※注意
この作品は一発ネタである。
ヒトは生まれながらにして不平等である。
幼少期の頃、自分が初めて知った事実だ。
僕はヒーローになりたかった。
オールマイトのようなヒーローになりたかったんだ。
僕は『
医者は言った。
『諦めた方がいいね』
『『無個性』のくせにヒーロー気取りかデク!!!』
母さんは泣いていた。
『ごめんね......出久......ごめんねえ!!』
............
僕はヒーローになりたかったんだ。
そもそも『
『個性』がなければ、それで等しく
たかが『個性』がないくらいで諦めたくはないんだ!!
僕はヒーローに......オールマイトみたいな、みんなを守れるぐらい強くてカッコいいヒーローになりたいんだ!!!
......
雪が降る夜。
『少年♡......傘もささずにどうしたのデスカ?』
『......おや、コレハコレハ......』
『『
僕は『
♦︎♦︎♦︎
「おいっ......『無個性』の緑谷。さっさと進路希望調査表を出せ」
俺、緑谷出久は、現在中学校の先生に叱られている。
「生憎と『無個性』なもんで決まらないんですよ」
わざわざ、先程教師が言った『無個性』という言葉を使って皮肉を言う。
それは、教師の怒りを買ってしまい、結局のところ帰るのが遅くなってしまった。
「......チッ、あのクソ教師め」
内心『たかが、個性持ち風情が』という言葉を吐き捨てたが、周囲の人間が騒いでるのに気づいた。
「おいおい、なにか祭りか?」
『
ヒーローたちがたった一人のヴィランに苦戦を強いられていた。
......その理由は......
(はあ......クソナードとか、デクとか言ってる癖にこの程度にやられるとか笑うどころか下らなさすぎてしらけるわ)
幼馴染の爆豪くんがなんかヴィランに捕まっていたからである。
幼少期から、俺は彼にいじめられてきた。
もちろん理由は『無個性』だからだ。
実にくだらない。
......だが......
「『
俺はヴィランに向かって千年公からもらった、『
蛾はヴィランを
ヴィランは爆豪くんの『個性』を使って攻撃するが、
ヴィランは痛みに耐えきれずに爆豪くんから離れると、突然人混みの中から巨体が飛び出してきた。
(あれは!?)
オールマイト。
かつて目指したヒーローであり、今現在は心底くだらないと思う相手。
彼は、ペットボトルの中にヴィランを入れて去って言ってしまった。
ニヤリ。
周囲の人により、『
「では、君の『個性』が彼を救ったんだね」
爆豪くんから俺のことを『無個性』だと伝えられているはずの警察官へ
「ハイ、僕の個性は『
ちょっと個性だったために、最近までわからなかったんですが、僕が『先生』と尊敬する方に教えられ、今のように使えるようになりました」
そう言ってごまかした。
母は俺に個性が発現したことに喜び、警察官は両親とは違う個性に首をひねりつつも、『無個性』だった思われた少年の苦労を鑑みてくれてすぐに取り調べから解放してくれた。
「......母さん」
俺はこの『個性』がバレてしまった以上覚悟を決めた。
「僕はヒーローになる」
♦︎♦︎♦︎
試験は......
「
大量の『
結果は入試で一位。
どうやら、オールマイトが雄英高校の先生になったらしい。
♦︎♦︎♦︎
体力テストでは......
「『
爆豪くんに絡まれながらも、50メートル走と反復横跳び以外はほぼ『
もちろん『イレイザーヘッド』の『個性』を警戒しながらだが......
♦︎♦︎♦︎
授業でも。
「コラッ、デク逃げんな!!!」
「逃げているつもりはないよっ爆発くんっ!!!」
ヴィランチームに分けられたことにより、『
そして、もう半分を服の中から爆豪くんへと特攻させた。
『
「よかったじゃないか......これで君もはれて『無個性』だ。さあ、そこで、『ワンチャンダイブ』なるものをしてくれないか?
『無個性』になったんだから、実証してくれないかな?」
そこで、爆豪くんが俺へと言っていた言葉を使って追い込んだところで俺たちヴィランチームが勝利した。
♦︎♦︎♦︎
あれから爆豪くんは俺に近づいて来なくなった。
よほど敗北したのが、辛かったのだろう。
そして、現在......
変態に襲われている。
「貴様のようなヴィランがいてたまるか......この世界の正義の為に死んでもらおう」
どうやら世間を賑わせているヒーロー殺しなるものらしいが、この辺一帯には人がいないので......
「はあ......生憎と俺はヴィランなんて矮小な存在ではないんだけど」
今の俺は『快楽のノア』ティキ・ミック。
彼の攻撃は俺の体をすり抜けた。
「なに?!」
彼の驚きとは裏腹に、やはり『
「どうやら、『イノセンス』関連でもなさそうだし、ちゃっちゃと殺させてもらおうかな」
『快楽のノア』に与えられる能力は、『万物の選択』。
この世の物である限り、たとえ『個性』であったとしても俺は触れるか触れないか選択することができる。
どうやら彼は逃げようとしているらしい。
だが、『無意味だ』。
彼の半径5メートル空間の『空気』を『万物の選択』を使って拒絶。
彼はもう籠の中の鳥のようなもの。
.........そして、彼に俺は近づいた。
もちろん俺の体から五センチくらいは『万物の選択』で空気に触れられるようにしてだ。
『万物の選択』
俺はそれを使って彼の体をすり抜けて『心臓』を握り潰した。
「千年公へと終了したってメールで送信ってあれ?」
プルルルルと鳴った電話。
そこには、『峰田実』の着信音が鳴った。
彼の話を聞くと、どうやら運動会の練習で女の子達の体操服がどれほど良いものなのかを力説された。
『.....って、おい聞いてんのかよ!!!』
「ごめんね、聞いてるよ、聞いてる」
ああ、こんな日常が素晴らしい。
でも、人殺しはやっぱり控えよう。
だって、失いたくないから。
ー設定ー
D.GRAY-MANと僕のヒーローアカデミアのクロス
『快楽のノア』へと設定を変更された緑谷くん。
オールマイトではなく、千年公に救われた。
一応雄英高校での『個性』は『
『
ありとあらゆるものを食べる蛾。
爆豪勝紀の『爆発』の個性に軽々と耐えうるほど硬く、そして鋭い為に戦闘では武器にも盾にも変わる。
デメリット
一匹一匹、成虫になるまで丁寧に育てなければならない。
医者は藪だったんじゃないかと曖昧に教師へと説明した。