魔法科高校の宝具使い   作:zaurusu

1 / 6
第1話

人生っていうのは何が起こるのかわからない。

 

いきなり何言ってんだと思うかもしれないが、今の状況を説明せよとなると、これ以上にしっくり来るものはない。

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

「甘い!王の財宝(ゲート・オブ・パビオン)!!」

「刺し穿ち、突穿つ。突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク・オルタナティブ)!」

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!」

「ぎゃー!!!!」

 

目の前で繰り広げられる、死闘(ケンカ)に俺は巻き込まれる形で逃げることしか出来ない。

 

さて、どうしてこううなったのか。

 

それは、数年前に遡る

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

実はというと、俺こと新城護は転移者だ。

 

死ぬ間際に、猫を庇ってトラックにひかれて死亡したのだが、その時助けた猫が神様の使いだったため、お礼に転生させてもらうことになった。

 

神様にどの世界がいいかと聞かれ?

 

生前ハマっていた、魔法科高校の劣等生の世界にいいと答え、ついでに特典は何がいいとも聞かれたので

 

「じゃあ、Fateのサーヴァント達の宝具をお願いします」

 

とお願いして、いざ、転生!

 

ということになったのだが……

 

「よう、お前がマスターか?」

「問おう、貴方が私のマスターか」

「君が、今宵のマスターかね」

「貴様が我のマスターか」

 

と何故か、宝具ではなく英霊が付いてきてしまった。

 

どうなってるんだ一体?

 

と思ったら、手紙が落ちてた。

 

宛先は俺、差出人は神様

 

真ん中に必読とでっかく書いてあったので、渋々読むことにした。

 

なになに、転生は色々とめんどくさいので転移させることにしました。副作用で若干若返ると思うけど、害はないので大丈夫。それと、特典についてなんだけど、Fate?とかいうアニメ見たけど、よくわからないからとりあえず全部あげちゃえと思ったんだけど、少しミスちゃって、そちらの世界でいう英霊?をそのまま、送っちゃいました。

 

ps 取り敢えず適当に四体送って見ました。これからも、ちょくちょく増えると思うから安心してください。後、宝具に関してはちゃんと使えるには使えますが、今の貴方には宝の持ち腐れです。なので、丁度本家の人達がいるので鍛えてもらうよう頼んでおきました。取り敢えず、頑張ってください。

 

by 神様より

 

…………って

 

「なんじゃそりゃ!!!」

 

と思わず、叫んでしまった。

 

まぁ、取り敢えず無事に転移できたし、宝具も使えるのなら問題はない。

 

取り敢えず、今後どうするかをサーヴァント達と話し合うことにした。

 

ちなみにだが、サーヴァント達はそのことを全部ご存知で承諾済みとの事

 

聖杯戦争で、殺し合いばかりして飽きていたところなんだとか。

 

とはいえ、アニメであれ程殺伐としていたのに嘘みたいにみんな仲が良い。まぁ、金ピカ王の態度は相変わらずだが

 

今後についてだが、まずは住む家を確保することになった。

 

今は、俺を含めて五人だが、今後、サーヴァントとが召喚されるとなるとそれなりの広い家が必要なる。

 

なので、どこか広い土地を買って家を買おう。ということになった。

 

なに、どうせなら商店街か、大型スーパーが近くにあるところがいい?

 

by アーチャー

 

え、近くに魚が釣れるところがあるといい? by ランサー

 

なになに、近くに飲食店、特に食べ放題がある所の近くがいい?

 

by セイバー

 

ん、歓楽街が近くにあれば問題はない。 by 金ピカ王

 

それぞれ、求めるものが個性的すぎて探すのに困った。

 

結果はどうか?

 

ありましたよ。東京に。

 

しかも、超高級住宅街に。

 

不動産屋を駆け巡ったかいがあった。

 

戸籍や住民票、お金はどうしたかって?

 

戸籍や住民票はありました。どうやら、神様が作ってくれたみたいで、ザーヴァント達の分もきちんと有りました。

 

お金に関しては、ギルガメッシュが王の財宝の中から宝石や金銀を取り出して、質屋で換金した。

 

なんで、そんなに持ってるのか気になって聞いたら、全部、賭博で得たものらしい。

 

それなら、問題ないね!(自暴自棄)

 

 

さて、土地は手に入ったが肝心の家がない。

 

そんな時、ランサーが「俺たち五人でつくちゃえばよくね?」と言い出し、俺は、素人にそれはいくらなんでと無理だろと思ったのだが、他の三人は思いの外、ランサーの意見に賛成だった。

 

結局、家は自分たちで作るということになった。

 

まず、アーチャーが家の設計図を書き、必要な道具を投影する。

 

次に必要な木やセメント、レンガなどの材料をギルガメッシュが大量に買い付け、王の財宝の中にしまう

 

ランサーとセイバーは寸法通りに木を切って行く。その光景なのだが、セイバーはエクスカリバー、ランサーはゲイボルクを使うなど、とてもシュールな光景だった。

 

まさか、伝説の武器をそんなことに使うなんて誰も思ってもみないだろう。

 

そんな中、俺ができる事と言えば、セメントと水を混ぜたり、レンガを積み上げるなど、すごく地味な作業である。

 

そんな感じで、着々と進んだ結果、わずか一週間あまりで家が完成してしまった。

 

見た目は、中世ヨーロッパと現代の家を足した三階建ての家である。

 

しかし、この家、なにかとハイスペックなのだ。

 

色々ありすぎて、まだ把握しきれていない。

 

取り敢えずわかっているなら、地下室がある事と映画館やトレーニングジム、プールがある事だ。

 

ギルガメッシュが大量の座椅子を買ってきたり、筋トレマシーンを用意していた理由はこれか。なんか、生き生きしていたのは気のせいだと思う。

 

それと、セイバーがアーチャーに頼んで低酸素部屋とやらを作らせたらしいのだが、なにに使うかは教えてくれなかった。なんとなくだが、嫌な予感がする。

 

ランサーは家が出来ると、直ぐに釣りに出かけていった。新築祝いに大物を釣ってくるとのこと。

 

アーチャー曰く、新築祝いにを兼ねて宴会をするらしい。

 

もう既に、酒を飲んで宴会をしている人物がいるのだが、気にしない気にしない。

 

俺とアーチャーは宴会の料理を作るために買い物に出かけた。アーチャーの料理の腕前はアニメを見てわかりきっているが、俺自身も料理は割と好きな方なのでアーチャー程ではないが自信はある。

 

いざ、スーパーに着くとアーチャーは目を輝かせて、次々に食材をカゴに入れて行く。

 

人生で初かもしれない。食材だけで三万円も使うのは。

 

さすがに、買いすぎじゃないかとアーチャーに問い詰めたが、「今にわかる」と淡々と語った。

 

この時の、俺は忘れていた。

 

ブリテンの王はとても腹が空いている事を。

 

それを思い出すのは、宴会が終わる直後で今は知る由もない。

 

 

買い出しは完了したのだが、大量の食材を持つのがつらくて家に着くのに30分はかかってしまった。

 

途中で、「情けないぞ」と軽々しく持つアーチャーに飽きられてしまった。

 

ここでも、俺は忘れていた。

 

自分にはギルガメッシュの宝具、王の財宝が使える事を。

 

それを思い出したのは、家に着いた時だった。

 

しばらく凹んだが、鍛錬になったと思えば気が楽になった。

 

丁度、ランサーも釣りから帰ってきたところで、どうやって釣ったのかは知らないが、200キロはありそうな本鮪が一匹ぶら下がっていた。

 

え、釣りをしてた時、たまたま漁師と仲良くなって一緒に漁に出たら、たまたまマグロの群れにあたった?

 

そんで持って、一匹分けてもらったと。

 

………ははは……もう、何にも言えねぇ。

 

なんか、セイバーが「マグロ!マグロ!」とはしゃいででる気がするんだが、気のせいだよね。

 

まぁ、取り敢えず、調理しますか。

 

え、マグロといえば寿司?はいはい、作りますよ。

 

え、兜焼きも?はいはい

 

ん、ひれ酒を頼む?

 

わかったから静かにテレビでも見といてくれ。

 

こうして、守とサーヴァント達の新築祝いにも兼ねた宴会が開かれ、その宴は朝まで続くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。