お姉ちゃんは0番改め機人長女リリカルハルナA's   作:Y.Sman

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戻ったぞ(CV玄田哲章)
前回の総集編から色々あってかなりお待たせしましたが幕間編開始です。
いよいよお姉ちゃんのお姉ちゃんたる所以が発揮されます。

最近コロナウイルスが蔓延してますが皆さんお気を付けください。
可能な限り外出を控え、外出する場合は可能な限り人混みを避けましょう。
こまめに手洗いうがいをして部屋の換気も定期的に行いましょう。
ハルナおねえちゃんとの約束だぞ!


幕間編
第23話「お姉ちゃん、帰宅す。(ただし帰宅先は隣のお家です)」


ドーモ、ドクシャ=サン。ハルナ=チャン、デス。

なんとなく忍殺語で言ってみました。

なのはとフェイトの感動のシーンから数日・・・アースラは無事本局に帰還しました。

しかし宇宙要塞ソロモンを細くした感じの本局が七色に揺らめく次元空間に浮かぶ光景はいつ見ても壮観です。

てか、やっぱりどう見てもSFじゃん!タイトルに入ってる魔法少女って詐欺でしょ!

本局に帰ってからも色々大変でした。

まずおじいちゃんズに呼び出し食らって帰還報告で滅茶苦茶心配されて3時間くらいかかってようやく解放。

次にお偉いさんに今回の事件の報告書とスクライアの族長さんへの報告書の提出。

更に保護したフェイトの裁判での調書に不備がないか再確と無限書庫で関係資料集め。

あと、やりたくないけど独断先行やらなにやらの始末書を提出してお小言を貰う・・・。

んで父さんに新装備の評価レポート提出。

ハッキリ言ってパソコン無かったら間違いなく腱鞘炎になってます。

え?戦闘機人なのに腱鞘炎なんてあるのかって?

ありますよ!人口筋肉とか関節系のシャフトとかがへたれるんですよ!

で、全てを終えた私は今、ミッドのとある住宅街を早足で歩いています。

暫くすると見えてきました。

洋風の家々の中に一際異様な雰囲気を放つ木造平屋の武家屋敷。

入り口には樫の表札にこれまた見事な達筆で『すかりえってぃ』と書かれています。

そう、ここが我が家です。

が、今は此処をスルー。

本当の目的はその隣のお家。

表札には『NAKAJIMA』の文字。

敷地に入るとまず目にするのは広~い庭。

その庭を天使達が楽しそうに駆け回っています。

「あっ!おねえちゃんだ!」

「ほんとだぁ!おーい!」

あぁ・・・神様、天国ってうちの隣にあったんですね・・・。

 

機人少女リリカルハルナ

第23話「お姉ちゃん、帰宅す。(ただし帰宅先は隣のお家です)」

「たっだいま~!!」

両手を広げダッシュする私。

そんな私に飛びついてくる天使(いもうと)達。

「ハ~ル~ナ~ちゃ~んっっっ!!!」

をものっそいスピードで追い抜いて私に突っ込んでくるクイントさん。

「ぐっふぉっっ!?」

某京都の大学のラグビー部員もかくやと言う破壊力満点のタックルをくらった私はナカジマ家の敷地外へ強制退去させられてしまいました。

「ハルナちゃん!?大丈夫!?撃たれたって聞いたけど平気!?生きてる!?」

殺人タックルを食らわせそのまま馬乗りになった姿勢で心配げに聞いてくるクイントさん。

一言いいですか?現在進行形で死にそうです・・・。

「待って母さん!?いま撃たれたって言わなかった!?姉さん撃たれたの!?」

「本当なの!?お姉ちゃん大丈夫!?」

「ハル姉どこ撃たれたッスか!?手ッスか!?足ッスか!?頭ッスか!?」

クイントさんの発現に騒ぎ始めるギンガ達・・・。

そう言えば下の子達には私が撃たれた事伏せられてたんだっけ・・・。

と言うかウェンディ、さすがに頭撃たれたらお姉ちゃんも死ぬからね?

「それで!?本当に大丈夫なの!?痛むところとか無い!?」

そんな中冗談抜きの本気で心配してくれるクイントさん。

ここまで思われるなんて嬉しい限りです、なのでお言葉に甘えてハッキリ申し上げることにしましょう。

「その、しいて言えば・・・」

「言えば!?」

「重いです・・・」

直後私の額にクイントさん渾身の空手チョップが振り下ろされました。

威力については私の後頭部があった辺りが大きくめり込んだとだけ言わせていただきます。

 

 

「まったく、本当に心配したんだからね!」

「うぅ、その件については大変ご心配おかけしました」

場所をナカジマ家の居間に移して私は帰還報告と事の顛末の説明を行いました。

「おぉ、本当に穴あいてないっ!」

「プニプニッス!」

うん、セインもウェンディも心配してくれているんだろうけれどわざわざ服めくってお腹触らないでね・・・。

「もう!二人ともやめなさいっ!」

「そうだぞ、姉上だって病み上がりなんだからな」

うん、ギンガもチンクも心配してくれてありがとう。

でも大丈夫だよ、もう傷も塞がってるし下手人をフルボッコにする位には元気だから。

「さて、堅苦しい報告はこの辺にして・・・」

そう言って私は立ち上がり妹達に向き直る。

目の前に並んだ無垢な天使たち・・・。

今、私の理性の限界が10、9、8・・・

「ヒャアがまんできねぇゼロだ!」

気が付けば私は妹達に突撃していました。

私が来ることを予想していたのか、妹達はキャーキャーはしゃぎながら蜘蛛の子を散らす様に逃げ始めます。

「はっはっはーっ!まてまて~!」

唐突に始まった鬼ごっご、ついにその最初の犠牲者が現れた!

「捕まえたぞディエチ~!」

「わーっ!」

私達ナンバーズ(ギンガとスバルも含む)は皆大なり小なり身体能力が強化されていますがディエチは遠距離射撃スタイルと言う事もありそこまで強くありません。

姉妹の中にはオットーの様に彼女より身体強化レベルの低い子がいますがあの子は意外とちゃっかりしてるところがあるのかうまく逃げおおせたようです。

セインもディエチと同レベルですがどうやらディープダイバーで真っ先に逃走したのか気配すらありません。

「フッフッフ・・・それじゃあディエチは罰ゲームとして、こうだーっ!うりゃうりゃ~!」

「キャーっ!」

捕まえたディエチを私は抱き上げて頬ずりします。あ~、やわらけ~。マシュマロみたい・・・。

「あー、ハルナちゃん?お願いだから家族以外にそれやらないようにね」

そんな私に5寸くらいありそうな釘をさすクイントさん。

「失敬な!私は妹が大好きなのであって小さい女の子が好きなんじゃありません!」

「本当に?気に入った子を手当たり次第に妹認定してないでしょうね?さっき言ってたフェイトちゃんって子みたいに・・・」

うっ・・・あれは、フェイトの件は正真正銘私の妹だったからノーカウントです!

彼女も私と同じ特殊な生まれの命・・・お姉ちゃんである私が守護るのは当然の義務なのです!

「ハルナちゃん・・・カッコよく決めたつもりだろうけれどディエチとじゃれながらじゃ全然決まってないわよ?」

「・・・うん、今は目の前の妹達を優先しましょう!」

そう決心した私は改めて愛しの妹を小脇に抱えながら鬼ごっこを継続します。

その後、ご近所さんがディエチを抱えたまま妹達を追いかける私を見て地域警邏隊に通報したのはそれから15分後の事でした。

 

「あっはっはっは・・・っ!それで警邏隊の隊員に必死に弁解していたって言うのかい?ハルナ・スカリエッティ執務官殿www」

こっちを指さしながらケタケタ笑う父さん、スッゲーイラっと来ます。

なので無言で父さんのお皿から唐揚げを徴収すると父さんは笑ったまま私のお皿から唐揚げを強奪し返します。

「二人とも行儀が悪い!」

「「ごめんなさい・・・」」

暫く互いのお箸の上で唐揚げがピョコピョコ踊っていましたがクイントさんの一括で鎮圧されてしまいました。

ココはナカジマ家のお茶の間・・・。

私と父さんが帰って来たのもあり、今日はナカジマ家&スカ家全員集合でご飯会です。

そんなわけで今からキュートでプリティな妹達を紹介するぜ!

「しかし本当に大丈夫なんですか姉さん?」

まずはどんぶりサイズのお茶碗にご飯を盛りながら聞いてくるスカ家次女のウーノ!

冷静沈着、知的でクールなお姉さんだ!

普段は本局で父さんの助手を務めており現在医師免許取得中だよ!

「ウーノは心配性だな。ドクターの医者としての実力はお前も知っているだろう?」

次はウーノからどんぶりを受け取りながら自慢げに言ってのけるスカ家四女のトーレだ!

男勝りでイケメン!皆の頼れる姉御だぜ!

航空魔導師隊に所属しているストライカーだ!

「でも姉さんが撃たれたって聞いた時はビックリしました」

そう驚きを口にしながらも大皿からおかずをひょいひょいと取り皿に移す手は止まらないのはナカジマ家長女のギンガだ!

しっかり者で包容力抜群!将来は間違いなく美人になるに違いない!

将来はお母さんみたいに活躍したいらしく、今はクイントの下でシューティーングアーツの修行中だ!

「もしかして最近父上と母上、それに上の姉たちの様子がおかしかったのはそれが原因なのですか?」

そんなギンガの隣で質問しながら反対側に座るセッテの口元を拭いてあげているのはナカジマ家次女のチンクだ!

ちっちゃくてカワイイけれどその姉力は半端ないぞ!

チンクも局員になるつもりらしく、魔法を始め色々勉強してるみたいだ!

「あ、あたしも気になってたそれ。なんか皆ソワソワしてたよね」

チンクの言葉に同意しながら追加の唐揚げを大皿に盛っていきますのはナカジマ家三女のディエチだ!

優しくて気配り上手、将来はいいお嫁さんになる事間違いなしだ!

何かやりたいことがあるみたいで何やら色々勉強しているみたい。

「いやー、それにしてもハル姉に喧嘩売るとか命知らずもいたもんだねー・・・って熱っ!」

その揚げたて唐揚げを取りながらガヤルドに対する感想を述べるのはナカジマ家四女セインだ!

お調子者でうっかりさん、あれは舌火傷したかな?そんなところがカワイイ!

その明るい性格もあって学校では友達も多いみたい。

「モキュモキュ・・・ゴクン、そう言えばお姉ちゃん今度はどれくらい居られるの?」

口いっぱいに頬張っていたご飯を飲み込んでから聞いてくるのはナカジマ家五女のスバルだ!

元気いっぱい!食欲もいっぱい!おねえちゃんはそのまま元気に育って欲しいぞ!

優くて争いが苦手な性格だけどいざという時に妹を守りたいとギンガとそろってクイントさんからシューティングアーツを習っているみたいだ!

「あ、あたしもしりたいっ」

その隣で醤油さしに手を伸ばしながらスバルに同意しているのはナカジマ家六女のノーヴェだ!

引っ込み思案で甘えん坊なお姉ちゃん子、最高にキュート!

保護欲を掻き立てられるのか学校では上級生たちから人気みたい・・・妹はやらんぞ!

「あたひもあたひもっ!もぐもぐ・・・おやふみのひにあほびたいッスっ!」

半分食事語状態でそう言って直後に行儀が悪いとチンクに叱られているのはナカジマ家七女のウェンディだ!

天真爛漫が過ぎてアホの子にしか見えないけれど、だがそれがいい!

そんな性格の為か学校ではよくボケて友達からツッコミを受けるみたい。

「私も姉様とお出かけしたいです」

「僕も」

そう言いながらちゃっかり嫌いな野菜を私のお皿に移すのはナカジマ家八女と九女のオットー&ディードだ!

大人しそうに見えながら結構いい性格だけど詰めが甘い!ほら、クイントさんに見つかった。あ~あ、こりゃお説教は長そうだ・・・。

二人とも普段はしっかりしてるんだけど、私が帰ってきてはしゃいでいるのかな?

「・・・・・・・・・」

モキュモキュとご飯を頬張りながらこちらをジッと見つめるのはスカ家末っ子のセッテだ!

その眼差しは自分も遊びたいと言っている、うん、大丈夫だよ!当分地上勤務になるしお休みもたくさん取るから!

物静かで口数は少ないけれどとっても優しい子だよ!

以上!最高にキュートでプリティーな私の妹達・・・

ん?何?まだいるだろう?

まぁ、そうなるよね。

多分そろそろ・・・。

「ふあぁぁ・・・あれ?姉さん帰ってたの?」

そう言ってボサボサ寝ぐせを掻きながらにしてやってきたのはスカ家三女のドゥーエだ!

今はこんなだけど普段は査察部でバリバリ不正を暴くスーパーエージェントだ!

「あ、ドゥーエ姉。また徹夜でマンガ描いてたの?」

「いや~、今週中に印刷所に出さないと即売会に間に合わなくって・・・」

あと腐女子である。

・・・もう一度言おう腐女子である。

 

 

 

どうしてこうなった!?

いや、分かってる。分かってるんだよ!?だいたい私と父さんのせいだって!

さて、ここで原作である「魔法少女リリカルなのはStrikers」におけるドゥーエの設定を簡単に説明しよう。

ナンバーズのナンバーⅡ、あらゆる人物に変装するIS「ライアーズ・マスク」を駆使して潜入や暗殺を行うナンバーズの諜報担当。

ナンバーズの中で最もジェイル・スカリエッティの影響を受けており、さまざまな面で彼に似通う。

・・・そう、本作「機人長女リリカルハルナ」においてもドゥーエは父さん、そして私の影響を強く、強~く受けてしまい、マンガ、アニメ、ラノベと言ったサブカルチャーに染まってしまったのです。

そして何がどう化学変化を起こしたのかBLに走ってしまい今では有明の二日目にサークル参加するまでになってしまったのです!

・・・もう分かるよね?

そう、ドゥーエがこうなったという事は当然・・・。

「んあ゛~あら?ハルナ姉様、おかえりなさ~い」

女の子がしちゃいけない感じの欠伸をしながらドゥーエに続いてやってきたのはスカ家五女のクアットロ・・・。

「あ、お姉ちゃん!服出来た!?」

「あー、もうちょっとかかりそう・・・やっぱりレースから自作するのは失敗だったかも・・・」

・・・はい、ご覧の通りドゥーエによってクアットロも染められました。

おかげでBLもGLもなんでもござれの汎用的オタク少女になりました。

ちなみに一番はまったのはコスプレ、最近は衣装の自作まで行うようになり作品の販売でかなりお小遣いを稼いでいるようです。

・・・いやホントどうしてこうなった!?

あれか!?原作みたいな捻じくれ曲がった性格にならないようにいっぱい愛情マシマシで構ったからか!?

確かにあんな腹黒キャラにはならないだろうけど・・・キャラブレイクってレベルじゃねーぞ!?

「どうしたの姉さん?」

あまりの原作乖離っぷりに頭を抱えていた私はギンガの声で現実に引き戻されました。

「うん、いやね・・・ドゥーエもクアットロもどうしてこんな風になっちゃったんだろうなって思って・・・」

「いや、どう見てもお前とジェイルが原因だろ・・・」

返って来た鋭利かつ正論すぎるツッコミに私はちゃぶ台に突っ伏すのでした。

てかゲンヤさんいたんだ、影が薄くて気づかなかったよ。

「言っておくがな、俺の影が薄いんじゃない。お前らの存在が濃すぎるんだ」

畜生、なんもいえねぇ・・・!




本作の姉妹達の順番は数字順ではなく生まれた順になります。
あと正確はリリカルなのはイノセントに近い感じになってます。
ドゥーエとクアットロを除いて・・・w
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