人生っていうのは何が起こるのかわからない。
いきなり何言ってんだと思うかもしれないが、今の状況を説明せよとなると、これ以上にしっくり来るものはない。
「
「甘い!
「刺し穿ち、突穿つ。
「
「ぎゃー!!!!」
目の前で繰り広げられる、
さて、どうしてこううなったのか。
それは、数年前に遡る
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
実はというと、俺こと新城護は転移者だ。
死ぬ間際に、猫を庇ってトラックにひかれて死亡したのだが、その時助けた猫が神様の使いだったため、お礼に転生させてもらうことになった。
神様にどの世界がいいかと聞かれ?
生前ハマっていた、魔法科高校の劣等生の世界にいいと答え、ついでに特典は何がいいとも聞かれたので
「じゃあ、Fateのサーヴァント達の宝具をお願いします」
とお願いして、いざ、転生!
ということになったのだが……
「よう、お前がマスターか?」
「問おう、貴方が私のマスターか」
「君が、今宵のマスターかね」
「貴様が我のマスターか」
と何故か、宝具ではなく英霊が付いてきてしまった。
どうなってるんだ一体?
と思ったら、手紙が落ちてた。
宛先は俺、差出人は神様
真ん中に必読とでっかく書いてあったので、渋々読むことにした。
なになに、転生は色々とめんどくさいので転移させることにしました。副作用で若干若返ると思うけど、害はないので大丈夫。それと、特典についてなんだけど、Fate?とかいうアニメ見たけど、よくわからないからとりあえず全部あげちゃえと思ったんだけど、少しミスちゃって、そちらの世界でいう英霊?をそのまま、送っちゃいました。
ps 取り敢えず適当に四体送って見ました。これからも、ちょくちょく増えると思うから安心してください。後、宝具に関してはちゃんと使えるには使えますが、今の貴方には宝の持ち腐れです。なので、丁度本家の人達がいるので鍛えてもらうよう頼んでおきました。取り敢えず、頑張ってください。
by 神様より
…………って
「なんじゃそりゃ!!!」
と思わず、叫んでしまった。
まぁ、取り敢えず無事に転移できたし、宝具も使えるのなら問題はない。
取り敢えず、今後どうするかをサーヴァント達と話し合うことにした。
ちなみにだが、サーヴァント達はそのことを全部ご存知で承諾済みとの事
聖杯戦争で、殺し合いばかりして飽きていたところなんだとか。
とはいえ、アニメであれ程殺伐としていたのに嘘みたいにみんな仲が良い。まぁ、金ピカ王の態度は相変わらずだが
今後についてだが、まずは住む家を確保することになった。
今は、俺を含めて五人だが、今後、サーヴァントとが召喚されるとなるとそれなりの広い家が必要なる。
なので、どこか広い土地を買って家を買おう。ということになった。
なに、どうせなら商店街か、大型スーパーが近くにあるところがいい?
by アーチャー
え、近くに魚が釣れるところがあるといい? by ランサー
なになに、近くに飲食店、特に食べ放題がある所の近くがいい?
by セイバー
ん、歓楽街が近くにあれば問題はない。 by 金ピカ王
それぞれ、求めるものが個性的すぎて探すのに困った。
結果はどうか?
ありましたよ。東京に。
しかも、超高級住宅街に。
不動産屋を駆け巡ったかいがあった。
戸籍や住民票、お金はどうしたかって?
戸籍や住民票はありました。どうやら、神様が作ってくれたみたいで、ザーヴァント達の分もきちんと有りました。
お金に関しては、ギルガメッシュが王の財宝の中から宝石や金銀を取り出して、質屋で換金した。
なんで、そんなに持ってるのか気になって聞いたら、全部、賭博で得たものらしい。
それなら、問題ないね!(自暴自棄)
さて、土地は手に入ったが肝心の家がない。
そんな時、ランサーが「俺たち五人でつくちゃえばよくね?」と言い出し、俺は、素人にそれはいくらなんでと無理だろと思ったのだが、他の三人は思いの外、ランサーの意見に賛成だった。
結局、家は自分たちで作るということになった。
まず、アーチャーが家の設計図を書き、必要な道具を投影する。
次に必要な木やセメント、レンガなどの材料をギルガメッシュが大量に買い付け、王の財宝の中にしまう
ランサーとセイバーは寸法通りに木を切って行く。その光景なのだが、セイバーはエクスカリバー、ランサーはゲイボルクを使うなど、とてもシュールな光景だった。
まさか、伝説の武器をそんなことに使うなんて誰も思ってもみないだろう。
そんな中、俺ができる事と言えば、セメントと水を混ぜたり、レンガを積み上げるなど、すごく地味な作業である。
そんな感じで、着々と進んだ結果、わずか一週間あまりで家が完成してしまった。
見た目は、中世ヨーロッパと現代の家を足した三階建ての家である。
しかし、この家、なにかとハイスペックなのだ。
色々ありすぎて、まだ把握しきれていない。
取り敢えずわかっているなら、地下室がある事と映画館やトレーニングジム、プールがある事だ。
ギルガメッシュが大量の座椅子を買ってきたり、筋トレマシーンを用意していた理由はこれか。なんか、生き生きしていたのは気のせいだと思う。
それと、セイバーがアーチャーに頼んで低酸素部屋とやらを作らせたらしいのだが、なにに使うかは教えてくれなかった。なんとなくだが、嫌な予感がする。
ランサーは家が出来ると、直ぐに釣りに出かけていった。新築祝いに大物を釣ってくるとのこと。
アーチャー曰く、新築祝いにを兼ねて宴会をするらしい。
もう既に、酒を飲んで宴会をしている人物がいるのだが、気にしない気にしない。
俺とアーチャーは宴会の料理を作るために買い物に出かけた。アーチャーの料理の腕前はアニメを見てわかりきっているが、俺自身も料理は割と好きな方なのでアーチャー程ではないが自信はある。
いざ、スーパーに着くとアーチャーは目を輝かせて、次々に食材をカゴに入れて行く。
人生で初かもしれない。食材だけで三万円も使うのは。
さすがに、買いすぎじゃないかとアーチャーに問い詰めたが、「今にわかる」と淡々と語った。
この時の、俺は忘れていた。
ブリテンの王はとても腹が空いている事を。
それを思い出すのは、宴会が終わる直後で今は知る由もない。
買い出しは完了したのだが、大量の食材を持つのがつらくて家に着くのに30分はかかってしまった。
途中で、「情けないぞ」と軽々しく持つアーチャーに飽きられてしまった。
ここでも、俺は忘れていた。
自分にはギルガメッシュの宝具、王の財宝が使える事を。
それを思い出したのは、家に着いた時だった。
しばらく凹んだが、鍛錬になったと思えば気が楽になった。
丁度、ランサーも釣りから帰ってきたところで、どうやって釣ったのかは知らないが、200キロはありそうな本鮪が一匹ぶら下がっていた。
え、釣りをしてた時、たまたま漁師と仲良くなって一緒に漁に出たら、たまたまマグロの群れにあたった?
そんで持って、一匹分けてもらったと。
………ははは……もう、何にも言えねぇ。
なんか、セイバーが「マグロ!マグロ!」とはしゃいででる気がするんだが、気のせいだよね。
まぁ、取り敢えず、調理しますか。
え、マグロといえば寿司?はいはい、作りますよ。
え、兜焼きも?はいはい
ん、ひれ酒を頼む?
わかったから静かにテレビでも見といてくれ。
こうして、守とサーヴァント達の新築祝いにも兼ねた宴会が開かれ、その宴は朝まで続くのだった。