喰種今週で遂に終わりますね……。
久々にQsと一緒にトルソーの捜査!のはずだったんだけど……
「ほら碧、何してるんですか?行きますよ〜」
何故こうなった……。
先日の入激突事件後、シャトーへと向かい翌日からの捜査について色々話をし解散。
今日の朝再びシャトーへと向かったのだがそこには琲世くんの姿はなく居たのは何故か郡さんと入の2人。
何故いるのかと訪ねたところ、郡さん曰く入がゴネたらしい。
結果、今日1日ぐらい入がいなくても大丈夫だからよろしく頼むと郡さんに言われ今に至る。
(本当だったら、今頃琲世くんたちと捜査出来てたのになぁ)
入との捜査は久しぶりではない。むしろ、パートナーである暁さんに次いで2番目に頻繁に捜査していると言える。
「入、何してんの?」
考え事をしている間に、入は僕のクインケケースをベタベタ触っている。
「あの有馬さんが直々に渡したクインケが気になってるんですよ」
確かにこのクインケは有馬さんが僕が白翼双賞を貰った時にお祝いとしてもらったものである。
「それより、さっさと捜査行くよ」
「ちぇ〜」
入は名残惜しそうな顔をしながら、クインケから手を離す。
(まずは病院かな)
トルソーの被害者たちの資料から想像するに病院を張っていればなにか手掛かりが手に入ると考えられる。
「入、タクシーは使わないからね?」
さも当然のようにタクシーに乗ろうとしている入を止め、徒歩で1番近い病院へと向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「全然当たりませんねぇ、碧」
入の言う通り、かれこれ何十軒もの病院をまわったがトルソーに繋がりそうな手掛かりは一つもない。
(ん〜、病院が1番手に入りそうなんだけど………あれは六月くん?なにして…)
タクシー乗り場の方に六月君を見つけたのだが、彼はまさにタクシーに乗ろうとしている女性を押し退けてまでそのタクシーに乗ったのだ。
「…入、先に戻ってて欲しいんだけど」
「えー、まだ時間はありますよ?」
「ごめん、ここからは僕ひとりの方がいいんだ。また今度一緒に捜査するから」
あのタクシーのドアが空いた瞬間、微かに血の匂いがした。
つまり、あのタクシーの運転手がトルソーなのだろう。
そうなると、いくら入の腕が立つと言っても班も違う入をわざわざ危険に晒す必要も無い。
「むぅ、仕方ないですね。それじゃあ」
そう言って入はとぼとぼ歩いていく。
(…よし、それじゃあ追うか)
六月君が乗ったタクシーの微かな匂いがする方へ僕は向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(……匂いが辿れなくなったなぁ)
ある程度まで追ったところで匂いが途切れてしまった。
匂いが辿れなくなってしまえば、これ以上追うことも叶わない。
(どうしたもんか……)
そう思ったところで、少し離れたところからパトカーのサイレンの音が聞こえた。
(……行ってみるかな)
サイレンの音がする方に向かうとそこには才子ちゃんを除いたボロボロのQsの面々と琲世くんがおり、その奥には2人の人物。
(……トルソーとあれはオロチか?)
琲世くんが対峙しているのが多分オロチ。
そして守られるようにして後ろにいるのがトルソーだろう。
(………あれは!?)
トルソーたちの更に奥の方に数個の影。
「…危ない!」
僕はクインケを発動させ、六月くんたちに向かって飛んでくる羽赫を弾き落とす。
「うぉっ、ってタッサン!?」
「碧さん!?」
「………」
三者三様の反応。
突然上から僕が降ってきたらそれは驚くだろう。
「みんな久しぶりだね。彼ら《アオギリ》は僕が相手をするからみんなはそこで待機しててね」
目の前にいるのはアオギリの樹の構成員数十名。
そしてその中心にいる羽赫持ちは黒ラビット。
「さてさて、殺りますか」
「おい、お前ら下がってろ!」
その一言で前に出ていた構成員たちは下がった。
(……流石は絢都。ちゃんとリスク管理は出来てるね)
今回の目的は討伐ではなく、撃退。
僕はもう一度クインケ【フクロウ】を構え直し、絢都と対峙する。
遂にクインケ登場しました!!!
が、他にも使ってほしいクインケがありましたら活動報告の方にて募集中なので宜しければ参加お願いします