・・・。
「製作者なんだ、名付け親になるくらいの権利はあってもいいだろう?」
ムムム・・・確かに正論ですが何かスゲー不安です。
父さん原作でも妹達の名前に数字当てるようなネーミングセンスですから・・・。
私の名前をミリタリー雑誌から探そうとするネーミングセンスですから、って選んだの私だった・・・。
「フッフッフ・・・心配ないよハルナ。今回は少し自重したから」
「へ~って、少しかよ・・・と言うか普段から自重しようよ?」
「それはムリな相談だよ!そんな事をしたら私と言うキャラのアイデンティティが崩れてしまうじゃぁないか!」
ダメだこいつはやくなんとかしないと・・・。
「それではお披露目と行こうか。君の銃にして翼、魔道師を狩る者・・・マギア・イェーガーだ・・・」
おぉ、なんか普通にカッコいい!
イェーガーとかちょっと中二っぽくて城壁のその彼方の獲物を屠りそうだけど、ベルカ式だし問題ナッスィングです!
「よろしくね、イェーガー」
始めての呼びかけに答えるように掌に乗ったイェーガーはキラリと光りました。
おまけ
「さぁ!そういうわけでハルナ、早速デバイスを起動してみたまえ!」
うん、なにがそういうわけでなのか分かりませんがセットアップしたいのは私も同感です。
「よし!それじゃあ行くよ!イェーg・・・」
うん。ちょっと待とうか、父さん&研究員の皆様方・・・。
あなた達が用意しているそのカメラ、確かAMF技術を応用してセットアップ中に魔道師が纏う光を透過して被写体を撮るやつじゃなかったっけ?
それから10分後、部屋の前に獲物を屠るイェーガーされた父さん達が骸の山を築いていたそうですが私は知りません。ええ、知りませんとも。