遂にアニメに、入が登場しましたね!!!!!
めっちゃかっこよかったし、可愛かったです。
ヒロインアンケ、なんと堀宮さんにも一票入っていましたね!
なんか嬉しいです。
未だ断然エトさんがトップですが、雛実もかなり伸びています。
ただ、アニメ見ていて思ったのですが絢都と雛実ってもう金木と董香並に似合ってると思うんですよね。
早く、くっつかないんですかね?
それでは遅れましたが、本編どうぞ!
あの晩餐会を潰してから、数日が経ったが彼【美食家】には目立った動きはなかった。
(……あれだけ派手にやったんだ、少しは効果があったのかな…。だけど、彼の金木くんを見ていたあの目はそう簡単に諦めるような目じゃなかった……。)
念のため、金木くんに忠告するために僕は《あんていく》へと足を向けた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕が《あんていく》に到着したのはとっくに閉店しており、店内に明かりはついていなかった。
「……ダメかぁ……。」
わかってはいたが、まだいるかもしれないという希望を少しでも持っていたのだが……。
(……ん?……あれは?)
入口のドアの下を見ると、1枚のカードが落ちていた。
(………月山…。やってくれたなぁ)
カードには、金木くんの知り合いの女性を攫ったこと。もう一つは、教会で待つということ。
僕はカードに書いてある教会へと向かった。
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全速力で教会に辿り着いたのは良かったが、教会内の気配からしてもう全部終わってしまったらしい。
(……僕の杞憂だったかな。………あそこにいるのは董香?)
教会の屋根の上には、赫子を出したままの状態の董香が座っており、こちらには気付いていないようだった。
「………董香、なんかあった?」
「…えっ、なんで刀夜が!?」
声を掛けると驚いた辺り本当に気がついていかなったらしい。……そんなに落ち込むことでもあったのかと心配になる。
「……それで何があったの?」
「いや、大したことじゃないんだけどさ。……わからなくなっちゃったんだよ。」
その後、董香は僕が来るまでにあった出来事を話してくれた。
月山が西尾さんの大切な人を攫い、それをネタに金木くんをここに呼んだこと。
ボロボロの西尾さんと金木くんが出ていくところを偶然見ていた董香が追いかけてくれたこと。
そして、姿を見られたから殺そうとした所彼らに止められた上に赫子を見て「綺麗」と言われ、どうしたらいいかわからなくなってしまったこと。
「……分からなくていいんじゃないかな?」
「……はぁ?」
さっきまでのご傷心な感じはなんのことやら、いつも通りに戻ってしまった。
「絢都にも言ったんだけど、今の世の中は喰種の方が圧倒的に不利でしょ?? そんな中で、僕らに手を差し伸べてくれる人がいるならそれは受け取るべきだと僕は思ってる。だけど、さっきも言ったように圧倒的に僕らが不利な状況なのは変わらないから疑わないのは良くない。」
1度話を切り董香の方を見るとかなり真剣な表情で聞いていてくれていたので僕はそのまま話を続けた。
「だから、董香が殺した方がいいと思っていたのが分からなくなったってことはかなりの進歩だと僕は思う。………まぁ、偉そうなこと言っても僕の持論でしかないんだけどね。一応こんなんでも半分半分だからさ、色々考えてるんだよ?」
董香は僕の話を自分なりに解釈してくれようとしていると思う。
「じゃあ、僕は中の様子見てくる」
僕は董香の邪魔にならないように、教会の中へと入ることにした。
教会の中に入ると、董香にやられたのであろう月山とその月山に負けず劣らずのボロボロな西尾さん、首辺りから血を流している金木くん。
そして、董香が言っていた人間の女性が1人という具合に中々に混沌としていた。
「(…月山の屑はほっといても大丈夫だろうけど、西尾さんのアレは……。)金木くん、西尾さんのあの傷って……?」
丁度1番近くにいた金木くんに聞いたまではよかったのだが……
「あれやったの、殆ど僕なんですよね………。」
………えっ?
あれ月山にやられたんじゃないの?
確かに西尾さんと月山の力の差からしてあの傷はおかしいとは思ったよ?
それに元々ボロボロだったって言ってたから誰かにやられたとは思ってたけど……………金木くん、君そんなに強かったんだね……。
「………そっか。ありがとう」
色々と驚きはしたが、今はやるべき事がある。
「……えーっと、西尾さん僕の腕噛めます?」
僕がそう言うと西尾さんはとても弱々しく首を横に振った。
「そうですか。それじゃあ、これ飲ませてあげてください」
僕はいつもポケットに入れている自分の血液を西尾さんの近くにいた女性に渡して、僕はそろそろ頃合いだと思い董香の所へと向かった。
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教会の入口の方に行くと、既に董香が待っていた。
董香は下を向いていたが、表情自体は先程よりもスッキリしたように思える。
「…答えは見つかった?」
「いや、これから探してみようと思うよ。折角刀夜みたいな人が近くにいるんだし」
董香といい、絢都といい2人とも優しいから悩みも多いんだろうけど少しは解決の手伝い出来るといいんだけど…………あ、丁度いい人が……。
「そっか。それなら僕の家に寄ってみる?」
案の定、董香は驚き過ぎて口を開けているが雛実ちゃんやリョーコさんも居るんだから問題ないと思うんだけど……
「董香に我が家の居候の人に会ってみてもらいたいんだよね」
そう、何を隠そうあの人堀宮雅さんは未だに我が家に居候しております。
僕と同い年らしく、雛実ちゃんもエトさんもリョーコさんも気に入ってしまい今では兄妹が一人増えた様な感じである。
「……それって…」
「うん、人間だよ。堀宮雅さん」
「喰種しかいないあの家に住むなんて余程の物好きなんだね…。それに、その名前あんたが好きな女優の名前と…」
……喰種しかいない家ね。うん、僕もそう思うよ。
しかも、彼女それを承知の上で住んでるし……。彼女ほんとに頭のネジどこかに落としちゃったんだろうか……。
「……ご名答。僕の好きな女優さんその人です。」
「…へぇー。………雛実もエトさんも大変だね」
雛実ちゃんはまだしも何故エトさんが?
それにエトさん、ほんとに変わりすぎじゃないですかね。
芳村さんに会いに行ったついでに《あんていく》の人たち全員と仲良くなるとか…。
「まぁ、気が向いたらね」
「わかった。多分、雅さん家から出ていく気配ないから当分大丈夫だと思う」
「…刀夜の家、どんどん大家族になってない?」
「……いつの間にかね」
「まぁ、それも刀夜の人望とか優しさってことなんでしょ?」
「そーだといいんだけどね……。」
正直、僕がリョーコさんたちをあの家に縛り付けているのではと思うことは良くある。
守るために仕方が無いとはいえ、彼女たちの自由が減っているのは否定出来ない。
僕が少し考え事をしていると、金木くんと西尾さん達が教会から出てきていた。
「…それじゃあ董香は金木くんよろしく。えっと、西尾さん達もお気を付けて。」
そう言って帰路につこうとしたら…
「私の名前、貴未です。」
わざわざ自己紹介をしてくれた。
なるほど、こりゃあの西尾さんでも惚れるよ。
「あ、僕は漣刀夜です。それじゃあ、貴未さん西尾さんお願いします。傷は渡したもの飲ませてもらえれば治りますので。」
今度こそ、僕は一人帰路についた。
帰る途中、ふと母が死ぬ間際に言っていた言葉を思い出した。
『あなたはどちらの味方にも慣れるわ。けれど、どちらかだけを味方するんじゃなくて弱い人を守れる人になってね…………。』
(どちらの味方にもならずに弱い人を守るか……。僕はちゃんと出来てるのかな……。)
僕の問いに答えなど返ってくるわけもなくただ虚しく僕の中に木霊するだけだった。
月山編はこれで一応終わりです。
今月一杯少し忙しくなるので更新遅れるかもしれませんが、出来るだけ更新したいと思いますので待って貰えると嬉しいです。
ヒロインアンケ、あと少しで締め切ろうと思いますがまだまだ募集中ですので参加お願いします!!!