最後はコロンビア便りでパス回しで少しつまらなかったですね…、戦術なので何とも言えませんが。
フェアプレーとは言えない試合運びで、フェアプレー得点により決勝リーグ出場というなんとも言えない感じでしたがとりあえず良かったですね!!
ちなみに、ヤンジャンにて東京喰種reも残すところあと1話となりましたが楽しみなような残念なような……。
作者は続編に期待することにしましたが、皆さんはどうでしょうかね
それでは本編どうぞ〜
21話
「橘准特等〜 ♪」
そう叫びながら後ろから激突してくるのは伊丙入上等捜査官。
「伊丙上等、どうも」
「むっ……いつもみたく呼んでくれないんですかぁ?」
そう言いながら上目遣いしてくる入の姿は正直可愛いと思う。
(……どこで覚えたの、それ…。少し前まで戦いのことしか知らなかったのに)
「はぁ。入、ごめんね」
「いぇ〜。」
そう言い猫のようにスリスリしてくる。
なぜ入がここまで僕に懐いているかと言うと、その元凶は言うまでもなく有馬さん。
有馬さんが僕を紹介する際に助けたことを言ってしまったのが原因である。
(……一応、記憶無いことになってるんだけど……)
記憶がないという設定のため、毎回反応に困るというのが現状である。
「入!……なんだ橘か」
猫化した入を探しに来たのは、宇井郡特等。
CCGに入って間もない頃はよくお世話になったし、一時期はパートナーを組んでいた。
「あ、郡さん。これ貰ってもらえますか?」
「あぁ、すまない。」
郡さんにグダる入を差し出し、引き摺られて入を見送る。
(……はぁ。ほんとに大変だ…………ん、あれは……)
入を見送り、振り返って歩きだそうと思ったところ目の前に見覚えのある白黒頭が見えた。
「おっ、琲世くん!!」
「あ、碧くんっ!」
声を掛けた事で向こうもこちらに気付き、走ってくる。
「あれ?今日は1人?」
「うん、みんな別行動しちゃってさ」
佐々木琲世。旧姓金木研。
今は捜査官として生きているが、彼は今までのことを何も覚えていない……あんていくのことも、董香のことも。
それでも、彼は僕が支えるべき相手であり、あの有馬さんが選んだ王。
僕も有馬さんも、そしてエトさんも彼が王として君臨するまでその玉座を温め続けるしかない。
「彼らにはそろそろお灸を据えに行かなきゃいけないかな?」
「…はは。その時はお願いしようかな。それじゃあ僕、暁さんのところに行かなきゃいけないから」
そう言って琲世くんは歩いていってしまった。
(それにしても、大丈夫なのかな)
琲世くんには今4人の部下がいる。
彼の班はQsと呼ばれ、CCG局内でも僕と琲世くんに続いて異質とも言える存在。
成果が求められる存在なのだけど………。彼らチームワークという言葉から最も程遠く、成果という成果も挙げていないのが現状である。
(………琲世くんも大変な役回りだよなぁ)
何故か僕には来なかった、Qsのメンターという仕事。
その代わりに僕に来たのは佐々木琲世の補助。つまりはQs班のアドバイザーと言ったところ。
基本的には暁さんのパートナーとして動いている。
(…一応、白双翼賞貰ってるんだけどなぁ。そんなに頼りないと思われてるのかな)
少し前のことを思い返してショックを受ける僕だった。
入の口調難しいですね。
今回は主人公のCCGでの立場を説明した感じになりましたが、どうでしたかね
感想お待ちしております