お姉ちゃんは0番改め機人長女リリカルハルナA's   作:Y.Sman

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お久しぶりです&お待たせしました。
遂にA's編突入です。
暦の方も気付けば12月に突入、令和2年もあとひと月になってしまいまいたね・・・。
それが過ぎれば令和3年、それから10ヵ月過ぎればアニメマブラヴオルタ放映開始です!(ここ重要)動く嫁に合うその日まで頑張ります。
・・・はい、投稿の方も頑張ります。
それではA's編第一話、始まります。


A's編
第27話「2期開幕!再びやって来る嵐なの」


それは、小さな願いでした。

求めたのは温かい家族、手にしたのは大きな力。

力を手にした少女は、その力を振るう事を拒みます。

しかし狂った歯車は少女の願いとは裏腹に彼女を壮大な物語の中心に立たせます。

少女を救いたい者達、悲劇に立ち向かう者たち、陰で脈動する者たち・・・。

それぞれの思惑が絡み合う中、今新たな物語の幕がいま開く。

機人長女リリカルハルナ・・・始まります。

 

「遥か天空響いてる・・・」

室内に歌が聞こえる。

深い青空の様などこまでも吸い込まれていく深い声・・・。

強い、決して折れぬ強い意志を秘めた強い声・・・。

そんな声が奏でるのはどこか切なげな歌だった。

最初は優し気な、しかし次第に力強さを感じさせる歌・・・。

聞くものを聞き入らせ、勇気を与えてくれる、そんな歌。

「君のその笑顔だけ・・・守り抜きたい、願いは一つ・・・!」

そして聞くものが完全に引き込まれたその瞬間・・・。

「時を超え刻まれ「ウィー!ウィー!シャーッ!シャーッ!」

読者の腹筋を光にするような絶叫が響いた。

 

機人長女リリカルハルナA's

第27話「2期開幕!再びやって来る嵐なの」

 

「ファイナルフュージョンッ!!」

ん?やぁ皆。

みんなのお姉ちゃんことハルナ・スカリエッティだよー。

「ガオーマシンッ!」

何やってるのかって?

いやね、この間気づいたんだけどこのリリカルな世界線・・・テレビアニメ「リリカルなのは」は存在しないけれど田村ゆかりさんや水樹奈々様はいらっしゃるんです!

「ディバイディングドライバー!」

で、ご存知A'sの主題歌「ETERNAL BLAZE」はアニソンとしてではなく奈々様のオリジナル曲として配信されてたんです。

「ヘル!アンドヘヴン!」

それでせっかくだからフェイトに歌ってもらったんですがただ聞くだけじゃあれなので合いの手を入れてみたんです・・・勇者王バージョンで。

「光になれぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

「うるさぁぁぁぁぁぁいっっ!!!」

って・・・誰ですか人が盛り上がってるところに水を差すのは!?

「誰ですかじゃないっ!今何時だと思ってるんだ!?」

そう怒り心頭と言った様子で聞いてくるクロノ。

「時間?午後三時過ぎですけど?」

「嘘を言うな!三時は三時でも午前三時、深夜もいいところだぞ!」

失敬な、今は東京標準時間で午後三時です!

「だから私は間違ったことはいってないもん!」

「アースラ艦内の標準時間はクラナガン準拠だ!」

チッチッチ・・・わかってないなぁ。

だからこそこうやって今の内に体内時計をあっちに合わせて時差ボケを予防してるんじゃないですか?

「・・・百歩、いや一千万歩譲ってこの時間に起きているのは良しとしよう・・・だがこの騒音は何だ!?」

「え~?だって歌ってテンション上げてないと眠くて・・・ふあぁ~」

「だったらおとなしく寝ろ!うるさいって当直員から苦情が来てるんだ!」

むぅ、仕方ありませんね。残念ながら今日はお開きです。

「と言う訳で今日はもう寝よう、突き合わせてゴメンねフェイト」

「えっ?あっ・・・」

そう言って私はフェイトを伴って部屋を出・・・

「おい、ちょっと待て。君の部屋はここだろう、フェイトを連れてどこに行く気だ?」

「え?どこってフェイトの部屋だけど?」

「ほぅ?じゃあ質問を変えよう、どうしてわざわざフェイトの部屋まで一緒に行こうとしているんだ?」

まったく、何を聞くのかと思えば・・・。

「私はお姉ちゃんなんだよ?妹と添い寝するのに何の問題が・・・」

そこまで言いかけた所で私はバインドで簀巻きにされた状態でベッドに放り込まれ、、その間にフェイトはクロノに連れられて部屋を後にしました・・・解せぬ。

 

Side ユーノ

「えー、そんな訳で裁判の結果フェイトに課せられた1年の社会奉仕の内容はアースラでのタダ働きになりました」

「人聞きの悪いことを言うな。嘱託魔導師として配属されるんだ。だからちゃんと給料も出る」

アースラ艦内の食堂、その一角で僕は朝食をとりながらフェイトの裁判の経過を聞いていた。

あの事件から約半年・・・あれから数か月ほど高町家でお世話になりながらなのはに魔法の基礎を教えていた僕は講習がひと段落したこともあって一度スクライアの実家に報告の為に帰省した。

それからすぐに地球に戻ろうとしていた所にハルナ達から連絡があってアースラが地球へ向かう事を知り動向させてもらった。

「あー、そう言えばユーノ。この間ユーノの実家から頼まれてたもの完成したって父さんが言ってたよ」

「えっ?もう完成したの?」

ハルナが言っているのはP.T事件解決後に僕の実家・・・スクライア家がドクターに開発を頼んだ新装備の事だ。

昔の遺跡・・・とりわけ旧暦の軍事施設跡地などは侵入者の迎撃を目的とした警備装置がまだ生きていることが多々ある。

それら凶悪な魔法トラップの数々によって被る少なくない被害に長老集たちは常々頭を抱えており、思い切って今回知己を得たドクター・・・スカリエッティ博士に遺跡内部の探査を行う無人機の開発を依頼したのだ。

開発を依頼してからまだ三か月も経っていないはず、それなのにもう実機が出来上がったなんて・・・。

「ん~なんかね、ベースにするのにすっごい最適なメカを見つけたとか言ってたからそれが理由じゃないかな?」

ハルナの言葉が本当なら今は使われていないドクターの古い研究所の地下から遺跡が発見され、そこの警備機械を発掘してそれを流用したらしい。

大丈夫かな?暴走とかしないよね?

「まぁ、フェレットもどきの実家の件は直接ドクターと話し合ってもらうとしてだ・・・」

「おいっちょっと待て!誰がフェレットもどきだ誰が!?」

クロノの許されざる発言に僕はすぐさま反論した。

「誰って、君の事に決まってるだろう?」

「何を言ってるんだ?」とばかりにさも当然の様な顔で応える執務官・・・。

そりゃ確かになのはの所でお世話になってた時は大体フェレットモードだったけど、あれは消耗した体力と魔力を回復するためのやむを得ない手段だったんだ、断じて好き好んでフェレットになっていたわけじゃない。

だというのに目の前の真っ黒クロ助は僕がフェレットになって合法的に女の子にすり寄るのが趣味の変態の様に言ってのける。

畜生・・・何か、何かないのか?この邪知暴虐なる執務官を誅する方法は・・・!?

「クロノ?私が今何て言いたいか分かる?お前が言うな変態」

・・・ん?

「な、何を言い出すんだ!?何を根拠にそんなでたらめを・・・」

「ブリテン王国に派遣された時現地の空軍少佐(9才)をのぞき見したんだってね?十二分に変態じゃん」

・・・ほぅ?

「あ、あれは誤解だと前から何度も・・・!」

「じゃあ何で空軍からの抗議文が終戦後も取り下げられなかったのかなぁ?向こうは未だに誤解だと思っていないってことだよねえ?」

クロノとハルナのやり取りを聞いていた僕は自然とほくそ笑んでいた。

そうかそうか・・・クロノ、君は僕の事を散々淫獣扱いしてくれたみたいだが、それは特大のブーメランだったんだねぇ・・・。

僕が不敵な笑みを浮かべているのに気づいたのかクロノの表情がこわばる。

「・・・何だその嫌らしい笑みは?言いたいことがあるならハッキリ言ったらどうだ?」

「ん~?別に?言いたいことなんて別にありませんよ?変態執務官殿w」

僕が嘲笑を込めてそう言ってやるとクロノが「ガタッ!」と立ち上がった。

「上等だ、表に出ろ。蹂躙がお望みなら期待に応えようじゃないか」

そう言ってデバイスを起動しようとしたところでクロノの体をバインドが縛る。

「なっ!?バインドだと!?」

拘束され芋虫の様に床を這うクロノに対し、バインドを放った術者が口を開いた。

「なにやってんの?ごはん中なんだから静かにしなさいっ」

ハルナから受けた叱責にクロノは雷を食らったかのように衝撃を受ける。

「ハ、ハルナに・・・常識を解かれる、だと・・・っ!?」

打ちひしがれ力なく横たわるクロノ・・・。

「その、なんだ・・・うん、さっきは悪かったよ。」

あまりのショックに同情の念が沸いた僕はクロノに謝罪する。

「いや、僕の方こそ済まなかった。僕としたことが、こんなばからしいネタで人をおちょくるなんてハルナみたいな真似をして済まなかった」

そして僕とクロノはお互いに苦笑する。

そこに言葉は必要なかった。

そう、どれだけいがみ合っていても人は分かり合う事が出来るんだ・・・。

「あのさぁ、いい話っぽくなってるとこ悪いけど二人してすっげぇ失礼な事言ってない?なに?私が常識を解いたらいかんの?OK上等だ二人そろって表に出ろ」

そう言って食堂の出入り口をあごでしゃくるハルナ。

どうやら訓練場に行くからついて来いと言う事らしい。

「クロノ・・・」

「ああ、行こう」

僕とクロノはアイコンタクトを交わすと頷き合い席を立つ。

分かり合えた今の僕達ならどこまでだって行ける、どんな苦難だって乗り越えられる。

 

 

 

そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。

 

 

「ちょっ!?クロノ!今僕ごと撃っただろ!?」

「何の事だ?おっと、ハルナはまだ継戦可能か・・・そらっ、もう一発」

 

 

「おいっ!何で僕にはシールドを展開しないんだ!?自分だけ助かるつもりか!?」

「ん~?何のことかなぁ?僕は後衛なんだから簡単に墜とされるわけにいかないのは常識だろう?」

 

 

「クロノ・・・」

「ユーノ・・・」

「「くたばれえぇぇぇぇぇ!!!」」

 

 

うん、こいつとの友情なんて幻想、いやまやかしだったんだ。

ハルナそっちのけで乱闘を開始した僕たちはその後、のけ者にされてむくれたハルナの理不尽で暴虐極まる肉体言語を動けなくなるまで一方的に語られ続けたのだった。

Side Out

 

「うぅ、腰が・・・」

「まだお尻がジンジンする・・・」

意味深なセリフをこぼしながら痛む箇所をさするユーノとクロノ。

そんな二人を遠目に見ながらブリッジにいるウェーブ(女性局員)達はヒソヒソと会話する。

「ねぇ、あの二人・・・」

「やっぱり昨日何かあったわね・・・」

「ハルナちゃんの話だと食堂で見つめ合ってたって、それから二人で訓練場から出てくるところも・・・」

・・・うん、嘘は言ってない。

食堂で私が表に出ろって言った直後に見つめ合ってましたし、ストレス発散して訓練場から退出したすぐ後ろを二人で出てきました。

ん?何で腰やお尻が痛むのか?

偶然ですよ、偶然そこに私の攻撃が集中しちゃったんです。決して・・・ええ、決して他意はありませんよ?

「で?ハルナちゃん、本音は?」

「私の事いいようにdisりやがって、仕返しにエロい噂を広めてやる!」

「「やっぱりお前が犯人か!」」

ちっ、聞いてやがりましたか・・・。

「さて、ユーノ・・・君とは色々あったが今回ばかりは協力し合える気がするんだがどうだろう?」

「ああ、奇遇だね。僕も今だけは分かり合える気がするよ」

しかも懲りずに意気投合してるじゃないですか。

さて、どうしたものか・・・。

「艦長、第97管理外世界で魔導反応、何者かが魔法を行使した模様!」

「データベース検索・・・魔力波形に該当無し!」

即座にブリッジの空気が張りつめます。

何故アースラが地球へ向かっているのか、そして私が何故今回もアースラに乗っているのか?

それは地球近傍の世界で多発している謎の傷害事件が理由です。

一ヵ月ほど前を境に地球から個人転送で行ける世界で魔導師や原生魔導生物が襲撃を受け、あるものが奪われるという事件が多発しています。

そのあるものとは魔法の源・・・そう、リンカーコアです。

魔導師が襲撃されリンカーコアが奪われる・・・それは数年前に私やアースラが関わった「あの事件」を連想させました。

故に当時の一件で所縁のある、そして戦力として申し分ないアースラチームが派遣されることになったのです。

「魔法の発生場所の特定を急いで!」

それまでキャプテンシートで事の成り行きをニコニコと眺めていたリンディさんの顔も艦長の物に変わりオペレーターたちに矢次に指示を飛ばす。

「魔法形態・・・規模からして封次結界型、発信源は日本の・・・これはっ!?」

流れる様にキーを叩き、魔法の解析を行っていたエイミィの顔が青ざめる。

「どうしたの!?」

「発信源は海鳴市、なのはちゃんのいる街です!!」

それを聞いたブリッジメンバーに衝撃が走る。

前回のP.T事件で知り合って以来、大切な友達であり同時に可愛い妹分的存在であるなのは・・・。

クロノたちアースラメンバーにとっても先の事件で絆を育んだなのは・・・。

なによりフェイトにとって初めての、そして掛け替えのない親友のなのは・・・。

そのなのはが、今何者かに襲われているっ!

真っ先に動いたのはやはりフェイトだった。

「あっ、フェイトっ!?」

弾かれたかのようにブリッジから走り去るフェイト。

向かうのは恐らく転送ポートだろう。

「ハルナさんっ、フェイトを追って!」

「僕も行きます!」

「了解!クロノはここから指揮任せた!」

「任された!エイミィ、ハルナ達が通る瞬間だけでいい、結界に穴をあけられるか!?」

「かしこまりっ!結界を構成する魔力量と分布をスキャンするから3分ちょうだい!」

まるで一つの生き物の様に淀みなく行動する一同。

それだけ皆がなのはの事を大切に思っていると言う事です。

「フェイトっ!」

転送ポートに着いた私は操作用パネルに座標を入力しようとしているフェイトに声をかける。

「そっちはエイミィたちがやってくれるからフェイトはバリアジャケットを展開して、転送後は即戦闘になるはずだから」

「ハルナ・・・うんっ」

慌てていても私の意図を理解してくれたらしいフェイトは素直にバルディッシュを起動します。

ユーノもバリアジャケットを展開したのを確認して、私もイェーガーを起動します。

と言う訳で2期変身バンク行ってみようか!

「マギア・イェーガー・・・セぇ→ットアぁ↑ップ!」

いかん、気合入れ過ぎて声が裏返った・・・。

『anfang・・・』

そんな私の掛け声を空気の読める子なイェーガーはあえて聞かなかったことにしてくれました。

・・・その気遣いが逆に辛い!

 

何はともあれ以下返信シーン(イメージ)になります・・・。

 

イェーガーの発した閃光が辺りを包む。

カッコいい系BGMと光の中を揺蕩う美少女(わたし)

執務官の黒制服が光りになって消える。

次いでスポーツブラとショーツも消え、大切な所を謎の光が隠す。(※ブルーレイ版でも光は消えませんのであしからず)

どこからともなく飛んでくるイェーガーのパーツたち・・・。

それらがガチャガチャと合体してイェーガー(射撃戦形態)になる。

マガジンが差し込まれカートリッジシステムが初弾を装填。

グリップを握ると同時に騎士甲冑が展開される。

灰色の軍服調のアンダーウェアから始まり、指抜きじゃないグローブ、ごっついコンバットブーツにナンバーズの戦闘服についてるようなパーツが肩や腰に装着され大きめのコートをマントの様に羽織る。

その背中に翼状の富裕パーツが展開、頭上で形成された大きめの制帽が頭に乗る。

ぐるりと一回転してからイェーガーをビシッと構えて決めポーズ!

 

以上が機人長女リリカルハルナA'sにおける私の変身バンクになります。

「よし、決まった・・・」

「なにやってんのさ?」

「視聴者(読者?)サービス」

「はぁ・・・?」

聞いてきたアルフにそう返したら怪訝そうな顔されました。

やっぱり第四の壁を認識できる存在は誰からも理解されず、孤高の戦士であることを義務付けられているというのか・・・。

『よく分かんない事してないでポートに乗って、直ぐ転送するよ』

「アッハイ」

おっと、こうしちゃいられません。

慌てて転送ポートに乗ると魔力で足元が光り出します。

『結界に穴をあけられるのは数秒だから増援は見込めない。向こうに着いたら急いで術者を拘束して』

「了解、そっちは私がやるからフェイトたちはなのはの救出をお願い」

この結界は間違いなくなのはを閉じ込めるための物・・・。

であるならば術者はなのはの抵抗で被害を受けないよう結界の外にいる可能性が高い・・・。

なので危険ではありますがフェイト、アルフ、ユーノの三人に結界内に突入してもらいなのはを救出。

内部に敵がいる場合抵抗して時間を稼いでいる間に私が外の術者を捕まえて結界を解除させる。

あとはクロノと武装隊が突入して中の四人の安全を確保する算段です。

私の指示にフェイト、アルフ、ユーノはそろって頷きます。

「おっけー、それじゃあお願いエイミィ!」

「了解っ、目標海鳴市上空・・・転送開始!」

エイミィの宣言と同時に室内は転送時の閃光で埋め尽くされました。

 

Side なのは

「う・・・くぅっ」

私は今、とあるビルの中にいます。

「はぁ・・・はぁ・・・」

目の前には崩れて外の見える壁、そして赤いバリアジャケットを着た女の子が立っています。

突然町が結界に覆われたのが十数分前、それからレイジングハートを起動して結界の発信源を調べに向かったところ目の前の女の子に襲われました。

どこの誰なのか、何で襲ってきたのかを尋ねましたが答えてくれません。

話を聞いてくれないことに腹が立ったのもあり、威嚇射撃にディバインバスターを撃ったところ目の前の子は激怒して突っ込んできました。

その時に彼女の持つハンマーの様なデバイスが弾丸の様な物を装填するのが見えました、あれはたしかハルナちゃんのイェーガーに付いている・・・。

戦っているときにそんな風に考えていたせいか、女の子はデバイスのロケット噴射で加速して一気に私の目の前まで飛んできました。

振り下ろされるデバイス・・・私はとっさに防御しましたがものすごいパワーでバリアも、そしてレイジングハートも砕かれ今いるビルまで吹き飛ばされてしまいました。

そして今に至ります。

蓄積したダメージでカラダが思う様に動かず、バリアジャケットもレイジングハートもボロボロ・・・

「悪く思うなよ・・・」

そして目の前の女の子は手にしたハンマー状のデバイスを振り上げます。

もう、ダメなのかな・・・?

そんな考えが頭をよぎります。

「ユーノ君、クロノ君・・・」

気付けば口からは最近できた大切な友達の名前が出てきます。

折角分かり合えたのに、友達になれたのに・・・!

こんなところで終わるなんて、会えなくなるなんて・・・嫌だ!

「フェイトちゃんっ・・・!」

親友の名前を呼んで目を瞑った直後、デバイスが私に振り下ろされ・・・硬質な打撃音と共に遮られました。

「・・・えっ?」

恐る恐る目を開けると、黒いマントに綺麗な金髪の・・・。

「フェイト・・・ちゃん?」

私に背を向け目の前の女の子と対峙するのは間違いなく私の大切な親友・・・フェイトちゃんでした。

「ゴメンなのは、遅くなった」

「ユーノ君・・・?」

その声に隣を見るとそこにはユーノ君もいました。

「チッ、仲間か?」

突然現れたフェイトちゃんたちに赤い女の子はいったん距離をとってそう尋ねます。

「・・・友達だっ」

彼女の質問にフェイトちゃんはそう言うと手にしたデバイス・・・バルディッシュを構えるのでした。

Side Out

 

・・・あれ!?私の名前呼ばれてない!?




しっかし、ETERNAL BLAZE勇者王バージョンはさすがにネタが古すぎたかもしれない・・・(;´・ω・)
ちなみにここだけの話、以前作った動画の続きも本格的に作り始めるので投稿遅れます。
え?いつも遅い?ゴメンなさい、なるたけ早く次投稿しますorz
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