今日も今日とて和やかな昼下がり。冬の中頃であるとはいえ頭上の空は晴れやかな晴天で、地上を照らす太陽も柔らかく明るく、少しだけ温かい。
多くの人間や亜人や異形やアンデッドたちが賑わい豊かに闊歩する街の中で、目つきの悪い一人の少女が憂鬱な空気を背負い込んで重たいため息を吐き出していた。
彼女の名はネイア・バラハ。
ローブル聖王国に属する聖騎士見習いである従者である。
何故聖王国の人間である彼女がここ魔導国に来ているのかというと、簡単に言えば魔導国の力を借りに来たのだ。いや、もう少し正確に言えば、魔導国を統べる魔導王の配下となった漆黒の英雄と呼ばれる冒険者モモンを聖王国に派遣してほしいと頼みに来たのである。
現在聖王国はヤルダバオトと名乗る凶悪な悪魔に率いられた亜人たちの軍勢によって壊滅の危機に瀕していた。
聖王国は地形の関係で勢力が北と南に別れており、壊滅状態に陥っているのは未だ北のみで南はほぼ無傷の状態が続いている。しかしそれも時間の問題であり、南の軍勢だけでヤルダバオトたちをどうにかできるとも思えなかった。
だからこそネイアを含む聖王国の聖騎士たちは、使節団として一番近いリ・エスティーゼ王国に救援を求めに行ったのだが、王国の貴族たちには少しも取り合ってもらえず、王国のアダマンタイト級冒険者の“蒼の薔薇”にも聖王国に来てらうことを拒否されてしまった。
これからどうすれば良いのかと途方に暮れる中で“蒼の薔薇”から提案されたのが、この魔導国に救援を願い出たらどうかというものだった。
魔導国にはヤルダバオトを退けたことがあるという冒険者モモンがいる。モモンが聖王国に来てくれれば、もしかすれば聖王国を救うことができるかもしれない……。
そんな一縷の望みを胸に抱いて魔導国を訪れ、驚いたことにその日の翌日には魔導王への謁見が許されたのだった。
ネイアはつい先ほど終わったばかりの謁見の間でのことを思い出して、思わず小さく身を震わせた。
謁見の間の前で待っていたのはアルベドという絶世の美女で、謁見の間で相見えたのは噂通りアンデッドである魔導王だった。
初めて見る魔導王というアンデッドは、ネイアが思い浮かべるものとは全く違って神々しさすら感じられる超越者であり、白骨の口から零れ出る声音も叡智溢れる落ち着いたものだった。
言葉の内容もひどく理性的で、王者としての威厳だけではなく他国の人間である自分たちへの配慮まで含まれた暖かなものだった。
最終的に自分たちの希望は聞き届けられ、冒険者モモンは聖王国に派遣されることとなった。
ならば何故ネイアの表情がこんなにも憂鬱なものになっているのかというと、冒険者モモンが派遣されるのが今から二年も後であるからだった。
最初は五年後だったところを、副団長であるグスターボの説得やネイアの命を張った哀願によって二年に短縮はされた。しかしそれによって団長であるレメディオス・カストディオの怒りに触れることになり、ネイアは彼女が落ち着くまで一人街中で暫く時間を潰さざるを得なくなっていた。
穏やかな街並みや行き交う多くの存在たちを眺めながら、これからの事をぼんやりと考える。
魔導王との会談により、冒険者モモンは二年後に聖王国に救援として来てくれる。しかし、いくら短縮してもらえたからと言って、どう考えても二年後では間に合わなかった。聖王国では今も多くの人々が亜人や悪魔たちと戦っており、いつ総崩れとなってしまうか分からない状況だ。二年どころか一年持ち堪えられるかもひどく怪しい。
しかし現状これ以上の対策など浮かばず、ネイアはもう一度大きなため息を吐き出していた。
「……随分と重い溜息だな」
「っ!!?」
突然聞こえてきた声に、ネイアは思わずビクッと身体を跳ねさせた。
聞き間違えようはずもない、先ほどの声は聞き慣れたものではなかったが、つい先ほどまで確かに聞いていた声だった。
しかしその声の発生源は周りには見当たらない。
もしかしたら魔法なのかもしれないと内心で判断しながら、ネイアは姿の見えぬ声の指示に従って裏通りへと足先を向けた。
辿り着いた裏通りは薄暗いことも汚らしいこともなかったが、やはり人通りはなく自分以外の人影は見られない。
ここならば大丈夫だろうと判断すると、ネイアは足を止めて勘に従って後ろを振り返った。
「魔導王陛下、どうしてここに? それに姿が見えないのは魔法ですか?」
「なるほど。嫌に素直に話を聞いたと思ったら、私が誰だか分かったからか」
納得の声とほぼ同時に、何もない空間がゆらりと揺らめく。
姿を現したのは漆黒のローブを身に纏った骸骨……このアインズ・ウール・ゴウン魔導国の王であるアインズ・ウール・ゴウン魔導王その人だった。
ネイアは反射的に膝をつくと深く頭を下げていた。
「はい、仰る通りです。それで……お供は……どこにいらっしゃるのですか?」
「いや、いない。供がいては少々面倒なことになるからな」
「そ、それは一体……?」
「ふむ……。私は内密にお前の団長と話がしたい。呼び出してほしい……。いや、部屋まで……部屋の窓を開けてくれるか? そちらから入ろう」
魔導王からの依頼は何とも不可思議なものだった。
しかしネイアに魔導王からの依頼を断ると言う選択肢など存在しない。
もし依頼を断ったとして、魔導王からの印象を悪くさせたり機嫌を損ねられてしまっては元も子もないのだ。
内密に話したいというものが一体何なのかは想像もできなかったが、ネイアは素早く立ち上がって一つ頷いた。
「畏まりました。では早速、団長の部屋の窓を開けて参ります」
ネイアはもう一度深く頭を下げると、魔導王の横をすり抜けて駆け出した。
ネイアや団長を含め、使節団が泊まっている宿は、この都市の中では一番格式高い“黄金の輝き亭”という宿だ。
当然勢いよく店内へ飛び込むわけにも、店内を走るわけにもいかない。しかしのんびり歩くこともまたできるわけもなく、ネイアは急ブレーキをかけて一度止まってから扉を開けると、続いてできるだけ速足で店内を進んでいった。店員から若干冷めたような視線を向けられたような気もするが、そんなことを気にしている余裕などない。
一直線に借りた部屋に向かうと、素早くノックしてそのまま扉を開けようとした。
しかし掌に感じられたのはロックされた硬い感触。
鍵が閉められているという思っても見なかった状況に一瞬頭が真っ白になりながら、ネイアは縋りつくように再び素早くノックした。
「従者ネイア・バラハです! 開けて下さい!」
逸る心を抑えながら待っていれば、一拍後ゆっくりと扉が開いて一人の聖騎士が顔を覗かせてくる。
ネイアは手短に礼だけ言うと、すぐさま他の聖騎士たちと部屋の奥にいたレメディオスの元へと駆け込んだ。
「お話し中、失礼いたします。魔導王陛下が参られます。内密の話がしたいとのことです」
突然戻ってきたネイアに驚愕の表情を浮かべていた面々が、すぐに彼女の背後へと視線を向ける。しかし当然そこには誰もおらず、ネイアは部屋の中を突っ切って大きな窓へと向かった。咄嗟に制止の声を上げてくる聖騎士の言葉を無視して窓を開けると、そのまま身を乗り出してどこかにいるであろう魔導王へと大きく腕を振る。
何も知らない者にとっては中々に奇怪な行動であっただろう。
室内にいた聖騎士たちもそう感じたようで、ネイアはすぐさま襟首を掴まれて室内へと引きずり戻された。
「何をしている、従者バラハ! 窓を不用意に開けるとは…、それにどこに魔導王がいると言うのだ!」
聖騎士の一人がネイアの襟首から手を離しながら顔を真っ赤にして怒鳴りつける。
しかし幸か不幸か、それはすぐさま止められることとなった。
「それぐらいにしておけ。お前たちのルールを破ったのは、私の願いを聞き届けてくれたからこそ。責めるのであれば私を責めてもらおう」
威厳ある静かな声が聞こえてきたのは、ネイアが開け広げた窓の外。
反射的にそちらに視線を向ければ、魔導王が窓に足をかけてゆっくりと室内へ入ってくるところだった。
ビロードのような艶やかな輝きの光を宿した漆黒のローブがふわりと揺らめき、全員の視界を深く彩る。
魔導王は完全に室内に足を踏み入れると、改めてこの場にいる全員に眼窩の紅の灯りを向けた。
「ふむ……、驚かせてしまったようで悪いな。内密の話がしたくて来させてもらった。窓から入るとは礼儀知らずの行為だが、これしかなかったのだと理解してほしい。……彼女には悪いことをした。………アインズ・ウール・ゴウン魔導王である」
一瞬眼窩の灯りがネイアに止まり、次にはレメディオスや他の聖騎士たちへと向けられる。続いて王者の風格と共に上げられた名乗りに、ネイアや聖騎士たちは全員が片膝をついて頭を下げた。
「良い、……立つが良い。あまり時間はないのでな。カストディオ団長殿、話をしても良いか?」
「我々に異論などありません。それではこちらにどうぞ」
立ち上がった聖騎士たちがすぐさまテーブルや椅子などの準備を始める。
テーブルの上に並べられていた大量の資料を片付け、不要な椅子を下げて並び直していく。
ネイアを含んだ聖騎士たちは壁に並び立ち、椅子に座るのは魔導王とレメディオスとグスターボのみ。しかしテーブルを挟んで向かい合うように座っている魔導王の横には、魔導王の要望により一つの空席も用意されていた。
あの椅子に何の意味があるのだろう…と内心で首を傾げながら、そういえば謁見の間でも二つの玉座が存在していたのをネイアは思い出していた。
魔導王が座っていた煌びやかな黄金の玉座と、まるで黒曜石で作られたような空席の漆黒の玉座。
あの時も不自然さを感じて凝視してしまっていたのだが、今回も不自然さに自然とその空席に視線を引き寄せられてしまっていた。
「それでは魔導王陛下、敢えて……単刀直入に質問をさせて頂くことをお許しください。突然、私どもの宿にやってこられたのはどういう訳でしょうか?」
まるで彼らの視線をこちらに集中させるようにグスターボが口を開く。
ハッと我に返って魔導王たちを見れば、レメディオスとグスターボが強い視線で魔導王を睨むように見つめていた。直属の上司たちの様子に、ネイアや他の聖騎士たちも自然と魔導王へと視線を集中させる。
「勿論だ。あの時も言ったが、私は持って回った言い方はあまり好まない。曲解したり、間違った理解をされたりするものだからな」
魔導王はまるで一息入れるように息をつくような仕草をして見せると、椅子の背もたれに深く背を預けながら肘掛に肘をついて骨の両手の指を組んだ。
「あの場にはアルベドもいたため話せなかったのだが、このままヤルダバオトが世界を騒がせ続ければ我々としても少々不都合が出てくるのだ。モモンを派遣するのは二年後と決まったが、その前に君たちが一つ要求を呑んでくれるのであれば、モモンに匹敵する人物を直ちに聖王国に派遣するのもやぶさかではない」
「不都合……? それは、一体どういう意味なのでしょうか?」
「………君たちは“
レメディオスは堂々と首を傾げ、ネイアは内心で首を傾げる中、グスターボや他の聖騎士たちは大きく頷いていた。
どうやら魔導王が口にした“災華皇”という人物は中々の有名人であるらしい。
「お名前だけは存じております。魔導王陛下と同じく、このアインズ・ウール・ゴウン魔導国を支配している方だとか…」
グスターボの言葉にレメディオスとネイアが驚愕の表情を浮かべる。しかし魔導王はそれに気が付いているのかいないのか、変わった様子もなく大きく頷いて返してきた。
「副団長殿が言った通り、災華皇ウルベルト・アレイン・オードルは私と同じ魔導国の王であり、私の大切な友人である。今までは内政の方に集中してもらい国が落ち着いたら改めて外に出て貰おうと思っていたのだが、ヤルダバオトがこのまま世界を騒がせ続ければ、それも当分できなくなってしまう可能性があるのだよ」
「それは……、いずれヤルダバオトが魔導国に侵攻してくれば国の情勢が崩れるから、ということでしょうか……?」
「いや、それ以前の問題だ。ヤルダバオトが殺戮を繰り広げている時点で、友を外に出す我々の計画が大幅に遅れてしまうのだよ」
魔導国であろうとなかろうと、ヤルダバオトが暴れては外に出られない人物……。
一体どんな人物なのだろう…とネイアは頭を悩ませた。
普通に考えれば怖がりな人物やか弱い人物が一番初めに頭に浮かぶが、多くの強力なアンデッドたちを支配している魔導王の友人であり、同じ王を名乗る人物がそうであるとは非常に考え辛い。では他にどんなことが考えられるだろう…と思考を巡らせるも、残念ながらネイアの頭では全く想像もできなかった。
しかし一人だけ、何やら思い至ることができたようだった。
この使節団の頭脳と呼ぶべきグスターボだけが、顔面を蒼白にして驚愕に見開かせた目で魔導王を凝視していた。
「へ、陛下……。まさか…災華皇、陛下……とは……」
「流石に察しが良いな。……そう、我が友ウルベルト・アレイン・オードルはヤルダバオトと同じく……悪魔だ…」
「「「っ!!」」」
部屋の空気が一気に張りつめ、この場にいる全員に緊張が走る。中でもレメディオスの形相が鬼のように変わり、拳だけでなく全身をブルブルと震わせていた。まるで身体全体が怒りと憎しみを表しているかのようで、比較的遠くに立っているネイアですらひどく息苦しく感じられるほどだった。隣に座っているグスターボは気が気ではないだろう。
しかし対面に座っている魔導王だけが変わらぬゆったりとした動作で再び口を開いた。
「私はアンデッドであり、友は悪魔……。どちらも一般的には生者を憎む存在だ。アンデッドである私だけでも民たちに与える衝撃は大きく、友まで支配者として表に出すわけにはいかなかった」
何を考え、何を感じているのか……。
魔導王の声音は謁見の間の時や今までと違ってどこまでも静かで抑揚がない。淡々と語られる魔導王の話の内容はとても分かりやすく、また理解できるものだった。
アンデッドが王として君臨すると言うだけでも、人間だけでなく亜人や他の多くの種族たちは大きな衝撃を受けたという。人間の世界で英雄として大きな信頼を持っていたモモンを配下に迎えることである一定の落ち着きを取り戻すことには成功したが、謁見の間でも言っていたように完全な平穏にはまだまだ時間がかかる。そのため、魔導王や配下のシモベたちはもう一人の支配者については取り敢えず名だけを世界に知らせることにし、その存在についての詳しい情報についてはアンデッドという存在がある程度受け入れられて悪魔という存在も新たにを受け入れられる体制になってから公表することにしたのだという。
「我々にとってはヤルダバオトというよりも悪魔という存在が騒動を起こしていること自体が気に入らないのだよ。我が友も、早く外に出たいと騒いでいるのでね。彼を宥めている私としては是非とも君たちには早急にこの件を解決してほしいのだよ」
「………なるほどな、それが理由で我らに協力的だったという訳か…」
相手が一国の王だということも忘れ、レメディオスが粗野な口調で魔導王を睨み付ける。
魔導王は今まで通り気にした様子もなく変わらぬ態度で座っていたが、慌てたのはグスターボや他の聖騎士たちだった。
「わ、我々としても魔導王陛下のお考えはとても有り難く心強いものです! しかし、二点ほど確認したいことがございます。まずは先ほど仰られていた要求とは一体何であるのか。そしてもう一つは、派遣して頂けるというモモン殿に匹敵する力を持つ人物とは誰なのかについてです」
魔導王の申し出の理由や考えは分かった。聖王国側にしてみても非常に有り難いものではあったが、しかし要求の内容によってはどうしても呑めぬものもある。
「ふむ、その疑問も尤もだ。まずはこちらの要求についてだが、ヤルダバオトの配下の悪魔……そうだな、メイド悪魔を貰い受けたい」
魔導王の要求は意外の何物でもなかった。
魔導王の言によるとヤルダバオトは契約魔法か何かでメイド悪魔を支配下に置いている可能性が高いらしく、その術式を奪ってメイド悪魔をこちらの支配下に置きたいらしい。初めに“ヤルダバオトの配下の悪魔”と言ったのも、メイド悪魔がいない場合や、メイドの姿をしていない可能性を考慮したためだろう。
「あぁ、そうだ。何か特定のアイテムで支配しているかもしれないので、ヤルダバオトの持っているアイテムの内、聖王国の物であると判断できない物は私の物にするという条件も、だ。下手をしたら聖王国内で暴れたメイドを魔導国が引き取ることになるのだが、その際は魔導国の支配下に入ったということで怨みは忘れてくれ」
「………我が国で暴れているかもしれない者たちを許せと?」
「それ以外に聖王国から貰えそうな物もないのでね。それとも何か提供できる物でもあるのかね?」
苦々し気に表情を歪めて黙り込むレメディオスに、すぐさまグスターボからフォローが入る。
「陛下、当事者でない私たちが被害を受けている者たちに怨みを忘れてもらうというのは難しいと、団長は言いたかったようです」
「その程度は努力し、説得しろ」
冷徹な声音で魔導王がきっぱりと言い捨てる。
暫く続く、痛いほどの静寂。
誰もが固唾を呑んで見守る中、ネイアはレメディオスがチラッと目だけでグスターボを見つめたのが分かった。
あれは判断を任せるという無言の合図であり、ネイアを含めてこの場にいる全ての聖騎士たちが知っているものだった。
「………それでは、私共としましては魔導王陛下のお言葉に全面的に従おうと思います」
「別に従わせようとしているのではなく、取引をしようということだったんだが、まぁ、構わない。さて、書面に起こすべきだが、今はそのための道具や印璽がない。後日、起こすとしよう。……王国の言葉で構わないかね?」
「読める者がおりますので、問題はありません。それでは陛下、もう一つ目の確認ですが、モモン殿に匹敵する人物とはどなたなのでしょうか?」
先ほども述べていたこともあり、グスターボの質問は至極尤もな問いだ。
しかし魔導王はここで初めてピクッと小さな反応を示すと、何とも言えない緊迫感のような空気を漂わせた。
魔導王はどうやっているのかは分からないが無いはずの肺でため息をつくと、次には気を取り直すように組んでいた手指を解いて小さく肩を竦ませた。
「……モモンに匹敵し、ヤルダバオトを倒せる人物など限られてくると思うがね。………君たちと行くのは我が友にして最強の
思わず絶句する中、ネイアは確かに魔導王が変化しないはずの骸骨の顔に苦笑の色を浮かべた様に見えた。
当小説では主人公であるはずのウルベルト様が全く出てきていないという事実……(汗)