ワールドトリガー〜黒の十字部隊〜   作:switch4242

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前書きって何書けばいいか悩んでます。投稿主のswitchです。
イレギュラーゲート編、中学校での戦闘シーンとメガネとの会話パートの第二話です。




イレギュラーゲート②

<三門市立第三中学校 校舎裏>

 

 

 アレンが攻撃態勢をとったのを感知してモールモッド一体が鎌のような爪を振り下げてきた。

 

 

「スラスターオン」

 

 

 アレンはすかさず右手のレイガストで攻撃を往なし、スラスターを駆使しモールモッドの下へ潜り込みながらトリオンキューブの弾丸を撃ち出した。

 

 

「アステロイド」

 

 

 放たれたアステロイドはモールモッドの装甲を貫き、活動を停止させた。

そこへもう一体のモールモッドが突撃して来た。

 

 

「足元には注意ですよ、メテオラ」

 

 

 次の瞬間、突撃して来たモールモッドの足元が爆発した、一体目を倒す時にあらかじめ炸裂弾の『メテオラ』をばらまいていたのだ。

 

 

「はい、止め」

 

 

 動けなくなったところにレイガストを急所の目玉に刺し二体目も倒した。

 

 

「さてと、あと二体ですね。」

 

 

 アレンはレーダーを確認せずに残りのトリオン兵の数を言い当てた。

これがアレンの左眼の能力、本来は『相手の魂を読み取る』サイドエフェクトなのだが

アレンは、この力を応用して『トリオン反応を読み取る』ことも出来る。今はトリオンを読み取りトリオン兵の位置を視たのだ。

 

 

「マズい! 校舎の中に!」

 

 

 学校の中に侵入したトリオン兵と、もう一つトリオン体が視えたアレンは駆け出した。

 

 

 

———————三門市立第三中学校 校舎内

 

 

 

『ドスッ』

 

 

「かはっ!」

 

 

 モールモッドの攻撃を受けた三雲修はトリオン体が砕け換装が解けてしまった。

 

 

(変身が…解けた!)

 

 

 その場に膝をついて動けない修にモールモッドは近づいてきた。

 

 

「ッツ!」

 

 

(……空閑の言う通り、C級の僕じゃ勝てないのか…)

 

 

 モールモッドはそのまま無数の爪を修めがけて振り下ろした。

 

 

(死……!)

 

 

「『盾』印 二重」

 

 

 ガギンッと音を立てモールモッドの爪は緑色の膜によって止められていた。

 

 

「無事か?オサム」

 

 

「空閑!?」

 

 

 修の目の前には同じクラスで昨日警戒区域でバムスターを撃破した少年、空閑遊真がいつの間にか立っていた。周りの膜は遊真のトリガーのシールだったのだ。

 

 

「話は後だ…おまえのトリガー、ちょっと借りるぜ」

 

 

 そう言った遊真の手には先ほど修が使っていたトリガーを持っていた。

 

 

「トリガー 起動」

 

 

 遊真はトリガーを起動して武器を構え、モールモッドは遊真に対して四本の爪で攻撃を始めた。しかし、モールモッドの攻撃を遊真は避けながら腕を破壊した。

後ろに回った遊真は背中から真っ二つにモールモッドを切り裂いた。

活動を停止したことを確認した遊真は換装を解いて修に近づこうとした時、、、

 

 

「…空閑、まだだ!」

 

 

「!『盾』印 二重」

 

 

 窓側から登ってきたモールモッドに気づいた修が遊真に向かって叫んだ、遊真もシールドを展開して攻撃をなんとか防いだ。

 

 

「まだいたのか、でもこれで…」

 

 

『…伏せろユウマ!何かが飛んでくる!』

 

 

 攻撃に移ろうとした遊真に、お目付け役のレプリカが慌てて指示を出した。

次の瞬間、窓に張り付いたモールモッドを貫通し、伏せた遊真の頭上を凄い勢いで通り過ぎて、

柱に突き刺さった。それは今遊真の持つ武器と同じレイガストであった。

 

 

「い、今のは何だ?」

 

 

「おー、凄いな。モールモッドの急所を打ち抜いてる…ほいオサム、トリガーは返すぞ」

 

 

 今度こそトリオン兵がいなくなったのを確認した修達、そこへ窓からアレンが入って来た。

 

 

「君たち、無事ですか!?」

 

 

「は、はい。大丈夫です!助かりました。C級隊員の三雲修です」

 

 

 声をかけられた修は、助けてくれたアレンに感謝を述べ、自分がC級である事を話した。

 

 

「…そうですか。すみません、到着が遅れてしまって。でも助かりましたありがとう修。

とりあえず、ここから出ましょう」

 

 

『…ユウマ、ここは彼の指示に従おう、先程の投擲も彼のものだろう』

 

 

「(なるほど、了解だレプリカ)ありがとうございます、ボーダーの人」

 

 

「どういたしま…!君は」

 

 

 遊真のことを見たアレンは驚きを隠せなかった。彼の左眼が反応したのだ。

 

 

「どうしたの?」

 

 

「…いえ、何でもありません。僕はアレン・ウォーカー」

 

 

「俺は空閑遊真、よろしくアレン先輩」

 




読了ありがとうございました。
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