「
その足は目の前の敵を倒すために、その槍は相手を突くために、その斧は相手を叩き潰すために。
「一撃でッッ!沈めッッッッ!」
その一撃は
「ありゃ?」
することはなくCSLαは真横に高速移動していた
「は?え?はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
夢荘がその出来事を理解しようとする前に相手が行動を始めた。
【**/-**/-***/!】
CSLαはどの様な関節をしているかは解らないが関節を真逆に曲げて切りかかる
「危なっ!」
咄嗟に
「(ヤバい・・・イきりするんじゃ無かったこれ。リアルにヤバい・・・何がヤバいかって、なんかヤバい・・・!)」
CSLαの攻撃を回避しつつ、地面に刺していた斧槍を抜き取り攻撃の機会を伺う
「(斧でブッ叩くのは隙が大き過ぎるし避けられる・・・なら、槍でブッ刺すのみ!)」
武器の出力をアックスモードからランスモードへと切り替える、すると斧の刃の部分からは先程までのフォトン粒子の崩壊現象による発光が無くなり、代わりに槍の穂先がほのかに発光を始める
「(この場合は狙うは頭・・・は無理ね、となると無難に側面を狙って行くしかないかな、でも、あの速さで、しかも横移動も可・・・壁ハメがいいかな・・・)」
「でぇぇぇりゃ!」
【+*-+*-/**/-+*//!?】
夢荘はCSLαを槍で突き刺しそのままドームの壁まで走りそのまま壁に直撃させる
【**///*/**/**/*!?】
「うるせぇ!その今わかんない言語で喋るな・・・!大人しく潰されてろ・・・!」
CSLαは抵抗を続ける、が抵抗虚しくその体を槍で貫通される
『そこまでです』
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『次は
「どうしたんですか?」
『どうやら、少し問題があったようです、一旦戻って来てください、実験は一旦中止にします、ちなみにヒビキくん達には既に伝えていますから』
「はぁ・・・?」
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戻ってきた夢荘は山田から先程起きた問題の説明をされた
「え・・・?試作中の生物兵器を保管していたエリアが破壊されてその生物兵器が脱走した!?」
「はい・・・脱走した程度ならそのエリアのシャフトを閉めればいいのですが、シャフト自体が破壊されいて・・・えっと・・・」
「まぁ、なんだつまり君たちにその脱走した生物兵器を捕獲とまでは言わないが殲滅して欲しい」
「主任!しかしそれは・・・」
「おや?山田くん、この子達はブレイバーだよ「しかしこれは社内で起きた騒動で」良いから黙ってろ「・・・はぁ・・・もうわかりましたよ・・・・主任の勝手にしてください。」うん、それで良い。一応は君たちはコマンドの殲滅以外に、犯罪者の逮捕や傭兵みたいなのが可能なのだろ?。」
夢荘達は顔を見合わせ頷いた
「ならこれは依頼だ、報酬は山田くんの給料から抜いておこう「ちょ!?主任!?」君は『主任の勝手にしてください。」と言ったじゃないか」
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「それで、目標は一体どんなのですか?」
夢荘達はそれぞれ装備のチェックをしながら目標の説明を聞いていた
「こいつらは集団でワシャワシャと行動する。こいつら一体一体はそこまで強くは無いが、自爆したり、酸を吐いて来たりと色々とやって来る」
「自分、なんかそいつ知ってる気がする」
「弘人、それ知っているのか?」
「いや待てヒビキ、勘違いかもしれない。」
「いまうちで開発した対暴徒制圧用03-nを軍事用に改造した08-kt部隊を投入している。間もなく会敵する」
主任が指を刺した方を向くとモニターの中で四脚のロボット達が中央ホールから作業用ワイヤーで投下されている映像が映し出されていた
「会敵までカウント90!」
「さて、君たちも早く降下準備に取り掛かった方がいいだろう・・・・・ん?」
そう言いつつモニターを見ると08-kt部隊が半壊していた
「「「「・・・・・・・」」」」
「08-kt部隊!損壊率87%!」
「後退させろ!硬質化粘着弾頭搭載型08-kt投入まだか!?」
「駄目です!作業用ワイヤーにまとわりついて・・・!」
「「弘人・・・帰って「ダメです」デスヨネー」」
夢荘達の戦闘が始まる
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最後の奴は分かる人には分かるかな・・・