お姉ちゃんは0番改め機人長女リリカルハルナA's   作:Y.Sman

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更新&生存報告です。
腱鞘炎やらエアコン掃除が原因の気管支炎やらいろいろありましたが何とか生きてます。(なお、投稿とは無関係の模様w)
てかよく見たら1年以上更新サボってんじゃん!
すんません、投稿がんばります・・・。

とまぁ、反省もしたことだし本編どうぞ。w


第32話「見た目は子供、頭脳は大人・・・その名は名執務官ハルナちゃんなの!え?頭脳も子供だろって?おめーら後で体育館裏な?」

「はーい!突然ですが今日から一緒に勉強するお友達を紹介しまーす!」

担任の先生の言葉に教室がざわつく。

「それではフェイトさん自己紹介、どうぞ?」

先生に促され、一歩前に出るフェイト。

「は、はいっ・・・あの、フェイト・テスタロッサといいます。よ、よろしくおねがいします・・・」

緊張と気恥ずかしさから顔を赤らめながらそう挨拶しぺこりとお辞儀するフェイト・・・カワイイ!

そんな顔ではにかむフェイト・・・天使かよっ!

やばい、このままお持ち帰りしていっぱい愛でたい・・・。

・・・え?何でそんな事分かるのかって?

そりゃあおめぇ・・・

「それじゃあ今度はハルナさん、自己紹介、よろしくね?」

私も転入したからだよ・・・どうしてこうなった!?

 

機人長女リリカルハルナA's

第32話「見た目は子供、頭脳は大人・・・その名は名執務官ハルナちゃんなの!え?頭脳も子供だろって?おめーら後で体育館裏な?」

 

「私はハルナ・スカリエッティ3年生だ!野球で全国制覇するためにこの学校にやって来た!子供のころからエースで四番!以上!夜路死苦っ!」

嘘をつきました・・・。

本当は16歳で公務員やってます、ハルナ・スカリエッティです。

もうご存知でしょうが私は今、私立聖祥大附属小学校に来ています・・・転入性として。

何?おかしいだろ?歳考えろ?・・・んなこたぁ私が一番わかってますよ!

そもそもの発端は一週間前までさかのぼります・・・。

 

父さんにはやてと夜天の書の事を打ち明け、聖王教会から秘密裏に協力を取り付けた直後の事でした。

「あぁ、そうそう・・・ハルナ、君来週から小学生だから」

「・・・はい?」

こいつ、何言ってんだ?

聞いた直後は父さんの言っていることが理解できませんでしたよ。

「待って、ちょっと待って。マジでどういうことか分かんないんだけど・・・?」

「そのままの意味だよ。ハルナもフェイト君と一緒に私立聖祥大附属小に転入してもらうから」

・・・わけがわからないよ。

某株式会社シャフトの地球外営業マンの気持ちを理解する時が来るとは思っていませんでした。

「いやいや待て待て・・・何がどうしたら私が聖祥に通う事になるのさ!?」

「まぁ、落ち着きなさい。順を追って説明するから・・・」

んで、父さんの説明によるとこうだ。

闇の書の守護騎士・・・ヴォルケンリッターの目的はリンカーコアの蒐集。

である以上今度はフェイトが狙われる可能性が高い。

フェイトが転入する私立聖祥大附属小学校にはアリサとすずかもおり、少量とはいえリンカーコアを持った彼女達も襲われる可能性がある。

その為護衛の為の戦力を学校に常駐させる必要がある。

でもなのははあくまで民間協力者であり、本来は守られる側の人間だから正規の局員も派遣したい。

あ、そう言えば見た目小学生みたいなのがいたなぁ、アイツを送ろう(某執務官談)

・・・うん、あとでクロノはボコそう、そうしよう。

「まぁ、そう言う訳さ。ちなみにリンディ提督も認可済みだから」

畜生、クロノの奴・・・。

悔しいかな、手続きとか根回しとか、そう言った事務的なあれこれはあいつの方が一枚上手です。

「まぁ、いいじゃないか?考えようによっては悪い話じゃない、私のせいで学校には行かせられなかったからね・・・」

「むぅ・・・」

確かに父さんにそう言われてしまうと私は何も言えません。

ハルナ・スカリエッティとしてこの世に生を受けてからは初めて、前世の記憶でも十年以上ぶりの学校です。

なのはやフェイト、アリサやすずかと一緒に学ぶのも確かに悪い話ではありません。

まぁ、可能であればもっと上の学年・・・せめて中学生とかから始めたかったですが・・・。

「うぅ・・・分かった」

とは言え、ここでゴネるのも大人げありません、任務だと割り切ってJS(女子小学生)ライフを楽しむとしましょう!

 

と、これが先週の出来事です。

入学手続等も恙なく完了し、無事今日転入日を迎えました。

「ねえねえ!どこから来たの!?」

「前の学校ってどんなところだった?」

それで今は休み時間、転校生のお約束・・・質問攻めタイムです。

クラスの子達が机を取り囲んでわいのわいのと色々聞いてきます。

「えっと、あの・・・」

フェイトだけを・・・。

「・・・・・・・・・」

フェイトの左隣、最後列窓際といういわゆる「不良の特等席」に位置する私の席の周りには全く人が来ず、フェイトとの対比たるやコミケで超有名サークルの隣になってしまった初参加サークルのごとしです。

「解せぬ、何故にフェイトばっかり質問攻めで私の所には誰も来ないのさ?」

「そりゃ来るわけ無いじゃない。あんな自己紹介したら変な奴認定されるに決まってるでしょ?」

と私の机までやってきて言うアリサ。

ま、まさか私の事を慮って・・・!

「ううん、アンタの事笑いに来たのよw」

このやろう・・・!

わざわざ離れた机から私をm9(^Д^)プギャーしに来やがったって言うんですよこのくぎゅうは!

てんめぇ・・・あとで覚えてろよ!

「てか、お前らフェイトに近寄り過ぎだ!えぇい!散れ散れぃ!」

しかし今はそんなことよりもフェイトです。

いくら可憐で可愛くて美少女だからってお前等近いんだよ!

「えー?なんでだよー!?」

「ちょっと!何勝手に仕切ってるのよ!?」

「そもそもあなたテスタロッサさんの何なの!?」

私が突撃したことでフェイトを取り囲んでいたチビジャリどもは不満をあらわにします。

私がフェイトの何なのか?そんなの知れた事っ!

「私はフェイトのお姉ちゃんだっ!」

そう、私はフェイトのお姉ちゃん。

故に!私にはフェイトを愛で、愛しみ、守護る権利と義務があるのです!

さぁ来るなら来い有象無象共!お前らなんぞに私のフェイトは指一本触れさせないぞ!

「えっと、その・・・違います」

その日、私は枕を濡らした・・・。

 

Side スカリエッティ

「ハルナー?そろそろ機嫌直したらどうだい?」

私のその忠告に対してハルナは手にしたグラスをテーブルに叩きつける形で応えた。

「うるへー!とーしゃんがなんだぁ!あたしゃおねぇちゃんだろぉ!?」

「・・・うん、こりゃダメだ」

まったく、よくコーラでここまで酔っぱらえるもんだ。

我が娘ながらどうしてこんな風に育ったのか・・・いや、半分はクイント女史が原因だな。うん、そう言う事にしておこう。

「わたひがおねえちゃんなのに・・・おにぇえちゃんあのにぃぃぃぃ」

「はいはい分かったからさっさと歯磨いて寝なさい。明日も学校なんだろう?」

私の言葉にハルナは渋々席を立つ。

いや、待て。せめてテーブルは片付けてから行きなさい。

そう言おうとし矢先、本局から通信が入る。

『ああ、すみませんドクター。マリーです」

誰かと思えば本局の第4技術部に所属するメンテナンススタッフのマリエル技官だった。

優秀な技術者でかつハルナの数少ない友人という事もあって懇意にしている少女だ。

「ゲェェップ・・・あれ?マリーじゃん、どったの?」

ボトルに残ってたコーラを一気飲みしたのか、女の子がしちゃいけない類のゲップをするハルナ・・・。

まったく、そういうところだぞ?

『ああ、ハルナちゃん。実は、今預かってるインテリジェント・デバイス二機なんだけど・・・なんだか変なの』

マリエル技官に預けたデバイス?ああ、レイジングハートとバルディッシュか。

私でも修理は出来るが一度本職にしっかりメンテしてもらった方がいいと思い彼女に頼んだのが・・・なんだか変?

「どういう事だいマリエル技官?」

『部品の交換と修理は終わったんですけど、未だに部品が足りないってエラーが・・・いまデータを送ります」

送られてきたデータを見た私は目を見開いた。

「これは・・・」

いつの間にか隣に来ていたハルナの表情も強張る。

表示されたエラーメッセージにはこう書かれていた。

『エラーコードE203.必要な部品が不足しています。"CVK-792"を含むシステムを組み込んでください』

「CVK-792・・・カートリッジシステムじゃん!」

そう、彼らが要求しいるCVK-792とはベルカ式カートリッジシステムの事だ。

昨今、近代ベルカ式デバイスの登場もあり、カートリッジシステムの入手自体は容易だ。

しかし、それを使用するとなると話は別だ。

「マリエル技官、レイジングハートたちは確かにこう言っているんだね?」

『はい、わたしも何かの間違いだと思ったんですけど何度もこれを繰り返していて・・・』

マリエル技官の説明に私とハルナはそろって頷く。

「父さん・・・」

「ああ。マリエル技官、済まないがレイジングハートたちと話がしたい。中継してもらえるかな?」

『え?あ、はいっ。少々お待ちを・・・繋げました、どうぞ』

直後、モニターがメンテナンス中のレイジングハートとバルディッシュに切り替わる。

「やぁ、二人とも。先ほどマリエル技官から報告を受けてね、CVK-792が必要なんだって?」

尋問や詰問ではない事の表れとして砕けた口調で二人に尋ねる。

『はい、ドクタースカリエッティ』

『CVK-792の速やかな取り付けを要請します』

それに対してレイジングハートとバルディッシュも普段通りの、しかしはっきりとした口調でそう言ってきた。

「二人とも、これが何なのか分かってて言ってるの?」

隣から割って入ったハルナが尋ねる。

事が二人だけでなく、なのは君とフェイト君にも関係してくるからか、彼女の口調はややきつい。

『はい、理解したうえで要求しています』

『私もレイジングハートと同様の意見です』

ハルナの問いにも二人は毅然と答える。

どうやら本気の様だ。

「理由を、聞いても良いかな?」

ただ負けて悔しいから・・・という理由ではないだろうし、よしんばそんな理由だったら絶対に許可なんて下ろさない。

『・・・先日の戦闘で私達は敗北しました。マスターを支え、彼女の魔導があらゆる困難を打ち払えるよう・・・その力になるというインテリジェントデバイスとしての務めを果たすことが出来なかった。それが私には許せない・・・」

『私もレイジングハートと同じ思いです。だからこそ次は勝ちたいのです、マスターと共に・・・』

なるほど・・・。

負けた事への悔しさは間違いなくある。

だがそれ以上に自分たちの力量不足でデバイスとしての本文を全うできなかった事、マスターを支えることが出来なかったのが悔しいと・・・いやはや、なのは君達は相棒に恵まれてなによりだ。

しかし・・・バルディッシュがここまで饒舌に離したのって今回が初めてじゃないかな?よっぽど悔しかったんだろうなぁ・・・。

まぁ、なのは君もフェイト君もああ見えて結構負けず嫌いだし、デバイスも主に似るっていうしなぁ。

「・・・君たちの思いは分かった。だがそれなら尚の事おいそれと認めることは出来ない」

私からの回答にデバイスたちは声を荒げた。

『何故ですドクタースカリエッティ!?』

「そこまで意志が固いなら私やマリエル技官よりも先に話す相手がいるだろう?」

『っ!!』

どうやら彼らも理解した様だ。

一番思いを伝える相手の存在に。

「海鳴の司令部に回線をつなぐよ。そこから先は、君達が伝えなさい」

『・・・ありがとうございます、ドクター』

『感謝します』

感謝の言葉と共に通信が切れる。

「やれやれ・・・」

椅子の背もたれに身を預けながら嘆息する。

全く、こういうのは私の柄じゃないんだがなぁ・・・。

「・・・ん?」

はて?さっきからハルナがやけに静かだと思って横を見たら・・・。

「・・・・・・!?」

なんかすげー顔してる。

よほど驚いたのか目を見開き、開いた口はあごが外れたかのように全開だ。

「バカな・・・父さんがまともな大人ムーブするなんて・・・貴様さては偽物だな!本物の父さんをどこにやった!?」

ですよねー。

うん、ハルナならそう言うリアクションすると思ってたよ。

この後、私はハルナと親子の絆について朝までじっくりと語り合った・・・拳で。

Side Out

 

「うぅ、イタタ・・・まさか放課後になっても痛みが引かないなんて・・・」

ちっくしょ~父さんめ、本気で殴りやがって・・・。

あれから朝まで取っ組み合いは続きましたが決着は着かず、続きは学校終了後に持ち越しとなりました。

「ハルナ、アンタの事だからどうせしょうもない理由だろうけどケンカするのもほどほどにしなさいよ?」

しょうもないとは失礼な!反論は出来ないけど・・・。

「っと、着信だ。相手は・・・クロノ?」

何でしょう?あいつが使用で連絡して来るとは思えないんですが・・・。

「はーいもしもしもしもし?」

『もしもしの数が多すぎるな。先生から正しい言葉を教わってこい、小学3年生w』

このヤロウ・・・!笑ってんじゃねえよ!語尾に「w」ついてるの気づいてるからな!?

「うっせー、要件はなんだよ?こっちは忙しいんだよ・・・」

嘘は言ってません、私達はこれから翠屋に行って店の売り上げに貢献するという大事な使命があるんです!

『ハァ、どうせ翠屋に寄り道・・・いや、この話はあとにしよう。捜査に動きがあった・・・』

そしてクロノから以下の事を聞かされました。

一つは本局のレティ提督の取り計らいで2個中隊の武装局員が応援として派遣されること。

そしてもう一つはヴォルケンズの蒐集活動に変化が見られるとの事です。

海鳴市に捜査本部が置かれたため、近所での蒐集が困難と考えたのか地球から離れた世界へ遠征するようになったようです。

蒐集対象にも変化があり、従来の魔導師に加えてリンカーコアを持った大型の魔法生物なども襲われるようになったのだとか。

そして・・・

『そして襲撃される魔導師にも変化が見られた。これまでは誰彼見境なく襲っていたのが辺境に潜伏していた犯罪者や違法魔導師が集中して狙われるようになった』

「・・・ヘーソーナンダー?」

・・・うん、分かってるよ。だからそんな目で見るなよ?

いや、だってもしはやて達がお縄になった時に厳罰に処されたら嫌じゃん?

だからカタギの人を襲わないよう地球近傍の無人世界や管理外世界に根城作ったり潜伏したりしてる海賊や密輸業者、マフィアやテロリストなんかの情報を教えたのよ。

もし蒐集目的で襲っても犯罪者相手ならそこまで良心も痛まないし、法的にもギリギリグレーゾーンだしもしかしたら現地の治安向上に貢献したって事でワンチャン減刑とかもあるかもしれないし・・・。

情報漏洩とか色々よろしくない事してるのはもちろん分かってるけどはやての未来がかかってる以上背に腹は代えられません。

まぁ、ほら・・・最悪おじいちゃんズにお願いしてもみ消・・・ゲフンゲフン、はやて救助という人道的処置という方向にもっていってもらえば・・・。

え?シグナム達が返り討ちにあったらどうするんだって?

それは無いでしょ?彼女ら強いし・・・。

 

 

 

「クッ・・・殺せ!」

そう思っていた頃が私にもありました。

何で?ねぇ何でシグナム捕まってるの!?

「まぁ、そう言うなよ女騎士様~」

「折角こんな辺鄙な所に来たんだ、ちょっと遊ぼうぜ~?」

「「「「ぐへへ・・・」」」」

しかもこいつ等、いつぞやクラナガンで騒ぎを起こしたテロ組織、「こだわりのある革命家の集い」じゃないですか!

最近ミッドで見ないと思っていたら、こんなところに潜伏してたのか・・・。

はやてが遠方に蒐集に行ったシグナムと連絡が取れないって言うからリンディさん達に内緒で様子を見に来てみればこれですよ。

あの変態テロリストたちが何をどうしたらシグナムを捕まえられるのやら・・・?

「しっかしスゴイですねリーダ、あの魔導兵器・・・」

「そうだろ?なんでも旧暦時代に作られたロストロギア級の一品らしいぞ?」

・・・ん?

なんかどえらい単語が出てきましたよ?

ロストロギア相当の魔導兵器?

なんでそんなもんあの下半身テロリストが持ってるんです!?

魔導兵器の売買は原則禁止されてますし、あまつさえロストロギアクラスの代物なんて管理局が目を光らせているこのご時世じゃ裏マーケットにだって姿を見せません。

てかそんなの出回ってたら私ら遺失物管理部の機動課が黙ってねぇし・・・。

故にロストロギア相当って言うのは絶対ブラフでしょう。

とは言え油断はできません、ここはしばらく様子をみて・・・。

「さて、何はともあれまずは騎士のチャンネーをもてなさないとなぁ・・・」

そう言って部屋にいろいろ運び込むコダ革の皆さん。

テレビ局で使ってそうな本格的なカメラにマイクにレフ板、そしてメイド服にスクール水着に巫女服に・・・あの制服は泉川の都立高校のものだったかな?

・・・うん、奴らは本気だ!

こうしちゃいられん、このままだとシグナムが危ない!

シグナムのなんかよく分かんないけどピンチを感じ取った私は一気呵成にコダ革のアジトに乗り込んだのでした。

 

 

 

「それで、守護騎士達が蒐集を行いそうな場所を捜索していたら偶然襲撃されていたテロリストの拠点を見つけたと?」

「えっと、その・・・ハイ」

コダ革制圧後、シグナムを逃がした私はテロリスト護送の為にアースラに連絡を入れました。

報告を受けたリンディさんがすぐさま武装局員を送ってくれたこともありそちらは問題なく済んだのですが何ゆえ私がここにいたのかを聞かれることになりました。

で、今の会話に至ったのです。

シグナムを探していたら偶然コダ革のアジトを見つけた・・・うん、嘘は言っていない。

ちなみに突入の際は顔を見られないように隠しました。

いや~、出発前にお腹が空いて〇クドナルドに寄って助かりました。

取り調べを行っているクロノの話だと逮捕したコダ革のテロリストたちは揃って「謎の魔法少女マジカル☆紙袋」に襲われたと証言しているそうです。

謎の魔法少女マジカル☆紙袋・・・一体何者なんだ?(棒)

「そう言えばハルナさん?なんだかてりやきマ〇クとフライドポテトの匂いがするんだけれど・・・?」

「ギクッ・・・!?」

え?バレた?マジカル☆紙袋の正体が私ってバレた・・・!?

ヤバイよ!それ連鎖的にシグナム助けた事がバレて最終的にはやてが夜天の書の主だってこともバレるやつじゃん!

どうするどうする・・・!?

①、口封じ・・・論外!

②、ごまかす・・・だからどうやってだよ!

③、正直に白状する・・・はやてがお縄になっちゃうでしょう!

クソッ!役に立たねぇな、私の深層心理め!

打開策が思いつかず、頭の中で脳内会議ダンスダンスしているうちに時間切れになりました。

「ハルナさん・・・」

「は、はい・・・」

あぁ、もうダメだ・・・おしまいだぁ・・・。

ゴメンねはやて。

もし刑務所送りになったら面会時に棒やすりを差し入れてあげるから自力で脱走してね・・・。

「気持ちは分かるけど買い食いもほどほどにしないとダメよ?」

「・・・アッハイ」

こうしてリンディさんから軽く注意を受けた後、私は解放されました。

どうやら私の心配は杞憂だったようです。

あ~、安心したらお腹がすきました。

帰る途中でケ〇タッキー寄ってきましょう。

え?反省してない?

いいんです。衣食足りて礼節を知るって言葉の通り空腹の前には反省も何も無いんです!

 

Sideリンディ

ああは言ったけどハルナさん、あの様子だと反省してないわね・・・。

買い食いの問題については今度ご家族と一緒にじっくりと話し合うとして・・・。

「エイミィ、例の件だけどどうなったかしら?」

『はい、艦長。押収した残骸ですが間違いなく非合法の魔導兵器でした』

ハルナさんからの連絡を受けて派遣したクロノと武装隊が制圧した非合法組織のアジト。

そこから破壊された魔導兵器の残骸が発見された。

逮捕した組織の構成員の証言によると守護騎士の一人に襲撃され件の魔導兵器を使い捕縛した直後、「謎の魔法少女マジカル☆紙袋」なる魔導師に襲われ破壊されたとの事。

まぁ、その魔導師については見当がついているからこれまた後でじっくり話し合うとして・・・。

問題は件の魔導兵器の方。

『追加の証言によるとリーダーのはとこの友達から格安で購入したとの事です。今、本局に問い合わせて該当する人物を洗ってもらっています』

「性能の方はどう?」

『彼らはロストロギア級の性能と聞かされていたようです。実際はそこまで強力ではありませんがかなりの性能・・・最低でもSSクラスなのは間違いありません』

それほどの性能の魔導兵器の闇取引となると管理局の監視の目も厳しいはず。

それを小規模テロ組織が手に入れられるなんて・・・。

「何だか、嫌な予感がするわね・・・」

闇の書のすぐ近くで起ったこの事件、全くの無関係ならいいのだけれど・・・。

Side Out

 

Side ???

「はい、例のテロリストは制圧、構成員は全員拘束されたようです」

『・・・・・・』

「そちらは残念ながら。提供した魔導兵器に守護騎士が捕縛されて・・・幸い横やりが入り守護騎士は逃走に成功したようですが蒐集は・・・はい。今後は不利と判断したら私が直接介入します」

『・・・・・・』

「承知しています。他の組織への支援も変更なく、はい・・・お任せください。すべては我々の悲願の為に・・・』

Side Out




次回、謎の檜山仮面参上!いったい何リーゼなんだ・・・?
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