第一話 始めての参加
「....ん?」
メリスが目を覚ますと、目の前には容姿が似ている男が二人。恐らくは双子の兄弟であろうと即座にメリスは理解した。
(此処は...一体?)
ウルクとは別の場所に転送されたのだとメリスは理解した。
(これは......!?)
その直後、自分の中に膨大な量の情報が流れ込んでくる。
("聖杯戦争"....それに英霊...
あの時、抑止力が言った願いを一つだけ叶えるとはこのことなのかと理解する。
(確かに嘘は言ってないな....情報を"隠していた"だけで....
ため息を付きたい所だが、今はそれどころではない。
(それで?....俺の役割は...?....
そして口を開いた。
「サーヴァントバーサーカー...召喚に応じ参上した....それで、あんたが俺のマスター....で、いいのか?」
出来る限り気さくな感じで自分を召喚したであろうマスターに話しかけるメリス。だが、返って来た言葉にメリスは驚愕することになる。
「ああそうだ....サーヴァント風情がわざわざつまらん事を聞くな。」
「............は?」
明らかにメリスに対して侮辱の意が汲み取れそうな返答で、メリスは固まってしまう。
(え?何この反応....普通、自分が召喚したサーヴァントとは信頼関係を築いていくものじゃないの!?)
聖杯からの知識でそう学んだのに、明らかに嫌そうな男の反応に戸惑いを隠せないメリス。
「え?...俺を喚びたくて召喚したんじゃないのか?」
「そんな筈があるか...俺は別の英霊を喚ぶつもりだったんだ....それがこんな...」
(こんな...?)
男の言い分にメリスはカチンとくるが、此処は年上として余裕を持たないといけないと思い、我慢することにした。
一方、もう一人の男はというと、
「サーヴァントライダー、召喚に応じ参上した。」
ライダークラスのサーヴァントを召喚していた。
「やったやったぞ!」
召喚した男は嬉しそうにしている。
「....チッ!」
対してメリスを召喚した男は忌々しそうにメリスを睨んだ。
(俺が悪い訳じゃないんだけどなぁ....)
正直どうでもいいとさえ思えてきたので深くは考え無いようにすることにした。
「で、マスター...俺の召喚にどんな触媒を用意したんだ?」
メリスが訪ねると男は睨み付けながら指を指した。
「成る程、これか。」
指差した先にあったもの。それはメリスが生前使用していた毒の原料、すなわち毒草であった。
(成る程、俺が生前使用していたからこそ俺とマスターの縁が結ばれて召喚された訳か。)
自分が喚ばれた理由に納得がいったが、やはり自分を召喚した男の事はいまいち信用しきれないと感じるのであった。
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黒の陣営 ユグドミレニア城塞地下
(ここは....?)
巨大な水槽の中にそれぞれ容姿が似通った人間が容れられている。
彼らはユグドミレニアが鋳造した人造人間 所謂ホムンクルスである。
彼らが造られた理由はただ一つ 来るべき"聖杯大戦"の時、サーヴァントの魔力を供給する役目を担うことである。
その中で一人、目覚めようとしているホムンクルスの少年。
彼はこの"聖杯大戦"にどう関わっていくのか?
第二章はどの物語に参加させたい?(どの話でもクラスは確定)
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蒼銀のフラグメンツ
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Fate/apocrypha