何もないところに飛ばされました。   作:パワプロくん

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荷物の中身は何なのか、そしていよいよ…


2話

照月がカ号観測機の妖精さんから荷物を受け取っている。

何が入っているのかは友提が教えてくれなかったため、彼ですら何も知らないのである。

照月「提督〜来てよ〜」

提督「どうしたの?」

照月「大変、設営隊が3つも入ってる」

提督「なんだって?」

設営隊とは基地航空隊を開設するために必要なものである。事実、これさえあれば基地航空隊ができてしまうのである。

ほかにもこれは大本営からという名目で工廠担当の妖精さんと装備開発の機器一式を送ってくれたのである。

照月「カ号に入ってたのは友提からの贈り物の設営隊が3つと、大本営からの贈り物である開発セット一式だったよ。」

提督「了解した。じゃあ、早速基地航空隊を3部隊、展開しますか。」

提督「あとそう、工廠の妖精さんにお願いしたいこととしては、5000mの人間が乗る飛行機用の滑走路を一本作ってもらうことってできる?専門外のことで悪いんだけど…」

その問いに関して、工廠の妖精の長であると思われる妖精はこう答えたのだった。

妖精長「楽勝ですよ。妖精の力にかかればそのくらい。」

提督「頼もしいなあ、じゃあ早速お願いするよ。」

妖精一同が「了解!」っと返事をして作業に取り掛かり始めた。

 

彼は内心思うのであった。あとで友提に礼を言わなばな、と。

 

 

 

 

そして滑走路が無事完成した。まさか頼んだ日に完成するとは思わなかったが。

ここは更地であったがよく見ると倉庫が一つ置いてあり、その中にはたくさんの資材が無造作に詰め込まれていたので、舗装込みの滑走路を妖精さんのハイパーパワーにより完成させることができたのであった。

しかも、妖精さんは張り切っていてまだまだ元気そうである。

そこで、ついに鎮守府の建物本体を作ることにした。

提督「なあ照月、一つ聞きたいことがあるんだけど?」

照月「どうしたの?」

提督「艦娘が何人着任するかってわかる?」

照月「聞いたところによると10から20とか?」

提督「まじか。じゃあ…」

 

 

彼は紙と鉛筆を取り出し図面を書き始めたのであった。

 

 

 

30分後、概要が書き終わった。

その図面の概要は以下のとおりである。

1F…正面から見て左から、大広間、応接間、玄関、提督室(付提督用風呂、仮眠室)、洗濯室

2F…妖精さん用のフロア、開発用工廠、艦娘用ドッグ、艤装置き場

3F…大食堂、大風呂

3F…艦娘用個室8室

4F…艦娘用個室8室

5F…艦娘用個室8室

屋上…見張り台

 

そして彼は問うた。

提督「細かい仕様は任せるからこんな感じでお願いできますか?」

妖精長「やりがいのある仕事きたぜ、やったるわ!」

 

ついに鎮守府本館の建設がスタートしたのだった。




文章力がないんだよ…
次回、鎮守府本館、完成です!

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